iPhoneが上位独占 今売れてるスマートフォンTOP10 11/22

予想通りと言うかiPhoneの独占状態になったランキングになっています。

今回、AppleはiPhone 12シリーズを2回に分けて発売していますが10月23日発売だった6.1インチのシリーズと11月13日発売のiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxです。

iPhone 12シリーズの発売前から注目されていたiPhone 12 miniが1位になっています。

ロック画面でパスコードがなどが反応しないなど問題もありましたが「iOS 14.2.1」のアップデートで問題は収束しました。

発売が遅れた事でiPhone 12(無印)へ流れた方も居るでしょうが前評判の高かったiPhone 12 miniは健在の様です。

今週のシリーズ別ランキングを見て行きます。

 

今売れてるスマートフォンTOP10 11/22

 「BCNランキング」2020年11月9日から15日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

11月9日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、11月13日発売の「iPhone 12 mini」が首位を獲得。同日発売の「iPhone 12 Pro Max」は3位にランクインした。先週1位の「iPhone SE(2nd)」は2位に、3位、4位だった「iPhone 12」、「iPhone 12 Pro」はそれぞれ4位、5位にランクダウン。「iPhone 11」も根強い人気で6位に入り、1位から6位までを「iPhone」シリーズが独占した。

iPhone以外の動きでは、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia 5 Ⅱ」が先週の20位から10位に浮上。11月12日にNTTドコモが販売を開始した影響だ。

1位 iPhone 12 mini(アップル)
2位 iPhone SE(アップル)
3位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
4位 iPhone 12(アップル)
5位 iPhone 12 Pro(アップル)
6位 iPhone 11(アップル)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
9位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
10位 Xperia 5 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201122_200773.html 様

 

1位はiPhone 12 mini

初ランクインで1位になっています。

iPhone 12 mini良いですね。

コンパクトでも5G対応で基本スペックはiPhone 12変わらないと隙の無いiPhoneです。

価格もiPhone 12シリーズで一番安い74,800円(税抜)~になっていますがオススメはプラス5,000円の128GBモデルです。

Androidスマートフォンの様にSDカードなどでストレージの増設が出来ないiPhoneは128GBがコスパが良いです。

コンパクトなのiPhone SE(第二世代)より小さくなりディスプレイサイズを大きくしたiPhone 12 miniはその見た目も美しく所有感も満たしてくれます。

iPhone 12シリーズでオススメの1台です。

2位はiPhone SE(第二世代)

先週の1位から2位へランクダウン。

iPhone 12 miniには抜かれて2位にはなりましたが、2位は立派でしょう。

iPhoneラインナップで一番安い44,800円(税抜)とミドルレンジクラスの価格でA13チップ搭載の性能の高さから人気の高い機種になります。

iPhone 12 miniとの価格差が3万円もあり、一番コンパクトでは無くなりましたがそれでもコンパクトです。

指紋センサー搭載iPhoneはラインナップではiPhone SE(第二世代)だけになります。

弱点はバッテリーの弱さぐらいしか思いつきません。

iPhone 12 miniはiPhone SE(第二世代)よりもバッテリーが強くなりましたが、5G通信だと4G通信と比べて20%バッテリー持ちが悪くなることが分かっています。

16:9の動画の視聴もわずかですがiPhone SE(第二世代)の方が大きい事も考慮した方が良いでしょう。

ラウンド形状のiPhone SE(第二世代)はグリップの良さもあります。 欠点は上下にベゼルのある見た目でしょうね。

3位はiPhone 12 Pro Max

初ランクインで3位。

Apple好き、iPhone好きなら外せないiPhone 12 Pro Max。

6.7インチで226gと大きくて重いので普段使いにはオススメ出来ません。

しかし同じProシリーズでもディスプレイサイズ以外に差別化をしてきたのが大きいですね。

広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正があります。

この差は大きいでしょう。

iPhone 12 Proの立ち位置が微妙としか言えません。

問題は大きさ、重さ、価格でしょうね。

落ち着けばランクを落とすでしょう。

4位はiPhone 12

先週の2位から4位へランクダウン。

新発売のiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxによりランクを落としたと言えるでしょう。

iPhone 12シリーズで基本モデルになるiPhone 12。

6.1インチの有機ELディスプレイ搭載、5G対応、標準カメラと超広角カメラの2眼構成とトレンドにも乗っています。

電池持ちでもiPhoneとしては良い方ですがiPhone 12シリーズは上で書いたように5G通信だと悪くなるのとバッテリーの設定を最適化しないと思ったよりも持たないでしょう。

iPhone 12シリーズ発売のお祭り状態はまだ続くと思われますが、落ち着いたらランキングに残る内の1台になると考えます。

5位はiPhone 12 Pro

先週の3位から5位へランクダウン。

筆者はiPhone 12シリーズの中で一番微妙なモデルと思っています。

iPhone 12 Pro Maxで述べた理由がすべてですがiPhone 12 Pro Maxほどの大きさ、重さを考えて望遠カメラが欲しいなら良い選択にはなるでしょう。

カメラ性能で最高を求めるとiPhone 12 Pro Maxになりますが普段使いで最高のiPhone 12を考えるとiPhone 12 Proになります。

個人的には望遠カメラだけでiPhone 12 Proを選ぶよりもiPhone 12にして差額をストレージ容量やアクセサリに回した方が良いと考えます。

6位はiPhone 11

先週の4位から6位へランクダウン。

2位をキープしていたのはもう過去の出来事ですね。

世代交代により価格が1万円安くなっても選ぶ理由が見つかりません。

1万円余分に出してiPhone 12 miniを購入した方が幸せになれそうだからです。

ただ画面サイスを落としたくない場合はiPhone 12との比較になるのでiPhone 11もまだまだ戦えるスペックがあり2万円差も考慮する必要があります。

ラウンド形状で5Gが必要無ければ良い選択肢にはなります。

iPhone 12シリーズの角ばったデザインの見た目は良いですが手に持った印象は手のひらに角が当たる事から使っていると使いづらい印象があります。

まぁケースを着けると思うので問題にはならないでしょうがiPhone 12と比べると親指の届く範囲がiPhone 11の方が良いのは実機を確認した方が良いぐらいのメリットもあります。

7位はReno3 A

先週の5位から7位へランクダウン。

Androidスマートフォンの最高ランクになります。

売れている印象が強いReno3 AですがSIMフリーランキングでは2位にランクダウンしています。

販路も多く売りやすいスマートフォンなのは間違いないです。

しかしAQUOS sense4シリーズの登場によりこの先は難しくなりそうです。

価格は安く売られている事が多く、1万円前半~1万円中盤で良く売られています。

8位はAQUOS sense3 basic

先週の8位をキープ。

iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxのランクインを考えるとAndroidスマートフォンではランクアップとも言えます。

後継機のAQUOS sense4 basicの発売もされたのでAQUOS sense3 basicの強みは安さだけです。

1万円前半で売られている安さは強いですがAQUOS sense3 basicはAQUOS sense3からのスペックダウンが多くオススメ出来ない機種No.1です。

RAM4GBからRAM3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージが64GBから32GB、おサイフケータイ非搭載とスペックダウンが多すぎます。

後継機のAQUOS sense4 basicはRAM4GBからRAM3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載で済んでいます。

Snapdragon 720G搭載で大きくスペックアップしたAQUOS sense4 basicが2万円前後で購入出来るのでわざわざスペックの低いAQUOS sense3 basicを選ぶ必要性を感じません。

ただ現在ワイモバイルでしかAQUOS sense4 basicは売られてなく、auとUQモバイルでしか売られていないAQUOS sense3 basicはまだまだ売れる感じではあります。

9位はXperia 10 II

先週の9位をキープ。

Xperia独特の21:9の6インチ有機ELディスプレイ搭載のミドルレンジモデル。

縦長ボディを生かして幅を69mmに抑えて持ちやすさやグリップ感が良い仕上がりになっています。

縦長のディスプレイはマルチウインドウも相性が良く上にYouTubeを視聴しながら下でTwitterを見るなど使い勝手が良いです。

ただし、縦長のディスプレイ故の弱点もあります。

21:9のシネマサイズの映画などの視聴は丁度良いですが、多くの動画が16:9なので左右に黒帯が出来てサイズが小さくなり迫力に欠けます。

10月1日から発売されたSIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応で中国スマホが多いミドルレンジスマートフォンの中では日本製のミドルレンジとしては良い選択になるでしょう。

10位はXperia 5 II

初ランクインで10位になります。

au、ソフトバンクに遅れて11月12日にドコモから発売された待望のXperia 5 II。

Snapdragon 865搭載のハイエンドモデルになります。

6.5インチのXperia 1 IIを6.1インチにコンパクトにしたモデルになります。

スペックが全く同じでは無い事も注意です。

以下スペックダウン

  1. ディスプレイ解像度が3840×1644から2520×1080に。
  2. ワイヤレス充電の廃止。
  3. 3D iToFセンサーの廃止。

逆にスペックアップした部分も多くあります。

  1. ディスプレイのリフレッシュレートが120Hzに。 残像低減技術で240Hzのリフレッシュレートに対応。
  2. 動画撮影において120fpsのスローモーションに対応。
  3. いたわり充電に充電の容量を80%か90%で止める常時モードを搭載。
  4. Google アシスタントキーを搭載。
  5. カラーバリエーションが4色。 ドコモオンラインショップ限定のパープルもあります。

個人的にワイヤレス充電非対応は痛いですが、ゲームだとXperia 5 IIの方が快適そうです。

 

圏外へ行ったのは?

先週6位だったAQUOS sense3が圏外へ行きました。

SIMフリーランキングでも同様ですがAQUOS sense3は落ち着きがありません。

圏外やランクインをずっと繰り返しています。

世代交代の時期ですね。 安いですが。

先週7位だったGalaxy A41が圏外へ行きました。

一時はAndroidスマートフォンの最高ランクまで昇りつめたGalaxy A41で価格を抑えた良いスマートフォンでしたが同じ価格のAQUOS sense4に押されていくでしょう。

個性も無く安さの売りも無くなりました。

先週10位だったA5 2020が圏外へ行きました。

SIMフリーランキングでは今週1位だったA5 2020はシリーズ別では10位だった事からiPhone 12シリーズに追い出された感じですね。

楽天モバイルの一番の主力機でもあります。

「実質0円スマホ」の1台で他のセールでも「1円スマホ」が定着したぐらいに低価格で売られています。

 

今週のピックアップ

初ランクインしたiPhone 12 mini、iPhone 12 Pro Max、Xperia 5 IIを紹介したいと思います。

 

1位 iPhone 12 mini スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2020年11月13日
CPUA14 Bionic
ディスプレイ5.4インチ有機EL 2,340 x 1,080解像度
OSiOS 14
RAM4GB
ROM64GB、128GB、256GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)131.5 mm、64.2 mm、7.4 mm
重量133g
メインカメラ12M広角、12M超広角 2眼
サブカメラ12M
充電とバッテリー2,227mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
おサイフ系NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック未対応
生体認証顔 Face ID
SIMnanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD未対応
防水/防塵IP68
価格(税抜)Appleストア74,800円~

※横にスクロール出来ます。

コンパクト好きな日本人には人気があるiPhone 12シリーズで一番コンパクトなiPhone 12 mini。

サイズ的にはiPhone SE(第二世代)よりもコンパクトです。

ただ手に取ってからサイズ感は確かめた方が良さそうです。

形状が違うので手のフィット感はiPhone SE(第二世代)の方が良いです。

上下にベゼルのあるデザインがiPhone SE(第二世代)の弱点でもありますが、コントロールセンターや通知パネルの表示は上からと下からのスワイプになりますが指紋センサーのホームボタンがあるモデルと全面ディスプレイのモデルでは逆になります。

片手操作だとiPhone SE(第二世代)は上からのスワイプも可能ですが、iPhone 12 miniだとちょっと辛くなります。

iPhone 12 miniの方が新しいのと全面ディスプレイ、スクエアなデザインは秀逸なので買えるのならiPhone 12 miniをオススメしますが3万円安いiPhone SE(第二世代)も悪くは無いです。

一度手に取ってからの購入が良いと思います。

 

3位 iPhone 12 Pro Max スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2020年11月13日
CPUA14 Bionic
ディスプレイ6.7インチ有機EL 2,778 x 1,284解像度
OSiOS 14
RAM6GB
ROM128GB、256GB、512GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)160.8 mm、78.1 mm、7.4 mm
重量226g
メインカメラ12M広角、12M超広角、12Mズーム 3眼
サブカメラ12M
充電とバッテリー3,687mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
おサイフ系NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック未対応
生体認証顔 Face ID
SIMnanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD未対応
防水/防塵IP68
価格(税抜)Appleストア117,800円~

※横にスクロール出来ます。

iPhone史上最大のディスプレイサイズで6.7インチの大きなiPhone 12 Pro Max。

Apple好き、iPhone好きなら外せない1台でしょう。

広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載、暗所撮影が87%向上。

センサーシフト手振れ補正。 (センサー自体を動かして補正)

とPro Maxだけのスペックがあります。

大きさと重量、価格もMaxですがiPhone最大のスペックに満足出来る1台です。

特に動画の手振れ補正は目を見張る性能があります。

 

10位 Xperia 5 II スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2020年10月17日
CPUSnapdragon 865 5G
GPUAdreno 650
ディスプレイ6.1インチ有機EL 2,520×1,080解像度 120Hzリフレッシュレート 残像低減技術で240Hzのリフレッシュレートに対応。
OSAndroid 10
RAM8GB
ROM128GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)158mm、68mm、8.0mm
重量163g
メインカメラ12.2M、12.2超広角、12.2Mズーム 3眼
サブカメラ8M
充電とバッテリー4,000mAh USB Type-C
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6対応
Bluetooth5.1
おサイフ系NFC、FeliCa おサイフケータイ対応
ヘッドフォンジャック
生体認証指紋
SIMnanoSIM
microSD最大1TB
防水/防塵IPX5、IPX8/IP6X
価格(税込)ドコモ99,000円

※横にスクロール出来ます。

ドコモでやっと発売されたXperia 5 II。

6.1インチ有機ELディスプレイ搭載ながら6インチのXperia 10 IIよりも幅が1mm細くなっています。

ヘッドフォンジャックが無くなって行くスマートフォンの中であるだけでも嬉しいですね。

上で書いちゃいましたがXperia 1 IIよりスペックダウンした部分とスペックアップした部分があります。

ワイヤレス充電非対応なのが一番大きなスペックダウンですね。

しかし120Hzリフレッシュレート、残像低減技術で240Hzのリフレッシュレートに対応と大きくスペックアップしている部分もあり悩ましいスペックになっています。

SIMフリー版のXperia 5 IIが待たれる所です。

 

今週の動向

先週の1位から4位までをiPhoneが独占していたのが今週は1位から6位まで独占と相変わらずのiPhoneの強さを表しているランキングになりました。

予想通りの1位はiPhone 12 miniとなりましたが、最高スペックのiPhone 12 Pro Maxを抑えて2位取ったiPhone SE(第二世代)は強いですね。

iPhone 12、iPhone 12 Proが発売されたときには両機種に抜かれましたがやはりコスパモンスターです。

しばらくはiPhoneが上位を独占状態が続くでしょう。

Androidスマートフォンは4枠になりシリーズ別では厳しい状態になりそうです。

AQUOS sense4のランクインは無かったですね。

あれだけのスペックがあるのとシャープ製という安心感でかなり売れそうですがキャリア販売がドコモだけなのが気になります。

auは5G端末で4G端末はUQモバイルと住み分けをするのでauからは発売されなさそうです。

iPhoneが落ち着くのはいつなのでしょうか、、、、

iPhoneが落ち着けばiPhone SE(第二世代)、iPhone 12、iPhone 12 miniが上位ランクを占めてiPhone 12 Proが下位ランクに位置するような気がするのですがiPhone 11も上位にランクインしていて読めません。