OPPO Reno Aが単体で27,450円 64GBモデルなら26,800円

OPPO Reno Aが安くなってきています。

エキサイトモバイルでは販売終了を告知しています。

この先販売終了は続くでしょう。

後継機であるOPPO Reno3 Aは好調なようですが筆者はあまり良い印象は受けません。

なぜなら一番重要視されるCPUをスペックダウンしているからです。

OPPO側もコストカットしたReno3 Aを売りたいため近いうちにReno Aは市場から消えるでしょう。

 

Reno AとReno3 A

どちらもコストパフォーマンスが良いスマートフォンなのはこれを見ている方なら分かっているかと思います。

 

スペック

とりあえずReno AとReno3 Aのスペックを見てみましょう。

比較用に高コストパフォーマンスなRedmi Note 9Sを載せておきます。

※スマートフォンの場合横にスクロール出来ます。

Redmi Note 9SOPPO Reno3 AOPPO Reno A
売日(日本)2020年6月9日2020年6月25日2019年10月18日
CPUSnapdragon720GSnapdragon 665Snapdragon 710
GPUAdreno618Adreno 610Adreno 616
ディスプレイ6.67インチ 2400 x 1080解像度6.44 インチ有機EL 2400×1080解像度6.4インチ有機EL 2340 x 1080解像度
OSMIUI 11(Android10)ColorOS 7.1(Android10)ColorOS 6(Android9)
RAM4GB、6GB6GB6GB
ROM64GB、128GB128GB64GB/ 128GB(楽天モバイル版限定)
サイズ(高さ/幅/厚さ)165.75mm、76.68mm、8.8mm160.9mm、74.1mm、8.2mm158.4mm、 75.4mm、7.8mm
重量209g175g169.5g
メインカメラ48M、8M広角、5Mマクロ、2M深度測定 4眼48M、8M広角、2Mモノクロ、2M深度測定 4眼16M、2M
サブカメラ16M16M25M
充電とバッテリー5020mAh、USB Type-C、18Wの急速充電4025mAh、USB Type-C、Quick Charge 2.0急速充電3600 mAh、USB Type-C
Wi-Fi802.11 a / b / g / n / ac802.11 a / b / g / n / ac802.11 a / b / g / n / ac
Bluetooth5.05.05.0
おサイフ系未対応、おサイフケータイ未対応NFC、FeliCa おサイフケータイ対応NFC、FeliCa おサイフケータイ対応
ヘッドフォンジャック
生体認証指紋/顔画面内指紋認証/顔画面内指紋認証/顔
SIMnanoSIMx2(DSDV対応)トリプルスロットnanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用nanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用
microSD最大512GB最大256GB最大256GB
防水/防塵防滴のみIPX8/IP6XIPX7 / IP6X
赤外線搭載非対応非対応
価格22,320円~(税込)Amazon33,800円(税込)Amazon27,450円(税込)Amazon(楽天128GBモデル)
Antutuスコア25万ぐらい、28万超えるぐらい18万ぐらい21万ぐらい

※スマートフォンの場合横にスクロール出来ます。

もちろんおサイフケータイと防水が必要なければRedmi Note 9Sが一番オススメです。

見て分かるようにReno3 Aは急速充電とメインカメラのアップグレードぐらいしか嬉しい要素はありません。

逆に一番重要なCPUをスペックダウンしています。

自撮りをよくする方にもインカメラ(サブカメラ)のスペックダウンに注意です。

通常、スマートフォンやパソコンなどの機器では有り得ないスペックダウンです。

 


 

なぜReno Aが良いのか?

単純におサイフケータイと防水に対応してコストパフォーマンスが良いからです。

繰り返しになりますがおサイフケータイと防水が必要なければRedmi Note 9Sを強くオススメします。

新型のスマートフォンが出れば一番重要視するのがSoCです。

つまりCPUが一番重要なのはパソコンでも同じでしょう。

Reno Aの大ヒットはSnapdragon 710を搭載していながらおサイフケータイと防水に対応していながら4万円以下で買えたことが大きいです。

OPPOは指原莉乃さんを起用してCMも流してOPPO Reno Aを売り出しています。

OPPO Reno A自体も「いろいろと余裕のスマホ」としてSnapdragon 710を搭載しながらおサイフケータイと防水に対応と日本仕様を意識したモデルとなっています。

そこでSIMフリースマートフォンとしては異例の大ヒットとなりましたが、OPPO Reno Aは戦略機であり日本市場に入る為に採算度外視で送り込んだ機種でもあります。

現在はさすがに採算は取れていると思いますが、OPPO Reno3 AはCPUをスペックダウンしましたが好調に売れています。

スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンの投入も決まっており大手キャリアからもOPPO Find X2 Pro、OPPO Reno3 5Gを売り出すのが決定しています。

またCMも指原莉乃さんだけでなく木梨憲武さんの起用が決まっており「リノ&ノリ」で売り出します。

OPPOは上手く日本市場に食い込んだのがわかります。

 

もちろんスマートフォンを選ぶ際に重要視する部分で選択は変わります。

カメラ重視、CPU重視、おサイフケータイと防水に対応、バランスなど。

ただCPUは外せない項目だと考えてます。

それならハイエンドスマホの選択も出てきますが値段との兼ね合いなのですよね。

5年以上前ならハイエンドスマホを好んでましたが現状はミドルレンジの中でもミドルハイと呼ばれるスマホが最もコストパフォーマンスが高いと考えます。

十分な性能なのですよね。

一番のオススメは税込み5万円で購入できるiPhone SE(第二世代)なのは変わらないです。

ただ4.7インチでベゼルがあるのは気になりますがコスパで言えばiPhone SE(第二世代)でしょう。

安さならRedmi Note 9Sですね。

 

筆者はそれでもReno3 AはSnapdragon 665なら値段次第ではオススメしてきましたがColorOSのチューニングのせいで「もっさり」しているReno3 Aは正直オススメ出来ないです。

  1. もっさりしている。
  2. 安いわけでは無い。
  3. Reno A同様に日本独自仕様な為メジャーアップデートは望めない

この3点は大きいです。

この3点を説明します。

①公式でもReno3 Aの動作がもっさりしているのを指摘しています。

②CPUがスペックダウンしているのに価格差がAmazonで11,000円ある。

③Reno Aは日本独自仕様でFeliCaを搭載しているためかと思われますが公式でメジャーアップデートはしないと公言しています。

A5 2020はメジャーアップデートされます。

Reno3 AもReno Aと同じ運命なのは明らかです。

写真はAndroid 10へのメジャーアップデートのロードマップです。

Reno Aは含まれておらず、A5 2020が8月にある事がわかります。

 

ちょっと前までは価格差があまり無く「それなら新型の方が、、、」と思う方も多かったでしょう。

しかし執筆時点では単体購入(SIMセット販売では無く)で11,000円の差は大きいと思います。

しかも毎日触れる事が多いスマートフォンで動きが「もっさり」ではストレスを感じます。

安くなった今こそOPPO Reno Aを強くオススメします。

 



執筆時点で27,450円 楽天版なので128GBモデルです。残りわずかです。電源ON時の楽天のロゴに抵抗があるのなら64GBモデルになります。

拘りが無ければ128GBモデルの方がお値打ちです。 ブルーだと31,500円になります。

ブルーでもReno3 Aより幸せになれるかと思います。

 


執筆時点で26,800円 64GBモデル

 



これはReno3 Aです。 執筆時点で33,800円

もちろんスペックダウンよりもメインカメラ性能や急速充電に魅力を感じているのならオススメは出来ます。

ただインカメラはスペックダウンしてるので自撮りメインならお気を付けください。

 

最後に

値段次第でOPPO Reno3 Aをオススメしてきましたが公式Twitterで「もっさり」を公言してからはオススメ出来ない機種になりました。

OPPO Reno Aという戦略機で日本に食い込んだOPPOですがそれ故にOPPO Reno Aは良く出来た機種でありOPPOはたった8か月で後継機としてOPPO Reno3 Aを出しました。

OPPO自体もコストのかからないOPPO Reno3 Aを売りたいのはわかるのですが戦略なんですよね。

性能の良いスマートフォンで市場を開拓してコストダウンした機種を8か月で出してきたことからも開拓した後なのでOPPO Reno Aを製造する意味が無いのです。

安くなった今こそ買いだと考えます。