Oppo A73 発売 スペックと価格 eSIM+物理SIM対応機種

Oppo A73が最初に日本で発表されたのは11月4日の楽天モバイル プレスカンファレンスLIVE配信でした。

しかし当初の予想通りに各社MVNOからも11月10日に発売される事がわかりました。

楽天モデルと違いはあるのでしょうか?

楽天モバイルでは紹介に留まりましたが各格安SIM会社などでは価格も発表されています。

日本ではiPhoneとGoogle Pixelを除くと初のeSIM+物理SIM搭載機になります。※(AQUOS sense4 liteの方が発売が11月12日で先になりますね)

 

 

Oppo A73

オウガ・ジャパン(オッポジャパン)より発売されるミドルレンジスマートフォン。

グローバルモデルは発売済みです。

 

Oppo A73 スペック

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発売日(日本)2020年11月20日
CPUSnapdragon 662
GPUAdreno 610
ディスプレイ6.44インチ有機EL 2,400×1,080解像度 アスペクト比20:9
OS ColorOS7.2 Android 10
RAM4GB
ROM64GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)159.8mm、72.9mm、7.45mm
重量162g
メインカメラ16M、8M超広角、2Mモノクロ、2Mポートレート 4眼
サブカメラ16M Sony IMX471
充電とバッテリー4,000mAh USB Type-C QuickCharge 3.0(9V/2A)
バンド4G: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B41
3G:WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
おサイフ系非対応
ヘッドフォンジャック
生体認証画面内指紋/顔
SIMnanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD最大256GB
防水/防塵非対応
価格(税込)30,800円

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予約は開始されており発売は11月20日となります。

楽天モバイルの製品も差異の無いものだと思われます。

グローバルモデルと比較すると日本の主要バンドをきっちり押さえて変更されています。

ただしRAM6GB→4GB、ストレージ128GB→64GB、nanoSIMx2→nanoSIMx1+eSIMx1に変更されています。

nanoSIM、eSIMはわかるのですがRAMとストレージの削減は痛いですね。

 

特徴

CPUはSnapdragon 662を搭載しています。

11nmプロセスのチップセットで2 GHzのKryo 260 Goldを4コアと1.8 GHzのKryo 260 Silver4コアを搭載しています。

Antutuスコアで17万8千ぐらいとSnapdragon 665と同程度のスペックを持ちます。

条件次第では少し上回るでしょう。

 

日本で好まれるおサイフケータイと防水には非対応です。

 

カメラは4眼構成で16MPの解像度を持つメインカメラに8MPの超広角カメラ、2MPのモノクロカメラ、2MPのポートレートカメラを搭載しています。

モノクロカメラは用途が考えさせられますが普段使いの撮影には困らないスペックを持ちます。

どうしても4眼にしたかったような構成になっていますね。

モノクロを望遠にしていたら良かったのでしょうがコスト削減でしょうね。

 

カラーバリエーションはダイナミック オレンジとネービー ブルーの2色展開。

「レザーのような質感を目指した」とあるようにポップな印象です。

 

6.44インチのディスプレイは有機ELパネルをこの価格帯で搭載しているのは良いですね。

2,400×1,080解像度を持ち20:9のアスペクト比になります。

筐体の幅が72.9mmとReno3 Aと比べると74.1mmよりも1.2mm持ちやすくなっています。

21:9のアスペクト比を持つXperia 10 IIの69mmと比べると太くなりますが現実的な数字では無いでしょうか?

ディスプレイサイズの大型化は進んでいますが大きくなると持ちにくくなるので縦方向へサイズが大きくなるのが必然です。

実際は裸で使用する方は少ないと思うのでカバーを付けると更に太くなるのでOppo A73は丁度、程よい幅だと思われます。

 

日本での仕様変更で大きいのがeSIM+物理SIMです。

ご存じの通り日本ではキャリアがeSIMに積極的では無いのでせっかくのeSIMも使い勝手が良くありません。

総務省の「アクション・プラン」でこの先、eSIMは活用が増えると思われますが気軽にオンラインで即時開通出来るメリットはユーザーから見れば大きいです。

楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Vプランかデータ専用のIIJmioぐらいしかありませんでしたがKDDIが新しく立ち上げる「KDDI Digital Life」はeSIMに特化した格安SIMとして期待できます。

頻繁にスマホを何台も持つようなガジェット好きには今まで通りの「物理SIMx2枚」の方が使い勝手は良いかもです。

この辺りは気楽にSIMを物理的に挿し替え出来る物理SIMの方がまだまだ上ですね。

MNO、MVNO問わず気軽に低コストで行き来出来るように整備が出来てからの話でしょうね。

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vプランの様に契約事務手数料、SIM発行手数料、転出(MNP)手数料無料の様にならないと「気軽」には乗り換えが出来ないのが現状です。

 

販路

販路は流石OPPOで多いです。

キャリアでの取り扱いは楽天モバイルのみになりますが格安SIM、家電量販店、ECと好きな所で購入が可能です。

 

Amazonでは税込み28,000円で予約受付中です。(2,800円引き)

ネービー ブルー、ダイナミック オレンジともに現在執筆時点で28,000円になっています。


 

感想

税込3万円を切る価格で有機ELディスプレイ搭載とSnapdragon 662搭載、4眼カメラで普段使いには困らないスペックになっています。

おサイフケータイと防水には対応していません。

Reno Aシリーズとは明確にその辺りが差別化になっています。

グローバルモデルをそのままeSIM+物理SIMにしたような感じですね。

Reno Aとは違いメジャーアップデートも期待できるので、おサイフケータイと防水が必要無ければ長く使えるスマートフォンだと思います。

格安SIM会社でも購入は可能でgoo Simsellerだとセール価格で13,000円(税抜)で購入出来ますが元々高い機種では無いので音声SIM契約なしでAmazonで購入する事をオススメします。

OPPOは新しいスマートフォンをどんどん出して来ていますが、まさかiPhone、Google Pixel以外でeSIM+物理SIMとは驚きですね。

各格安SIMではeSIM対応がまだまだなのでeSIMでは契約出来ないとは思いますが、OPPO A73のような端末が今後増えれば総務省の後押しもありeSIM普及も広がるでしょう。