Mi 11 Lite 5Gが1位をキープ 今売れてるSIMフリーAndroidスマホTOP10 7/17

2021年コスパ最強と言われているXiaomiのMi 11 Lite 5Gが先週初ランクインで1位を獲得し今週も1位をキープしています。
各所のセールでは「在庫切れ」が多く購入出来ない状態が続いています。
スペックを見れば妥協が無く「これ以上何が必要なの?」と思えるぐらいで思いつくのは防水性能ぐらいですよね。
比較対象として良く持ち上げられるのがReno5 Aで可哀そうになるほど大きく差があります。
限りなくハイエンドに近いミドルレンジなスマートフォンでミドルレンジのハードルを大きく上げた機種ですね。

SIMフリースマートフォンランキングになります。

今売れてるSIMフリーAndroidスマホTOP10 7/17

 「BCNランキング」2021年7月5日から11日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 Mi 11 Lite 5G(Xiaomi)
2位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
3位 Reno5 A(OPPO)
4位 Reno A 64GB(OPPO)
5位 A73(OPPO)
6位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
7位 A73(Rakuten mobile)(OPPO)
8位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
9位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
10位 Reno3 A(Rakuten mobile)(OPPO)

Source :BCNランキング

1位はMi 11 Lite 5G
先週の1位をキープ。
2週連続の1位になります。
何と言ってもSoCにはSnapdragon 780Gを搭載していて、このスペックは片足をハイエンドに突っ込んでいると言って良いぐらいの性能です。
AnTuTuベンチマークスコア(Ver9)で56万7千をマークします。iPhone 11と同程度と言えばわかりやすいでしょうか。
ミドルレンジのスマートフォンですよ?
ディプレイも6.55インチ有機ELディスプレイでリフレッシュレートは90Hzです。
6.55インチのスマートフォンなのに159gと軽いのも見逃せません。
2020年はRedmi Note 9Sが24.800円~と安いのにSnapdragon 720Gを搭載してミドルレンジの基準になりました。
2021年は一気にハードルが上がりMi 11 Lite 5Gが基準になり比較対象にされるでしょう。
Snapdragon 780G、6.55インチ有機ELディスプレイでリフレッシュレートは90Hz、4,250mAhのバッテリー、33W急速充電、Wi-Fi6対応、5G対応、おサイフケータイ対応、デュアルスピーカー64MP標準、8MP超広角、5MPテレマクロの3眼構成と言い出したらキリがないぐらいにスペックが高いです。
ただ気になるのは結構熱を持ちます(特にゲームなど)、熱を持つとスマートフォンの寿命に関係してくるので気になりますね。
特定の軽いゲームでもカクつく。筆者はゲームをやらなくてフレームレートやベンチマークの意味でやる時はありますがOSのチューニングが上手く行っていないようです。
アップデートで直るでしょうがせっかくのSnapdragon 780Gが生かしきれて無いですよね。
執筆時点ではOCNモバイルONEとIIJmioで争奪戦になっています。
OCNモバイルONE公式 IIJmio公式

2位はAQUOS sense4 lite
先週の2位をキープ。
2週連続の2位になります。
楽天モバイルの主力スマートフォンになったAQUOS sense4 lite。
執筆時点では「実質1円スマホ」になり楽天モバイルで一番売れているスマートフォンです。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
実質1円で人気のAQUOS sense4から広角カメラを無くしただけのモデルなのでお得です。
筆者が今、Rakuten UN-LIMITを契約するなら間違いなくAQUOS sense4 liteを選びます。(実質17,800円の時でも選ぶと言っていました)
Snapdragon 720G搭載でスペックがミドルレンジでは高いのとおサイフケータイと防水に対応していて誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。
楽天モバイルはこちら

3位はReno5 A
先週の6位から3位へランクアップ。
悪くないスマートフォンでスペックも高い全部入りなんですけどね。
Mi 11 Lite 5Gが強すぎです。
同価格で出されたら防水性以外に勝てる要素が見つかりません。
カメラ性能も両機ともに長所と短所があるので好みになるでしょうがReno5 Aの超高解像度モードは優秀です。
カメラコスパ最高のRedmi Note 10 Proの1億800万画素の写真よりも繊細な印象です。
ただファイルが容量が5倍ほど大きくなるのと、そもそもそこまで使う方はOPPO Reno5 Aの購入を検討しない気がします。
普通は使わない機能ですしシャッターだけタップしてどこまで忠実に再現できるかが使いやすさで優先されるので「こんな機能もあるんだよ」程度だと思います。
Snapdragon 765G搭載でおサイフケータイと防水に対応している全部入りなので普通にオススメ出来るスマートフォンです。
キャッチコピーの「カメラで選ばれたい5Gスマホ」とありますが確かにOPPO Reno3 Aよりは大幅にアップしています、Mi 11 Lite 5Gが強すぎて何とも言えないですね。
各所のセールを見ていると執筆時点でMi 11 Lite 5Gが在庫切れで買えなくてReno5 Aを買っている印象です。
ほんと悪くないスマートフォンと言うかスペックも高いんですよ。
残念なのは液晶ディスプレイですが「液晶」が悪いのでは無く撮った写真などを忠実に表現できないディスプレイが惜しいです。(ある程度は調整出来ます)
後はモノラルスピーカーな所です。
この2点が本当に惜しいです。

4位はReno A
先週の圏外から4位へランクイン。
OPPOの元祖全部入りのコスパの良いReno Aシリーズの最初のモデル。
もう「1円スマホ」なんでよね。
最近当ブログでも「Reno A関連」の記事のアクセスが多いのですがランキングに入るほど売れていたのですね。
ミドルレンジでSnapdragon 600番台が多い中Snapdragon 710を搭載しておサイフケータイと防水に対応して一気に人気になったOPPOの日本戦略モデル。
8か月で次のReno3 AへバトンタッチしてSnapdragon 665にダウングレードされましたよね。
2019年10月18日に発売された機種ですがSnapdragon 710搭載なので現在でも快適に使えます。
流石に最近の重いゲームだとキツイ部分もありますがグラフィック設定を軽くしたり軽いゲームなら遊べます。
CPUスペックは多く売れたReno3 Aよりも高いので安くなった今の人気も頷けますね。

5位はA73
先週の4位から5位へランクダウン。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
レザー調のポップなデザインが特徴で「ケースに入れずに裸で使いたい」1台です。
これからeSIM対応は進むでしょうが、気軽に別の端末に差し替えが出来る物理SIMx2の機種(Redmi 9Tだと同じSnapdragon 662搭載です)の方が使いやすいと個人的には思います。
A73の優位性は有機ELディスプレイ搭載と「見た目」だと思います。見た目は大事ですからね!
ランキングでは常連でダブルランクインする人気モデルです。
OCNモバイルONEだとNMPかつ指定オプション加入で1円、IIJmioだとMNP限定で2,990円です。(執筆時点)

6位はRedmi 9T
先週の3位から6位へランクダウン。
Snapdragon 662を搭載して価格は17,490円(税込)と激安価格でデビューして以来ランキングの常連になっています。
コスパの高い機種に押されてランクダウンしていますね。
発売当初から「1円セール」されるなど発売後は在庫切れが続出した格安スマホです。
安くても48MP標準カメラを搭載していて他には8MP超広角、2MPマクロ、2MP深度測定の4眼構成です。
またXiaomiらしくデュアルスピーカーを搭載しています。
6,000mAhの大容量バッテリーも搭載しています。
6月24日の「Xiaomiオンライン発表会06.24」でサプライズ的に4GB+128GBモデルが追加されました。
4GB+128GBモデルの価格は21,800円(税込)でストレージ以外は変わりがありませんが嬉しい追加ですね。(発売日は執筆時未定)
OCNCモバイルONEではNMPかつ指定オプション加入で1円、IIJmioだとMNP限定ながら110円で購入出来ます。(執筆時点)
OCNモバイルONE公式 IIJmio公式

7位はA73(Rakuten mobile版)
先週の5位から7位へランクダウン。
楽天モバイルで「実質1円スマホ」になって売れているA73。
ちょっと前までは「在庫切れ」が多い楽天モバイルのラインナップで最大限のポイント還元を受けられて在庫がある中では最安で楽天モバイルを支えていた感じがありました。
ついに「実質1円スマホ」になりましたが個人的には同じ「実質1円スマホ」のAQUOS sense4 lite方がスペックが高くておサイフケータイと防水に対応しているので購入するのならAQUOS sense4 liteを強くおススメします。

8位はBASIO4(UQ mobile版)
先週の8位をキープ。
2週連続の8位になります。
UQモバイルで良く売れている印象ですが筆者は全くオススメ出来ないスマートフォンです。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
現在の価格も14,400円~と以前よりも高く、オススメ出来ないスマートフォンです。
安く済ませたいならGalaxy A21の方がまだ幸せになれます。

9位はAQUOS sense4
先週の圏外から9位へランクイン。
Snapdragon 720Gを搭載して思っている以上にスペックが高いAQUOS sense4。
発売から9か月経ちましたが誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応している全部入りモデルです。
万人受けするモデルなので尖った部分は無いですがSnapdragon 720G搭載が大きいですね。
SIMフリーでは売れていますがキャリア版は在庫がずっと無く5Gモデルを売りたい大人の事情を感じます。
AQUOS sense5Gもあるので悩んじゃいますね。
ただスペックが高いのにAQUOS sense3の時の様な勢いが最近は感じられません。

10位はReno3 A(Rakuten mobile版)
先週の圏外から10位へランクイン。
7月8日に楽天モバイルは39,800円から26,980円へ値下げを行い初めてRakuten UN-LIMITプランを契約すると実質1,980円で購入出来ます。(最大ポイント25,000)
その影響でランクインですね。
まぁ個人的には実質1円のAQUOS sense4 liteがオススメです。
2位にもなっていますしね。

圏外へ行った機種は?

先週7位だったGalaxy A21(UQ mobile版)が圏外へ行きました。
UQ mobileでかなり売れていた印象ですがBASIO4がランクインしてGalaxy A21の圏外はなんだかおかしいですよね。

先週9位だったRedmi Note 10 Proが圏外へ行きました。
カメラコスパ最高の機種ですがMi 11 Lite 5Gのインパクトには敵いませんよね。

先週10位だったP40 Pro 5Gが圏外へ行きました。
P30 liteと言い根強いファンに支持されているファーウェイのスマートフォン。
カメラスペックは最高レベルですが惜しいですね。

今週のダブルランクイン

先週に続いてOPPOのA73がダブルランクインをしています。

今週の動向

Mi 11 Lite 5Gはそのスペックから向かうところ敵なしな状態ですね。
ただ在庫切れが気になります。
ガジェット好きにはもう手にしているでしょうがその先のユーザーが手に入れるのが難しいですね。
Mi 11 Lite 5Gの発売前からネットではReno5 Aはお通夜状態でしたがMi 11 Lite 5Gのゲームのカクつきで息を吹き返して来ている気がします。
総合的に考えて安心感を優先するユーザーは多いと思います。
しかしReno5 AがMi 11 Lite 5Gを抜くことはかなり難しいと考えます。
2位のAQUOS sense4 liteも抜けないですからね。
今週は機種の入れ替わりや順位がかなり変動しています。
上位の機種はいつもの感じですがファーウェイのP40 Pro 5Gが圏外へ行くのは分かりますが、Redmi Note 10 Pro、Galaxy A21は意外ですね。
それだけランクインしている機種が強いのでしょうが特にあれだけ好調だったGalaxy A21の圏外には驚きました。
そう言えば、OPPOのReno Aシリーズ3機種全部がランクインは初めて見ましたね。
3世代にわたってのランクインなんて中々見れないです。