Xiaomi 11T Proの後継機種Xiaomi 12T Pro。
日本発売が発表されて10万円越えになってお得感が薄れ、スマホ好きには「Xiaomiらしさが無くなった」と言われています。
本日、日本で発売されたXiaomi 12T Proについてスペックと価格を見て行きます。
Xiaomi 12T Pro
以下参照
Xiaomi公式ページ URL
Xiaomi 12T Pro スペック
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発売日(日本) | 2022年12月16日 |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
GPU | Adreno 730 |
ディスプレイ | 6.7 インチ有機ELディスプレイ 2,712x 1,220解像度 アスペクト比20:9 リフレッシュレート120Hz |
OS | Android 12(MIUI 13) |
RAM | 8GB(LPDDR5) |
ROM | 128GB/256GB(UFS3.1)※256GBモデルはソフトバンクのみ |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 163mm×76mm×8.8mm |
重量 | 205g |
メインカメラ | 2億P広角 F1.69 OIS 8MP超広角 F2.2 FOV120° 2MPマクロ F2.4 3眼構成 |
サブカメラ | 20MP F2.24 |
充電とバッテリー | 5,000mAh USB Type-C 120W急速充電 |
バンド | 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B28/ B34/B38/B39/B40/B41/B42 | |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 非対応 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
SIM | nanoSIM+eSIM DSDV対応 |
microSD | 非対応 |
防水/防塵 | IP53 |
その他 | ステレオスピーカー 120W充電アダプタ付属 TPUケース付属 ディスプレイ保護フィルム貼り付け済み |
カラーバリエーション | ブルー、ブラック |
価格(税込) | 8GB/128GBモデル:109,800円 Xiaomiオンラインストア 8GB/256GBモデル:143,280円 ※ソフトバンク専売 |
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特徴
ハイエンドSoCのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。執筆時点での日本での機種では最新チップです。
熱問題もかなり改善している様子。(6℃の上昇ぐらい)
目玉は2億画素の広角カメラで光学手振れ補正に対応。
ディスプレイ
Xiaomi 11T Proに続いて6.7 インチ有機ELディスプレイを搭載。
アスペクト比20:9
リフレッシュレート120Hz
タッチサンプリングレート480 Hz
などはXiaomi 11T Proと同じですが、解像度は2,400×1,080から2,712x 1,220へアップ。
ただ輝度はピーク輝度で1,000nitから900nitへダウン。
またGorilla Glass VictusからGorilla Glass 5へダウン。
うーん解像度アップは良いけど、色々コストカットが目立つ部分ではありますね。
カメラ
一番のアップデートになるカメラは広角カメラが1億800万画素から2億画素へ。
しかも光学式手ブレ補正に対応してF値もF1.75からF1.69へ少し明るくなりました。
海外の評判でもカメラの性能アップは評価されています。
超広角カメラは変わりが無いですが、500万画素テレマクロカメラから200万画素マクロカメラへ変更。
写真の様に広角カメラの出っ張りはかなりの迫力。付属のTPUケースで守れるのか!かなり厚みが増しましたね。
マクロで無くて望遠カメラだったら神機種になっていたかもです。
その他
Xiaomi 11T Proに引き続いてHarman Kardonコラボのステレオスピーカーを搭載。
何気に左スピーカーが手前に移動しているのでゲームする時に左スピーカーを指で塞いじゃいそうですね。
充電も120W急速充電に対応で19分で100%の充電が可能となっています。
Xiaomi 11T Proは17分ですが同じ5,000mAhの容量で120Wなので安全性の部分でアップグレードなのかな?
Xiaomi 11T Proとの違い
簡単にXiaomi 11T Proとの違いをまとめます。
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Xiaomi 12T Pro | Xiaomi 11T Pro | |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 888 |
AnTuTuベンチマークスコア | 106万点 | 80万点 |
ディスプレイ | 解像度2,712x 1,220 ピーク輝度900nit Gorilla Glass:Gorilla Glass 5 | 解像度2,400×1,080 ピーク輝度1,000nit Gorilla Glass:Gorilla Glass Victus |
メインカメラ | 広角:200MP F1.69 OIS 超広角:8MP F2.2 FOV120° マクロ:2MP F2.4 モーショントラッキングフォーカス モーションキャプチャ | 広角:108MP F1.75 EIS 超広角:8MP F2.2 FOV120° テレマクロ:5MP F2.4 |
インカメラ | 20MP F2.24 | 16MP F2.45 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 | サイドボタン指紋/顔 |
価格(税込) | 8GB/128GBモデル:109,800円 Xiaomiオンラインストア 8GB/256GBモデル:143,280円 ※ソフトバンク専売 | 8GB/128GBモデル:69,800円 Xiaomiオンラインストア ※執筆時点で69,800円→49,800円 8GB/256GBモデル:79,800円 Xiaomiオンラインストア |
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うーん、正当に進化はしてますがピーク輝度とGorilla Glass 5はどうなのかな、、、、
後、大きいのは価格差ですね。
128GBモデルで10万越えは厳しいですね。
ハードなゲーマーでない限り安くなったXiaomi 11T Proで十分ですよね。
原神などのゲームでは最高設定でかなり違いは分かると思いますが設定次第なので許容範囲じゃないかな。
広角カメラの進化は素晴らしいと思いますがカメラに拘るのならPixel 7 ProやiPhone 14 Proを選びそうですし。
難しい価格帯になっています。
256GBモデルがソフトバンク専売なのも惜しいですね。
販売・キャンペーンについて
ここまでの価格は定価なので各社のキャンペーン価格をまとめます。
256GBモデルはソフトバンク専売なので128GBモデルのみで書いておきます。
価格は執筆時点での価格。
Xiaomi公式ストア | 109,800円 執筆時点で10%OFF 98,820円 |
OCNモバイルONE | 76,000円 セール価格 |
IIJmio | 79,800円 セール価格 要MNP |
OCNモバイルONEが最安値ですね。IIJmioも悪くは無いですがMNP限定かつ過去1年間のセールでスマホを安く買った方はセール価格対象外になります。
まぁOCNモバイルONEも短期解約するとブラックリストになり購入出来ない方も居るかもですが、、、※OCNブラックは明確な期間が分からないので申し込んでからしか判断が出来ません。
感想まとめ
ダウングレードされた部分も書きましたがその部分はそれほど気にする部分では無いので問題は無いと思います。
ちゃんと進化はしてます。特に広角カメラ。
ただ問題は価格ですね。
「コスパが売りのXiaomi」ってイメージ無いですか?
10万円越えだと他の選択肢が出てきちゃうんですよね。
同じ価格帯だとZenfone 9が8GB/128GBで99,800円。セール価格で77,800円(IIJmio)です。
手振れも強くてコンパクト、イヤホンジャックやIP68の防水防塵性能があります。また8GB/256GB、16GB/256GBも選べます。
望遠が欲しければカメラ性能トップクラスのPixel 7 Proが124,300円ですがGoogle公式で発売から2度セールをしているので、次のセールで安く購入も可能です。実質価格ですがPixel 7 Proが27,800円は衝撃的ですよね。
円安の影響もあるのでしょうが価格が高い気がしますね。
この記事を見ている方は目が肥えていると思うので分かりますよね。
発売当日の夕方に書いてますがOCNモバイルONE、IIJmioともに在庫があります。
去年のXiaomi 11T Proの争奪戦がウソのように思えます。
せめて定価7万円台で出して欲しかった機種な気がします。