先週に続いて3位をXperia 10 IIが守りました。
1位と2位は強豪のiPhone SE(第二世代)とiPhone 11です。
Androidスマートフォンでここに入るのは極めて難しいです。
AQUOS sense3が首位を争った時期もありましたが4位に甘んじています。
今回のランキングはシリーズ別になります。
今売れてるスマートフォンTOP10
「BCNランキング」2020年7月13日から19日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 11(アップル)
3位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
4位 AQUOS sense3(シャープ)
5位 Galaxy A20(SAMSUNG)
6位 iPhone 7(アップル)
7位 iPhone 11 Pro(アップル)
8位 BASIO4(京セラ)
9位 Galaxy A41(SAMSUNG)
10位 P30 lite(Huawei Technologies)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20200726_183057.html 様
1位はiPhone SE(第二世代)。
とにかく強い、A13チップを搭載していながら税込み5万円以下なので当たり前かもしれませんが圧倒的に強いです。
2位はiPhone 11、こちらも強いです。
iPhone SE(第二世代)には無い現代風のベゼルが少ない大画面でiPhone SE(第二世代)とは住み分けが上手く出来ていて税込みで8万を超えていてもスペックは高いのでAppleの戦略は上手く出来ている印象を受けます。
3位のXperia 10 IIは先週に引き続き3位をキープ。 Androidスマートフォンは数が多いですがその中では一番売れているスマートフォンの3位をキープは見事です。
2020年5月29日発売とまだ新しいですがミドルクラスのXperiaを待っていた層に売れています。
3Gからの機種変更や安売りの影響も受けているでしょうが基本スペックはおとなしく尖った要素は無いように思えますが、Xperia 1 IIと同じ縦長のボディは持ちやすくカメラにも定評があります。
ソフトの作りこみも見事なので売れて当然なのかもしれません。
先週に続いて4位のAQUOS sense3は「優等生」スマホとして支持を得ていましたがXperia 10 IIの勢いには負けてしまっています。
楽天モバイルのキャンペーンの影響もありますが今売れてるSIMフリースマホTOP10でも9位になっています。
一時はiPhone SE(第二世代)と首位を争ったのがウソのような現実ですが、それでも4位なので好調なのは間違いないです。
5位はGalaxy A20で先週と変わらず5位をキープしています。
スペックはお察しなのですがそこは値段で勝負です。
ここまで1位から5位は先週と変わっていません。
6位のiPhone 7は先週の7位から6位へアップ。
7位のiPhone 11 Proは先週の6位から7位へダウン。
iPhone 7とiPhone 11 Proが入れ替わりになりました。
iPhone 7は各格安SIM会社から安売りされているのでランクインしてからは一定のランクをキープしている印象です。
8位はなんとBASIO4。
圏外へ行ったりランクインしても10位が多かった忙しい機種ですが8位は珍しいですね。
9位はGalaxy A41で先週の8位からダウンとなってます。
10位はP30 liteで先週と同じく10位をキープ。
先週9位だったGalaxy A7はついに圏外へ行きました。
今売れてるSIMフリースマホTOP10では首位の座を奪われましたがそれでも2位をキープしていただけに残念な結果になってます。
楽天モバイルの戦略的な機種ですが、現在キャンペーン中でAQUOS sense3 liteとOPPO A5 2020がGalaxy A7と同じく「0円以下」スマホになっているので当然の結果かもしれません。
キャンペーン詳細は以下から。タイトルは直していませんが中身は直してあります。
楽天モバイルがRakuten UN-LIMITとのセット購入で最大28,300ポイント還元を明日(2020年7月15日9:00)から「夏のスマホ大特価キャンペーン」を始めます。 何かしらのキャンペーンを始めると思ってはいましたがスマホ[…]
3位 Xperia 10 II
ソニーが昔から頑張っているXperiaシリーズのミドルレンジモデルになるXperia 10 II。
Xperia 1 IIはインパクトがありますがやはり売れ筋はXperia 10 IIでしょう。
スペック
発売日(日本) | 2020年5月29日 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.0インチ有機EL 1080×2520解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 157mm、69mm、8.2mm |
重量 | 151g |
メインカメラ | 8MP、12M、8M |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 3600mAh USB Type-C PD対応 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIMx1 |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税込) | 54,000円 |
SIMフリーでは売れに売れているOPPO Reno3 Aと同じSnapdragon 665を搭載しています。
しかしカスタマイズが上手いのかOPPO Reno3 Aのような「もっさり感」はありません。
そんなスペックでは見えない所の作りこみが良く出来ているはSONYらしいです。
メジャーアップデートも見込めるので長く戦えます。
音にも拘りがあるので良いですね。
縦長のボディなので幅が短く持ちやすいのも特徴です。
安売りもされてはいますが販売チャンネルが多いわけではありません。
そして定価も5万を超えています。
どうしても値段だけ見るとiPhone SE(第二世代)と比べてしましますが SoCの性能では倍以上の性能差で負けていますがそれ以外だと負けている要素はありません。
普段使いならXperia 10 IIの方がディスプレイも大きく使いやすいでしょう。
4位 AQUOS sense3
「優等生」スマホとして売れていたAQUOS sense3ですが、ちょっと陰りが見えてきていますね。
まぁそれでも売れてはいるのですが。
スペック
発売日(日本) | 2019年11月2日 |
CPU | Snapdragon 630 |
GPU | Adreno 508 |
ディスプレイ | 5.5インチ 2,160 x 1080解像度 |
OS | Android 9 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 147mm、70mm、8.9mm |
重量 | 167g |
メインカメラ | 12M、12M 2眼 |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 4,000mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIM |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜) | 21,600円 |
UQ mobile版は今売れてるSIMフリースマホTOP10でも圏外へ行ってしましましたがスペックを見ると売れている訳が分かると思います。
この値段でこのスペックです。
UQ mobileではOPPO Reno3 Aも販売しているので仕方ないですかね。
OPPO Reno3 Aはダブルランクインするほど売れてますからね。
J.D. パワー 2020年SIMフリースマートフォン顧客満足度調査でもSHARPは「アフターサポート/保証プラン」で最高評価を受けている所からもユーザーからの支持は厚いです。
そしてスマホに詳しくない方にも優しい仕様になっているのでガラケーなどからの買い替えでもオススメ出来る機種ですね。
そのようにサポートや優しい仕様、バッテリーの持ちなどから支持されています。
9位 Galaxy A41
まだ発売されたばかりのミドルレンジスマートフォンです。
スペック
発売日(日本) | 2020年6月25日 |
CPU | MT6768 |
GPU | Mali-G52 MC2 |
ディスプレイ | 6.1インチ有機EL 1080×2400解像度 |
OS | One UI 2(Android 10) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 152.9mm、70.4mm、8.1mm |
重量 | 160g |
メインカメラ | 48MP、8M、5M 3眼 |
サブカメラ | 25M |
充電とバッテリー | 3,500mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx1 |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | IP68 |
価格(税込)ドコモオンライン | 37,224円 |
Antutuスコアは16万ぐらいですが値段の割には頑張っているのではないでしょうか。
カメラもメインカメラが48M画素で3眼になっており前モデルより大幅に進化しています。
また日本では当たり前になるおサイフケータイと防水に対応と全部入りのスマートフォンです。
アメリカの制裁によりファーウェイの「穴」を狙っているのならもう少し何か突出した部分が欲しかったですね。
OPPO Xiaomiのような中国勢のような勢いが感じられません。
良く出来たスマートフォンなんですけどね。
最後に
Xperia 10 IIはどこまで3位をキープ出来るのか今は分からないですが、どうなのでしょうね。
定価が5万を超えているのでいつかは追いつかれる気がします。
iPhone 12(仮)発売まではXperia 10 IIとAQUOS sense3で頑張って欲しいですね。
iPhone SE(第二世代)とiPhone 11シリーズ以外ではXperia 10 IIを除くとすべて格安なスマートフォンが占めています。
これらの中で3位をキープしたXperia 10 IIはそれだけの価値があるとわかった方が購入されているのでしょう。