先週と比べて変動が少ないランキングになっています。
相変わらずiPhoneが上位を占めていますがiPhone 12 miniが先週の3位から4位へランクダウンしています。
代わりにiPhone 12 Proがランクアップして3位へ。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 1/17
「BCNランキング」2021年1月4日～10日の日次集計データによると、スマートフォン（シリーズ別）の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
2021年1月4日週のスマートフォン（シリーズ別）売れ筋ランキングは、アップル「iPhone SE(2nd)」が首位を、「iPhone 12」が2位をキープした。SEと12の1位・2位獲得は7週連続で、2機種にとってはすでに定位置だ。
1位 iPhone SE（アップル）
2位 iPhone 12（アップル）
3位 iPhone 12 Pro（アップル）
4位 iPhone 12 mini（アップル）
5位 iPhone 12 Pro Max（アップル）
6位 Reno3 A（OPPO）
7位 AQUOS sense4（シャープ）
8位 AQUOS sense3 lite SH-RM12（シャープ）
9位 Galaxy A41（SAMSUNG）
10位 Galaxy A21（SAMSUNG）
参照：https://www.bcnretail.com/research/detail/20210117_209017.html 様
1位はiPhone SE（第二世代）。
先週のの1位をキープ。
7週連続の1位になります。
正に王者の風格のiPhone SE（第二世代）はコスパの良さでiPhoneラインナップ中一番安く、iPhoneでは珍しい値引きも大きく更にお買い得なiPhoneとなっています。
販路も多くキャリアだけでなく各格安SIMでも販売され安く購入が可能です。
唯一の「Touch ID」指紋センサーを搭載しているので現在のコロナ禍で嬉しい仕様なのも追い風が吹いてますね。
1世代前になりましたが、A13チップ搭載でおサイフケータイと防水に対応して、無線充電にも対応しているのにスペックはハイエンド級です。
Androidスマートフォンの売れ筋であるミドル級の価格でハイエンド級のiPhone、Touch IDと手に出しやすいですね。
欠点はバッテリーの弱さですが普通に1日使うなら問題は少ないでしょう。
2位はiPhone 12。
先週の2位をキープ。
7週連続の2位になります。
iPhone 12シリーズで基本モデルになるiPhone 12はグローバルでも一番売れています。
サイズ感、「Face ID」、A14チップ、MagSafeワイヤレス充電、有機ELディスプレイなど現在のAppleが進めている技術を楽しめる「無難」なモデルとなっています。
6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しているの情報量も多く、無駄に大型化していないので現在のスマートフォンの大きさを考えると丁度良い大きさです。
一度、大きいディスプレイサイズに慣れると中々サイズを落とせないものです。
iPhone 12シリーズを楽しみたいなら一番のオススメモデルです。
3位はiPhone 12 Pro。
先週の4位から3位へランクアップ。
iPhone 12 miniを抜いて3位になったiPhone 12 Proは筆者の個人的な意見ですが一番微妙なモデルですね。
普段使いを考えて最高性能を求めるならiPhone 12 Proですが、画面サイズ以外に差別化されたのが大きな理由です。
望遠カメラってそんなに使いますか？
サイズで選ぶならiPhone 12で十分だと思うのですよね。
最高性能を求めるならサイズが大きくなってもiPhone 12 Pro Maxを選んだ方が後悔が無いと考えます。
4位はiPhone 12 mini。
先週の3位から4位へランクダウン。
前評判はかなり良く発売直後は2週間ぐらい1位にもなりましたが、すぐにiPhone SE（第二世代）に抜かれましたよね。
アメリカで低調な売れ行きだったのは驚きました。
日本ではコンパクトなスマートフォンが好まれるので売れていますがランクを落として来たのが気になります。
日本で発売前から注目されていたiPhone 12 miniですがどうも好調とは言えないようです。もちろん日本では無くアメリカの話しになります。米消費者調査機関のCIRPがiPhone 12シリーズの販売レポートを公開しました[…]
バッテリーも思ったほど持たないのも懸念材料ですね。
次期iPhone 13ではminiは発売されないなど噂もされています。
5位はiPhone 12 Pro Max。
先週の5位をキープ。
Apple好きなら外せない一押しのiPhone 12 Pro Max。
iPhone 12 Proとの違いにサイズ以外に大きく違うのは広角カメラに47％大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正している点です。
手振れ補正はかなり強力で動画になるとその違いに驚くほど補正してくれます。
もしiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxとで悩んでいるならiPhone 12 Pro Maxの動画撮影の手振れ補正の強さをYouTubeなどで検索してみると良いと思います。
同じ「Pro」ですが別次元の性能になります。
6位はReno3 A。
先週の6位をキープ。
Androidスマートフォンの最高ランクになります。
価格もこなれて現在では1万円前半で購入出来るようになったので好調に売れています。
販路も多く買えないのは3大キャリアぐらいじゃないかと思えるほどに扱いが多いです。
スペックのバランスも良くおサイフケータイと防水に対応して普段使いに困らない性能になっています。
7位はAQUOS sense4。
先週の7位をキープ。
好調な滑り出しを見せていたAQUOS sense4は今年に入ったあたりからReno3 Aに抜かれていますね。
Snapdragon 720G搭載で大きくスペックアップしたAQUOS sense4は「シニアから普段使いまで」とは言わせないほどに幅広く支持されるモデルに生まれ変われました。
販路の少なさも気になります。
キャリアではドコモだけしか扱いが無いですね。
KDDIは「auは5G、UQモバイルは4G」と言っていたので扱いが無いのかなと思っていましたがUQモバイル「くりこしプラン」の登場で「みんなの5G」へ路線変更。
それならauでも4Gスマートフォンを取り扱えば良いのにと思ってしまいます。
8位はAQUOS sense3 lite。
先週の8位をキープ。
楽天モバイルの専売モデルであるAQUOS sense3 liteは広角カメラのスペックダウンに抑えてオススメなスマートフォンです。
AQUOS sense4 liteも出ましたが価格の高さとポイント還元の少なさから発売当初だけ売れていました。
AQUOS sense3 liteは楽天モバイルの主力モデルで現在だとAQUOS sense3 liteとRakuten WiFi Pocketが売れているのではないでしょうか。
9位はGalaxy A41。
先週の9位をキープ。
一時はシリーズ別ランキングでAndroidスマートフォンの最高ランクにまで上り詰めた事もありコスパの良いスマートフォンです。
定価も37,224円（税込）と安くHelio P65 MT6768を搭載してコストダウンをしています。
同じ価格でAQUOS sense4が登場したのでランクを落とした感じはありますが2万円引き対象になる事が多く売れている印象です。
10位はGalaxy A21。
先週の圏外から10位へランクイン。
UQモバイルの主力の一台でスペックは低いですがおサイフケータイと防水に対応してバランスが良いです。
MNPだと一括550円なのも魅力でしょう。
圏外へ行ったのは？
先週10位だったAQUOS sense3 basicが圏外へ行きました。
AQUOS sense3の廉価モデルでスペックダウンが酷いAQUOS sense3 basicは価格で勝負しています。
12月末から謎に価格が上がっていましたが現在は最も安い価格でMNPだと一括550円になっていますね。新規だと11.800円です。
UQモバイルでMNPするならGalaxy A21が同価格の550円で新規だと19,800円なのでGalaxy A21がオススメです。
今週の動向
10位のGalaxy A21とAQUOS sense3 basicが入れ替わったぐらいで大きな変化は見られません。
気になるのはiPhone 12 miniがiPhone 12 Proに抜かれて4位までランクダウンした事ですね。
通常、価格の安い順に売れるのですがiPhone 12 miniがiPhone 12を抜けないのは買い替えでiPhone 8以前のユーザーがiPhone SE（第二世代）と分かれて結果ランクを落としていると考えていました。
しかしiPhone 12 Proにまで抜かれるとなると日本でも思ったほどiPhone 12 miniは人気が無いのですかね。
CIRPによるiPhone 12シリーズの販売レポートでアメリカではiPhone 12シリーズは76%と好調ですがiPhone 12 miniは6%と低迷しているとレポートしています。
噂の段階ですが次期iPhone 13ではminiはラインナップに登場しないかもですね。