上位1位から3位まではお馴染みの顔ぶれで変化はありません。
先週初ランクインでiPhone 12 miniを抑えて4位になったRedmi Note 10 Proは圏外へ、まぁ在庫がほとんど無かったですからね。
執筆時点では在庫が復活しているので来週ランクインも考えられます。
Redmi Note 10 Proの圏外で4位から6位はそのままランクアップした感じです。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 5/2
「BCNランキング」2021年4月19日から25日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 iPhone 12 mini(アップル)
5位 Galaxy A21(SAMSUNG)
6位 AQUOS sense5G(シャープ)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 BASIO4(京セラ)
9位 AQUOS sense4 basic A003SH(シャープ)
10位 AQUOS sense4(シャープ)
Source:BCNランキング
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の1位をキープ。
22週連続の1位になります。
日本で人気のiPhoneラインナップでコスパに優れた大人気モデル。
スペックはハイエンドなみ、しかし価格はミドルレンジクラス。
これで売れない訳がありません。
しかも販路も多く格安SIMでは3万円前半、3Gからの買い替えでは0円もあるほど安く購入が可能です。(5月から0円は少ないですがあります)
iPhoneラインナップで唯一の指紋センサー「Touch ID」を搭載しています。
現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
上下にべセルがあるデザインになりますがiPhone 8以前からの買い替えなら逆に慣れたデザインで好感が持てるぐらいです。
ただしバッテリーの持ちは弱いのでハードに使う方にはオススメ出来ません。
2位はiPhone 12。
先週の2位をキープ。
22週連続の2位になります。
新しいiPhoneに買い替えたいならオススメNo1モデル。
毎年や2年ごとにiPhoneを買い換えるなら顔認証(Face ID)にも慣れているでしょう。
Apple Watch Series 3 以降を持っているならマスク着用時でもロック解除が可能になりました。
iPhone 12シリーズで基本モデルと言える6.1インチディスプレイのiPhone 12は標準カメラと超広角カメラを搭載しています。
基本性能ではiPhone 12シリーズすべて同じなのでProシリーズとの違いは望遠カメラの有無になります。
細かく言えば違いはありますが最新のiPhoneを楽しみたいならやはりiPhone 12が一番「無難」でオススメ出来るモデルになります。
最近は6.4インチのスマートフォンも増えてきましたが6.1インチのディスプレイは最近では大き過ぎず、かといって小さい訳でも無く丁度良い大きさだと思います。
3位はiPhone 12 Pro。
先週の3位をキープ。
16週連続の3位になります。
前評判の良かったiPhone 12 miniよりも売れているiPhone 12 Pro。
iPhone 12 Proがここまで売れるとは思ってませんでした。
筆者はiPhone 12シリーズで一番微妙だと思うのは変わりませんが6.1インチで最高性能を求めるならiPhone 12 Proになります。
普段持ち歩くiPhoneですから6.7インチだと大きいけど、最高性能は欲しい方向けですね。
大きさに問題が無ければiPhone 12 Pro Maxを強くオススメします。
4位はiPhone 12 mini。
先週の5位から4位へランクアップ。
先週Redmi Note 10 Proに抜かれましたが4位復活です。
日本ではまだまだ人気のある最新iPhoneのコンパクトモデル。
筆者もiPhone 12シリーズ発表の際に一番気になっていたのがPhone 12 miniですがグローバル視点だと人気がありません。
小さくても5.4インチあってiPhone 12をそのまま小さくしたモデルでスペックも高いですけどね。
コスパや指紋センサー「Touch ID」を考えるとiPhone SE(第二世代)になってしまいます。
iPhone 8以前のモデルからの買い替えだと違和感もありません。
iPhone 12同等のスペックがあっても11,000円の価格差なら6.1インチのiPhone 12を買った方が後悔が少ないでしょう。
「コンパクト」が求められていたのではなく「コンパクト+安さ」が求められていたのを証明した形になっています。
5位はGalaxy A21。
先週の6位から5位へランクアップ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
ついにシリーズ別ランキングでAndroidスマートフォンの最高ランクにまで上り詰めたGalaxy A21。
スペックが低いので微妙だと思っていましたがおサイフケータイと防水に対応しており価格の安さが売りです。
スペックが低いと言ってもAnTuTuベンチマークスコアは12万点ほどあるのでゲームなどしないなら問題の無いレベル。
2020年10月23日に発売したドコモのモデルは22,000円(税込)と安いです。
定価が安いので家電量販店だと1円も多いです。
2020年12月12日に発売したUQモバイルだと19,800円(税込)、MNPなら550円~とかなり安いです。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
「くりこしプラン」は人気の様で安く購入出来るGalaxy A21が一緒に買われている印象です。
UQモバイルは「くりこしプラン」とGalaxy A21の価格の安さで契約者数が伸びている印象です。
6位はAQUOS sense5G。
先週の7位から6位へランクアップ。
先週AQUOS sense4を抜いてからAQUOS sense5Gの方が売れているようです。
2021年2月5日に発売されたばかりの5G対応モデルになります。
2021年3月12日にはSIMフリーモデルも発売されています。
SoCは違いますが限りなくAQUOS sense4を5G対応にしたモデルだと思っても間違いないでしょう。
細かく言い出すと差異はありますが大きく異なるのはSoC:Snapdragon 720G、Snapdragon 690 5Gの違いぐらいでボディやディスプレイ、カメラモジュールなどは共通です。(5G端末なのでアンテナ配置が多くなって見た目はちょっと違います)
今からAQUOS sense4を検討していた方にはAQUOS sense5Gも候補に挙がって悩みますね。
5Gが広がるは2年先の話しだと思っているのでどちらでも良いかと思いますが、どうせなら新しいモデルを購入した方が後悔が少ないと思います。
7位はReno3 A。
先週の9位から7位へランクアップ。
SIMフリーランキングでは常連のモデルで3大キャリア以外からはどこからでも買えるんじゃないかと思えるほど販路も広いです。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と日本でのミドルレンジスマートフォンのお手本のようなスペックです。
楽天モバイルでは最大の25,000ポイント還元で実質14,800円で売られています。
8位はBASIO4。
先週の圏外から8位へランクイン。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
UQモバイルのラインナップはAQUOS sense3 basicやBASIO4など低スペックでコストを抑えた機種が多いです。
価格も14,400円~と以前よりも高く、オススメ出来ないスマートフォンです。
なぜランクインするほど売れているのか不思議です。
シニアの方しか買わないでしょうし、店員に勧められて買っているのでしょうか、、、
9位はAQUOS sense4 basic。
先週の10位から9位へランクアップ。
AQUOS sense3 basicはダウングレードが多くオススメ出来ないスマートフォンでしたがAQUOS sense4 basicはそこまで酷くないダウングレードになっています。
それでもAQUOS sense4と比べると広角カメラ非搭載、RAM4GB→3GB、指紋センサー非搭載(顔認証は搭載)となっています。
ワイモバイルでは発売後はダウングレードされた機種なのに安くありませんでしたが現在はMNPなら4,968円、新規なら15,408円と安く購入が出来ます。
新しくなった料金プラン「シンプルプラン」も安いですがライバルのUQモバイルと比べると単身者ならUQモバイルの方が安いですね。
ただしワイモバイルは家族割で安く出来るので家族で契約するなら安くなります。単身者でもワイモバ学割対象者だと安く出来ます。
またオンライン専用20GBプランのLINEMOで熱望されたのに実現しなかった「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」が付いてくるのが大きいです。
ワイモバイルでは5/11まで「GW期間中はスマホがおトク!最大18,000値引き」セールをやっています。
ただオンラインではAQUOS sense4 basicがラインナップから消えています。(執筆時点)
Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクのサブブランドで店頭サポートがあり通信品質も良いので初めて格安SIMにしたい方にはオススメです。 常時何かしらのキャンペーンをやっているのでまとめます。 Y!mobileセール、キャンペ[…]
10位はAQUOS sense4。
先週の8位から10位へランクダウン。
ギリギリ10位に踏み止まったAQUOS sense4。
バッテリーの持ちはスマートフォンNo1と言えるほど良く持ちます。
1日であまり使わない人だと朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。
Snapdragon 720Gを搭載しているので普段使いに困ることは無くほとんどのゲーム出来るぐらいのスペックはあります。
ミドルレンジスマートフォンでスペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能は賛否両論ありますが価格相応だと思います。
ただしナイトモード撮影は補正が強く不自然に明るくなります、動画性能は褒められません。
スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。
圏外へ行ったのは?
先週4位だったRedmi Note 10 Proが圏外へ行きました。
どこを見ても評判が良くコスパの良いスマートフォンです。
圏外の理由は「在庫切れ」でしょう。
集計期間の4月19日~4月25日に購入可能だったのはIIJmioのMNP限定の時間指定限定の争奪戦ぐらいでした。
現在は結構すんなり買えますが昨日見た時は在庫があったAmazonでもグレイシャーブルー以外は入荷予定となっていて人気の高さが分かります。
Amazon Redmi Note 10 Pro 6+128GB グレイシャーブルー
今週の動向
Redmi Note 10 Proの在庫切れで圏外は何とも言い難いですね。
iPhone 12 miniが実力で4位になったのか判断が出来ないです。
筆者の個人的な意見ですがRedmi Note 10 ProがランクインしていてもiPhone 12 miniが4位だったと思います。
何も根拠は無いですが。
次期iPhoneではminiは無くなる→やっぱりラインナップには残る→やっぱり無くなる(現在)とアナリストの意見もコロコロ変わっています。
もし無くなったら「貴重な」iPhoneになるでしょう。
またiPhoneが1位から4位までを占める結果になりましたが新色パープルでまた売れるでしょう。
楽天モバイルも悲願だったiPhone取り扱いで正式サポートとなり、ますますiPhoneが売れるでしょう。
ただ楽天モバイルは安くしたいユーザーが多いので安い「在庫切れ」になっているスマートフォンを何とかして欲しいものです。
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