先週言ったのが既に始まって今週のAndroidスマートフォンの最高ランクである3位にMi 11 Lite 5Gを抜きXperia 10 IIIがランクアップしています。
SIMフリーよりもキャリア販売の方が多いので順当なランキングですね。
7月9日に発売されたXperiaシリーズフラッグシップのXperia 1 IIIが6位にランクインしています。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 7/18
「BCNランキング」2021年7月5日から11日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
2021年7月5日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia 10 III」が3位に浮上。先週5位から2ランクアップして発売以来初のTOP3入りを果たした。また、6位には7月9日発売の新機種「Xperia 1 III」がランクイン。Xperia2機種が同時にTOP10入りした。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 Xperia 10 III(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
4位 Mi 11 Lite 5G(Xiaomi)
5位 iPhone 12 Pro(アップル)
6位 Xperia 1 III(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
7位 AQUOS sense5G(シャープ)
8位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
9位 iPhone 12 mini(アップル)
10位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
Source:BCNランキング
1位はiPhone SE(第二世代)。
前回の1位をキープ。
コスパ最強のiPhoneでキャリア、サブブランド、格安SIMと販売網が広いのも特徴です。
販売網が広いのでセールなどで更に安く買う事も可能です。
iPhoneラインナップで唯一の指紋センサー「Touch ID」を搭載しているのも特徴で現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
どんな方でも「安く」「スペックが高い」「指紋センサー」と満足の出来るiPhoneなので人気があります。
上下にベゼルのあるデザインは好みが分かれます。今では古い感じがしますよね。
iPhone 8以前の機種からの買い替えだと違和感は無いですがiPhone X以降の全面ディスプレイに慣れていると情報量が少なくなるので「指紋センサー」のためにあえて選ぶ人は少ないと思います。
2020年4月24日発売なのでチップもA13チップと1世代前ですが十分なスペックです。
弱点はバッテリーの弱さです。ここが本当に惜しいポイントです。
2位はiPhone 12。
前回の2位をキープ。
新色パープルが人気で更に売れるようになったiPhone 12は誰にでもオススメ出来るモデルです。
新しくiPhoneが欲しいなら一番無難です。
望遠カメラ使いますか?
デジタルズームで十分ならiPhone 12で大丈夫です。
6.1インチの有機ELディスプレイなのでディスプレイサイズが6.4~6.7インチと大型化している中ではコンパクトと言えるぐらいです。
丁度良い大きさだと個人的には思います。
大きなディスプレイに慣れるとディスプレイサイズは小さいディスプレイに落としにくいものです。
最新のiPhoneを試したいなら一押しのモデルです。
3位はXperia 10 III。
先週の5位から3位へランクアップ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
6月18日に発売されたXperiaミドルレンジのXperia 10 IIの後継モデル。
Xperiaミドルレンジ初の5G対応モデルでもあります。
Snapdragon 690 5Gを搭載して5Gにも対応したXperia 10 III。
執筆時点ではキャリアとワイモバイルからの販売しかないので手頃な価格でXperiaブランドでそこそこの性能なら問題は無いと思いますがカメラ性能を考えると51,480円はちょっと高い印象です。SIMフリー版は10月頃なんでしょうね。
カメラ性能ですがXperiaシリーズは元々ナチュラルな写真に仕上がる事が特徴ですがカメラ重視で選ぶスマートフォンでは無いです。
日中で十分な明るさがあるなら普通に撮れます。 インスタ映えしないナチュラルな写真は好みが分かれますが筆者自身は好印象です。
暗所撮影は苦手でかなりノイズの多い写真になります、これはナイトモードでも全体的にボヤっとした写真になりシャープさが無いです。
カメラ性能はネガティブな印象が強いですがXperia 10 IIよりもバッテリー持ちも良くCPU性能も大きく向上しているのでゲームで高解像度を望まなければ出来るスペックはあります。
カメラ性能もXperia 10 IIと比較すると大幅に向上しています。
問題は価格が高い事ですね。キャリア販売しか無いので売れるとは思いますがもう少し価格に合ったカメラ性能とステレオスピーカーに対応して欲しいと思います。
4位はMi 11 Lite 5G。
先週の3位から4位へランクダウン。
SIMフリーモデルなのにシリーズ別ランキングで4位に入る事自体凄いですよね。
もちろん今週のSIMフリーランキングでは1位です。
2021年のコスパ最強スマホと言われているMi 11 Lite 5GのスペックはiPhone SE(第二世代)を超えるほどの「ミドルレンジ」スマーフォンです。
SoCにSnapdragon 780Gを搭載している5G対応モデルです。
6.55インチ有機ELディスプレイはリフレッシュレート90Hzに対応、4,250mAhのバッテリーは33W急速充電に対応(ワイヤレス充電は非対応)、防止性能は防滴程度ですがおサイフケータイ対応、デュアルスピーカー、カメラ構成は64MP標準、8MP超広角、5MPテレマクロの3眼構成となっています。
そりゃ売れますよね。
ミドルレンジですよ?お値段も定価は43,800円ですがセールで2万円で購入可能です。
Androidスマートフォンのミドルレンジのハードルを高く引き上げたスマートフォンです。
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5位はiPhone 12 Pro。
先週の4位から5位へランクダウン。
ランクダウンが続いていますね。
筆者はiPhone 12 ProはiPhone 12シリーズ中一番微妙なモデルだと考えています。
ディプレイサイズ以外に差別化されているからですね。
高額なモデルなのでそこまでお金を出すなら最高モデルのiPhone 12 Pro Maxを買った方が後悔が少ないと考えます。
センサーサイズの大型化やセンサーシフト光学式手ぶれ補正が強力なのが理由です。
動画性能は最高です。
6.7インチの大型ボディが許容出来るのならiPhone 12 Pro Maxをオススメします。
しかし毎日持ち歩くモノなのでサイズや重さが無理なら6.1インチで最高性能なので十分満足は出来ると思います。
6位はXperia 1 III。
初ランクインで6位です。
2021年7月9日にやっと発売されたXperia 1 IIの後継モデル。
カメラに力を入れていてXperia 1 IIから正統に進化しています。
ペリスコープ型可変式望遠レンズを採用してF2.3 光学2.9倍の70mmレンズとF2.8 光学4.4倍の105mmレンズを切り替えて撮影が可能です。
これは70mmから105mmのレンズでは無く切り替えな所は注意です。(90mmで使うとかは出来なくて70mm+デジタルズームになります)
後大きくスペックアップしたのが世界初の4K 120Hz HDR対応有機ELディスプレイ。
6.5インチ有機ELディスプレイは3,840x 1,644の解像度を持ちリフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。
当然ですがSoCはSnapdragon 888を搭載。
ただお値段はちょい高めです。
お高いフラッグシップ機なので長くランクインは難しいでしょう。
7位はAQUOS sense5G。
先週の7位をキープ。
SoCは違いますが限りなくAQUOS sense4を5G対応にしたモデルだと思っても間違いないでしょう。
細かく言い出すと差異はありますが大きく異なるのはSoC:Snapdragon 720G、Snapdragon 690 5Gの違いぐらいでボディやディスプレイ、カメラモジュールなどは共通です。(5G端末なのでアンテナ配置が多くなって見た目はちょっと違います)
今からAQUOS sense4を検討していた方にはAQUOS sense5Gも候補に挙がって悩みますね。
5Gが広がるは2年先の話しだと思っているのでどちらでも良いかと思いますが、どうせなら新しいモデルを購入した方が後悔が少ないと思います。
しかしドコモオンラインショップには長くAQUOS sense4が購入出来ない状態です。
5Gを普及させたいのか大人の事情を考えちゃいますね。
8位はAQUOS sense3 basic。
先週の6位から8位へランクダウン。
2020年6月19日に発売されたAQUOS sense3 basicはAQUOS sense3の廉価版です。
結構酷いダウングレードがされていてRAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージ64GB→32GB、おサイフケータイ非搭載とオススメ出来ないスマートフォンの筆頭に挙げられるぐらい酷いです。
AQUOS sense3の名は持っていますがコスト下げるためにダウングレードが酷すぎます。
初めてのスマホやシニア向けだと思われますが指紋センサーやおサイフケータイの搭載ぐらいがあればオススメ出来るんですけどね。
ただ6月17日より新規でも値下げがされていてくりこしプランSで7,488円、くりこしプランM以上だと4,320円なので安くは購入出来ます。
今まではMNPでないと安く購入出来なかったので良いですね。
UQモバイルはこちら
9位はiPhone 12 mini。
先週の8位から9位へランクダウン。
世界でもiPhoneシェア率トップの日本ではコンパクトなモデルが好まれるためiPhone 12 miniも一定の人気はありますがコスパ最強なコンパクトモデルのiPhone SE(第二世代)があります。
iPhone 12シリーズで一番安いと言っても12,000円余分に出せばiPhone 12が購入出来ます。
中途半端な立ち位置なんでしょうね。
今回のランクダウンはiPhone 12 miniの在庫切れも影響していると思います。
新色パープルは補充されてもすぐに売り切れている印象です。
10位はAQUOS sense4 lite。
先週の9位から10位へランクダウン。
楽天モバイルの主力スマートフォンになったAQUOS sense4 lite。
執筆時点では「実質1円スマホ」になり楽天モバイルで一番売れているスマートフォンです。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
実質1円で人気のAQUOS sense4から広角カメラを無くしただけのモデルなのでお得です。
筆者が今、Rakuten UN-LIMITを契約するなら間違いなくAQUOS sense4 liteを選びます。(実質17,800円の時でも選ぶと言っていました)
Snapdragon 720G搭載でスペックがミドルレンジでは高いのとおサイフケータイと防水に対応していて誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。
実質1円になった事でシリーズ別ランキングにまでランクインですね。
楽天モバイルはこちら
圏外へ行ったのは?
先週10位だったPixel 4a (5G)が圏外へ行きました。
今週の動向
今週のAndroidスマートフォンの最高ランクの3位にXperia 10 IIIが昇りつめるなどキャリア販売の強さが良く分かるランキングだと思います。
4位のMi 11 Lite 5GはSIMフリーモデルしかないのでシリーズ別ランキングでランクインは結構凄い事だったりします。
先週はAndroidスマートフォンの最高ランクの3位でしたしね。
iPhone 12 Proまで毎週1つランクダウンしていてiPhone 12 miniだと9位までランクダウンしています。
iPhone 12 miniのランクダウンは新色パープルの在庫切れが影響していると思っていましたが純粋にランクダウンしていますね。
1位のiPhone SE(第二世代)、2位のiPhone 12は相変わらず強いですがやっとシリーズ別ランキングも面白くなってきました。