楽天モバイルのオリジナルスマートフォンであるRakuten Handが今週も1位をキープしています。
それに続くのは同じく楽天モバイルのオリジナルスマートフォンRakuten Mini、楽天モバイル専売モデルのAQUOS sense4 liteとなります。
上位1位から3位までが楽天モバイルのオリジナルスマートフォン、専売モデルが占めている事から凄まじい勢いで「300万人まで1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要があった事が分かります。
ランクイン中7つのモデルが楽天モバイルで取り扱われているスマートフォンなのも注目です。
気になるのはほとんどが現在「在庫切れ」な所ですね。
来週には影響が出るかもしれません。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 2/13
「BCNランキング」2021年2月1日から7日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
2位 Rakuten Mini(Tinno Mobile Technology)
3位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
4位 A73(OPPO)
5位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
6位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
7位 A5 2020(OPPO)
8位 Reno3 A(OPPO)
9位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
10位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210213_213065.html 様
1位はRakuten Hand。
先週の1位をキープ。
4週連続の1位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
3台ともにeSIMのみの対応になります。
2020年12月8日に発売されたばかりのRakuten HandはSnapdragon 720Gを搭載してスペックが高いです。
5.1インチ有機ELディスプレイは1,520x720の解像度を持ち解像度が高いとは言えませんが困る事もありません。
防水は防滴程度なのでお風呂などでは使えませんがおサイフケータイには対応しています。
このスペックで税込み20,000円丁度です。
ここに端末ポイントが19,999ポイント+「だれでも5,000ポイント」で24,999ポイントです。
元々の定価が安いのに4,999ポイント得をしてしまう訳です。
これで売れない訳がありません。
ただ残念なのは一番人気な為に執筆時点では「入荷および配送時期は3月中旬以降の予定」となっています。
「300万人まで1年間無料キャンペーン」の駆け込み需要で加速して現在では250万契約となっています。
1週間程度で30万人契約を達した事になります。
来週のランキングでは影響が出るかもですね。
2位はRakuten Mini。
先週の6位から2位へランクアップ。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、色々な意味で世間を騒がせたRakuten Mini。
バンドの関係でオススメ出来るスマートフォンではありません(楽天モバイル解約後はただの音楽プレイヤー)が価格が1円と昔のRakuten Miniのバラマキを思い出させます。
小さいボディにおサイフケータイ搭載とサブで持つには困らない大きさで人気はありますが1円以外では人気は薄いですね。
もちろん「だれでも5,000ポイント」はもらえるので極力現金を支払いたくないけど得をしたいという方にはオススメ出来るスマートフォンです。
一番のお得なキャンペーンである「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に契約したいと思う方のお得度を上げてくれる選択肢になります。
Rakuten Handは2万円支払って24,999ポイントで4,999ポイント得をします。
Rakuten Miniは1円支払って4,999ポイント得をします。
同じ4,999ポイント得をしてもRakuten UN-LIMIT V契約には初期手数料は無料なので1年間無料を含めても「1円だけ払えば」済むところが違います。
ただしRakuten Handと同じく執筆時点で「入荷および配送時期は2月下旬以降の予定」となっていて在庫切れです。
これも来週のランキングに影響が出る可能性が高いスマートフォンです。
3位はAQUOS sense4 lite。
圏外から3位へ初ランクイン。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
Rakuten UN-LIMIT Vは日本で唯一音声eSIMに対応しているのでRakuten UN-LIMIT VをeSIMで契約すれば現在契約している物理SIMを挿しかえれば2回線使えます。
Rakuten UN-LIMIT Vは価格やキャンペーンなどでお得な「第四のキャリア」ですがエリアの問題や圏外の問題があります。
当ブログではそのために「サブ回線」をオススメしてきましたが、1台のスマートフォンで2回線使うにはDSDV対応スマートフォンは必須です。
2台持ちで良ければ何でも良いですが、、、
大人気のAQUOS sense4シリーズなので誰にでもオススメ出来る機種です。
しかし余りにも安く実質12,800円なので一気に2月3日から人気が出て執筆時点では「販売の再開は、2月下旬以降を予定」となっており在庫切れです。
4位はA73。
先週の8位から4位へランクアップ。
OPPOのA73は2020年11月20日に発売されたばかりの日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
レザー調のポップなデザインは良いと思いますが、eSIM+物理SIMの特性上、気軽にSIMの入れ替えが出来ない点も個人的に良くないポイントです。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
「Xiaomi Redmi 9T」が同じSnapdragon 662で価格は税抜15,900円で発売セールでは「1円スマホ」となっているのでA73の優位性があまり無いですね。
eSIM+物理SIM対応は意欲的ですが3月以降にサービス開始のキャリア20GBプランでeSIM対応は増えて行くでしょうが現在はeSIMを持て余しているように思えます。
しかしRakuten UN-LIMIT Vへの駆け込み需要でお得な機種が在庫切れ多数で実質5,800円で購入出来るA73は執筆時点で安く購入出来て在庫もある機種になります。
楽天モバイルでRakuten UN-LIMIT Vを「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に契約して安くスマートフォンも購入したいなら執筆時点でお得な機種の1つです。
5位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の4位から5位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
執筆時点で価格は10,800円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大11,555円相当もらえるので損では無いですね。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
販路も多く、発売されてからすぐにSIMフリーランキングの常連になっています。
6位はAQUOS sense3 lite。
先週の2位から6位へランクダウン。
AQUOS sense3の派生モデルであるAQUOS sense3 liteは楽天モバイル専売モデルです。
ダウングレードは広角カメラ非搭載だけで他はAQUOS sense3と同スペックです。
長く楽天モバイルを支えてきたと言えるぐらいに楽天モバイルの代表的なスマートフォンです。
よくぞ2日間の集計で6位になったと言えるでしょう。
なぜ2日間と言えるのかというと2月2日までのキャンペーンで「実質3,,980スマホ」として売られていましたが現在は実質20,980円で売られていて端末ポイントは無くなっています。 Rakuten UN-LIMIT V契約でもらえる「だれでも5,000ポイント」をもらって実質20,980円です。
新発売の後継機種であるAQUOS sense4 liteが実質12,800円なのにあえてAQUOS sense3 liteを選ぶ理由が見つかりません。
AQUOS sense4 liteが執筆時点で在庫切れなのでどうしてもAQUOS senseが欲しくてAQUOS sense3 liteを買う方は居るでしょうが少数でしょう。
来週は圏外だと思われます。
7位はA5 2020。
先週の5位から7位へランクダウン。
A5 2020も楽天モバイルを支えてきた主力機ですね。
執筆時点では実質2,020円で後継機のA73が実質5,800円なのでお得感が薄れてきましたね。
2019年5月13日発売ながらSnapdragon 665搭載とReno3 Aと同じCPUです。
おサイフケータイと防水が必要無ければ良いスマートフォンでしたが他でも「1円スマホ」が定着し古さを感じるスマートフォンになっています。
ただ物理SIM2枚対応のDSDV対応なので安く2枚の物理SIMを使いたいなら良い選択肢かもです。
ちなみにAndroid 10にメジャーアップデートは可能です。
OPPOのA5 2020も楽天モバイルでは執筆時点で「在庫切れ」となっています。
8位はReno3 A。
圏外から8位へランクイン。
最近元気が無かったReno3 A(無印)のランクインの原因は楽天モバイルでしょう。
実質14,800円で内訳は端末ポイント20,000と「だれでも5,000ポイント」で現在での最大の25,000ポイントを受けられます。
人気があり定評もあるOPPO Reno3 AですがOCNモバイルONEだと10,800円で購入出来ます。
楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要で「在庫切れ」を避けた結果伸びているものと考えます。
9位はAQUOS sense4。
先週の3位から9位へランクダウン。
先週よりも大きくランクダウンしていますがここまでの説明で分かるように楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要でランクを下げていると考えられます。
今週のランクインで楽天モバイルで発売されていない機種は5位のReno3 A(Y!mobile版)、9位のAQUOS sense4、10位のReno3 A(UQ mobile版)だけです。
Reno3 A(無印)は扱いがある為、純粋に機種で言えばAQUOS sense4だけになります。
待っていた人が多いSnapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4のSIMフリーモデル。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
シリーズ別ランキングでもiPhoneに割って入る実力モデルです。
10位はReno3 A(UQ mobile版)。
先週の10位をキープ。
いつもギリギリランクインのReno3 A(UQ mobile版)。
UQモバイルのラインナップでは一番安くまともだと思います。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は格安SIM殺しとも言えるプランで特にくりこしプランSは3GBで税込み1,628円と圧倒的に安いです。
これで回線品質はキャリア並みなのでオススメプランです。
Reno3 Aの価格も11,880円~なのでオススメです。
圏外へ行った機種は?
先週7位だったAQUOS sense4 plusが圏外へ行きました。
アップデートでお粗末だったカメラ性能が価格なりの性能まで修正されて売れていましたが6.7インチと大きくAQUOS sense4ほどは売れていません。
先週9位だったBASIO4(UQ mobile版)が圏外へ行きました。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。 低スペックなシニア向けスマートフォン。
購入先が店頭や家電量販店なので選べなく言うままにオススメされているのでしょうが、圏外へ行ってくれて嬉しいと思う筆者でした。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが33週連続のダブルランクインになります。
今週は久々のトリプルランクインになります。
今週のピックアップ
1位のRakuten Handが「入荷および配送時期は3月中旬以降の予定」にまで売れまくっているので紹介したいと思います。
1位 Rakuten Hand スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2020年12月8日 |
CPU | Snapdragon 720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 5.1インチ有機EL 1,520x720解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 138mm、63mm、9.5mm |
重量 | 129g |
メインカメラ | 48M、2M深度測定 2眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 2,750mAh USB Type-C |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42 |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B19 | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
SIM | eSIM |
microSD | 非対応 |
防水/防塵 | IPX2/IP5X |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、クリムゾンレッド |
価格(税抜) | 18,182円 |
※横にスクロール出来ます。
今回はバンドも表記しています。
Rakuten Miniとは違い広いバンドに対応している事が挙げられます。
ソフトバンク系の回線では厳しいでしょうがドコモ、au系回線では問題無いと思われます。
eSIMのみの対応なので現在ではIIJmioのデータ通信専用しか無いですが、キャリアの20GBプランはeSIMに対応するでしょうからこれからeSIM対応は多くなるでしょう。
価格が税込みで2万円丁度とSnapdragon 720G搭載機としては安い事が挙げられます。
なのにポイントが24,999還元なので売れない方がおかしいと思えるぐらいコスパは良いです。
まぁeSIMのみでSIM1つの対応なのでiPhoneの様に2回線は使えない所をどう考えるかは難しい所です。
楽天モバイルのバンドはバンド3だけしか無いのでパートナーエリアのバンド18(26)が重要なのですが楽天エリアでパートエリアが無い場所では「圏外」になる恐れがあるのでメイン機として使うにはちょっとオススメ出来ないですね。 eSIM+物理SIM対応だったら神機種だったでしょう。
ビルの中のコンビニなどで決済しようとしたら「圏外」だったなんて考えたくないです。
それでも2台持ちならオススメ出来るスマートフォンで実質ー4,999円と得をしてしまうのもオススメの理由です。
5.1インチとコンパクトなボディにはおサイフケータイ対応、1,520x720解像度の有機ELディスプレイ搭載となっており普段使うには困らないスペックがあります。
Snapdragon 720G搭載なのでほとんどのゲームが出来るぐらいの処理能力があります。
細かい所ではコスト抑えた仕様ですがそれでも安いです。
在庫さえあれば、、、と思わせるスマートフォンです。
今週の動向
楽天モバイルの「300万人まで1年間無料キャンペーン」への駆け込み需要が大きく出たランキングになっています。
先週のランキングでもその傾向はありましたが上位3機種は楽天モバイルオリジナルまたは専売モデルで強く影響が出た事が分かります。
ランキングで楽天モバイルの取り扱いスマートフォンの多さにも驚きますね。
5位のReno3 A(Y!mobile版)、9位のAQUOS sense4、10位のReno3 A(UQ mobile版)以外のスマートフォンはすべて取り扱いがあります。
問題は「在庫切れ」でしょう。
ランクイン中4機種が「在庫切れ」です。
執筆時点でランクインしているスマートフォンで在庫があるのはA73、Reno3 Aだけです。(AQUOS sense3 liteはお得感が無いため考えません)
「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に「サブ回線」として契約した方がお得なのは言うまでもありません。
しかしお得に契約したいのは誰でも同じです。
実質0円の機種で現在在庫があるのは2機種でarrows RXとGalaxy A7がありますが、どちらも2万円の出費は必要です。
両方とも古く、スペックが低いのでオススメは出来ませんが、iPhone XS以降のスマートフォンや楽天モバイル対応スマートフォンを持っていないなら2台持ちになりますが、選択肢にはなります。
発売日が新しいOPPO A73辺りにした方が無難だとは思いますが(DSDV対応ですし)普段持ち歩くスマートフォンなので2台持ちは嫌ですよね。
回線品質も考えた方が良いので楽天エリアに入っていてもビル内などで圏外になると特におサイフケータイ利用時には困った問題になります。
おサイフケータイ対応かつ物理SIM2枚のDSDV対応スマートフォンとなると消去法でReno3 Aになると思います。
AQUOS sense4 plusをオススメしたいですが「だれでも5,000ポイント」だけの実質38,800円と高いです。
どうしても極力支払いが少なくお得なのはモバイルWi-Fiルーターの「Rakuten WiFi Pocket」だけになります。
執筆時点で「ホワイト」は在庫があります。
1円の支払いで「だれでも5,000ポイント」が受けられます。
詳しくは下記を参照して下さい。
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楽天モバイルは売れてはいますが「在庫切れ」な状態で残り50万契約はどうなるのか在庫がある端末で伸ばせるのか注目ですね。
在庫切れが戻るまで待つよりも「300万人まで1年間無料キャンペーン」の内に確保したい人が多いと思われますのでお得な端末がどんどん在庫切れになるでしょう。
これによって来週のランキングは大きく変化すると思われます。