本日2020年12月9日にドコモは既存プラン「5Gギガライト」と「ギガライト2」に上限を1GBに設定出来る「ギガライト上限設定オプション」を発表しました。
逆に言うと1GBしか設定は出来ません。
上限の1GBを超過後は最大128kbpsに制限されます。
オプション料金は無料でMy docomoから申し込みが出来ます。
ドコモは「毎月のご利用料金の節約や、お子さまのスマホの使いすぎを防ぐことができるので、スマホをあんしん、便利にご利用になれます」との事です。
ギガプラン上限設定オプション
「5Gギガライト」と「ギガライト2」に上限を1GBに設定出来るオプション。
ギガプラン上限設定オプション設定後に通信速度を気にせずに使いたい場合はオプションを廃止すれば通信速度制限を解除出来ます。
その場合上限の7GBまでは制限無く使えますが1GBにしか設定出来ないため、使い過ぎに注意は必要。
翌月に制限したい場合はMy docomoからギガプラン上限設定オプション設定をあらためて設定する事になります。
(お知らせ)「ギガプラン上限設定オプション」の提供を開始 URL
「5Gギガライト」と「ギガライト」とは上の図の様にデータ使用量によって階段状で料金が変わるプラン。
※図の料金は各種割引で1,000円値引きされた状態。
これが
上限を設定すると1GB以上のギガは消費しない。 上限の1GBを超過後は最大128kbpsに制限。
※図の料金は各種割引で1,000円値引きされた状態。
予約受付開始日
2021年2月18日(木曜)
サービス提供開始日
2021年3月1日(月曜)
対象となる料金プラン
「5Gギガライト」、「ギガライト2」
ここで注意なのは2019年9月30日以前のギガライトは対象外です。
My docomoなどで「ギガライト2」と表記されていればOKです。
2019年9月30日以前のギガライトを使用中の方は「ギガライト2」への移行をすれば使えるようになります。
「ドコモのロング学割」を使用中の方は「+2GB特典」により、ステップ1(1GB)を上限とした利用でも、22歳まで3GBが利用可能。
受付チャネル
利用料金
無料
感想まとめ
ドコモの現在契約出来る安いスマートフォン向けのプランは「ギガライト」になりますが最大でも7GBまでのプランで階段状で料金が変わる仕組みになります。
ステップ1~ステップ4まであり1GB、3GB、5GB、7GBとなっています。
図では各種割引後の価格なので各種割引をせずに料金を考えると下の表の様になります。
月額料金(税抜)2年契約時 | |
ステップ4 ~7GB | 5,980円 |
ステップ3 ~5GB | 4,980円 |
ステップ2 ~3GB | 3,980円 |
ステップ1 ~1GB | 2,980円 |
2年契約の違約金は1,000円ですが2年契約無しの場合プラス170円/月になります。
任意のステップで設定出来たら使いやすいですが1GBのみなので使い過ぎ防止には役立つでしょう。
最低データ容量1GBで2,980円(2年契約時)と「ahamo(アハモ)」プランと同じ料金なので現実的には2021年3月から提供予定の「ahamo(アハモ)」プランの方が魅力的です。
2020年12月3日に「今後の料金戦略に関する発表会」で発表された「ahamo(アハモ)」はかなりインパクトの強いプランでした。月額2,980円(税抜)、容量20GB、5分かけ放題付き、5G対応、超過後の回線速度が1Mbpsなど先行[…]
12月中に既存プランの「ギガホ」「ギガライト」の見直しがあるはずなのでこれで終わるとは思えません。
「ahamo(アハモ)」プランに移行出来ない方は法人、オンラインのみの申し込みとサポート、キャリアメール無し、3G通信が必要な山や海上や一部地域、各種割引(特にファミリー割引)を考えると現状の方が安いと思われる方、継続利用期間のリセットに抵抗のある方などが考えられます。
各種割引があってステップ2以上に「ギガプラン上限設定オプション」が設定出来たとしても「ahamo(アハモ)」プランの方が価格面以上に有利なので1GB制限のみなのでしょうね。
既存プランの見直しがどのようになるのか注目です。