iPhone 12が1位に 今売れてるスマートフォンTOP10 5/16

1位から4位までのiPhoneによる4強は変わりませんが1位をキープし続けた王者iPhone SE(第二世代)を抜いたのはiPhone 12です。
4月30日から発売された新色パープルの影響だと思われますがiPhone SE(第二世代)を抜くほど売れたのですね。
iPhone 12 miniも新色パープルの発売がされてますので4位から3位へランクアップしています。
BCNによると約7か月ぶりの1位だそうです。

シリーズ別ランキングになります。

今売れてるスマートフォンTOP10 5/16

 「BCNランキング」2021年5月3日から9日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 iPhone 12(アップル)
2位 iPhone SE(アップル)
3位 iPhone 12 mini(アップル)
4位 iPhone 12 Pro(アップル)
5位 AQUOS sense5G(シャープ)
6位 Galaxy A21(SAMSUNG)
7位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
8位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
9位 AQUOS sense4 basic A003SH(シャープ)
10位 Reno3 A(OPPO)

Source:BCNランキング

※先週は「2021年第一四半期 1月~3月売れたスマートフォンTOP10 5/9」だったので5月2日との比較になります。

1位はiPhone 12
あのコスパモンスターのiPhone SE(第二世代)を抜いて1位です。
新色パープルが人気の様で売れています。
iPhone SE(第二世代)を抜くのはiPhoneなんですよね。
新しいiPhoneに買い替えたいならオススメNo1モデル。
毎年や2年ごとにiPhoneを買い換えるなら顔認証(Face ID)にも慣れているでしょう。
Apple Watch Series 3 以降を持っているならマスク着用時でもロック解除が可能になりました。
iPhone 12シリーズで基本モデルと言える6.1インチディスプレイのiPhone 12は標準カメラと超広角カメラを搭載しています。
基本性能ではiPhone 12シリーズすべて同じなのでProシリーズとの違いは望遠カメラの有無になります。
細かく言えば違いはありますが最新のiPhoneを楽しみたいならやはりiPhone 12が一番「無難」でオススメ出来るモデルになります。
最近は6.4インチのスマートフォンも増えてきましたが6.1インチのディスプレイは最近では大き過ぎず、かといって小さい訳でも無く丁度良い大きさだと思います。

2位はiPhone SE(第二世代)
ついに1位の座を受け渡したiPhone SE(第二世代)。
5月2日付けで22週連続の1位をキープしたコスパ最高のiPhone。
スペックはハイエンドなみ、しかし価格はミドルレンジクラス。
これで売れない訳がありません。
しかも販路も多く格安SIMでは3万円前半、3Gからの買い替えでは0円もあるほど安く購入が可能です。
※「3Gからの買い替えで筆者の近くにある家電量販店ではすべて0円を確認出来ませんでした。
ドコモで言えば4月30日まで40,000ポイント(64GB、256GB)だったのが0ポイントになっているためだと思われます。」
iPhoneラインナップで唯一の指紋センサー「Touch ID」を搭載しています。
現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
上下にべセルがあるデザインになりますがiPhone 8以前からの買い替えなら逆に慣れたデザインで好感が持てるぐらいです。
ただしバッテリーの持ちは弱いのでハードに使う方にはオススメ出来ません。

3位はiPhone 12 mini
こちらも新色パープルの影響で売れていますが2位のiPhone SE(第二世代)を抜くまでは売れていないようです。
不正購入で騒がれた楽天モバイルでは現在どのモデル(ストレージ)も執筆時点で在庫切れです。
日本ではまだまだ人気のある最新iPhoneのコンパクトモデル。
筆者もiPhone 12シリーズ発表の際に一番気になっていたのがPhone 12 miniですがグローバル視点だと人気がありません。
小さくても5.4インチあってiPhone 12をそのまま小さくしたモデルでスペックも高いですけどね。
コスパや指紋センサー「Touch ID」を考えるとiPhone SE(第二世代)になってしまいます。
iPhone 8以前のモデルからの買い替えだと違和感もありません。
iPhone 12同等のスペックがあっても11,000円の価格差なら6.1インチのiPhone 12を買った方が後悔が少ないでしょう。
「コンパクト」が求められていたのではなく「コンパクト+安さ」が求められていたのを証明した形になっています。

4位はiPhone 12 Pro
前回の3位から4位へランクダウン。
久しぶりにiPhone 12 miniに抜かれましたね
iPhone 12 Proがここまで売れるとは思ってませんでした。
筆者はiPhone 12シリーズで一番微妙だと思うのは変わりませんが6.1インチで最高性能を求めるならiPhone 12 Proになります。
普段持ち歩くiPhoneですから6.7インチだと大きいけど、最高性能は欲しい方向けですね。
大きさに問題が無ければiPhone 12 Pro Maxを強くオススメします。

5位はAQUOS sense5G
前回の6位から5位へランクアップ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
2021年2月5日に発売されたばかりの5G対応モデルになります。
2021年3月12日にはSIMフリーモデルも発売されています。
SoCは違いますが限りなくAQUOS sense4を5G対応にしたモデルだと思っても間違いないでしょう。
細かく言い出すと差異はありますが大きく異なるのはSoC:Snapdragon 720G、Snapdragon 690 5Gの違いぐらいでボディやディスプレイ、カメラモジュールなどは共通です。(5G端末なのでアンテナ配置が多くなって見た目はちょっと違います)
今からAQUOS sense4を検討していた方にはAQUOS sense5Gも候補に挙がって悩みますね。
5Gが広がるは2年先の話しだと思っているのでどちらでも良いかと思いますが、どうせなら新しいモデルを購入した方が後悔が少ないと思います。

6位はGalaxy A21
前回の5位から6位へランクダウン。
スペックが低いので微妙だと思っていましたがおサイフケータイと防水に対応しており価格の安さが売りです。
スペックが低いと言ってもAnTuTuベンチマークスコアは12万点ほどあるのでゲームなどしないなら問題の無いレベル。
2020年10月23日に発売したドコモのモデルは22,000円(税込)と安いです。
定価が安いので家電量販店だと1円も多いです。
2020年12月12日に発売したUQモバイルだと19,800円(税込)、MNPなら550円~とかなり安いです。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
「くりこしプラン」は人気の様で安く購入出来るGalaxy A21が一緒に買われている印象です。
UQモバイルは「くりこしプラン」とGalaxy A21の価格の安さで契約者数が伸びている印象です。
UQモバイルはこちら

7位はAQUOS sense3 basic
前回の圏外から7位へランクイン。
2020年6月19日に発売されたAQUOS sense3 basicはAQUOS sense3の廉価版です。
結構酷いダウングレードがされていてRAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージ64GB→32GB、おサイフケータイ非搭載とオススメ出来ないスマートフォンの筆頭に挙げられるぐらい酷いです。
AQUOS sense3の名は持っていますがコスト下げるためにダウングレードが酷すぎます。
初めてのスマホやシニア向けだと思われますがRAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、ストレージ64GB→32GBは理解出来ます。
しかし指紋センサー非搭載、おサイフケータイ非搭載は理解出来ません。
おサイフケータイぐらいは搭載して欲しかったものです。

8位はiPhone 12 Pro Max
前回の圏外から8位へランクイン。
iPhone 12 Pro Max戻って来ましたね!
iPhone 12 miniと同じく遅れて2020年11月13に発売されたiPhone 12 Pro Max。
iPhone 11 Pro Maxよりもディスプレイサイズが大きくなり6.5インチから6.7インチへ。
基本性能は大きさ以外はiPhone 12 Proと大きくは変わりませんがiPhone 12 Proとの違いにディスプレイサイズ以外に大きく違うのは広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正している点です。
手振れ補正はかなり強力で動画になるとその違いに驚くほど補正してくれます。
同じ「Pro」ですが別次元の性能になります。
「大きさ」以外で悩んでいるのならiPhone 12 Pro Max一択です。

9位はAQUOS sense4 basic
前回の9位をキープ。
AQUOS sense3 basicはダウングレードが多くオススメ出来ないスマートフォンでしたがAQUOS sense4 basicはそこまで酷くないダウングレードになっています。
それでもAQUOS sense4と比べると広角カメラ非搭載、RAM4GB→3GB、指紋センサー非搭載(顔認証は搭載)となっています。
ワイモバイルでは発売後はダウングレードされた機種なのに安くありませんでしたが現在はMNPなら4,968円、新規なら15,408円と安く購入が出来ます。
新しくなった料金プラン「シンプルプラン」も安いですがライバルのUQモバイルと比べると単身者ならUQモバイルの方が安いですね。
ただしワイモバイルは家族割で安く出来るので家族で契約するなら安くなります。単身者でもワイモバ学割対象者だと安く出来ます。
またオンライン専用20GBプランのLINEMOで熱望されたのに実現しなかった「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」が付いてくるのが大きいです。
ただオンラインではAQUOS sense4 basicがラインナップから消えています。(執筆時点)
ワイモバイルはこちら

10位はReno3 A
前回の7位から10位へランクダウン。
SIMフリーランキングでは常連のモデルで3大キャリア以外からはどこからでも買えるんじゃないかと思えるほど販路も広いです。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と日本でのミドルレンジスマートフォンのお手本のようなスペックです。
楽天モバイルでは最大の25,000ポイント還元で実質14,800円で売られています。
楽天モバイルはこちら

圏外へ行ったのは?

前回8位だったBASIO4が圏外へ行きました。

前回10位だったAQUOS sense4が圏外へ行きました。
ドコモオンラインではここの所、入荷予定:未定となっており購入が出来ません。
その影響があると思います。

今週の動向

iPhone 12、iPhone 12 miniの新色パープルは人気の様でどちらも1つランクアップしています。
ついにiPhone SE(第二世代)の1位キープを奪ったのはやっぱりiPhone(iPhone 12)でした。
新色追加だけでランキングが変わるなんてiPhone凄すぎ。
もはやAndroidスマートフォンでは4位になるのが精いっぱいな気がします。
2020年のiPhone 11時代にはiPhone SE(第二世代)が販売されてもAQUOS sense3が首位争いをしていましたがiPhone 12とiPhone SE(第二世代)が強すぎて、まだまだiPhoneの4強は続きそうです。