今売れているシリーズ別スマートフォンランキングです。
iPhone 12の予約が始まりましたね、6.1インチモデルだけですが発売が楽しみですね。
今週は結構変動が多いです。
Galaxy A41が初の3位にランクインしました。
Xperia 10 IIの3位連続は12週で終わってしまいました。
それでは今週のシリーズ別ランキングを見て行きましょう。
今売れてるスマートフォンTOP10
10月5日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、SAMSUNGの「Galaxy A41」が先週の4位から3位にランクアップ。7月発売の新機種で、今週初めてTOP3入りした。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 11(アップル)
3位 Galaxy A41(SAMSUNG)
4位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
5位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
6位 BASIO4(京セラ)
7位 AQUOS sense3(シャープ)
8位 Reno3 A(OPPO)
9位 A5 2020(OPPO)
10位 Pixel 4a(Google)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201018_195658.html 様
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の1位をキープ。
22週連続の1位になります。
もう何も言う事が無いほど強いiPhone SE(第二世代)。
IPhone 12が発売されたら一時的に抜かれるかもしれませんがiPhoneのラインナップで一番安くA13チップ搭載でまた首位に来ることが予想できます。
iPhone SE(第二世代)を抜くのはiPhone 12しか無いでしょう。
2位はiPhone 11。
先週の2位をキープ。
こちらもIPhone 12の発売で今後影響が出るでしょう。
IPhone 12の発表でAppleストアでは1万円値下げされてラインナップに残る事になったiPhone 11。
価格は税抜きで64,800円~になりましたが、1万円を上乗せした税抜き74,800円~のIPhone 12 miniの方が良いような気がしますよね。
6.1インチの基本モデルであるIPhone 12は2万1千円上乗せの85,800円~になります。
上手く価格設定されたラインナップだと感心します。
3位はGalaxy A41。
先週の4位から3位へランクアップ。
ついにXperia 10 IIを抜きAndroidスマートフォンで最も売れている3位へ上り詰めました。
これは結構驚きです。
SoC以外はXperia 10 IIと良く似たスペックで発売時期も近い事からライバル機でしたがXperia 10 IIを抜くとは、、、
細かい仕様はもちろん違いますが6.1インチ有機ELディスプレイ搭載、おサイフケータイと防水に対応と日本で好まれるスペックを持ちます。
カメラも4,800万画素の広角、800万画素の超広角、500万画素の深度測定を持ちます。
それでいて価格も税込みで4万円を切る37,224円です。
4位はXperia 10 II。
先週の3位から4位へランクダウン。
3位連続も12週で途絶えました。
XperiaファンからしたらSIMフリー機を随分と待たされたミドルレンジなXperia 10 II。
正直、スペック的には物足りなさを感じざるを得ないですが独特の21:9のディスプレイをお手頃価格で手に入れる事が出来ます。
SIMフリー版も発売されて心待ちにしていた方も居るのでは無いでしょう?
セールだと2万円台前半で購入出来ます。
5位はAQUOS sense3 basic。
先週の9位から大きく5位へランクアップ。
先週の初ランクインからランクアップが大きいですね。
名前の通りAQUOS sense3の派生モデルですがかなりスペックダウンしています。
基本スペックは変わりませんが指紋センサーとおサイフケータイは非搭載、カメラが1眼、RAMとストレージは減らされてます。
UQモバイルでは2020年6月19日発売と割と新しいモデルになりますが11,880円で売られています。
どちらかと言うと法人向けなモデルになりますね。
6位はBASIO4。
先週の5位から6位へランクダウン。
最近は落ち着いたランクになって来た感じがあります。
UQ mobileで安く売られていて1万円程度で購入出来ます。
シニア向けスマートフォンなのはわかりますが、おサイフケータイと生体認証に非対応なスマートフォンです。
AQUOS sense3 basicと良く似たイメージですがこちらは完全にシニア向けですね。
ギリギリまでコストを抑えた機種ですね。
7位はAQUOS sense3。
圏外から7位へランクイン。
最近のAQUOS sense3は以前のような勢いは無く、圏外へ行ったり来たりしてます。
ヒット作と言えるAQUOS sense3ですがAQUOS sense 4の発売が楽しみですね。
人気モデルとなって派生モデルもたくさん出ましたし、大幅にスペックアップされたAQUOS sense 4に期待です。
8位はReno3 A。
先週の7位から8位へランクダウン。
SIMフリーランキングではトリプルランクインを2週連続果たしているReno3 A。
売れています。
最近のセールでは1万円中盤の価格で購入も出来るようになってきました。
全部入りとして知名度も上がっています。
販路も多く店側も売りやすいスマートフォンです。
9位はA5 2020。
先週の6位から9位へランクダウン。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」の1台なのが大きいですね。
他でもセールで「1円スマホ」として良く売られています。
Reno3 Aと同じSnapdragon 665搭載なのでおサイフケータイと防水に非対応ですが必要が無ければ結構良い選択になると思います。
Reno A、Reno3 Aのような日本独自仕様では無いのでAndroid 10へのバージョンアップも出来ます。
Reno Aは公式にメジャーアップデートはしないと公言しているので売れているReno3 Aも同じ運命でしょう。
10位はPixel 4a。
圏外から10位へランクイン。
9月6日の9位を最後に圏外へ行っていましたが戻ってきました。
この際、初ランクインから2週間だけのランクインでしたが、発売時期、販路の少なさが目につきましたが、結構コスパの良いモデルです。
5Gに対応したPixel 5、Pixel 4a (5G)も発売されましたが、期待が大きかっただけに落胆した方も多かったでしょう、、、
良く言えば割り切って5G対応ですが、ミドルレンジなSoCで価格も安いとは言えず、それならiPhoneで良くない?って思えてしまいます。
4GのPixel 4aはコスパは良いのでPixel 4aに仕切り直した方が多かったのですかね。
圏外へ行ったのは?
先週8位だったAQUOS sense3 liteが圏外へ行きました。
楽天モバイル専売モデルであるAQUOS sense3 liteも「実質0円スマホ」の1台です。
今では価格の変更とポイントの変更で「実質0円スマホ」は5台もあります。
分散してAQUOS sense3 liteは圏外へ行ったのでしょう。
一時はSIMフリーランキングで1位に上り詰めた機種でもあります。
まぁ現在でも2位なのですけどね。
先週10位だったP30 liteが圏外へ行きました。
名機とも言えるP30 liteは今でも売れていますが古さを感じますね。
SIMフリーランキングでは3位にランクインしています。
後継機が期待できないのでファーウェイ製スマートフォンで今買うならP30 liteですね。
良く出来た機種です。
今週のピックアップ
Xperia 10 IIを抜き3位になったGalaxy A41を比較したいのでこの2機種と圏外から戻って来たPixel 4aを紹介したいと思います。
Galaxy A41
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発売日(日本) | 2020年6月25日 |
CPU | Helio P65 MT6768 |
GPU | Mali-G52 MC2 |
ディスプレイ | 6.1インチ有機EL 1080×2400解像度 |
OS | One UI 2(Android 10) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 152.9mm、70.4mm、8.1mm |
重量 | 160g |
メインカメラ | 48MP、8M、5M 3眼 |
サブカメラ | 25M |
充電とバッテリー | 3,500mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx1 |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | IP68 |
価格(税込)ドコモオンライン | 37,224円 |
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MediaTek製のHelio P65を搭載して全体的にコストを抑えたコスパの良いモデルになります。
コストを抑えても6.1インチ有機ELディスプレイ、おサイフケータイと防水に対応、カメラも3眼になっていてメインの広角カメラは解像度が48MPを持ちます。
超広角カメラも8MPの解像度を持ち普段使いでは困らないでしょう。
Antutuスコアは16万ぐらいですが価格の割には頑張っていると言えます。
Xperia 10 II
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発売日(日本) | 2020年5月29日 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.0インチ有機EL 1080×2520解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 157mm、69mm、8.2mm |
重量 | 151g |
メインカメラ | 8MP、12M、8M |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 3600mAh USB Type-C PD対応 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIMx1 |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税込)ドコモオンライン | 41,976 円 |
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独特な21:9の有機ELディスプレイで縦長なシネマサイズなので細い筐体は持ちやすく69mmを実現しています。
カメラも標準が12MPの解像度で超広角が8MP、望遠が8MPの3眼構成になっています。
メモリを出来れば6GBにして欲しかった所ですがゲームをしない普段使いには困らないでしょう。
Antutuスコアは18万ぐらいとSnapdragon 665搭載機としては平均的な数値です。
Pixel 4a
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発売日(日本) | 2020年8月20日 |
CPU | Snapdragon 730G |
ディスプレイ | 5.81 インチ有機EL 2,340 x 1,080解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 144 mm、69.4 mm、8.2 mm |
重量 | 143 g |
メインカメラ | 12.2M |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 3,140 mAh 18W急速充電 USB Type-C3.1 Gen 1 |
Wi-Fi | 802.11 1a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIM、eSIM DSDV対応 |
microSD | 非対応 |
防水/防塵 | 非対応 |
価格(税込)Googleストア | 42,900円 |
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Google製スマートフォンであるPixel 4aはどうしてもiPhone SE(第二世代)と比べがちです。
iPhone SE(第二世代)の128GBモデルの値段は税込みで54,780円で11,880の価格差があります。
AndroidスマートフォンのミドルレンジではSnapdragon 730Gを搭載してコスパが良いですがiPhone SE(第二世代)のA13と比べるとハイエンド級なので処理速度では大きく負けます。
ディスプレイと解像度ではPixel 4aに軍配が上がります。
上下にベゼルのあるデザインのiPhone SE(第二世代)よりも情報量も多く繊細です。
良く出来たミドルレンジスマートフォンである事は確かですがソフトバンクとGoogleぐらいしか販路が無いのが寂しいですね。
今週の動向
Xperia 10 IIの3位連続が12週で破られたのが大きいですね。
Pixel 4aのランクインも興味深いです。
Pixel 5、Pixel 4a (5G)に落胆して戻って来たのでしょうか?
5Gと言ってもエリアはまだまだですし、発表されたiPhone 12も日本ではSub6のみの対応とちょっと意外でしたね。
iPhoneはミリ波に対応して、USB-Cコネクタになってくれればと思うのですが、まだLightningで行くのですね。
シリーズ別ランキングでもSIMフリーランキングの顔なじみが増えた印象があります。
1位と2位のiPhoneはiPhoneしか抜けないでしょうね。