6週連続で4位だったiPhone 12 miniがAQUOS sense4に抜かれて5位にランクダウンしています。
前にも抜かれた事があったのでまた4位に返り咲く事も考えられますが日本でもiPhone 12 miniは人気が落ちているのですかね。
楽天モバイルの「1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要もありましたが楽天モバイルオリジナルスマートフォン、専売モデルのランクインは無いです。
いつ見ても「在庫切れ」で早朝に争奪戦がありましたが、ランクインするほどの在庫は無かったようです。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 4/18
「BCNランキング」2021年4月5日から11日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
2021年4月5日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングTOP10は、シャープの「AQUOS sense4」が先週の7位から4位に浮上した。上位4機種にiPhoneシリーズ以外が入るのは7週ぶり。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 AQUOS sense4(シャープ)
5位 iPhone 12 mini(アップル)
6位 Galaxy A21(SAMSUNG)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
9位 A73(OPPO)
10位 AQUOS sense5G(シャープ)
Source:BCNランキング
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の1位をキープ。
20週連続の1位になります。
王者の風格が見えるほどコスパの良いiPhone SE(第二世代)。
ahamoのiPhone 11がかなり安いので「抜くのでは?」と思いましたがahamoからしか購入出来ないのでPOSデータには無いのでしょうね。
iPhoneラインナップで唯一の指紋センサー「Touch ID」を搭載しています。
上下にべセルがあるデザインになりますがiPhone 8以前からの買い替えなら気にはならないでしょう。
現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
価格はミドルレンジ、スペックはハイエンド級とSoCは1世代前のA13ですがこれで売れない訳が無いほどコストパフォーマンスが良いiPhoneです。
販路も多く格安SIMでは3万円前半と安く購入出来ます。
キャリアでは3Gからの買い替えで0円も多いです。
ただしバッテリーの持ちは弱いのでハードに使う方にはオススメ出来ません。
2位はiPhone 12。
先週の2位をキープ。
20週連続の2位になります。
毎年または2年ごとに新しいiPhoneに買い換えるならオススメNo1のモデル。
iPhone 12シリーズで基本モデルと言える6.1インチディスプレイのiPhone 12は標準カメラと超広角カメラを搭載しています。
基本性能ではiPhone 12シリーズすべて同じなのでProシリーズとの違いは望遠カメラの有無になります。
細かく言えば違いはありますが最新のiPhoneを楽しみたいならやはりiPhone 12が一番「無難」でオススメ出来るモデルになります。
最近は6.4インチのスマートフォンも増えてきましたが6.1インチのディスプレイは最近では大き過ぎず、かといって小さい訳でも無く丁度良い大きさだと思います。
iPhone 13(仮)では指紋センサーの搭載も噂されていますがコロナの流行は長期化すると思われますので搭載して欲しいですね。
3位はiPhone 12 Pro。
先週の3位をキープ。
14週連続の3位になります。
前評判の良かったiPhone 12 miniよりも売れているiPhone 12 Pro。
iPhone 12 Proがここまで売れるとは思ってませんでした。
筆者はiPhone 12シリーズで一番微妙だと思うのは変わりませんが6.1インチで最高性能を求めるならiPhone 12 Proになります。
普段持ち歩くiPhoneですから6.7インチだと大きいけど、最高性能は欲しい方向けですね。
大きさに問題が無ければiPhone 12 Pro Maxを強くオススメします。
4位はAQUOS sense4。
先週の7位から4位へランクアップ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
バッテリーの持ちはスマートフォンNo1と言えるほど良く持ちます。
1日であまり使わない人だと朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。
Snapdragon 720Gを搭載しているので普段使いに困ることは無くほとんどのゲーム出来るぐらいのスペックはあります。
ミドルレンジスマートフォンでスペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能は賛否両論ありますが価格相応だと思います。
ただしナイトモード撮影は補正が強く不自然に明るくなります、動画性能は褒められません。
スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。
5位はiPhone 12 mini。
先週の4位から5位へランクダウン。
前にも抜かれた事があるので何とも言えないですが日本ではコンパクトなスマートフォンが好まれるのでグローバルと違って一定数のファンはいると思います。
筆者もiPhone 12シリーズ発表の際に一番気になっていたのがPhone 12 miniです。
小さくても5.4インチあり、iPhone 12をそのまま小さくしたモデルでスペックも高いです。
コンパクト希望でiPhoneだとコスパ抜群のiPhone SE(第二世代)があり、コスパで負けてしまいます。
「コンパクト」が求められていたのではなく「コンパクト+安さ」が求められていたのを証明した形になっています。
iPhone 12とスペックが変わらないのに11,000円安い、結局、11,000円の価格差なら6.1インチのiPhone 12を買った方が後悔が少ないからでしょう。
一度大きなディスプレイに慣れるとディスプレイサイズは落としにくいものです。
6位はGalaxy A21。
先週の5位から6位にランクダウン。
AnTuTuベンチマークスコアは12万点ほどとエントリークラスですが価格が安いです。
2020年10月23日に発売したドコモのモデルは22,000円(税込)と安いです。
定価が安いので家電量販店だと1円も多いです。
2020年12月12日に発売したUQモバイルだと19,800円(税込)、MNPなら550円とかなり安いです。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
スペックは高くないですがおサイフケータイと防水に対応でゲームなどをしないなら不便は無いでしょう。
「くりこしプラン」は人気の様で安く購入出来るGalaxy A21が一緒に買われている印象です。
7位はReno3 A。
先週の6位から7位にランクダウン。
SIMフリーランキングでは常連のモデルで3大キャリア以外からはどこからでも買えるんじゃないかと思えるほど販路も広いです。
SIMフリーランキングではY!mobile版が一番売れていますが、続いて無印版、UQモバイル版と今週はトリプルランクインを果たしています。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
楽天モバイルでは最大の25,000ポイント還元で実質14,800円で売られています。
執筆時点では在庫も全色復活しています。
8位はRedmi 9T 4GB+64GB。
先週の圏外から8位へランクイン。
2021年2月5日に発売されたRedmi 9TはSnapdragon 662を搭載して価格は17,490円(税込)と激安価格でデビュー。
Redmi 9Tはトリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。
OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。
FMラジオ、デュアルスピーカー、赤外線、6,000mAhの大容量バッテリー、4眼カメラで広角カメラも搭載しています。
OCNモバイルONEでは1円セールですぐに「品切れ」となりそのままセールは終了しました。
執筆時点で安く購入出来るのはIIJmioのMNP限定110円ですが毎日時間指定の争奪戦になっています。
BIGLOBEモバイルでは実質0円で売られています。
IIJmio、BIGLOBEモバイルのセール情報は下記を参照して下さい。
IIJmioのキャンペーン、セール情報をまとめています。 格安SIMの老舗であるIIJmioではキャンペーンが多く、スマートフォンが安く購入出来るセールもやる事があります。 キャンペーンは継続が多く、初めての格安SIMにはオススメです。[…]
BIGLOBEモバイルのキャンペーン、セール情報をまとめています。 スマートフォンを安く購入するのだとgoo Simseller(OCNモバイルONE)が有名でしょう。 BIGLOBEモバイルもかなり安く購入出来てgoo Sim[…]
9位はA73。
先週の圏外から9位へランクイン。
A73は楽天モバイルの関係で売れています。
「在庫切れ」が多い楽天モバイルの中で執筆時点で在庫がある中、一番安い実質5,800円で購入出来ます。
OPPOのA73は2020年11月20日に発売された機種で日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
SIMフリースマートフォンでは珍しいeSIM+物理SIMのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応機種です。
レザー調のポップなデザインが特徴で「ケースに入れずに裸で使いたい」1台です。
これからeSIM対応は進むでしょうが、気軽に別の端末に差し替えが出来る物理SIMx2の機種、同じSnapdragon 662搭載のRedmi 9Tの方が使いやすいと個人的には思います。
10位はAQUOS sense5G。
先週の10位をキープ。
5週連続の10位になります。
5週連続でギリギリのランクインは珍しいですね。
2021年2月5日に発売されたばかりの5G対応モデルになります。
2021年3月12日にはSIMフリーモデルも発売されています。
SoCは違いますが限りなくAQUOS sense4を5G対応にしたモデルだと思っても間違いないでしょう。
細かく言い出すと差異はありますが大きく異なるのはSoC:Snapdragon 720G、Snapdragon 690 5Gの違いぐらいでボディやディスプレイ、カメラモジュールなどは共通です。(5G端末なのでアンテナ配置が多くなって見た目はちょっと違います)
今からAQUOS sense4を検討していた方にはAQUOS sense5Gも候補に挙がって悩みますね。
5Gが広がるは2年先の話しだと思っているのでどちらでも良いかと思いますが、どうせなら新しいモデルを購入した方が後悔が少ないと思います。
圏外へ行ったのは?
先週8位だったAQUOS sense4 basicが圏外へ行きました。
AQUOS sense4と比べると広角カメラ非搭載、RAM4GB→3GB、指紋センサー非搭載(顔認証は搭載)となっています。
先週9位だったAQUOS sense4 liteが圏外へ行きました。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
AQUOS sense4と比べると広角カメラ非搭載ぐらいでeSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
今週の動向
大きいのはiPhone 12 miniがAQUOS sense4に抜かれて5位にランクダウンした事ですね。
2月28日にRakuten Handに抜かれて5位になりましたが翌週には4位に戻っています。
Rakuten Handの4位は「1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要で抜かれたと思われますが、今回は純粋にAQUOS sense4に抜かれています。
日本ではiPhoneは人気がありコンパクトが好まれるのでiPhone 12シリーズで一番安くスペックの高いiPhone 12 miniの人気が一気に落ちる事は無いでしょう。
次期iPhoneではminiは無くなるとかやっぱり続投されるとか噂は絶えませんがラインナップから外れたら「貴重」なiPhoneになるでしょうね。
今週のシリーズ別ランキングでは楽天モバイル関係のランクインはOPPO A73ぐらいしかありません。(Reno3 Aもありますが在庫状況をチェックした印象だとそれほど売れてないと思います)
気になるのは今後の動向です。
「3か月無料キャンペーン」でもRakuten UN-LIMIT VIプラン自体がお得なプランなのですが契約者数は一気に下がるでしょう。
Rakuten BIG sと思われるスマートフォンを楽天モバイルの公式Twitterで4月1日にチラ見せしています。
在庫切れには2種類あり「現在入荷待ち」と「在庫切れ(入荷予定なし)」があります。「在庫切れ(入荷予定なし)」でも在庫が復活するのを確認していますがスマートフォンのラインナップを一新して新しいキャンペーンをやると筆者は思っています。
Rakuten UN-LIMITがスタートして1年が過ぎましたので既存ユーザーも新しいスマートフォンに買い換えたい人もいるでしょう。
ですが現在のキャンペーンだと「新規」で「初めて」の契約者しか安くは購入出来ません。
新規獲得と既存ユーザーの流出を阻止するキャンペーンがあると思っています。