日本のiPhone事情シェア率が世界と逆

日本のiPhone使用率はかなり多いのではないでしょうか?

私自身もiPhoneに憧れて使っていました。

電車に乗るとよくわかるのですが、女子高生のiPhone率は100%と言っても過言ではないくらいiPhoneが多い!

なぜこうなったのか考えていきます。

日本のスマートフォンシェア率

日本のスマートフォン・シェアランキング(2020年3月)

出典:https://webrage.jp/techblog/sp_share/ 様

いやぁ本当にiPhone多いですね、、、、56%の人がスマートフォンでiPhoneを使ってます。

Android勢をまとめると43%って事ですね。

でも2020年3月現在のランキングで56%なんですね。自分の勝手な推測ではもっと多いと思ってました。

これが1年間だとどうなのでしょうか?

出典:https://gs.statcounter.com/ 様

海外のサイトですが色々調べられます。ただグラフなので字が小さい、、、2019年3月から2020年3月のシェア率になります。

Apple:67%

Sony:7.9%

Samsung:6.5%

Huawei:5.2%

Sharp:1.9%

以下色々

私の使ってるASUSは0.9%でした。

圧倒的な強さでiPhoneでした。

世界のシェア率

では世界で見たらどうなのでしょうか?

2019年3月から2020年3月のシェア率になります。

出典:https://gs.statcounter.com/ 様

Samsung:31.4%

Apple:23.3%

Huawei:9.6%

Xiaomi:7.7%

Oppo:4.3%

日本メーカーはその他に、、、

iPhoneは世界でみれば23.3%なんですね。Samsungが強いのは知ってましたが中国メーカーに押されて昔よりはシェアを落としてますね。

特にXiaomiやOppoなどは最近伸ばしてきてる中国メーカーですよね。安さでは群を抜いてます。

コストパフォーマンスの高いスマートフォンが伸びていく感じでしょうか。

日本とはまったく逆ですね、iPhoneとAndroid勢と比べると世界ではAndroidが圧倒的にシェア率が高いことがわかります。

日本のiPhone機種別シェア率

日本のスマートフォンの機種別に見るとiPhoneが圧倒的なのでiPhoneランキングになってます。

出典:https://deviceatlas.com/blog/most-popular-smartphones#japan 様

ここで思ったのが上位2機種のiPhone7、iPhone8が圧倒的iPhone率になるのですが、3位のiPhone6s、6位のiPhoneSEの存在です。

もうすぐサポートが切れる端末なのですが特にiPhoneSEは唯一の4インチモデルです。iPhone5sは圏外になってますが歴代iPhoneの中でも気に入っていた方は多いでしょう。

最近のスマートフォンの大型化で6インチは当たり前ですが当時iPhone5sはベストサイズだと思ってました。

今ではiPhone6sの4.7インチがぐらいが丁度良いサイズかなぁって考えたりします。

日本のiPhone事情と日本メーカー製Android

2007年6月29日に初代iPhoneが発売されスマートフォン時代が始まる。

2008年7月11日にソフトバンクからiPhone 3Gが発売、日本でもスマートフォン時代が始まる。でも一番のキャリアであるDoCoMoからは出ない!なぜだー!!って思ったDoCoMoユーザーは多かったはず!

しかしこれにはもちろん大人の事情がありました。iPhoneは契約にあたり相当な販売台数を約束させられてなおかつ高額なインセンティブを求めていたんですよね。DoCoMoはその条件が飲めずにいたわけです。店舗の設置場所も一番目につく場所じゃないとダメとかもあった記憶があります。

そしてこの頃には1国1キャリア制をアップルがしていたためソフトバンクが条件を飲んで契約したんですね。

2010年4月1日にAndroidのXperia X10がドコモより発売。ここにAndroidとiPhoneの戦いが始まる。(でもこのころはまだガラケーが多かったですよね)

この頃のAndroid端末は遅くて使い物にならないと言われるほどに、、、、ここから日本のメーカー各社もAndroid端末を出していく!

2011年10月14日についにauからiPhone 4Sが発売される。ソフトバンクのiPhone独占が崩れましたがまだDoCoMoからは発売されずに!

この頃からAndroid端末も使える機種が多く出てきました。

2013年夏モデルでドコモが打ち出したツートップ戦略。はい、、、日本メーカー各社様スマートフォン終了のお知らせです。

ドコモはXperia AとGALAXY S4をツートップとして全面的にこの2機種を売り込んで行きます。

まぁドコモも一番苦しかった時期ですよね。iPhoneにより契約者がどんどん流出して行くなか、日本のメーカーの最後の砦だったわけですから。

NECやパナソニックなどが撤退していく時期でもあります。

2013年9月20日にやっとドコモからもiPhone 5s、iPhone 5cが発売。上に書いたツートップは一体何だったのか!って思えますよね。

ここからiPhone安売り合戦が過熱します。この頃はスマートフォンは0円でお客の取り合いだったんですよね。

2013年11月iPhone5s、iPhone5cのSIMフリー版をApple Storeで発売。3大キャリアで安く買えるのであえてこの時期に買うのは海外でSIMを購入して使いたい人いないですよね。

ここまで書いてきて思うのはAppleの包囲網はすごいです。しかも儲けている!ビジネスなのはわかりますが殿様商売ですね。

日本ではなぜiPhoneが多いのか

上で書いたようにドコモ、au、Softbankの3社でのお客の取り合いで安くiPhoneをバラまいた経緯があります。在庫も多いので各社ともiPhoneを薦めて必死になって売る!

よくiPhoneを使ってる人に聞くと次のような答えが返ってきます。

  1. みんなが使ってるから。 これ一番多いです、スマートフォンが初めてならなおさらです、周りの人に使い方を聞けますからね。
  2. カッコいいから。 ブランド力ですね。
  3. 前もiPhoneだったから。 確かに操作に慣れたのにまた覚えなおすのは面倒くさいです。
  4. アクセサリーが多いから。 Android端末だと色々なメーカーが作っているのでケースを探すのにも苦労する時もあります。でもiPhoneなら安心ですよね。

年齢でいくと若い女性ほどiPhone率は高くなります。

最後に

2017年をピーク(日本のスマートフォンiPhoneシェア率70%)にどんどん下がりつつあります。

日本でもAndroidスマートフォンのシェア率は伸びてきています。

しかし、つい最近新しいiPhoneSE(第二世代)が発表されました。これはかなりコストパフォーマンスが高いのでまたiPhone率は伸びるでしょう。

特に今iPhoneSEやiPhone6sを使ってる方やiPhone6以前のサポートが終了した機種の方には値段、性能、大きさのどれをとっても魅力的だと思います。

まだまだ日本ではiPhoneは強いですね。