気が付いたらスマホの空き容量が少なくなってたって方いませんか?
今は気軽にスマホで写真が撮れるのでギャラリーアプリで見ると何千枚もある人も多いのではないでしょうか。
1000枚あると1枚あたり3MBほどなので3GBほストレージの場所を取ってることになります。
アナログからデジタルになって紙に印刷することも減りましたよね、日常を撮りまくっているけどスマホの中、SNSにアップする程度でしょうか。
ほとんどの方は2年ごとにスマホを買い替えていると思うのですが、古いスマホの写真などのデータはどうしてますか?
今日はそんな写真や動画の保存、バックアップについて考えてみます。
クラウドサービスを使う
iPhoneならiCloud Androidならgoogleフォトが元々ありますが、iPhoneユーザーでもGoogleフォトは使えます。
ストレージとして考えるとたくさんのクラウドストレージサービスがありますが、写真や動画の保存先に考えるとGoogleフォトが無制限で使え便利です。(※2021年5月末で無料、無制限で使う事が出来なくなりました。)
Amazonプライム会員なら写真限定になりますがAmazonphotosが無料、無制限、無圧縮で使えます。
Googleフォトとは?
※2021年5月末で無料、無制限で使う事が出来なくなりました。 2021年6月1日以降はGoogleドライブの基本15GBにカウントされて保存されます。
Googleフォトをこれまで同様に使うとなると15GBあるので普通に使用するには3年ほどは使う事が出来ますが、それ以上の容量が必要になると有料サービスのGoogle Oneで250円/月支払って100GBのプランにする必要が出てきます。
GoogleフォトはGoogleが提供している写真や動画をクラウドに保存できるサービスです。
マルチデバイス対応なのでPCやタブレットなどスマホ以外からもアップロードやアクセスができます。
最大の利点は無料サービスである事と容量無制限だということです。
.jpg、.png、.webp、一部の RAW ファイル。
Live Photos(iPhone や iPad で Google フォト アプリを使用している場合)。
動画
.mpg、.mod、.mmv、.tod、.wmv、.asf、.avi、.divx、.mov、.m4v、.3gp、.3g2、.mp4、.m2t、.m2ts、.mts、.mkv ファイル
10 GB を超える動画。
256 x 256 より小さいファイル。
Googleフォトヘルプ
1600万画素を超える画像、1080pを超える動画は高画質を選んだ場合圧縮されます。
容量無制限でアップロード出来るのがGoogleフォトの利点ではありますがどうしても圧縮されるのが嫌って人もいるかと思います。そんな方は元の画質でアップロードも出来ますがGoogleアカウントの容量を使ってバックアップする事になるのでお気を付けください。
あと注意したい点では「自分の子供だからと言っても水着の写真やお風呂などの写真」はアップロードしない方が良いです。下手をするとアカウントが停止され、GoogleフォトはもちろんGmail、Googleドライブなどのデータも削除されてしまいます。
Amazonプライム会員ならAmazonphotosもあり
Amazonで買い物が多い人やPrimeビデオなど見てプライム会員な方も多いと思います。
そんな方にはAmazonphotosがオススメです。写真に限りますが無制限、無圧縮でバックアップ出来ます。
私はAmazonphotosを使ってます。
※Googleフォトが2021年5月末で無料、無制限で使う事が出来なくなる為にAmazonのプライム会員なら現状最強のクラウド保存になります。
注意としては写真だけで動画などのファイルは基本5GBのストレージにカウントされるのを注意ですね。
パソコンに保存する
家にパソコンがあるならパソコンに保存する方法もありますが、家にパソコンがある→インターネットに繋がってる→じゃパソコンの画像もクラウドで良くない? ってなってしまいますw
それでもクラウドじゃ何かあった時に、、、とパソコンに保存するのもアリだと思います。
iPhoneでもAndroidでもケーブルでつなげばドライブとして認識されるのでコピーすればよいだけです。
Androidの場合SDカードが使えるので普段SDカードを使ってる方はSDカードに写真データがあると思います(DCIMというフォルダ)、なのでSDカードを抜いてパソコンにコピーすればOKです。
Googleフォトでもバックアップ出来ない動画の場合、現実的にパソコンに保存するしか方法がありません。(動画はファイル容量も多いため)
パソコン自体データをバックアップするのは常識なのでバックアップ対象のデータにスマホの写真をコピーすればパソコンをバックアップする際一石二鳥ですね!
USBメモリに保存する
Androidの場合そのままか変換プラグを使えばそのままUSBメモリにコピー出来ます。
iPhoneの場合Lightning端子なのでLightning端子のUSBメモリが必要になります。しかもそのままでは使えないのでアプリをダウンロードして保存することになります。
パソコンを持ってない場合の非常手段ですね。
自宅に光回線なども無くWi-Fi環境が無い場合で後述しているNASの設置も無理な場合の最終手段になります。
NASに保存する
今回の紹介で一番強力かつ使い勝手が良い方法になります。
パソコンを使っているとパソコン以外にバックアップや複数台のパソコンがある場合データのやり取りなどで常時稼働しているネットワーク型の保存場所があると便利です。
NAS「Network Attached Storage」簡単に言ってしまうとネットワーク型のハードディスクです。
省電力なので常時稼働する事も可能になりいつでもアクセス出来るので便利です。
最近のNASはスマートフォンに対応しているものが多く、アプリから外出先からでもアクセスする事が出来ます。
NASもピンキリなので選ぶとしたら「ミラーリング」出来るNASを選ぶと良いでしょう。
2台のHDD(ハードディスクドライブ)に同じデータを書き込んでくれるので1台のHDDが万が一故障しても残りの1台にはデータが保存されています。
壊れたHDDを取り出して新しいHDDに取り換えると自動でミラーリングして2台とも同じデータにしてくれます。
またスマートフォンのアプリからWi-Fi接続の時に特定のフォルダ(写真のフォルダなど)をバックアップするように設定すればGoogleフォトの様な使い勝手も出来てとても便利です。(通信データが気にならない方はWi-Fi接続時などの設定は不要です)
写真だけでなく動画、メモ、文書データなど何でも保存出来てファイルの制限はもちろんありません。
自分だけのクラウドストレージに出来るわけです。 もちろん家族の方など保存場所に専用のフォルダを作れば有料のクラウドストレージを支払わなくても済むので便利です。
注意点としてはHDDは突然壊れる事がありますので「ミラーリングが出来る2ベイ型」のNASを選んだ方がトラブルがありません。
ネットワークの知識が乏しいと敷居が上がりますがHDDが別売りのNASを購入してHDD4TB(現在一番コスパが良いので。 容量については予算やバックアップしたい量によるのでご自分で判断してください)を2台同じメーカーの同じ種類で購入して自分でセットアップした方が安く済みます。
家電量販店に行くと購入出来るバッファローなどでもありますがHDDが交換できないモデルが一番安いです。交換できるモデルは価格が高かったりHDDが専用品で購入が必要だったりするのでセットアップに自身が無い場合に限り検討してください。
検討する場合1ベイの交換できないタイプが一番安いですがそれでも「無いよりはマシ」なのでスマホからアプリでNASに保存したデータをパソコンにも時々コピーしておけば安心だと思います。
バッファローならサポートも安心なので簡単だと思います。
執筆時点12,764円
特にデメリットは無いと思いますが写真や動画などは大事な思い出なので特に大事なデータはDVDディスクなどにも保存するとかしておいたら安心です。
2台とも同時にHDDが壊れる事はありませんがNAS本体の損傷はあり得ます、地震や火事などにはどうにもなりません。
オススメNAS QNAPかSynologyの製品が使いやすくて安いと思います。
紹介しているSynologyの製品は少し古いですがその分、情報も豊富です。
QNAPの方は比較的新しいのを選びました。
執筆時点21,202円
執筆時点19,900円
オススメHDD 4TBで選びました。 容量的コスパが一番良いと思います。 2ベイなので2台必要になります。
どちらを選んでもHDD4TB2台を含んでも4万円以下で収まります。 (執筆時点)
自宅に光回線などを引いている場合スマホの写真や動画だけでなく「常時稼働」しているので好きな動画などを入れておけばタブレットなどで気軽に視聴できます。
パソコンのバックアップ先にも最適です。
自宅に回線が無い場合はクラウドサービスを使うのが楽でしょう。 又は前述しているUSBメモリによるバックアップですね。
最後に
やはりGoogleフォトはすごく優秀ですね。 ※無料、無制限が終わるので優秀とは言えなくなりました。
使ってる方も多いと思いますが検索がものすごーく素晴らしいです。旅行した場所で検索したり「犬」とか「車」とかで検索したりできます。
最強なバックアップはAmazonphotosとGoogleフォト両方でバックアップする事だと思います。
Amazonphotosで無圧縮でバックアップしてサクっと検索したいときはGoogleフォトで検索これが現在最強だと思う私でした!