Redmi Note 10 Proが1位 5月に売れたSIMフリーAndroidスマホTOP10 7/3

今回は週間ランキングでは無くて「5月に売れたSIMフリーAndroidスマホTOP10」になります。
予想は付きますがRedmi Note 10 Proが1位と堂々たる順位ですね。
2021年4月16日に発売されたRedmi Note 10 Proはカメラ性能が高く、ディスプレイもハイエンド級のスペックがありそのコスパの良さから各所で「在庫切れ」になるほどの人気でした。
今売れてるSIMフリーAndroidスマホTOP10 4/24(集計期間4月12日から18日)で初ランクインで1位と圧倒的でした。

5月に何が売れたのか見て行きましょう。

5月に売れたSIMフリーAndroidスマホTOP10 7/3

 「BCNランキング」2021年5月1日から5月31日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 Redmi Note 10 Pro(Xiaomi)
2位 Galaxy A21(UQ mobile)(SAMSUNG)
3位 P30 lite MAR-LX2J(Huawei Technologies)
4位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
5位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
6位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
7位 A73(OPPO)
8位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
9位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
10位 A73(Rakuten mobile)(OPPO)

Source :BCNランキング

1位はRedmi Note 10 Pro
2021年4月16日に発売されコスパ最強と在庫切れが多発したRedmi Note 10 Pro。
2021年6月11日に発売されたOPPO Reno5 Aが初ランクインで1位になるまで売れまくったXiaomiのミドルレンジスマートフォン。
6.67インチ有機ELディスプレイを搭載。
アスペクト比20:9で2,400x1,080解像度、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート240Hzとハイエンド級のディスプレイ。
カメラも108MP標準 F1.9、8MP超広角 F2.2 118°、5MPテレマクロ F2.4、2MP深度測定 F2.4と4眼構成で1億を超える画素数の標準カメラが特徴的です。
カメラ性能は高くハイエンド並みの画質に驚きます。
このスペックで34,800円(税込)です。
セールだと発売直後で2万円を切る価格で売られていました。(条件次第で1万を切る価格も)
おサイフケータイには対応していなくて防水は防滴程度ですがSnapdragon 732G搭載なのでサクサクでしたね。
ただ現在(執筆時点)では4/16発売Redmi Note 10 Pro→6/11発売OPPO Reno5 A→7/2発売Mi 11 Lite 5Gへと移行していると思います。
Mi 11 Lite 5GはRedmi Note 10 Proと同じく防滴程度ですがおサイフケータイに対応でSnapdragon 780G 5Gとハイエンドに限りなく近いミドルレンジでAnTuTuベンチマークスコア(Ver9)は56万7千をマークします。Redmi Note 10 Proは34万7千(筆者の実測)
ディスプレイとカメラ性能はRedmi Note 10 Proの方が上ですがCPU性能が高すぎですし、ディスプレイの差もリフレッシュレート120Hz→90Hzでカメラは108MP標準→64MP標準なので十分以上のスペックです。
Mi 11 Lite 5Gの価格は43,800円でOPPO Reno5 Aと同価格です。セール価格も執筆時点で同じく2万円です。
安すぎます。OCNモバイルONEは条件無しで2万円の争奪戦、IIJmioはMNP限定で7/9発売19,980円(どちらも税込み)どちらも在庫チェックをしています。

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2位はGalaxy A21(UQ mobile版)
UQモバイルの2021年の主力スマートフォン。
2020年12月12日からUQモバイルから発売されたスマートフォンで19,800円と安い価格ですがMNPだと550円と激安です。
6月17日からは新規でも安くなり、くりこしプランSで7,488円、くりこしプランM以上で4,320円と安いです。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
スペックは高くないですがおサイフケータイと防水に対応でゲームなどをしないなら不便は無いでしょう。
Antutuベンチマークスコアで11万点前後なローエンドモデルになります。
UQモバイルはこちら

3位はP30 lite
SIMフリーランキングでもいまだに忘れた頃にランクインする2020年の名機P30 lite。
2020年SIMフリースマホTOP10で1位になった機種です。
発売は2019年5月13日と2年前の機種ですが根強い人気があります。
制裁により新しく発売されてもGMS(Google Mobile Services)が使えないのでGooglePlayなどが使えずにとても不便です。
GMSが使える安いファーウェイ製スマートフォンとして今でも人気があります。
搭載しているCPUはKirin 710で2020年のミドルレンジスマートフォンの主力CPUのSnapdragon 665と同程度のスペックになります。

4位はRedmi 9T 4GB+64GB
2021年2月5日に発売されたRedmi 9TはSnapdragon 662を搭載して価格は17,490円(税込)と激安価格でエントリーモデルですがSnapdragon 665と同程度のスペックがあります。
発売開始から「1円スマホ」で売られて発売当時は「在庫切れ」が頻発した機種になります。
Redmi 9Tはトリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。
OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。
デュアルスピーカー、赤外線、6,000mAhの大容量バッテリー、4眼カメラで広角カメラも搭載しています。
現在でもOCNモバイルONEでは1円、IIJmioでは110円です。

5位はReno3 A(Y!mobile版)
2020年6月から現在の後継モデルのOPPO Reno5 Aが出るまでSIMフリーランキングでは常連で常にランクインするほど売れた機種です。
発売当初は前モデルのOPPO Reno AからCPUがスペックダウンしたSnapdragon 665を搭載してOPPOファンから敬遠されがちでしたが全部入りスマートフォンとして高い支持を受けて多い時はトリプルランクインをする程でダブルランクインは筆者の推測も入りますが47週連続と他を圧倒していました。
3大キャリア以外からはどこでも買えるんじゃないかと思うぐらい販路も多くCM効果もあり良く売れた印象です。
2020年から2021年にかけてSIMフリーランキングで「ランクインしていない時が無い」ほどの常連です。
現在でも値下げされて価格の安さから売れている印象があります。
ただ執筆時点ではOPPO Reno5 AとXiaomi Mi 11 Lite 5Gがスペックが高いのにセールだと2万円以下で買えるので今からReno3 Aを選ぶ理由が無いと思います。
ワイモバイルでは家族割で安くなったりPayPayボーナスでお得に購入出来ます。
「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」がワイモバイルだと付いてきます。 これは先月サービス開始されたソフトバンク「LINEMO」に熱望されていて追加されなかった特典です。
Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACOの買い物で最大3%相当(Tポイント1%+PayPayボーナス2%)やスマホの写真や動画など容量無制限でバックアップしてくれる「Yahoo!かんたんバックアップ」、ヤフオク!が安く使えるなどメリットは多くあります。
普通にYahoo!プレミアムに加入すると税込み508円です。
ワイモバイルはこちら

6位はAQUOS sense4 lite
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
実質17,800円でも人気のAQUOS sense4から広角カメラを無くしたモデルなのでお得です。
筆者が今、Rakuten UN-LIMITを契約するなら間違いなくAQUOS sense4 liteを選びます。
Snapdragon 720G搭載でスペックが一番高いのとおサイフケータイと防水に対応していて誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。
執筆時点では「1円」で購入出来ます。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を体験するならオススメモデルNo1です。
楽天モバイルはこちら

7位はA73
OPPOのA73は2020年11月20日に発売された日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
eSIM+物理SIMのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応とiPhone 12と同じSIM構成になっています。
レザー調のポップなデザインが特徴で「ケースに入れずに裸で使いたい」1台です。
これからeSIM対応は進むでしょうが、気軽に別の端末に差し替えが出来る物理SIMx2の機種(Redmi 9Tだと同じSnapdragon 662搭載です)の方が使いやすいと個人的には思います。
楽天モバイルでは執筆時点で「1円」スマホになっているのでAQUOS sense4 liteに次いで人気があります。
楽天モバイルはこちら

8位はBASIO4(UQ mobile版)
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
UQモバイルのラインナップはAQUOS sense3 basicやBASIO4など低スペックでコストを抑えた機種が多いです。
価格も14,400円~と以前よりも高く、オススメ出来ないスマートフォンです。

9位はAQUOS sense4
AQUOS sense3から大きくスペックアップしてSnapdragon 720Gを搭載しています。
あまりスマホを隙間時間に触らない人だと朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能は賛否両論ありますが価格相応だと思います。
ただし動画性能は褒められません。
スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。

10位はA73(Rakuten mobile版)
2021年に入ってからの楽天モバイルを支えてきたと言って良いぐらいの売れ筋モデル。
「在庫切れ」が多い楽天モバイルの中で在庫がある中、一番安い実質5,800円で売られていましたが上で書いた様に執筆時点では「1円」です。
同じ「1円」のAQUOS sense4 liteの方がオススメですがこの先AQUOS sense4 liteが「在庫切れ」になったら良い選択肢になるかもです。

1位 Redmi Note 10 Pro スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2021年4月16日
CPUSnapdragon 732G
GPUAdreno 618
ディスプレイ6.67インチ有機ELディスプレイ
2,400x1,080解像度
リフレッシュレート120Hz
アスペクト比20:9
タッチサンプリングレート240Hz
OSMIUI12:Android11
RAMLPDDR4X
6GB
ROMUFS 2.2
128GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)164mm、76.5mm、8.1mm
重量193g
メインカメラ108M標準 F1.9
8M超広角 F2.2 118°
5Mテレマクロ F2.4
2M深度測定 F2.4
4眼構成
インカメラ16M F2.45
充電とバッテリー5,020mAh
USB Type-C
33W急速充電
バンド(日本)4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/12/B17/B18/B19/
B20/B26/B28/B38/B40/B41/B66
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.1
おサイフ系NFC、おサイフケータイ非対応
ヘッドフォンジャック
生体認証指紋/顔
SIMnanoSIMx2 DSDV対応
トリプルスロット
microSD最大512GB
防水/防塵IP53
カラーバリエーショングレイシャーブルー
グラディエントブロンズ
オニキスグレー
価格34,800円(税込)

※横にスクロール出来ます。

感想まとめ

在庫切れになるほど売れまくった2021年4月16日のRedmi Note 10 Proの1位は時期的にも頷けますね。
まさか3か月も経たずにXiaomiがMi 11 Lite 5Gを投入とは、、、
6月は6月11日に発売されたOPPO Reno5 Aが1位をキープしていたのでOPPO Reno5 Aになりそうな気がしますが7月になると7月2日発売のXiaomi Mi 11 Lite 5Gが1位になる気がします。
OPPOとXiaomiの戦いになっている気がするSIMフリーランキングですね。
OPPOはCMに力を入れて販売網も結構広いですがXiaomiはコスパ優先で日本での知名度も普通の方からしたら知らない人も多いです。
OPPO Reno5 Aは価格を抑えるためでしょうが有機ELディスプレイから液晶ディスプレイへ変更しています。
明るい液晶ディスプレイなので気にならないと個人的には思いますが何だかダウングレードされた気分になりますよね。
スピーカーもモノラルです。
カメラ性能は悪い方では無いですが撮れた写真を忠実に再現できないディスプレイが残念過ぎます。
CPUもSnapdragon 765G 5Gを搭載した5G対応モデルでスペックは高いです。
対するXiaomi Mi 11 Lite 5Gは有機ELディスプレイを搭載してCPUもSnapdragon 780G搭載とハイエンドに近いスペックです。
スピーカーもステレオスピーカーです。
同価格ならXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が後悔が少ないと感じます。
OPPO Reno5 Aが勝っている所が防水性能ぐらいしか思いつかないんですよね。
カメラ性能は構成が両者よく似ていますがXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が自然な感じで撮影出来ると思います。
ただOPPO Reno5 Aの超高解像度モード撮影はかなり解像感があり繊細な撮影が可能です。
カメラまかせなオートで撮るならXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が自然な感じで好感が持てます。この辺りは好みが分かれるかもですね。
2020年ミドルレンジの基準になったRedmi Note 9Sを考えると2021年ミドルレンジの基準は大幅にアップされたMi 11 Lite 5Gになる気がします。