ドコモahamo(アハモ)の店頭サポート(有償)、「解約金留保」の廃止を予定

NTTドコモは4月16日の総務省の競争ルールの検証に関するワーキンググループ第16回会合でオンライン専用20GBプランのahamo(アハモ)の契約者に対して有償で店頭サポートをする事を明らかにしました。

また以前から気になっていた「解約金留保」の見直しを予定、あわせて2年契約(解約金1,000円)自体の新規受付終了を予定している事を明らかにしました。

ahamo(アハモ)の店頭サポート(有償)、「解約金留保」の廃止を予定

4月16日の総務省の競争ルールの検証に関するワーキンググループ第16回会合で明らかになりました。

総務省:競争ルールの検証に関するWG(第16回)事業者ヒアリング資料PDF URL

ahamo(アハモ)の店頭サポート(有償)

オンライン専用でチャットのみのサポートで始まったahamo(アハモ)。

ahamo(アハモ)は人気で配送の遅延が起きている程でMNP(番号そのままで他社へ移行)の契約者に問題が起きるぐらいでした。

契約してもモノが届かないとMNP予約番号は「取得日を含めて15日間」と期限がある為、一時MNPの契約が出来ない時期もありましたね。

有償サポートなので料金が分かるまでは何とも言えないですが世間を騒がせているプランなので有償でもありがたい人は居るでしょう。

ahamo有償サポート

料金や時期は後日発表予定となっています。

「解約金留保」の見直しを予定、あわせて2年契約(解約金1,000円)自体の新規受付終了を予定

「解約金留保」の見直しは「やっとか!」って感じですね。

あまり聞きなれない「解約金留保」ですが廃止を予定しているようです。

他社へMNPしたり、解約する時に「違約金」とか「解約金」など聞いた方は居ると思います。
「解約金留保」とは旧プランで契約した時に「2年間契約するから安くしますね(いわゆる2年縛り)でも途中で解約したら9,500円(税別)払って下さい」と言った解約金が新プランに移行しても引き継がれる事を言います。
例えば解約金9,500円のプランに2019年10月2日に契約したとします。 契約開始日1か月目は2019年10月~11月になります(申込日が1日の場合は、当月末日まで)
契約満了時期は24か月後なので2021年10月となり2021年10月~2021年12月が「違約金」がかからない時期になります。
しかし途中に「解約金」が0円または1,000円のプランに契約を変更したとしても2021年10月までは「解約金」が「留保」されます。
つまり「解約金」が0円または1,000円のプランに変更しても「以前のプランの解約金は満了時期まで付いてくること」になります。
これは以前に問題だと思って書いています。良ければ見て下さい。
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ソフトバンクやauは新プランに移行すると翌月には0円または1,000円でMNPでも解約でも出来ます。

解約金留保イメージ図

「解約金留保」のイメージは上図でなんとなくわかると思います。

「解約金留保」の撤廃は早くして欲しいものです。

あわせて嬉しいのが2年契約(解約金1,000円)自体も新規受付を終了予定だそうです。

感想まとめ

ahamoは人気のプランですがチャットだけのサポートなので問題も多いようです。

特に「先行エントリー」の確認方法は無く、メールかSMSの配信を待つしか確認手段がありません。(筆者にはどちらも届いていません:執筆時点)

一番の問題はMNP関係ですね。(チャットサポートも人により対応は変わります)

配送が遅れるとMNP予約番号には期限があるので有効期限切れでキャンセルになったとかも聞きます。

この2つと有償サポートは関係ないですが3,000円程度ならahamoを契約したいけど自信が無い方にはオススメですね。

分かり辛く「害悪」だった「解約金留保」の撤廃は歓迎ですが早めにお願いしたい所ですね。

今、話題のオンライン専用20GBプランは魅力的なのでドコモから他社プランへ移行した方も居るでしょう。

ここでこの「からくり」を理解していないと9,500円払う羽目になる訳です。

秋頃の予定となっていますので一度my docomoなどで見ておいた方が良いでしょう。