電車に乗ると皆さん完全ワイヤレスイヤホンをしてますよね。
完全ワイヤレスイヤホンの性能はピンからキリまでありますが、良い音で聴きたいとなると3万~4万円します。
最近では線路に落とすのも多いですね。
高いイヤホンを普段使いに使うのは躊躇する方もいるでしょう。
今回は8,000円程度である程度の良い音で聴けるイヤホン「Soundcore Life A2 NC」をレビューします。
Soundcore Life A2 NC レビュー
Anker社が出している完全ワイヤレスイヤホン
ウルトラノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)の機能や外音取り込み機能があり7,990円(執筆時点)で購入出来るコスパの高いイヤホン。
アプリでイコライザー機能もありほとんどの方にオススメ出来るイヤホンです。
スペック
※横にスクロール出来ます。
重さ | 67g (充電ケース含む) |
対応コーデック | SBC、AAC |
充電端子 | USB Type-C |
Bluetooth | 5.0 |
再生時間 | イヤホン本体:最大7時間 |
充電ケース使用時:最大35時間 | |
防水 | IPX5 |
※横にスクロール出来ます。
同梱物と外観
簡単な説明書とイヤホン本体、ケース、USB Type-A to Cケーブル、イヤーウイング3種、イヤーピース5種
イヤーピース5種は多いですね。
ただし後で書きますがこれが曲者です。
本体とケース。
4か月使っているので使用感がありますが、すいません。
ケースの裏にはリセット/ペアリングボタンがあります。
操作するためのタップ部分。
左右で「2回タップ」「2秒長押し」合計4通りの操作が出来ます。
イヤーピースを外した状態。
イヤホンの電極部分。
イヤホンのドライバー部分。
使用感で汚れているのではありません。
イヤーピースは交換済みです。
イヤーピースを交換
イヤーピースはAmazonなどでも売っていますが100均で購入出来ます。
標準で付いているイヤーピース5種は筆者に耳には合っていませんでした。
Amazonのレビューでも「低音がスカスカ」「ノイキャンがあまり効かない」などの意見がありますがイヤーピースがあっていればこの様な意見は出ないと思います。
Ankerはイヤーピースで損してると思いますね。
100均の低反発イヤーピースなので多少大きくても耳の穴にフィットして遮音性が高まります。(※ショートタイプ)
※注意 低反発でも「砲弾型イヤーピース」は買わない方が良いです。
装着できてもケースに収まりません。
Soundcoreアプリ
基本的な操作はイヤホン単体でも出来ますがボタン操作のアレンジやイコライザーなどはアプリからの操作が必要です。
入れておいて損では無いです。
下部のイコライザー、コントロールでイコライザーやタップ操作の変更が出来ます。
上のスクリーンショットでは筆者の好みに変更してあります。
1回のタップには対応していません。(恐らく誤タップ防止だと思われます)
頻度の多いのを2回タップにした方が良いでしょう。
筆者のボタン割り当ては逆の方が良いかもですね。(音量の上げ下げは頻度が少ないため)
ちなみにモノラルモード(片方だけ装着してもう片方はケースに入れておく)だとノイズキャンセリング、外音取り込みは使えないです。
モード切替はノイズキャンセリング→外音取り込み→標準→と3つのモードの繰り返しになりますがアプリを使うとノイズキャンセリングは「交通機関」「屋内」「屋外」の3つから選べます。
交通機関が最も強力なノイズキャンセリングモードになります。通常はこれで良いと思います。残りの2つは逆にホワイトノイズが気になります。
外音取り込みモードは「すべての外音」「音声フォーカス」の2つから選べます。
イコライザーはプリセットと自分好みのカスタムが選べます。
デフォルトを含めて22個のプリセットがあります。(下部にスクロールするともっとあります)
筆者はロックが好きなのでベースブースターにチェックが入った状態です。
音質について
イコライザーはフラットにした場合の音質です。
イヤーピースが合っている前提ですがアクティブノイズキャンセリングが初めての方なら文句なしの性能で驚くでしょう。
アクティブノイズキャンセリングも価格のわりに良く効いて音質も価格以上です。
低音は強めで中域が抑えめな印象です。この辺りは好みになりますがイコライザー機能があるのでそれほど問題無いと思われます。
ノイキャンや音質は3~4万円ののと比べるとそりゃ劣りますが音に拘りがあっても通勤や通学で使うのなら十分だと思います。
高いイヤホンを落としたりしたらショックですし7,990円ですので中途半端に安いイヤホンよりは格段に満足出来るでしょう。
感想まとめ
購入した時に最初にイヤーピース(M)が装着された状態で聴いた時の感想は「冗談でしょ、これでAmazon☆4.5かよ」でした。
そして「ああ、イヤーピースが合ってないのか、、、」で残りの4種類で選びましたが、どれも自分には合いませんでした。
そこで前に同じ事があって買ってあった低反発イヤーピースに交換したら本来の音質に戻ってホッとしました。
恐らく本来以上でしょう。
筆者はインナーイヤー型は好きでは無いです。どうしても外音が入るのと音漏れがするからです。
アクティブノイズキャンセリング付きの完全ワイヤレスイヤホンはそんな理由でカナル型がほとんどです。
そんなカナル型でもイヤーピースが合わないとインナーイヤー型に近づきます。
Soundcore Life A2 NCは価格以上の音質とアクティブノイズキャンセリングがあります。
7,990円で普段使いや初めての方にはかなりオススメ出来ます。
しかし普段使いで17,800円出せるのならSoundcore Liberty 3 Proをオススメします。
これ以上はイヤホンの沼にはまるのでキリも無いですしね。