Redmi 9T初ランクイン 今売れてるスマートフォンTOP10 3/14

上位1位から4位まではiPhoneが相変わらず強いです。

先々週までランクインしていた楽天モバイルのオリジナルスマートフォンRakuten Handの圏外からの復帰は今週も無いようです。

深刻な「在庫切れ」多数で現在「在庫あり」の中から選ぶとA73、Reno3 Aになるようです。

今週のSIMフリーランキングでも一気に2位を獲得したXiaomi Redmi 9Tが10位に初ランクインしています

シリーズ別ランキングになります。

 

今売れてるスマートフォンTOP10 3/14

 「BCNランキング」2021年3月1日から7日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

2021年3月1日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、Xiaomiの「Redmi 9T 4GB+64GB」が圏外から10位に浮上した。今年2月発売の新機種で、TOP10入りは初。

1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 iPhone 12 mini(アップル)
5位 AQUOS sense4(シャープ)
6位 Reno3 A(OPPO)
7位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
8位 Galaxy A21(SAMSUNG)
9位 A73(OPPO)
10位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)

Source :BCNランキング

 

1位はiPhone SE(第二世代)

先週の1位をキープ。

15週連続の1位になります。

iPhoneラインナップで最も安く唯一の「Touch ID」指紋センサーを搭載しているので現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。

通常iPhoneの安売りはあまりありませんが、iPhone SE(第二世代)はキャリアだけではなくサブブランド、格安SIMでも売られていて安く購入出来るのも売れている理由でしょう。

3Gからの乗り換えだと「0円」も当たり前なぐらいセール対象になっています。

日本でのiPhoneのシェア率は世界一、価格はミドルレンジ、中身はハイスペック級、まぁこれで売れない訳は無いですよね。

同じコンパクトモデルのiPhone 12 miniとは対照的に売れているのは「価格の安さ」なのは間違いないでしょう。

上下にベゼルのあるデザインは今風では無いですが「Touch ID」とトレードオフと考えれば納得です。

コンパクトなiPhoneでiPhone 8以前モデルからの買い替えだと違和感も無いでしょう。

あえて欠点を言うならバッテリーの弱さでしょうか。

 

2位はiPhone 12

先週の2位をキープ。

15週連続の2位になります。

iPhone 12シリーズで基本モデルと言える6.1インチディスプレイのiPhone 12。

一度大きなディスプレイに慣れると中々ディスプレイサイズは落としにくいものです。

好調なiPhone 12シリーズの中でも一番無難なモデルになります。

iPhone X以降のモデルからの買い替えだと一番の狙い目で最新のiPhoneが楽しめます。

iPhone 12よりも1万円安いiPhone 12 miniも大きさ以外にスペックが変わりませんがバッテリーの持ちやディスプレイの大きさを考えると日常の使い勝手はiPhone 12が良いでしょう。

これ以上のスペックを望むならProシリーズになりますが、望遠カメラの有無で決めると良いと思います。

 

3位はiPhone 12 Pro

先週の3位をキープ。

9週連続の3位になります。

前評判の良かったiPhone 12 miniよりも売れているiPhone 12 Pro。

iPhone 12 Proがここまで売れるとは思ってませんでした。

筆者はiPhone 12シリーズで一番微妙だと思うのは変わりませんが6.1インチで最高性能を求めるならiPhone 12 Proになります。

普段持ち歩くiPhoneですから6.7インチだと大きいけど、最高性能は欲しい方向けですね。

 

4位はiPhone 12 mini

先週4位をキープ。

2週連続の4位になります。

「コンパクト」で売れるのではなく「安くて+コンパクト」を証明した形になってますね。

コンパクトiPhoneにはコスパ最強なiPhone SE(第二世代)がありiPhone 8以前からの買い替えではコストを優先しているのが分かります。

次期iPhoneのiPhone 13(仮)では無くなるとか継続されるとかはっきりはしていませんが残して欲しいモデルですね。

しかし減産されるのは間違いないようで売れてないのも事実です。

4位ですが、日本では人気があると思います。

個人的には好きなiPhoneなのでコンパクト好きな日本だけでも売れて欲しい1台です。

 

5位はAQUOS sense4

先週の6位から5位へランクアップ。

現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。

Snapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4。

バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。

朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。

スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。

もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。

カメラ性能は賛否両論ありますが価格相応だと思います。

ただし動画性能は褒められません。

スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。

 

6位はReno3 A

先週の5位から6位へランクダウン。

SIMフリーランキングで常連のReno3 AはUQ mobile版、Y!mobile版、無印と3つありますが37週連続のダブルランクインを果たすなど売れています。

Y!mobile版が一番売れていますが、続いて無印版、UQ mobile版がランクインしています。

無印版はずっと圏外が続いていましたがこの4週間のランクイン原因は楽天モバイルでしょうね。

人気機種は「在庫切れ」が多く、在庫のあるReno3 Aも売れている印象です。

有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。

最大の25,000ポイント還元で実質14,800円です。

 

7位はiPhone 12 Pro Max

先週の9位から7位へランクアップ。

一時は圏外へ行きそうなぐらいに落ち込みましたが徐々にランクアップしてきています。

Apple好きに一押しのモデル。

6.7インチと普段持つのには大きいですがiPhone 12 Proと悩んだらiPhone 12 Pro Maxにした方が後悔が無いでしょう。

ディスプレイサイズ以外にも「差別化」してきたのが大きな理由です。

iPhone 12 Proとの違いにサイズ以外に大きく違うのは広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正している点です。

手振れ補正はかなり強力で動画になるとその違いに驚くほど補正してくれます。

同じ「Pro」ですが別次元の性能になります。

「大きさ」以外で悩んでいるのならiPhone 12 Pro Max一択です。

iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの価格差はAppleストア価格で税抜だとiPhone 12 Pro:106,800円、iPhone 12 Pro Max:117,800円で価格差11,000円です。

11,000円でディスプレイサイズと広角カメラのセンサー、センサーシフト手振れ補正です。

大きさが問題無いならiPhone 12 Pro Maxの方が後悔がない理由です。

 

8位はGalaxy A21

先週の8位をキープ。

先週の初ランクインからキープしているGalaxy A21。

AnTuTuベンチマークスコアは12万点ほどとエントリークラスですが価格が安いです。

2020年10月23日に発売したドコモのモデルは22,000円(税込)と安いです。

2020年12月12日に発売したUQモバイルだと19,800円(税込)、MNPなら550円とかなり安いです。

2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。

スペックは高くないですがおサイフケータイと防水に対応でゲームなどをしないなら不便は無いでしょう。

 

9位はA73

先週の圏外から9位へランクイン。

OPPOのA73は2020年11月20日に発売されたばかりの日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。

Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。

レザー調のポップなデザインが特徴で「ケースに入れずに裸で使いたい」1台です。

特徴としてはeSIM+物理SIMに対応とiPhone XS以降と同じ仕様でAndroidスマートフォンでは珍しい事が挙げられます。

eSIM+物理SIMはGoogle Pixe、lAQUOS sense4 liteなども採用していますが中国スマホでは珍しいですね。

A73のランクインの原因は楽天モバイルでしょう。

今週のSIMフリーランキングでは1位になっています。

「在庫切れ」が多い楽天モバイルの中で執筆時点で一番安い実質5,800円で購入出来ます。

人気の理由は3つあります。 在庫がある、在庫切れRakuten Miniまたは注文は出来るが配送は4月上旬予定のRakuten Handを除くと一番安い、eSIM+物理SIMのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応である事。

Rakuten UN-LIMITプランをeSIMで契約して空いている物理SIMに現在契約しているSIMを使う事でRakuten UN-LIMITの弱点である「圏外」を回避できます。

1年間無料キャンペーンの駆け込み需要に丁度良いスマートフォンです。

「Rakuten Link」アプリで通話とSMSが無料なので損は無いはずです。

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楽天モバイル在庫状況

 

10位はRedmi 9T 4GB+64GB

初登場で10位へランクイン

今週のSIMフリーランキングで先週の10位から一気に2位を獲得しています。

2月5日に発売されたばかりの機種でSnapdragon 662を搭載して価格は17,490円(税込)と激安です。

Snapdragon 662はSnapdragon 665と同程度のスペックを持ちます。条件次第では少し上回るでしょう。

トリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。

OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。

FMラジオ、デュアルスピーカー、赤外線、6,000mAhの大容量バッテリー、4眼カメラで広角カメラも搭載しています。

各格安SIMでは発売開始から「1円スマホ」で売られていました。

BIGLOBEモバイルでは実質0円で売られています。

 

圏外へ行ったのは?

先週7位だったBASIO4が圏外へ行きました。

先週10位だったAQUOS sense3 basicが圏外へ行きました。

この2機種はUQモバイルが多く販売していると思いますがかなりの低スペックです。

筆者はてっきり家電量販店や店頭でシニアの方が勧められて売られるていると思っていましたがUQモバイルは55.9%の人がネットなのですよね。

これには驚きました。

UQモバイルでこれまでの経緯を考えると「安さ」だけで売れていましたが8位にランクインしているGalaxy A21の登場によって流れが変わって来ました。

普通は古くなってきた機種は値下げするのですが逆に少し値上げしていると訳が分かりません。

今週の動向

1位iPhone SE(第二世代)、2位iPhone 12、3位iPhone 12 Proはもう鉄板構成ですが、4位のiPhone 12 miniはまたAndroidスマートフォンに抜かれてもおかしくない状態でしょうね。

AQUOS sense4がもう少し伸びると思っていたのですが5位が限界なのでしょうか。

ちょっと前の様にAQUOS sense4やRakuten Handが4位になると面白いと思うのです。

楽天モバイルもこのままではダメだと思ったのか在庫が無いけどRakuten Handが注文できるようになっています。

発送は執筆時点で「4月上旬予定」となっています。

人気の集中しているRakuten Handがとりあえず注文できるのは良いですが3月9日に人気機種のほとんどの端末ポイントを減らして実質値上げになっています。

今月が正念場とも言える時期の実質値上げはちょっとわからないですね。