2020年12月3日に発表されたドコモの「ahamo(アハモ)プラン」から携帯電話プランが大きく変わり、それ以前に発表されていた「サブブランド」のKDDI系「UQモバイル」とソフトバンク系「ワイモバイル」は新しいプランの見直しを余儀なくされていました。
「UQモバイル」はキャリア20GBプランと同時に「くりこしプラン」を発表し、格安SIMをも範囲に収めた優秀なプランになっています。
ソフトバンクの20GBプランはLINEカウントフリーが特徴にありますが、KDDIの「povo(ポヴォ)」ほどインパクトは無くサブブランドの「ワイモバイル」の新プランが待たれていました。
「ワイモバイル」もやっと2021年2月1日に「シンプル S/M/L」を改定し2月18日から提供開始です。
ワイモバイル 「シンプル S/M/L」
2月18日提供開始の新プラン。
内容
UQモバイルを意識した料金プランンになっています。
以前に発表されたシンプルプランを改定して家族割または光割の値引き額が大幅に増えています。(以前はー500円)
またシンプル M/Lに限り、月間のデータ通信量が増量されています。
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通信容量/月 | 家族割、光割 | |
シンプルS | 3GB | 500円→1,080円 |
シンプルM | 10GB→15GB | |
シンプルL | 20GB→25GB |
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割引の適応はSoftBank 光、SoftBank Air契約でで1,080円の割引。
または家族割引サービスで2回線目以降が1,080円割引されます。
同時併用での割引は不可です。
現在のプラン「スマホベーシックプラン」と比較すると以下になります。(2021年2月17日で新規受付を終了)
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データ通信量/月 ()内はシンプルプラン | スマホベーシックプラン | シンプルプラン | |
月額料金 | 3GB | 2,680円 | 1,980円 |
10GB(15GB) | 3,680円 | 2,980円 | |
14GB(25GB) | 4,680円 | 3,780円 | |
高速データ通信容量 超過時の通信速度 | 3GB | 最大 300kbps | 最大 300kbps |
10GB(15GB) | 最大 1Mbps | 最大 1Mbps | |
14GB(25GB) | 最大 1Mbps | 最大 1Mbps | |
通話オプション | 全てのプラン | 10分かけ放題付き | オプション |
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通話オプション
かけ放題オプション | 価格(税抜) |
10分かけ放題 | 700円 |
24時間かけ放題 | 1,700円 |
まぁ2月18日提供開始のシンプルプランの方が圧倒的にお得ですよね。
ただ、2021年2月17日(水)まで「3月末まで基本料無料キャンペーン」を実施中なので3月末までは現在の「スマホベーシックプラン」で契約して3月末に「シンプルプラン」へ変更するのも良いかもです。
どんな人がお得なのか?
SoftBank 光、SoftBank Air契約している方なら単身でも割引されます。
2人以上なら2回線目以降が割引されるので回線数が多ければ多い程割引が増えてお得になります。
回線品質を重視する方。
ワイモバ学割を使いたい方。(5月31日まで Sは対象外に注意)
シェアプランが魅力な方。 タブレットやサブのスマートフォン、子供用などで使いたい時にSIMカードを3枚まで追加してメイン契約のギガをシェア出来る。
60歳以上で通話の多い方。 60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン 「スーパーだれとでも定額 (S) 」の月額料(1,700円)が1,000円(永年)割引。
おうち割でんきセット シンプルS/M/Lの基本使用料(月額)から100円/月割引します。
2人でワイモバイルのシンプルSに契約した場合
価格(税抜) | |
1回線目 | 1,980円 |
2回線目 | 900円 |
平均価格 | 1,440円 |
3人でワイモバイルのシンプルSに契約した場合
価格(税抜) | |
1回線目 | 1,980円 |
2回線目~ | 900円x2=1,800円 |
平均価格 | 1,260円 |
この様に回線数が多い程安くなっていきます。
感想まとめ
やっと改定したワイモバイルのシンプルプランですがこれで全キャリアの20GBプランに続きサブブランドのプランも出そろいました。
UQモバイルがかなり優秀で格安SIMまで範囲に収めた料金設定なのに対してワイモバイルでは「光割、家族割」で差別化して来た事になります。
一人で契約だとSoftBank 光、SoftBank Air契約でないとお得感が薄いですが3人以上回線契約ならお得感があります。
2人契約だと微妙と言わざるを得ません。
キャリアの20GBプランはKDDIの「povo(ポヴォ)」が5分かけ放題をオプション化した事により人気が高いです。50%程度。
次にドコモの「ahamo(アハモ)」が43%程度で人気があります。 最初に出して来たインパクトが強いですね。
ソフトバンクの「SoftBank on LINE(ソフトバンクオンライン)」は7%ほどであまり人気がありません。 後出しなのに差別化が少な過ぎた。
サブブランドでもソフトバンクの「シンプルプラン」は後出しなのに「光割、家族割」での優位性はありますが、3人以上でないとお得感が少ないです。
楽天モバイルが1GBまでなら24時間かけ放題で0円と驚きの価格で、3GBまででも980円なのでエリアが狭いと言ってもインパクトも強くお得感も高いです。
ちょっとソフトバンクは20GBプランでもワイモバイルでももう少しお得感の高い内容が欲しいですね。
ドコモがまだ「エコノミープラン」を発表していないので何とも言えないですが、楽天モバイルの「1GBまでなら24時間かけ放題で0円」「3GBまででも980円」のインパクトが強すぎてエリアの問題はありますがこれ以上のプランは考えられないですね。
それでもワイモバイルの「シンプルプラン」は3人以上での契約ならお得で悪くないプランです。
ワイモバイルのページだとわかり難いですが「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」で24時間かけ放題オプションが700円で付けられるのも魅力です。
シェアプランも優秀なプランで小さな子供にスマホを持たせるとかセルラーモデルのタブレットで通信がしたいなど「ギガ」をシェア出来るのも良いです。
楽天モバイルでは300万人まで1年間無料キャンペーンを実施中ですが駆け込み需要で現在サポートが込み合うほどなので、もうすぐ終了すると考えられますのでお早めに1年間無料を確保した方が良いと思われます。