iPhone SE2が1位を20週連続 今売れてるスマートフォンTOP10

今売れているシリーズ別スマートフォンランキングです。

先週は発表が無かったため2週間前との比較になります。

相変わらず強いiPhone。

Xperia 10 IIが頑張っていますが、3位から上へは難しいですね。

前回とほぼランキングには変化がありません。

この10月にはiPhone 12が発売の予定ですが他のスマートフォンも秋に発売予定が控えています。

それまではランキングの変動が少なそうです。

 

今売れてるスマートフォンTOP10

 「BCNランキング」2020年9月21日から27日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

9月21日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、「iPhone SE(2nd)」が20週連続で1位を獲得した。2位には「iPhone 11」がランクインしており、アップルが1位・2位を独占した。

1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 11(アップル)
3位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
4位 Galaxy A41(SAMSUNG)
5位 P30 lite(Huawei Technologies)
6位 arrows Be4 F-41A(富士通コネクテッドテクノロジーズ)
7位 BASIO4(京セラ)
8位 Reno3 A(OPPO)
9位 A5 2020(OPPO)
10位 iPhone 11 Pro(アップル)

参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201004_193195.html 様

 

1位はiPhone SE(第二世代)

余裕の1位をキープです。

現在、最新のA13チップ搭載で税込みでも5万円を切る価格なのでコスパが高くAndroidスマートフォンのミドルレンジ帯まで影響が出ています。

キャリアだけでなく格安SIM会社でも販売されているので2万円台で購入出来てしまいます。

もうiPhone SE(第二世代)を止めるスマートフォンが存在しないんですよね。

iPhone 12が発売されたら当然ランキングに影響して来るでしょうが、ここまでコスパが良いとiPhone SE(第二世代)はロングセラーになるでしょうし、iPhone 12発売直後の買い替え需要ぐらいしかiPhone SE(第二世代)を1位の座から降ろすのは難しいでしょうね。

2位はiPhone 11

前回の2位をキープ。

iPhone SE(第二世代)は明確に差別化がされており、上下のベゼルやRAMの容量、バッテリーの弱さなどがあり今風のベゼルレスデザインではありません。

iPhone 11にはそれらが当てはまらないために人気があります。

iPhone SE(第二世代)のコスパは素晴らしいものがありますが、定価だけで考えるとiPhone 11は結構コスパが良いスマートフォンです。

税込8万円程度でハイエンドの性能があり、デザインも今風でバッテリーの持ちも良いです。

これはiPhone 12が発売されるまでは続くでしょうね。

3位はXperia 10 II

前回の3位をキープ。

2位と3位の差は大きいと思われますがAndroidスマートフォンでは最も売れているXperia 10 II。

Xperia 10 IIもSIMフリー版が登場して2万円台で購入出来ます。

格安SIM会社でも売られているのでAndroidスマートフォンで一番売れるミドルレンジのXperiaのSIMフリーを待っていた方も多いでしょう。

バンドも問題無く日本で使うのならどのキャリアでも困らないのとSIMフリー版では2枚の物理SIMが使えるDSDVに対応しています。

これでまた売れますね。

4位はGalaxy A41

前回の4位をキープ。

良く売れるミドルレンジでも価格を抑えながらおサイフケータイと防水に対応しているGalaxy A41。

昔はランキングでも圏外や下位ランクをうろついていましたが最近は4位をキープして堅実さが出て来ています。

ドコモでも売れ筋モデルですね。

5位はP30 lite

前回の圏外から5位へランクイン。

SIMフリーランキングでも売れているP30 lite。

名機ではありますが発売が2019年5月13日とかなり古い部類に入ります。

5千円台でワイモバイルなどで売られていてSIMフリーでも今回、圏外から無印版が戻ってきました。

また売れ行きが戻ったみたいです。

GMS(Google Mobile Services)が使えるファーウェイ製スマートフォンとして安い事もあり最近良く売れています。

6位はarrows Be4 F-41A

前回の5位から6位へランクダウン。

「はじめてスマホ」として良く売れているようです。

耐衝撃性やハンドソープで洗えるなどをアピールして中間層のランクインが多くなってきた機種です。

7位はBASIO4

前回の7位をキープ。

UQ mobileで一番安く売られているスマートフォン。

初心者でも使いやすい部分は名機AQUOS sense3やarrows Be4 F-41Aも同じですが、なぜかおサイフケータイと生体認証が非対応。

安さだけが光りますがコストカットなのか高齢者向けにはおサイフケータイと生体認証は必要無いと考えたのかは分かりませんが結構特殊なスマートフォンです。

8位はReno3 A

前回の圏外から8位へランクイン。

おサイフケータイと防水に対応した、なんでもありの優等生なスマートフォン。

SIMフリーランキングではダブルランクインをずっと続けていて売れているReno3 A。

UQモバイルが頑張ってくれたらトリプルランクインも夢ではない程売れています。

9位はA5 2020

前回の8位から9位へランクダウン。

売れているReno3 Aと同じSnapdragon 665搭載でおサイフケータイと防水に拘らなければAndroid 10へのメジャーアップデートもある良い機種です。

楽天モバイルでは実質「0円以下」なスマホとして売られています。

他でも「1円スマホ」で売られる事が多いですね。

SIMフリーランキングでは1位をキープしています。

10位は iPhone 11 Pro

前回の10位をキープ。

iPhone好きなら選んで間違いのない iPhone 11 Pro。

カメラに拘ってハイスペックならもちろんiPhone 11 Pro。

圏外へ行ったりもしてますが最近は10位とギリギリのランクインを果たしてます。

 

圏外へ行ったのは?

前回6位だったらくらくスマートフォン me F-01Lが圏外へ行きました。

まぁ突発的なランクインでしたしね。

前回9位だったAQUOS sense3が圏外へ行きました。

「優等生スマホ」なAQUOS sense3ですが最近は圏外や下位ランクが目立ちます。

以前の勢いが見られません。

 

今週のピックアップ

久々に順当な1位から3位のスペックを紹介したいと思います。

 

1位 iPhone SE(第二世代)

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2020年4月24日
CPUA13 Bionic
ディスプレイ4.7インチ 1,334 x 750解像度
OSiOS 13
RAM3GB
ROM64GB、128GB、256GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)138.4 mm、67.3 mm、7.3 mm
重量148g
メインカメラ12M広角
サブカメラ7M
充電とバッテリー1,821mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
おサイフ系NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック未対応
生体認証指紋
SIMnanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD未対応
防水/防塵IP67
価格(税抜)Appleストア44,800円~

※横にスクロール出来ます。

このスペックで税込み5万円以下とは恐れ入ります。

残念なのは上下のベゼルとバッテリーの持ちの悪さですね。

ただその辺りを差別化してiPhone 11シリーズに影響が無いようにしている所も流石Appleですね。

格安SIM会社では2万円台で売られているのがあるので、まだまだ売れるでしょう。

キャリアでも3Gからの機種変更などでは「0円」として良く売られています。

 

2位 iPhone 11

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)2019年9月20
CPUA13 Bionic
ディスプレイ6.1インチ 1,792 x 828解像度
OSiOS 13
RAM

4GB

ROM64GB、128GB、256GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)150.9 mm、75.7 mm、8.3 mm
重量194 g
メインカメラ12M広角、12M超広角
サブカメラ12M
充電とバッテリー3,046mAh ワイヤレス充電対応
Wi-Fi802.11 1a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
おサイフ系NFC、FeliCa Apple Pay
ヘッドフォンジャック未対応
生体認証顔 Face ID
SIMnanoSIM、eSIM DSDV対応
microSD未対応
防水/防塵IP67
価格(税抜)Appleストア74,800円~

※横にスクロール出来ます。

これだけハイスペックで税込み8万円ちょっとです。

ハイエンド級なので何も困らずにバッテリーがへたるまで使えます。

ハイエンドが欲しいのなら一番コスパが良いスマートフォンとも言えます。

iPhone 12の発売が近いですが値下げも期待できるのでまだまだ先の5Gに興味が無ければ良い選択になります。

たまにキャリアなどでも3Gからの機種変更で0円に近い金額で売られています。

 

3位 Xperia 10 II

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発売日(日本)2020年5月29日
CPUSnapdragon 665
GPUAdreno 610
ディスプレイ6.0インチ有機EL 1080×2520解像度
OSAndroid 10
RAM4GB
ROM64GB
サイズ(高さ/幅/厚さ)157mm、69mm、8.2mm
重量151g
メインカメラ8MP、12M、8M
サブカメラ8M
充電とバッテリー3600mAh USB Type-C PD対応
Wi-Fi802.11 a / b / g / n / ac
Bluetooth5.0
おサイフ系NFC、FeliCa おサイフケータイ対応
ヘッドフォンジャック
生体認証指紋
SIMnanoSIMx1 (SIMフリーはnanoSIMx2)
microSD最大1TB
防水/防塵IPX8/IP6X
価格(税込)54,000円

※横にスクロール出来ます。

Xperiaの中でもミドルレンジに位置するXperia 10 II。

しかもSIMフリーで再登場です。

これを待っていたXperiaファンも多かったでしょう。

定価は発表時のもので現在ではほとんどの通信会社で2万円台で購入出来ます。

 

今週の動向

今週はほとんど変化が無いランキングでした。

P30 liteの出戻りぐらいの変化でしたね。

P30 liteはAmazonで買っても2万円程で格安SIMだと5千円台です。

2020年上半期で1位になった名機なので「1台手元に置いておこう」と思いたくなるスマートフォンです。

ファーウェイ製スマートフォンは以前のような日本での勢いは無くなるでしょうがスパイ云々の話を置いておくと本当に良く出来たスマートフォンです。

P40シリーズはGMS(Google Mobile Services)がありませんが、どこかの記事で見ましたがカメラに携帯電話機能が付いたというのは良い表現だなぁって思いました。

残念ながら日本でのキャンペーンは心無い人のポイント稼ぎで終わってしまいましたが良く出来ているスマートフォンなのは確かです。

普通に使うには無理がありますが、ガジェット心を擽らせるスペックがあります。

1位から3位まではもはや鉄板と言えるランキングに長くなっています。

日本のiPhoneシェア率は世界一なので仕方ないですが色々なスマホに触ると新しさも見つかるんですけどね。

そんな意味も込めてSIMフリーで発売されたXperia 10 IIには頑張って欲しいものです。