楽天モバイルのオリジナルスマートフォンであるRakuten Handが今週も1位をキープしています。
それに続くのは楽天モバイル専売モデルのAQUOS sense4 lite楽天モバイルのオリジナルスマートフォンRakuten Mini、となります。
上位1位から3位までが楽天モバイルのオリジナルスマートフォン、専売モデルが占めている事から凄まじい勢いで「300万人まで1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要があった事が分かります。
Xiaomiが2021年2月5日に発売を開始したRedmi 9Tが初ランクインを果たしています。
SIMフリースマートフォンランキングになります。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 2/20
「BCNランキング」2021年2月8日から14日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
2021年2月8日週のSIMフリーAndroidスマートフォン売れ筋ランキングは、Tinno Mobile Technology「Rakuten Hand」が6週連続で首位を獲得した。6位にはXiaomi「Redmi 9T 4GB+64GB」がランクイン。2月5日発売の新機種で、TOP10入りは初。
1位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
2位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
3位 Rakuten Mini(Tinno Mobile Technology)
4位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
5位 A73(OPPO)
6位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
9位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
10位 A5 2020(OPPO)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210220_213945.html 様
1位はRakuten Hand。
先週の1位をキープ。
5週連続の1位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
3台ともにeSIMのみの対応になります。
元々税込み2万円丁度で発売されましたがポイントが多く現在のポイントは端末ポイントが19,999ポイント+「だれでも5,000ポイント」で24,999ポイントです。
ただでさえ安いのに4,999ポイント得をしまうのでRakuten Handに人気が集中しています。
スペックもSnapdragon 720Gを搭載しているのでサクサク動きます。
防水は防滴程度ですがおサイフケータイを搭載しているので日本では好まれる仕様になっています。
執筆時点では「入荷および配送時期は3月中旬以降の予定」となっています。
2位はAQUOS sense4 lite。
先週の3位から2位へランクアップ。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
長く支えてきたAQUOS sense3 liteが端末ポイントが無くなり、後継モデルのAQUOS sense4 liteは端末ポイントが15,000も付いて実質12,800円と破格の安さです。
Rakuten UN-LIMIT Vは価格やキャンペーンなどでお得な「第四のキャリア」ですがエリアの問題や圏外の問題があります。
当ブログではそのために「サブ回線」をオススメしてきましたが、1台のスマートフォンで2回線使うにはDSDV対応スマートフォンは必須です。
AQUOS sense4 liteはスペックの高さやDSDV対応なのでRakuten UN-LIMITをeSIMで契約して、現在使っているスマホから物理SIMを挿しかえればエリア問題も回避出来てオススメのスマートフォンです。
執筆時点では先週在庫切れだったのが復活して販売されています。
3位はRakuten Mini。
先週の2位から3位へランクダウン。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、色々な意味で世間を騒がせたRakuten Mini。
バンドの関係でオススメ出来るスマートフォンではありません(楽天モバイル解約後はただの音楽プレイヤー)が価格が1円と昔のRakuten Miniのバラマキを思い出させます。
それでも販売価格が1円なので極力支払いたくない方にはオススメ出来ます。
Rakuten Handは2万円支払って24,999ポイントで4,999ポイント得をします。
Rakuten Miniは1円支払って4,999ポイント得をします。
同じ4,999ポイント得をしてもRakuten UN-LIMIT V契約には初期手数料は無料なので1年間無料を含めても「1円だけ払えば」済むところが違います。
執筆時点では「在庫切れ」となっています。
4位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の5位から4位へランクアップ。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
執筆時点で価格は10,800円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大11,555円相当もらえるので損では無いですね。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
販路も多く、発売されてからすぐにSIMフリーランキングの常連になっています。
iPhone 12、iPhone 12 miniも販売されて昔に比べるとワイモバイルもスマートフォンのラインナップが充実してきました。
5位はA73。
先週の4位から5位へランクダウン。
OPPOのA73は2020年11月20日に発売されたばかりの日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
レザー調のポップなデザインは良いと思いますが、eSIM+物理SIMの特性上、気軽にSIMの入れ替えが出来ない点も個人的に良くないポイントです。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
楽天モバイルでRakuten UN-LIMIT Vを「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に契約して安くスマートフォンも購入したいなら執筆時点でお得な機種の1つです。
Rakuten UN-LIMITはeSIM対応なので契約時にeSIMで申し込む方が良いでしょう。
余った物理SIMには現在契約中のSIMを使う事で1台のスマートフォンで2回線持てて使い勝手が良いからです。
6位はRedmi 9T 4GB+64GB。
初ランクインで6位です。
Xiaomiが2021年2月5日に発売を開始したRedmi 9TはSnapdragon 662を搭載して価格は15,900円(税抜)と激安です。
トリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。
OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。
楽天モバイルで扱いが無ければRedmi 9Tの方がランクは上だったと思います。
7位はReno3 A。
先週の8位から7位へランクアップ。
先週圏外から久しぶりにランクインしてきたReno3 A(無印)もランクインの原因は楽天モバイルでしょう。
実質14,800円で内訳は端末ポイント20,000と「だれでも5,000ポイント」で現在での最大の25,000ポイントを受けられます。
楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要で「在庫切れ」を避けた結果伸びているものと考えます。
8位はAQUOS sense4。
先週の9位から8位へランクアップ。
待っていた人が多いSnapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4のSIMフリーモデル。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
9位はBASIO4(UQ mobile版)。
先週の圏外から9位へランクイン。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
UQモバイルのラインナップはAQUOS sense3 basicやBASIO4など低スペックでコストを抑えた機種が多いです。
まともなのはReno3 Aだけじゃないかと思えるほど酷いです。
店頭サポートや回線品質、2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀で特に3GBの「くりこしプランS」は価格は格安SIM並みの1,480円(税抜)です。
これだけ良い携帯電話サービスなのにどうしてスマートフォンのラインナップがここまで酷いのか不思議でなりません。
10位はA5 2020。
先週の7位から10位へランクダウン。
A5 2020も楽天モバイルを支えてきた主力機ですね。
執筆時点では実質2,020円で後継機のA73が実質5,800円なのでお得感が薄れてきましたね。
2019年5月13日発売ながらSnapdragon 665搭載とReno3 Aと同じCPUです。
おサイフケータイと防水が必要無ければ良いスマートフォンでしたが他でも「1円スマホ」が定着し古さを感じるスマートフォンになっています。
ただ物理SIM2枚対応のDSDV対応なので安く2枚の物理SIMを使いたいなら良い選択肢かもです。
ちなみにAndroid 10にメジャーアップデートは可能です。
OPPOのA5 2020も楽天モバイルでは執筆時点で「在庫切れ」となっています。
圏外へ行った機種は?
先週6位だったAQUOS sense3 liteが圏外へ行きました。
まぁ当然ですよね。
後継モデルのAQUOS sense4 liteが安く買えるのに旧機種のAQUOS sense3 liteを選ぶ理由が無いですから。
先週10位だったReno3 A(UQ mobile版)が圏外へ行きました。
これでトリプルランクインが今週は無くなりました。
UQモバイルのラインナップで一番まともなReno3 Aが圏外とは皮肉ですね。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが34週連続のダブルランクインになります。
Reno3 A強すぎです。
今週のピックアップ
初ランクインのXiaomi Redmi 9Tを紹介したいと思います。
6位 Redmi 9T スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日 | 2021年2月5日(日本) |
CPU | Snapdragon 662 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.53インチIPS液晶ディスプレイ 2340×1080解像度 アスペクト比 19.5:9 |
OS | MIUI 12 ( Android 10) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 162.3mm、77.3mm、9.6mm |
重量 | 198g |
メインカメラ | 48MP標準 F1.79 8MP超広角 F2.2 FOV:120° 2MPマクロ F2.4 2MP深度測定 F2.4 4眼構成 |
インカメラ | 8MP F2.05 |
充電とバッテリー | 6,000mAh USB Type-C 18W急速充電 |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/ B20/B26/B28/B38/B40/B41 |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | 非対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応 トリプルスロット |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | 防滴 |
カラーバリエーション | カーボングレー オーシャングリーン |
その他 | FMラジオ 赤外線ブラスター デュアルスピーカー |
価格(税込) | 17,490円 |
※横にスクロール出来ます。
このスペックで15,900円(税抜)と激安です。
FMラジオ、デュアルスピーカー、赤外線にも対応です。
6,000mAhの大容量バッテリーを搭載してデュアルスピーカーとなるとゲームに最適と思われがちですがSnapdragon 662なのでそこまではスペックが高いわけでは無いです。
発売されて間もないですが発売記念で1円で販売されていました。
現在買うならBIGLOBEモバイルで実質0円で販売されています。
今週の動向
上位1位から3位までが楽天モバイルオリジナルまたは専売モデルで楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要が大きく出たランキングになっています。
ランクインしている10機種の内、Reno3も取り扱いがあるので純粋な機種で考えるとRedmi 9T、AQUOS sense4、BASIO4以外は楽天モバイルで取り扱いがある機種になります。
今週も「在庫切れ」が多いですが、徐々に回復しつつあるように思えます。
実質0円以下で実用的なRakuten Handは「入荷および配送時期は3月中旬以降の予定」なので望みは薄いですがAQUOS sense4 liteの在庫は復活しているのでRakuten Handと比べると高いですがeSIM+物理SIMのDSDV対応スマートフォンなのでオススメです。
スペックもRakuten Handと同じSnapdragon 720G搭載でおサイフケータイと防水に対応で長く使えるスマートフォンです。
シリーズ別ランキングでiPhoneに割って入った事があるほど優秀なスマートフォンです。(AQUOS sense4ですが広角カメラの有無だけなのでスペックに変わりはありません)
Rakuten Miniも人気で「在庫切れ」ですが上で説明したように解約後使えないスマートフォンになるので1円で済ませたい方はモバイルWi-Fiルーターの「Rakuten WiFi Pocket」をオススメします。
先週は「ホワイト」のみの在庫でしたが現在は「ブラック」の在庫も復活しています。
1円の支払いで「だれでも5,000ポイント」が受けられます。
ポイントをもらうにはスマートフォンでは「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話、「Rakuten Link」を用いたメッセージ送信の1回以上の利用が必要です。
しかしバイルWi-Fiルーターではそれが出来ないのでこの必要がありません。
契約して、開通してモバイルWi-Fiルーターを使用すればポイント対象になります。
ポイントをもらうには3か月ほどかかりますが、その間にDSDV対応スマートフォンを確保してポイントをもらったらSIMを挿しかえてRakuten UN-LIMITをスマートフォンで楽しむという方法もあります。
必ずポイントをもらってからにした方が良いです。 「もらえなくなる可能性」も無いとは言い切れないためです。
もうそろそろ「300万人まで1年間無料キャンペーン」の300万人は近いと思いますので速めの行動をした方が良いと思います。
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