AQUOS sense4が初の首位を獲得しました。
先週初ランクインで4位に入ってから今週は1位なので良く売れている事が分かります。
今週もファーウェイ製スマートフォンが3機種ランクインしています。
某掲示板では安く売られているファーウェイ製スマートフォンの情報交換がされていますね。
安定して売れているのはReno3 A、AQUOS sense3 lite、ZenFone Max (M2) 64GBとファーウェイ製スマートフォン3機種でしょうか。
ここにSIMフリーで11月27日に発売されたAQUOS sense4加わる感じですね。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 12/12
「BCNランキング」2020年11月30日から12月6日の日次集計データによると、SIMフリースマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
11月30日週のSIMフリースマートフォン売れ筋ランキングは、シャープ「AQUOS sense4」が先週から3ランクアップし初めて首位を獲得。11月27日の発売直後から売り上げを伸ばし、今週トップに躍り出た。
1位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
2位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
3位 A5 2020(OPPO)
4位 Reno3 A(OPPO)
5位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
6位 P30 lite MAR-LX2J(Huawei Technologies)
7位 ZenFone Max (M2) 64GB ZB633KL-64S4(ASUS)
8位 nova 5T YAL-L21(Huawei Technologies)
9位 arrows RX(富士通コネクテッドテクノロジーズ)
10位 nova lite 3+(Huawei Technologies)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201212_204092.html 様
1位はAQUOS sense4。
先週の4位から1位へランクアップ。
先週初ランクインで今週1位!
とても売れているAQUOS sense4はSnapdragon 720G搭載でスペックアップしている良端末です。
現在もOCNモバイルONEでは機種変更に限りますが3色全部在庫切れになっています。
新規・MNPなら購入は可能で13,200円(税込)~となっています。
発売後色々と不具合がありましたがアップデートと設定方法で落ち着いています。
売れに売れている印象が非常に強いですね。
2位はAQUOS sense3 lite。
先週の1位から2位へランクダウン。
先週せっかく12週間ぶりに1位になったのにAQUOS sense4に押し出された感じです。
楽天モバイルの専売モデルで「実質0円スマホ」だった機種になります。
少し前までは実質3,000円程でしたが12月8日の大幅なポイント改正により現在は実質980円スマホになっています。
AQUOS sense3から広角カメラを無くしたダウングレードモデルになります。
後継機種のAQUOS sense4 liteも発売されましたが、まだ高値なのでAQUOS sense3 liteは人気があります。
楽天モバイルの主力機の1台になっています。
3位はA5 2020。
先週の3位をキープ。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」だった機種になります。
12月8日のポイント改正でなんと端末ポイント無しになっています。
主力機の1台だったのに残念ですね。 来週は2日間の集計になりそうです。
売れているReno3 Aと同じSnapdragon 665搭載ですがおサイフケータイと防水には対応していません。
他社では「1円スマホ」として売られていますが、楽天モバイルでは20,019円(税抜)なので「だれでも5,000ポイント」を踏まえても全くお得感がありません。
UQモバイルでは販売終了となっており各通信会社も恐らくですが在庫限りになる可能性が高くなっています。
A5 2020は長らくSIMフリーランキングでも常連になっており人気機種でもありましたが以上の2点から来週はランクを落とすか圏外でしょう。
4位はReno3 A。
先週の6位から4位へランクアップ。
売れている印象が強いReno3 A。
Snapdragon 665搭載でサイフケータイと防水に対応で隙の無いスペックになっています。
6.44インチ有機ELディスプレイ搭載、おサイフケータイと防水に対応、RAMは6GB、ストレージは128GB、4眼カメラとトレンドに乗っています。
価格も1万円前半が多く買いやすい価格になっています。
ですが強力なライバルであるAQUOS sense4SIMフリーが登場です。
CPUでは負けてはいますがその他はReno3 Aの方がスペックは高いです。
来年にはシャオミがFeliCa対応の新型スマホを出す予定で新たなライバルも登場予定です。
5位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の2位から5位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
8,640円~購入が可能です。
まぁワイモバイルでは魅力的な機種が少ないので安く購入できるReno3 A、P30 liteに人気が集中している所もあります。
6位はP30 lite。
先週の5位から6位へランクダウン。
先週、突如現れたP30 lite(無印)モデル。
やっとファーウェイ3機種のランクインの理由が分かりました。
JCBギフトカードプレゼントと家電量販店で安く売られていますね。
現在ファーウェイではJCBギフトカードプレゼントと福袋を販売しています。
7位はZenFone Max (M2) 64GB。
先週の10位から7位へランクアップ。
ZenFone Max (M2) 64GBもセールでは「1円スマホ」が定番になっています。
OCNモバイルONEでは12月23日まで1円で売られいます。
ASUSのミドルレンジファンから支えられているようです。
前機種からの買い替え需要ですね。
価格も安い事から手に出しやすいですがアップデートにより楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Vに対応しているのが大きいと思います。
8位はnova 5T。
先週の7位から8位へランクダウン。
先週、突然ランクインしたnova 5T。
ランキング中、最もハイスペックなスマートフォンになります。
Kirin 980搭載でAntutuスコアで37万点を叩き出すスペックになります。
Joshinで安く売られていたようです。 miniスピーカー付きで3万円だったようです。
そこに5,000円キャッシュバックがあって更にお買い得に。
現在は39,800 円に戻っていますが5,000円のJCBギフトカードプレゼントを考えると実質税込み価格で34,800円になります。
個人的にファーウェイはもう無いかなって感じが大きいですがこのスペックで実質税込み価格で34,800円なら価格が上がってもお買い得な1台です。
9位はarrows RX。
先週の圏外から9位へランクイン。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」だった機種になります。
「実質0円スマホ」でも人気は無くランクインしても下位ランクが多かった機種です。
スペックもローエンドでnapdragon 450、RAM3GB、ストレージ32GBとなっています。
端末ポイント15,000が0ポイントになり全くお買い得も無い機種になります。
10位はnova lite 3+。
先週の9位から10位へランクダウン。
ランクインしているファーウェイ製スマートフォンの中では一番新しい機種になりますが2019年2月1日発売のnova lite 3の焼き直しモデルなのでオススメは出来ません。
ビックカメラ系列でBIGLOBEモバイルとセット購入で980円と驚くべき価格で売られていたようです。
ファーウェイのJCBギフトカードプレゼント2,000円分と購入時のポイントを考えると得をするセールだったのですね。
BIGLOBEモバイルでは現在、実質6,720円で売られています。
月額通信費が6か月間1,200円値引きされるので7,200円お得になりそれも含めると実質0円以下になります。
圏外へ行った機種は?
先週8位だったBASIO4(UQ mobile版)が圏外へ行きました。
これでUQモバイルでのランクインは0になりました。
UQモバイルには色々疑問を持つラインナップになっています。
これだけ人気の出ているAQUOS sense4を投入せずにエントリークラスのGalaxy A21とXperia 8 Liteを投入しています。
Galaxy A21は価格の安さから理解は出来ます。
エントリークラスのスマートフォンで安さをアピールして回線契約で収益を出すのは分かりますが情報弱者を相手にしているようで魅力のあるミドルレンジスマートフォンをラインナップに揃えた方が結果的にお客は付いてくると思うのですが、、、
またKDDIはauの新プラン発表で周りが「ahamo(アハモ)」プランに対抗か?と思っている中で「データMAX 5G with Amazonプライム」を出して来るなど全く安くない上に分かり辛いプランになっていてAmazonプライムに直接入るよりも価格も高く設定されています。(TELASA月額562円(税抜)も含みますがプラン名が with Amazonプライムなので)。
「ahamo(アハモ)」プラン発表前から進めたいたプランを発表しただけなのですがユーザーの落胆は多く、Twitterのトレンドに「#さよならau」が出るほどです。
タイミングは最悪、プランは分かり辛い上に高い、相変わらずの家族4人での値引きや期間限定値引き(6か月と12か月)で9,350円(税抜)なのに各種値引き後の3,760円(税抜)を前面に押し出して来るのは逆に清々しますね。
なんだかKDDIは迷走中の様です。
au新サービス発表会が2020年12月9日の本日オンラインでありました。期待していたドコモの「ahamo(アハモ)」プランの対抗では無いようです。逆に清々しいほどの割引での分かりにくいプランでした。「ahamo(アハモ)[…]
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが24週連続のダブルランクインになります。
UQモバイルが加わればまたトリプルランクインが見られるのですが無いでしょうね。
今週のピックアップ
2週目で1位に上り詰めたAQUOS sense4のスペックと派生モデルとの違いなどを紹介したいと思います。
1位 AQUOS sense4 スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2020年11月27日 |
CPU | Snapdragon 720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 5.8インチIGZO液晶ディスプレイ 2,280×1,080解像度 アスペクト比19:9 |
OS | Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 148mm、71mm、8.9mm |
重量 | 177g |
メインカメラ | 12M、12M超広角、8Mズーム 3眼 |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 4,570mAh USB Type-C |
4G:B1/B3/B5/B8/B12/B17/B18/B19/B39/B41 | |
3G: B1/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIM×2 DSDV対応 microSDと排他使用 |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
カラーバリエーション | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
価格(税込) | 32,780(IIJmio) |
※横にスクロール出来ます。
待望のAQUOS sense4 SIMフリーモデルになります。
AQUOS sense3から大きくスペックアップしたのは何と言ってもCPUがSnapdragon 720Gな所でしょう。
売れているReno3 AがSnapdragon 665搭載ですがAnTuTuスコアで17万ぐらいな所がAQUOS sense4なら25万行きます。
カメラもAQUOS sense3が標準、広角の2眼でしたが標準、広角、望遠の3眼になっています。
バッテリーも4,000mAhから4,570mAhへアップしています。
ディスプレイサイズなど細かい所は書きませんが大きくスペックアップしています。
個人的に残念なのがRAM 4GB、ストレージ64GBとAQUOS sense3と変わらない所ですね、シャープらしいとは思いますがこの辺りは残念です。
AQUOS sense4シリーズの違いは以下になります。
※横にスクロール出来ます。
AQUOS sense4(SIMフリー版) | AQUOS sense4 lite | AQUOS sense4 basic | |
販売先 | ドコモ(各MVNO) | 楽天モバイル | ワイモバイル |
発売日(日本) | 2020年11月6日ドコモオンライン SIMフリー版は11月27日 | 2020年11月12日 | 2020年11月19日 |
RAM | 4GB | 4GB | 3GB |
重量 | 177g | 176g | 176g |
メインカメラ | 12M、12M広角、8Mズーム 3眼 | 12M、8Mズーム 2眼 | 12M、8Mズーム 2眼 |
生体認証 | 指紋/顔 | 指紋/顔 | 顔 |
Payトリガー | 〇 | 〇 | 非対応 |
SIM | nanoSIM(SIMフリー版はnanoSIMx2) | nanoSIM、 eSIM DSDV対応 | nanoSIM |
通信速度 | 受信時最大: 350Mbps 送信時最大: 75Mbps | 受信時最大: 200Mbps 送信時最大: 75Mbps | 受信時最大: 250Mbps 送信時最大: 46Mbps |
カラーバリエーション | ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー ドコモオンラインショップ限定カラー:レッド、ブルー、イエロー SIMフリー版はライトカッパー 、シルバー 、ブラック | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
価格(税込) | 37,224円(ドコモ) MVNOの価格は下記 | 32,800円 5千円相当のポイント還元あり。 エントリー抽選で2,000ポイントもあり。 実質27,800円 | 20,160円~23,760円プランにより変動 PayPayボーナス3,000円相当キャンペーン2020年12月20日まで 実質17,160円~20,760円 その他のキャンペーンで最大11,555円相当を考えるとかなり安くなります。 |
※横にスクロール出来ます。
AQUOS sense4 liteは楽天モバイル専売モデルでAQUOS sense4から広角カメラをダウングレードしたモデルですがスペックアップとも言える部分もあります。
nanoSIM、 eSIMに対応したモデルになっていて物理SIMは1枚ですがeSIMがあるので2つSIMを使ってもmicroSDが使用できます。
eSIMは楽天モバイルかIIJmioの2択になりますが通話が出来るのは楽天モバイルになります。
AQUOS sense4 basicはAQUOS sense3 basic程スペックダウンはしていませんが広角カメラ非搭載、RAM3GB、指紋センサー非搭載となっています。
個人的にRAM3GBが一番痛いと思っていますが、一般的には指紋センサー非搭載が痛いでしょうね。
その分、ワイモバイルではキャンペーンを駆使すればかなり安く購入が出来ます。
AQUOS sense4 SIMフリーモデル
Amazonでの執筆時点での価格は 35,900円(税込)です。
IIJmioで32,780円(税込)音声SIM同時契約でギフト券3,000円分キャンペーンあり。
IIJmio会員の方は端末のみ購入出来ますがキャンペーンは受けられません。
12月23日までのセール価格でgooSimseller(OCN モバイル ONE)だと19,800円(税込)となっています。
対象オプション(ノートン モバイルセキュリティ)加入で1,000円値引き。
他社からの乗り換え(MNP)で5,000円値引き。
同時併用可能。
となっていて最大6,000円の値引きもされます。
今週の動向
先週のAQUOS sense4は初ランクインで4位でしたが11月27日発売なので3日間の集計でしたからね。
今週は7日間の集計で堂々の1位です。
機種変更で安く買おうと考えていたのですが全色「品切れ中」な状態です。
普通に回線契約とセットならどこでも購入可能ですが回線契約が多いので悩んでいます。
ファーウェイ製スマートフォン3機種のランクイン理由が分かってモヤモヤが無くなりました。
ファーウェイによるJCBギフトカードプレゼント(端末によりプレゼント価格は変わります)と家電量販店の安売りで売れていたのですね。
気になるのは12月8日にポイントを大幅変更した楽天モバイルです。
今までは「実質0円スマホ」はA5 2020、arrows RXの2機種でAQUOS sense3 liteは3千円程度で、この3機種が楽天モバイルの主力機でした。
12月8日からは「実質0円スマホ」がRakuten Mini、Galaxy A7になり格安スマホとしてはAQUOS sense3 liteが980円、12月8日発売のRakuten Handが4,980円が主力機になります(ともに実質)。
Rakuten Miniは現行モデルが楽天のバンドしか国内では掴まないのでRakuten UN-LIMIT V を解約すると現状では使い物になりません。
Galaxy A7は楽天モバイルの「元祖実質0円スマホ」ですが古さや今時micro USB Type-Bでの接続とスペックも察して知れます。
AQUOS sense3 liteは実質980円になり今後も売れるでしょう。
Rakuten Handは実質4,980円なので売れる気配はしますが楽天モバイルのオリジナルモデルなのでeSIMのみの対応になります。
バンドについてはRakuten Miniほど酷くは無いもののソフトバンク回線では使えません(ソフトバンクに対応したeSIMは無いので現時点では大丈夫ですが今後は心配な所)。
eSIMシングル仕様は楽天エリア(KDDIローミングが終了したエリアでの話し)で電波が受信できないとどうにもなりません。
せめてeSIM+物理SIMな仕様ならもう1枚のSIMで何とかなりますがこの辺りは注意ですね。
A5 2020、arrows RXの端末ポイントが15,000から0ポイントになった事で今後、この2機種は圏外も予想できます。
現状3位のA5 2020が惜しいですね。
最大25,000円相当のポイントが受けられるOPPO Reno3 Aなどお得になった機種も多いですがこの戦略がどうなるのか注目ですね。