携帯電話の解約金 ドコモ,au,ソフトバンク賢く移行するには?

IT

NTTドコモの新プラン「ahamo(アハモ)」の発表で携帯電話のプランやサービスが激しく変化しようとしています。

※この記事は2020年12月11日に執筆しています。 2020年12月から2021年3月までは大きく携帯電話の料金や手数料が変化する事が考えられます。

KDDI、ソフトバンクが先行してサブブランドであるUQモバイル、ワイモバイルで4,000円前後でプランを発表していたのにドコモはメインブランドで2,980円と同等以上のプランを出して来たので驚きです。

UQモバイル、ワイモバイルはプランの見直しは行われるでしょう。 (予定の20GBのプランは4,000円前後なのと現行の10GBのプランが2,980円前後と「ahamo(アハモ)」以下のプラン)

またUQモバイル、ワイモバイルのプランに対して武田良太総務大臣は「サブブランドで値下げしたと言いながら、サブブランドへの乗り換えに高いハードルを設けるとは、国民を欺いている」とお怒りなった事も記憶に新しいですね。

これは契約解除料9,500円、MNP手数料3,000円、契約事務手数料3,000円と最大で15,500円も同じ事業社でありながら料金が発生する事に対しての事です。

特に契約解除料9,500円は落とし穴になっているので現在の大手キャリア3社について整理します。

 

大手キャリアの契約解除料と手数料

ソフトバンクについては契約解除料と手数料をブランド間の乗換えについて撤廃する事を発表しています。

KDDIも間の乗換えについて撤廃する事を発表しています。

契約解除料については2019年10月1日の法改正により新プランに変更した場合のみ1,000円の料金になります。(2年契約無しの場合0円)

 

ソフトバンク

ソフトバンクは12月9日に「ソフトバンク」と「ワイモバイル」のブランド間の移行を円滑にさせるため乗り換え時にかかる手数料などを2021 年春に下記の通り刷新しますと発表がありました。

ブランドのりかえ時の手数料などを刷新 URL

ソフトバンクとワイモバイル間乗り換え時にかかる手数料など

現在2021 年春以降
契約解除料9,500 円0 円
MNP 転出(番号移行)手数料3,000 円0 円
契約事務手数料3,000 円ウェブ 0 円/店舗など 3,000 円

現在「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」適用で全て無料。

ここで注意なのは2021 年春にこれが適応されても「他社」つまり「ソフトバンク」と「ワイモバイル」のブランド間のみ契約解除料、各手数料がかからないという所です。

特に契約解除料は痛いです。

2019年9月13日から開始された新プランだと1,000円の料金になります。(2年契約無しの場合0円)

お得に他社へ移る場合は旧プランの方はいったん新プランに移行してから翌月(タイミングによっては翌々月)にMNPすれば1,000円もしくは0円で移行が可能です。

 

KDDI

KDDIは12月9日に2021年2月にauとUQモバイル間の乗換え手数料を撤廃すると発表しました。

通信サービスの選択における利便性向上に向け、「au」と「UQ mobile」のブランド間の移行を円滑化 URL

KDDIについては2021 年 2 月以降と2021 年夏以降の二段階になっています。

auとUQモバイル間の乗り換え時にかかる手数料など

現在2021 年 2 月以降
契約解除料9,500 円0円
MNP 転出(番号移行)手数料3,000 円0円
契約事務手数料3,000 円0円

MNP予約番号発行については21年夏以降。

移行先の契約手続きについては21年夏以降。

KDDIについても「ソフトバンク」と「ワイモバイル」と同様で「au」と「UQ mobile」のブランド間のみ契約解除料、各手数料がかからないという点に注意。

契約解除料については2019年10月1日以降の新プランに変更済の方は1,000円もしくは0円で移行可能です。

お得に他社へMNPする場合はソフトバンクと同様に旧プランの方はいったん新プランに移行してから翌月(タイミングによっては翌々月)にMNPすれば1,000円もしくは0円で移行が可能です。

 

NTTドコモ

ドコモは執筆時点(2020年12月11)ではソフトバンク、KDDIのような撤廃の動きはありません。

しかし2021年3月から開始される「ahamo(アハモ)」プランは新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料は無料となっています。

ドコモはサブブランドが無いためにソフトバンクやKDDIの様な手数料撤廃はやらないと思われます。

ただドコモは大きな問題があります。

ドコモの契約解除料

ドコモで旧プランの方はもちろんですが、新プランに移行した方も旧プランが24か月経っていない方が多いのが盲点になります。

え?1,000円じゃないの?と思われた方も多いはず。

契約解除料は新プランの方は1,000円もしくは0円です、旧プランの方は9,500 円になります。

ただし、新プランの契約解除料が1,000円もしくは0円の契約でも旧プランンの更新月(24か月目・25か月目・26か月目の3か月間)までは旧プランの契約解除料が発生します。

これが大きな落とし穴です。

旧プランの解約金の留保でプランを変更しても次の更新までは解約金が引き継がれてしまうのです。(電話により確認済み)

「ahamo(アハモ)」プランはドコモが本当はサブブランドで出したかった思惑もあり、2021年3月から提供予定ですが5月まではMNP扱いになるのも注意です。

新プランに移行していても旧プランの更新月までは契約解除料9,500円が発生します。 旧プランの更新月を過ぎれば1,000円もしくは0円になります。

さすがに人気が出そうな「ahamo(アハモ)」プランではプラン変更になるとは思いますが、スムーズに移行できる2021年5月まで待つか確認してからの方が良いと思います。

また、現時点では最強な「ahamo(アハモ)」プランですがソフトバンクとKDDIがこのままな訳が無いので「ahamo(アハモ)」プラン以上にインパクトのあるプランを出してくる可能性は大いにあります。

その時に、ドコモから他社へMNPする時に気を付けたいのが上に書いた「旧プランの解約金の留保でプランを変更しても次の更新までは解約金が引き継がれてしまう」事です。

ソフトバンクとKDDIは旧プランであっても他社へ移行するのに新プランに移行すれば翌月(タイミングによっては翌々月)には1,000円もしくは0円で済みますがドコモの場合はそれが出来ません。 今後ドコモが契約解除料の見直しをするとは思いますが2020年12月11日現在では分かりません。

旧プランの更新月なんて覚えていない方も多いと思います。

My docomoから確認は出来るのでチェックした方が良いですね。

 

楽天モバイル

第4のキャリアである楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vプランは色々な手数料が無料です。

契約事務手数料0円
SIM交換手数料0円
SIM再発行手数料0円
MNP転出手数料0円
契約解除料0円

契約事務手数料まで無料でSIM交換手数料やSIM再発行手数料まで無料です。

執筆時点(2020年12月11日)で300万人まで1年間無料キャンペーンをやっているので月額の通信費も無料です。

LINKアプリで国内通話も24時間無料でSMSも無料です。 データ通信量も無制限(10GB/日制限はあり)。

要は全部丸ごと無料ですね。 1年間全くお金を払わずに使える事になります。

これほど無料でデータ通信量も無制限なのに大勢が加入しないのは不思議ですよね、欠点は楽天エリアが少ない事です。

都市部で生活圏が楽天アリアな方はかなり有利なRakuten UN-LIMIT Vプランですが筆者の様な地方だと楽天エリアでは無くパートナーエリア(KDDIローミング5GB/月)になります。

それでも全くお金がかからない良いプランです。 地方の方でも筆者の様にサブで使うには最適なプランです。 生活圏に楽天エリアが無い方はメインでの使用はオススメ出来ません。

実質0円で購入出来る端末もあるので一度検討してみると良いと思います。(実質0円ならGalaxy A7、Rakuten Miniの2つ実質980円ならAQUOS sense3 lite。端末が必要無ければRakuten WiFi Pocketが1円でアンケートにより1ポイントになり実質0円。オススメはRakuten WiFi Pocketですが現在注文が殺到してお届け時期は12月下旬以降の予定となっています。) MNP手数料も無料なので1年間使ったらその時に自分エリアで問題が無ければお得な他社プランへMNPか解約をして2,980円/月料金でキャリアからMNPするなど利用価値は大いにあります。 契約事務手数料無料と1年間無料を大いに使いましょう。

楽天モバイルはこちら

 

感想まとめ

政府の後押しもあり同じ事業社なら契約解除料、各種手数料が無料にはなりましたがドコモだけはドコモ以外へMNPする場合や解約には高額な契約解除料がかかってしまう落とし穴には注意が必要です。

ソフトバンクとKDDIの自社内マルチブランド手数料の無料化について本日12月11日に武田総務大臣は「一定の成果だが、実際に乗り換える際に手間がかからないか精査が必要」と述べました。

今後、「ahamo(アハモ)」プランに対抗するべくソフトバンクやKDDIもプランを変更するか新しいプランを出して来るでしょう。

「ahamo(アハモ)」プラン以上に魅力的なプランにして来るのは十分考えられます。

ドコモは非の打ち所がないぐらいに絶妙な金額とプラン内容になっており、これを超えるとなるとかなり美味しいプランか特典があると考えます。

今後はドコモの契約解除料の旧プランからの引継ぎの問題も解消されると思いますが現時点では新プランでも契約解除料が9,500円かかる可能性が高いので自分でMy docomoから確認をして下さい。

ドコモの「ahamo(アハモ)」プランについては下記を参照して下さい。

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MVNOの日本通信が対抗プランを出して来ています。

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合理的20GBプラン

やっと携帯業界も競争が激しくなり、特に回線を借りているMVNO(格安SIM)では生き残りをかけてプランの見直しがされるでしょう。

キャリアで2,980円、20GB/月、超過後の回線速度1Mbps、5分かけ放題この辺りが基準になり様々なプランが出て来ると考えられます。

日本の70%の人は7GB以下/月なのでソフトバンクやKDDIが対抗策で1,980円で10GBを出して来たらドコモの「ahamo(アハモ)」プラン以上にインパクトはあります。

まぁキャリアが出すとは思えないのとMVNOの老舗である日本通信が既に1,980円で通話70分/月、20GB(2021年3月までは16GB)を出して来ています。

12月中には「ギガホ」「ギガライト」の見直しもドコモは発表予定です。

「ギガホ」「ギガライト」の見直しが発表されたら今度はソフトバンク、KDDIの反撃です。

理想的なのは総務省の言っているようなキャリアメールのMNP化やMNP手数料無料、ワンストップ方式が望ましいですがこれらは時間がかかりそうです。

2021年は携帯電話の料金が大きく変わる転換期になります。