楽天モバイルでは「Rakuten Miniバンド問題」で希望者にはRakuten Miniを交換に応じていましたが当初の期間2020年9月末だったのを2020年12月31日20時まで期間を延長する事になりました。
またSIM発行手数料は通常1回につき3000円かかりましたが無料になります。
SIMには2種類あり物理SIMとeSIMがあります。
SIMの種類を問わず物理SIM→eSIM、eSIM→物理SIM、eSIM→eSIM、物理SIM→物理SIMのすべてが0円になります。
なお執筆時点では月に1回なのか年に1回なのか生涯1回なのかなどは不明です。
常識的に考えて無制限な訳はありえないので何らかの回数制限はかかるでしょう。
Rakuten Mini交換を延長
Rakuten Miniバンド問題で希望者には2020年9月末まで応じていたのが延長され変更されました。
期間
2020年9月末から2020年12月31日20時までへ延長
Rakuten Miniバンド問題とは?
スマートフォンには対応周波数がいくつもあります。
楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Vプランではバンド3とバンド18(26)が重要ですが、楽天モバイルではSIMフリー端末を販売してそれを「売り文句」にしています。
海外へ行く人などは対応周波数が多い方が現地でスマートフォンが使いやすくなります。
またSIMフリースマートフォンは通常多くの周波数に対応しているのが普通です。
Rakuten Miniは「1円」セールでヒット商品になりましたが、ユーザーが調べてバンド1に対応していないとSNSで報告してロット(製造日による区分け)により対応バンドが違う事が明るみに出ます。
楽天モバイルは告知なしに対応周波数を変更していたのです。
それも1回では無く2回も、よってロットは3種類あり問題が大きくなって行きました。
現行ロットではバンド1は使えません。 これは楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Vプラン以外では使えない事を意味します。
Rakuten UN-LIMIT Vプランを解約したらただの使えない端末になってしまいます。
これらの記事は2つにまとめています興味があれば見て下さい。
楽天モバイルがRakuten Miniで対応周波数がロットにより違う事を明らかにしたそうです。 製造時期によって対応周波数が減るのは聞いたことが無いですね。 周波数を変更しつつも、楽天モバイルではWebサイトの追記をしていなかっ[…]
楽天モバイルの自社ブランドスマートフォンである「Rakuten Mini」のバンド問題について本日ケリがついたようです。 総務省は6月12日、楽天モバイルが販売するスマートフォン「Rakuten Mini」について、同社に電波法第38[…]
SIM再発行手数料を0円
これは嬉しいニュースですね。
期間
2020年10月12~
感想と内容
恐らくですがiPhone XS/XR以降に対応した事やiPhone 12発売前に気軽に機種変更時にもRakuten UN-LIMIT Vプランを使ってもらうための措置でしょうね。
iPhone はiPhone XS/XR以降のモデルから物理SIM+eSIMに対応しています。
Rakuten UN-LIMIT Vプランは物理SIMに加えてeSIMに対応しています。
3大キャリアはeSIMには積極的では無いために通常物理SIMで契約しますがAndroidスマートフォンのSIMフリー端末に見られるような物理SIMx2に対応したスマートフォンなら1枚目をドコモなどにして2枚目をRakuten UN-LIMIT Vにするなどすれば2番号で通話も出来るようになります。
しかしiPhoneは物理SIM+eSIMなので1枚目がドコモで物理SIMを使っていると2枚目はeSIMしか選択肢が無くなります。
ガジェット好きな方ならAndroidスマートフォンで2枚の物理SIMを使っている人も多いでしょうが、もうすぐ発表されるiPhone 12を購入するとRakuten UN-LIMIT Vの物理SIMをeSIMに変更せざるを得ません。
またiPhone 11などで現在eSIMを使っていてiPhone 12が発売されて購入すると物理的にSIMが無いために気軽に「差し替え」が出来なくなります。
このような「顧客」を逃さないために無料にしたのでしょうね。
無料になるのは以下の手数料
手数料 | 金額 |
SIMカード再発行手数料 | 0円 |
eSIM再設定手数料 | 0円 |
SIM交換手数料 | 0円 |