そろそろ終わりも見えてきた楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要が良く分かるランキングになっています。
上位1位から3位までは楽天モバイルオリジナルスマートフォンか専売モデルです。
4位のA73も取り扱っています。
SIMフリースマートフォンランキングになります。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 2/27
「BCNランキング」2021年2月15日から21日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
2位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
3位 Rakuten Mini(Tinno Mobile Technology)
4位 A73(OPPO)
5位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
6位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
9位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
10位 Galaxy A21(UQ mobile)(SAMSUNG)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210227_214803.html 様
1位はRakuten Hand。
先週の1位をキープ。
7週連続の1位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
3台ともにeSIMのみの対応になります。
元々税込み2万円丁度で発売されましたがポイントが多く現在のポイントは端末ポイントが19,999ポイント+「だれでも5,000ポイント」で24,999ポイントです。
ただでさえ安いのに4,999ポイント得をしまうのでRakuten Handに人気が集中しています。
スペックもSnapdragon 720Gを搭載しているのでサクサク動きます。
防水は防滴程度ですがおサイフケータイを搭載しているので日本では好まれる仕様になっています。
執筆時点では「販売の再開は、3月中旬以降を予定」となっています。
2位はAQUOS sense4 lite。
先週の2位をキープ。
2週連続の2位になります。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
合計のポイント還元が20,000ポイントで実質12,800円で購入出来ます。
前機種のAQUOS sense3 liteが端末ポイントが0になり実質20,980円なので新機種の方が安いという逆転現象が起きています。
売れているAQUOS sense4の派生モデルなので実質12,800円は安すぎます。
楽天モバイルで購入出来る筆者オススメ第一位のスマートフォンになります。
一時は「在庫切れ」なっていましたが在庫は先週から安定しています。
1位のRakuten HandはeSIMのみの対応ですがAQUOS sense4 liteはeSIM+物理SIMなので楽天モバイルをeSIMで契約して現在使用中の物理SIMを挿せば「圏外」を考える事が無いのでオススメな使い方です。
Rakuten Linkアプリを使って24時間かけ放題を使いながら圏外を考えなくて良い最強の使い方が出来ます。
回線の繋がりにくい部分を補いながら1台のスマートフォンで完結出来るのでオススメです。
3位はRakuten Mini。
先週の3位をキープ。
2週連続の3位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、色々な意味で世間を騒がせたRakuten Mini。
バンドの関係でオススメ出来るスマートフォンではありません(楽天モバイル解約後はただの音楽プレイヤー)が価格が1円と昔のRakuten Miniのバラマキを思い出させます。
1位のRakuten Handと同じくeSIMのみの対応でRakuten Miniの現行モデルはバンド1に対応していない為、楽天モバイル以外では使えません。
それでも販売価格が1円なので極力現金を支払いたくない方にはオススメ出来ます。
Rakuten Handは2万円支払って24,999ポイントで4,999ポイント得をします。
Rakuten Miniは1円支払って4,999ポイント得をします。
同じ4,999ポイント得をしてもRakuten UN-LIMIT V契約には初期手数料は無料なので1年間無料を含めても「1円だけ払えば」済むところが違います。
執筆時点では「在庫切れ」となっています。
4位はA73。
先週の5位から4位へランクアップ。
A73も楽天モバイルの関係で売れています。
OPPOのA73は2020年11月20日に発売されたばかりの日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
レザー調のポップなデザインは良いと思いますが、eSIM+物理SIMの特性上、気軽にSIMの入れ替えが出来ない点も個人的に良くないポイントです。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
楽天モバイルでRakuten UN-LIMIT Vを「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に契約して安くスマートフォンも購入したいなら執筆時点でお得な機種の1つです。
Rakuten UN-LIMITはeSIM対応なので契約時にeSIMで申し込む方が良いでしょう。
理由は2位のAQUOS sense4 liteと同じで楽天モバイルの弱点である「圏外」を回避できるからです。
実質5,800円で購入出来て在庫も切れた事がありません。
5位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の4位から5位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
執筆時点で価格は10,800円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大11,555円相当もらえるので損では無いですね。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
販路も多く、発売されてからすぐにSIMフリーランキングの常連になっています。
6位はRedmi 9T 4GB+64GB。
先週の6位をキープ。
2週連続の6位になります。
先週の初ランクインから売れている事が良く分かります。
2月5日に発売されたばかりの機種でSnapdragon 662を搭載して価格は15,900円(税抜)と激安です。
トリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。
OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。
FMラジオ、デュアルスピーカー、赤外線、6,000mAhの大容量バッテリー、4眼カメラで広角カメラも搭載しています。
7位はReno3 A。
先週の7位をキープ。
2週連続の7位になります。
2週前に圏外からランクインしてきた理由は楽天モバイルでしょう。
実質14,800円で内訳は端末ポイント20,000と「だれでも5,000ポイント」で現在での最大の25,000ポイントを受けられます。
楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要で「在庫切れ」を避けた結果伸びているものと考えます。
8位はBASIO4(UQ mobile版)。
先週の9位から8位へランクアップ。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
UQモバイルのラインナップはAQUOS sense3 basicやBASIO4など低スペックでコストを抑えた機種が多いです。
まともなのはReno3 Aだけじゃないかと思えるほど酷いです。
店頭サポートや回線品質、2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀で特に3GBの「くりこしプランS」は価格は格安SIM並みの1,480円(税抜)です。
これだけ良い携帯電話サービスなのにどうしてスマートフォンのラインナップがここまで酷いのか不思議でなりません。
9位はAQUOS sense4。
先週の8位から9位へランクダウン。
Snapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4のSIMフリーモデル。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。
10位はGalaxy A21(UQ mobile版)。
先週の圏外から10位へランクイン。
もしかして初ランクインでしょうか。
2020年12月12日からUQモバイルから発売されたスマートフォン。
19,800円と安い価格ですがMNPだと550円と激安です。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
スペックは高くないですがおサイフケータイと防水に対応でゲームなどをしないなら不便は無いでしょう。
圏外へ行った機種は?
先週10位だったA5 2020が圏外へ行きました。
長く売れていたA5 2020も格安SIMのセールでは「1円スマホ」が定着していて楽天モバイルを長く支えてきた機種でもあります。
実質0円スマホで1位になった時期もありました。
現在でも楽天モバイルで安く販売されていますが実質2,020円なのでまだまだ人気があります。
しかしずっと「在庫切れ」でランクを徐々に下げて来て圏外ですね。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが35週連続のダブルランクインになります。
今週のピックアップ
10位にランクインしたGalaxy A21を紹介したいと思います。
10位 Galaxy A21 スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2020年10月23日(ドコモ) |
CPU | Exynos 7884B |
GPU | Mali-G71 MP2 |
ディスプレイ | 5.8インチ 1,560×720解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 3GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 149.7mm、70.7mm、8.4mm |
重量 | 159g |
メインカメラ | 13M |
サブカメラ | 5M |
充電とバッテリー | 3,600mAh USB Type-C |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 顔 |
SIM | nanoSIM |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
価格(税込)ドコモ | 22,000円 |
※横にスクロール出来ます。
価格は安いですがAnTuTuベンチマークスコアは12万点ほどあります。
CPUはそのままですがGalaxy A20からスペックアップしている部分があります。
- Android 9.0→Android 10
- ストレージが32GB→64GB
- microSDが最大512GB→最大1TB
- バッテリー容量が3,000mAh→3,600mAh
- メインカメラが8MP→13MP
結構細かくスペックアップはされています。
Galaxy A20からの特徴としては
- かんたんモード搭載
- FMラジオ搭載
今週の動向
今週も楽天モバイルの駆け込み需要で楽天モバイル関係のスマートフォンが多くランクインしています。
特に1位から3位までは圧倒的に独占状態が続いています。
問題は「在庫切れ」が多い事ですが、お得感が強いRakuten Hand、Rakuten Miniを除けば「在庫切れ」も少なくなってきました。
特にRakuten Handはスペックも高いのに税込みで2万円丁度で購入出来て24,999ポイントもらえるので人気が出るのも頷けます。
「300万人まで1年間無料キャンペーン」はそろそろ終わろうとしているのでeSIMのみの対応な機種よりもAQUOS sense4 liteのような実用的で長く使える機種の方が良いような気がします。
300万人内と300万を超えた後では雲泥の差があるので「在庫がある」実用的な機種で長く使った方が結果的にお得だと思います。
iPhone XS以降の機種ならeSIM+物理SIMに対応しているのでeSIMで契約すれば1年間0円で使えて5,000ポイントも貰えます。
対応機種を持っているなら24時間かけ放題なので損はありません。