iPhone12/Proが首位独占 今売れてるスマートフォンTOP10

iPhone SE(第二世代)の1位連続が崩れた日がやってきました。

iPhone 12とiPhone 12 Proの発売はやはり好調だったのですね。

1位から4位までがiPhoneで埋め尽くされる結果になりました。

予想はしていましたがiPhone SE(第二世代)を抜くのはやっぱりiPhoneですね。

10月23日発売なので3日間の集計ですが爆発的に売れています。

今日はシリーズ別ランキングになります。

 

今売れてるスマートフォンTOP10

 「BCNランキング」2020年10月19日から25日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

10月19日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、10月23日発売のiPhone新製品がワンツーフィニッシュ。1位は「iPhone 12 Pro」、2位が「iPhone 12」だった。続く3位は「iPhone SE」、4位「iPhone 11」と、1位から4位までをアップルが独占。改めて人気の高さを見せつけた。

1位 iPhone 12 Pro(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone SE(アップル)
4位 iPhone 11(アップル)
5位 Reno3 A(OPPO)
6位 Galaxy A41(SAMSUNG)
7位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
8位 AQUOS sense3(シャープ)
9位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
10位 BASIO4(京セラ)

参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201101_196774.html 様

 

1位はiPhone 12 Pro

初登場で1位です。

iPhone 12 Proの1位は意外でした。

2位だと思っていました。

今回のiPhone 12シリーズは2つに分けて発売された為にその中でもスペックの高いiPhone 12 Proに流れたのですかね。

6.1インチモデルで最高峰を目指した結果かもしれないですね。

iPhone 12 ProシリーズはiPhone 12 Pro Maxとの差別化がディスプレイの大きさだけでなくカメラのセンサーサイズやセンサーシフト手振れ補正(センサー自体を動かして補正)を搭載しています。

iPhone 12 Proで差別化がディスプレイ以外にもあるならiPhone 12 Pro Maxの方が後悔しないと思うのですが、大きすぎるのと発売が遅れた事にあるような気がします。

2位はiPhone 12

初登場で2位。

iPhone 12の中でも一番「無難」なモデルです。

望遠カメラまで必要無ければこの後発売されるiPhone 12 miniと比べても大きさ以外のスペックは変わりがありません。

iPhone 12 miniのコンパクトさに惹かれている筆者ですがスマートフォンの大型化は進んでおりiPhone 12ならば買っても後悔しないモデルでしょう。

1位と思っていたのですがまさかのiPhone 12 Proに負けるとは、、、

まぁ発売されたばかりなのでiPhone好きからすれば「現状で手に入る最高のiPhone」に流れた結果とも言えます。

今後に期待ですね。

3位はiPhone SE(第二世代)

先週の1位から3位へランクダウン。

長らく1位に君臨していたiPhone SE(第二世代)ですが23週連続の1位で記録が止まりました。

しかし現在ラインナップにあるiPhoneの中では一番安く、コンパクトな筐体と指紋センサーを搭載しているので今後も人気は続くでしょう。

まだ発売を控えているiPhone 12 mini、iPhone 12 Pro MaxがあるのでしばらくはiPhone 12シリーズの売れ行きは好調でしょう。

中でもiPhone 12 miniとiPhone SE(第二世代)は良く比較されます。

新しさ、カメラ性能、ディスプレイ、見た目とiPhone 12 miniを見れば見るほど手にしたくなる存在ですがiPhone SE(第二世代)のコスパは優れているので今後もランクを落とすことは無いと考えます。

4位はiPhone 11

先週の2位から4位へランクダウン。

ついに世代交代の時が来たiPhone 11。

1万円値下がりしましたが安売りでもない限り今後はランクを落としていくでしょう。

iPhone 11世代で唯一ラインナップに残されたiPhone 11ですが1万円余分に出せばiPhone 12 miniに手が届きます。

これまでのランキングでわかるように最後に残ってくるのは「コスパ」になります。

新しいiPhoneが欲しければiPhone 12、iPhone 12 miniへ、コスパで言えばiPhone SE(第二世代)があります。

5位はReno3 A

先週の8位から5位へランクアップ。

SIMフリーランキングでは昨日1位になったReno3 A。

売れてますね、最近では2万円を切る価格も目立ってきました。

全部入りのスマートフォンとして定着した感じもあります。

Androidスマートフォンの中で今一番売れているスマートフォンとも言えます。

6位はGalaxy A41

先週の3位から6位へランクダウン。

37,224円で購入出来てもそこそこのスペックを持ちゲーム性能だとSnapdragon 665を超えるHelio P65 MT6768を搭載したスマートフォン。

総合性能だと数字上では負けていますがグラフィック性能は上ですね。

価格を抑えていますがおサイフケータイと防水に対応、6.1インチの有機ELディスプレイ搭載、生体認証も指紋と顔に対応しています。

価格の割にはカメラも3眼構成で上手くトレンドに乗っています。

7位はXperia 10 II

先週の4位から7位へランクダウン。

独特の21:9のディスプレイを持つXperia 10 II。

SIMフリーのXperia 10 IIも10月1日に発売されて個人的に気に入っています。

縦長のボディはグリップも良くマルチウインドウにすると丁度良い感じで2つのアプリを閲覧できます。

ただ21:9のディスプレイは縦長故のデメリットもあります。

シネマワイドディスプレイとアピールしていますがYouTubeなどの動画は16:9が多く両端に黒帯が多くなり動画のサイズも小さくなります。

8位はAQUOS sense3

先週の圏外から8位へランクイン。

「優等生スマホ」なAQUOS sense3も最近では圏外やランクインを繰り返しています。

今回のSIMフリーランキングでも2位になっていますが変動が大きいですね。

11月5日のドコモの発表会でAQUOS sense4の発表があると考えています。

そろそろ世代交代の時なんだと思いますが、価格で言えばまだまだAQUOS sense3は戦えると思います。

セール次第では6千円ほどで買えますし、シニアの方から普通に使う方までターゲット層も広く良く出来たスマートフォンだと思わされます。

9位はAQUOS sense3 basic

先週の5位から9位へランクダウン。

AQUOS sense3の派生モデルの一つですが正直オススメ出来ないスペックですね。

指紋センサーとおサイフケータイは非搭載、カメラが1眼、RAMとストレージは減らされてます。

もちろんその分価格は安いです。

1万円前半で購入出来るのは魅力的でしょう。

しかし別モデルと思えるほどのスペックダウンでソフトバンクが法人向けに売っている事からも納得の1台です。

10位はBASIO4

先週の7位から10位へランクダウン。

久しぶりに10位になったを見た気がします。

今回はiPhone 12が強すぎてのランクダウンですが、以前は圏外と10位をウロウロしてましたからね。

1万円前半で購入出来るのが一番強いと思いますが、スペックは更に割り切っているスマートフォンです。

シニア向けなスマートフォンですが、おサイフケータイと生体認証に非対応とかなり割り切ったモデルです。

せめて指紋センサーぐらいはと思ってしまいます。

 

圏外へ行ったのは?

先週6位だったP30 liteが圏外へ行きました。

「もう十分頑張った」と思えるP30 lite。

2020年上半期のSIMフリースマートフォンで1位になったほどの名機です。

しかし現在、ワイモバイルでは「入荷未定」になっています。

先週9位だったarrows Be4 F-41Aが圏外へ行きました。

AQUOS sense3と似たようなコンセプトの「シンプルモード」がありシニア向けとしても使いやすい端末です。

Snapdragon 450なのでスペックは低いですがシニア向けなら良い選択かもです。

先週10位だったA5 2020が圏外へ行きました。

楽天モバイルの「実質0円スマホ」の1台でSIMフリーランキングでは今週Reno3 Aが1位になりましたが長く1位をキープしていたスマートフォンです。

Snapdragon 665搭載していますが2019年5月13日発売なので古さを感じますね。

楽天モバイルの勢いが落ちてきているのも原因だと思われます。

 

今週のピックアップ

今週はもちろん新しくランクインしたiPhoneを紹介したいと思います。

 

1位 iPhone 12 Pro スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本) 2020年10月23日
CPU A14 Bionic
ディスプレイ 6.1インチ有機EL 2,532 x 1,170解像度
OS iOS 14
RAM 6GB
ROM 128GB、256GB、512GB
サイズ(高さ/幅/厚さ) 146.7 mm、71.5 mm、7.4 mm
重量 187g
メインカメラ 12M広角、12M超広角、12Mズーム 3眼
サブカメラ 12M
充電とバッテリー 2,815mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi 802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.0
おサイフ系 NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック 未対応
生体認証 顔 Face ID
SIM nanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD 未対応
防水/防塵 IP68
価格(税抜)Appleストア 106,800円~

※横にスクロール出来ます。

まさか1位になるとは、、、

基本性能はiPhone 12と変わりませんが望遠カメラを装備しています。

カメラに拘るならProシリーズでしょうね。

ステンレススチールボディ。

LiDARスキャナ搭載。

ナイトモードポートレートが可能になりました。

カメラは広角、超広角、望遠の3眼構成。

望遠レンズは52mm。

Apple ProRAW。(RAW現像)

Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大60fps)

ただ拘るならサイズが大きくなりますがカメラのセンサーサイズやセンサーシフト手振れ補正を搭載したiPhone 12 Pro Maxの方が後悔しないでしょう。

 

2位 iPhone 12 スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本) 2020年10月23日
CPU A14 Bionic
ディスプレイ 6.1インチ有機EL 2,532 x 1,170解像度
OS iOS 14
RAM 4GB
ROM 64GB、128GB、256GB
サイズ(高さ/幅/厚さ) 146.7 mm、71.5 mm、7.4 mm
重量 162g
メインカメラ 12M広角、12M超広角 2眼
サブカメラ 12M
充電とバッテリー 2,815mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi 802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.0
おサイフ系 NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック 未対応
生体認証 顔 Face ID
SIM nanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD 未対応
防水/防塵 IP68
価格(税抜)Appleストア 85,800円~

※横にスクロール出来ます。

iPhone 11と比べて大きく進化しています。

同じ6.1インチですが有機ELディスプレイ搭載で2,532 x 1,170解像度を持ちます。(iPhone 11は1,792 x 828解像度Liquid Retina HDディスプレイ)

2,000,000:1のコントラスト比を持ちiPhone 11の1,400:1に比べて大幅アップ。

重量もiPhone 11の194gに対して162gと大幅に軽くなっています。

iPhone 12 miniと同様のアルミボディ。

7枚構成のf/1.6の絞り値を持つ広角レンズを搭載。(iPhone 11はƒ/1.8絞り値)

Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)

うーんやっぱり1位に相応しいほどのスペックと価格のバランスが取れている気がするのでけどね。

 

今週の動向

やはりと言うかiPhone 12発売の波は大きいですね。

5G対応モデルのiPhone 12の発売は今後の5Gを後押ししてくれる存在になるでしょう。

個人的にはミリ波に対応していないiPhoneは残念ですが有機ELディスプレイ搭載とカメラ性能のアップしたiPhone 12に魅力を感じるファンも多いでしょう。

5G自体エリアが限定的すぎて1年後、2年後のiPhoneに期待しています。

電源ボタンに指紋センサーの搭載やLightning端子からUSB-C端子への移行も期待したいですが完全なワイヤレスに移行するのが濃厚なのでUSB-C端子は夢に消えそうです。

iPhone 12のお祭りは11月13日発売のiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxがまだ残っているのでまだまだ落ち着かずに続きます。

Androidスマートフォンの最上位の5位についたReno3 AはSIMフリーランキングでも1位になっています。

前から人気のある機種でしたが最近の価格の安さからか益々人気になっています。