arrows RXが初ランクイン 今売れてるSIMフリースマホTOP10

先週1位になったReno3 Aが早くも首位を奪われました。

うーん、Reno3 Aはシリーズ別でもランクインして好調の様でしたけど安さには敵わなかったのですね。

ランクインしている機種は顔なじみが多いですが、arrows RXは初ランクインしています。

arrows RXは2019年10月1日発売と1年前のモデルなのですが楽天モバイルのスマートフォンになります。

今週の今売れているSIMフリースマートフォンランキングを見て行きます。

 

今売れてるSIMフリースマホTOP10

 「BCNランキング」2020年10月26日から11月1日の日次集計データによると、SIMフリースマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 A5 2020(OPPO)
2位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
3位 Reno3 A(OPPO)
4位 P30 lite(Y!mobile)(Huawei Technologies)
5位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
6位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
7位 Redmi Note 9S 6GB+128GB(Xiaomi)
8位 arrows RX(富士通コネクテッドテクノロジーズ)
9位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
10位 ZenFone Max (M2) 64GB ZB633KL-64S4(ASUS)

参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201107_198925.html 様

 

1位はA5 2020

先週の3位から1位へランクアップ。

相変わらずの強さを見せたA5 2020。

前回で1位から引きずり落とされて5週連続で1位が消えましたが、また記録を伸ばしてくれるでしょうか?

楽天モバイルの「実質0円スマホ」になります。

発売が2019年5月13日なので古さは感じますがSnapdragon 665搭載で安く売られている事が多く人気があります。

売れているReno3 Aと同じSnapdragon 665搭載なのでおサイフケータイと防水が必要無ければ良い選択だと思われます。

2位はAQUOS sense3 lite

先週の4位から2位へランクアップ。

楽天モバイルの「実質0円スマホ」だった機種になります。

11月4日のポイント変更により現在では「実質0円スマホ」ではありません。

「優等生スマホ」のAQUOS sense3のカメラを2眼から1眼へスペックダウンした以外はAQUOS sense3とスペックは変わりません。

ただ気になるのはポイントの変更ですね。

AQUOS sense3 liteは楽天モバイルの専売モデルなので実質3千円程度で購入出来てオススメなのですが「実質0円」とは少額でも大きな差になって結果が出て来ると思われます。

良いスマートフォンなのですが、来週あたりは影響が出るかもしれません。

3位はReno3 A

先週の1位から3位へランクダウン。

先週の1位は何だったのでしょう。

今週もトリプルランクインして売れてはいるのですが、ワイモバイル、UQモバイル以外で安売りでもしてたのでしょうか?

ちょっと覚えが無いのですがReno3 Aの無印が1位になった経緯が良く分からないですね。

最初は楽天モバイルの不振で1位に繰り上がったのだと思っていましたが、AQUOS sense3が2位で3位がA5 2020、4位がAQUOS sense3 liteでしたからね。

Reno3 Aだけなら分かりますが、AQUOS sense3も2位となると両方売れていたと考えるのが妥当ですよね。

まぁ今週はAQUOS sense3がランクインしておらず先週の2位からいきなり圏外ですから、、、

やはりどこかで安売りだったんですかね。

4位はP30 lite(Y!mobile版)

先週の5位から4位へランクアップ。

相変わらず根強いP30 lite。

現在ワイモバイルではアウトレットで税込み6,120円で購入出来るどころかPayPayボーナスライト5,555円分+3,000円分がもらえるキャンペーンをやっています。

アウトレットで売り出したという事は在庫処分を考えているのでしょうか?

先週在庫切れだったのはこの準備だったのですかね。

5位はBASIO4(UQ mobile版)

先週の8位から5位へランクアップ。

堅実に中間層にランクインしています。

シニア向けスマホとして売られていますが生体認証、おサイフケータイに非対応と割り切った仕様になっています。

UQモバイルで価格も14,400円と安いですが3週間前までは1万1千円ほどだったので価格は上がっています。

AQUOS sense3 basicが10,800円とGalaxy A20が10,800円とこの2機種を推している気がします。

6位はReno3 A(Y!mobile版)

先週の6位をキープ。

安定して売れているワイモバイルのReno3 A。

おサイフケータイと防水に対応して、Snapdragon 665搭載で有機ELディスプレイ搭載と全部入りで店側も売りやすい日本人向けに仕上がっています。

11月6日10:00までのセールで最大18,000円の割引もあった為に強かったかもですね。

もちろんセールで無くても堅実に売れている印象があります。

サブブランドで回線品質も良いですし。

7位はRedmi Note 9S 6GB+128GB

先週の7位をキープ。

相変わらず6GB+128GBモデルが売れています。

毎回言っていますが普通はコスパの良いスマートフォン程、価格の安いモデルの方が良く売れます。

iPhoneSE(第二世代)で例えるとAppleストアの税込価格で64GBモデルは49,280円で128GBモデルは54,780円、256GBモデルは66,880円です。

64GBモデルは税込みで5万円を切る価格から大ヒットしているのですが、税込み5,500円を出せばストレージが倍の128GBモデルがお得だとわかります。

しかし売れているのは49,280円の64GBモデルです。

消費者の心理から5,500円の投資よりも安い方へ気が行ってしまうのが普通です。

最近ストレージ容量も128GBが増えてきました、32GBって見ないですよね?

現在ストレージは写真や動画の画素数のアップにより64GBから128GBへ移行中なのです。

32GBから64GBへ移行したのと同じですよね。

Redmi Note 9Sも同じことが言えて税込み29,800円の6GB+128GBモデルよりも24,800円の4GB+64GBモデルに人気が集まるのが普通です。

RAMの容量も違いがありますが、6GB+128GBモデルの方が売れているのはスマートフォンを良く知る「ガジェット好き」に認知されているとも言えます。

ここにランクインしている8機種の中でも飛びぬけてスペックが高く、コスパの良いスマートフォンです。

8位はarrows RX

初ランクインになります。

楽天モバイル専売モデルになります。

2019年10月1日発売のモデルが急にランクインしたのは興味深いですね。

arrows RXも楽天モバイルの「実質0円スマホ」になります。

10月の値下げと11月のポイント変更により現在の「実質0円スマホ」はA5 2020とarrows RXの2機種にまで減りました。

11月4日までは5機種あったのですが寂しいですね。

AQUOS sense3 liteは3千円程足が出ますが安い機種にはなります、今後はarrows RXが伸びる事が考えられます。

広く取り扱われているarrows M05とは兄弟機になります。

9位はReno3 A(UQ mobile版)

先週の10位から9位へランクアップ。

UQモバイルでは21,600円と比較的安く売られています。

安心のサブブランドなのですが、他のReno3 Aと比べるといつもランクが低いですね。

現在UQモバイルではOPPO Reno3 A大感謝キャンペーンを12月31日までやっていてau PAY5,000円分キャッシュバックをやっているのでお得に購入出来ます。

10位はZenFone Max (M2) 64GB

先週の9位から10位へランクダウン。

着実にランクを落として来ています。

すっかり「1円スマホ」として定着したZenFone Max (M2) 64GB。

goo Simseller 楽天市場店goo Simseller PayPayモール店では11月16日11:00までセール中で正に1円で売られています。

基本スペックは2019年3月15日発売のモデルなので追加された64GBモデルでも同年の11月29日発売で古さが感じられます。

ASUSはハイエンド級に路線変更しているようなので残念ではありますね。

中国スマホがミドルレンジを席巻している現在、台湾製のミドルレンジは売れると思うのですけどね。

 

圏外へ行った機種は?

先週2位だったAQUOS sense3が圏外へ行きました。

「えっ?」と見直しましたが、あの「優等生スマホ」の AQUOS sense3は圏外です。

最近はずっとランクも安定しなくなっていましたが先週2位になって流石「優等生スマホ」と思っていたのですが残念ですね。

シリーズ別ランキングでも安定していません。

AQUOS sense3の後継機のAQUOS sense4がついに11月6日からドコモオンラインショップ限定ではありますが先行発売しています。

SIMフリーでも発売されるのは近いと思うので今後に期待ですね。

 

今週のダブルランクイン

ダブルランクインも最近は寂しくなって来ました。

Reno3 Aのトリプルランクインが5週連続になります。

 

今週のピックアップ

新しくランクインしたarrows RXを紹介したいと思います。

 

8位 arrows RX スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2019年10月01日
CPUSnapdragon 450
GPUAdreno 506
ディスプレイ5.8インチ 2,280×1,080解像度
OSAndroid 9
RAM3GB
ROM32GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)149mm、72mm、8.8mm
重量166g
メインカメラ13.1M、5M 2眼
サブカメラ8M
充電とバッテリー2,880mAh、USB Type-C
Wi-Fi802.11 a / b / g / n / ac
Bluetooth4.2
おサイフ系NFC、FeliCa おサイフケータイ対応
ヘッドフォンジャック
生体認証指紋
SIMnanoSIM
microSD最大400GB
防水/防塵IPX5、IPX8/IP6X
価格(税抜)楽天モバイル18,182円 23,000円分ポイント還元

※横にスクロール出来ます。

価格が税込み2万円丁度になるように設定されています。

23,000円分のポイント還元があるのと事務手数料無料、300万人まで1年間無料キャンペーン中なので実質にはなりますが無料で1年間使えてアプリにより通話も無料と太っ腹なサービスになっています。

なので実質3,000円得する事になりますね。

スペックは上の様に非常に低いです。

RAMも3GB、ストレージも32GBで、CPUはSnapdragon 450とローエンドモデルになります。

おサイフケータイと防水に対応しているのでその辺りは安心できますがシニア向けの製品になります。

シンプルモードを搭載しているのでアイコンや文字などを大きく分かりやすく出来る特徴があります。

手書きで文字を認識させるなど、スマホのタッチキーに慣れていなくても直感的に文字入力が出来る機能もあります。

 

今週の動向

先週のReno3 Aが1位とAQUOS sense3の2位は何だったのかと思わせるような今週のSIMフリーランキングでした。

特に先週の2位から今週は圏外へとAQUOS sense3の変動っぷりには驚きました。

arrows RXの突然のランクインも驚きましたね。

11月4日まで楽天モバイルでは5機種の「実質0円スマホ」があったのですが、その中にarrows RXも含まれていました。

ただ5機種の中でもスペックが低く他の4機種がお得に見え、その中でも比較的スペック的に安心できるA5 2020とAQUOS sense3 liteに集中していた感じですね。

おサイフケータイと防水が必要無く自分で何でも出来る人はA5 2020、日本製でシニアから普段使いの人にまで広く対応しているAQUOS sense3 liteって感じですね。

11月4日からは楽天モバイルの「実質0円スマホ」はA5 2020とarrows RXになりましたがやっぱりA5 2020が売れるでしょうね。

3千円足が出てもAQUOS sense3 liteが売れるのかと「実質0円スマホ」のarrows RXがどこまで売れるのかを見て行きたいですね。