Google Pixel 4aが予告通りに発表されました。
気になるお値段は42,900円とかなりiPhone SE(第二世代)を気にしたような値段になってます。
スペックも公開されたのでGoogle Pixel 4aはどんな層に売れるのか、iPhone SE(第二世代)と競争できるのか気になります。
iPhone SE(第二世代)と比べて優位な所や他のミドルレンジのAndroidスマートフォンと比べてどう立ち回れるのか考えたいと思います。
Google Pixel 4a
待ちに待ったGoogle Pixel 4aが今日発表されました。
スペック
発売日(日本) | 2020年8月20日 |
CPU | Snapdragon 730G |
ディスプレイ | 5.81 インチ有機EL 2,340 x 1,080解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 144 mm、69.4 mm、8.2 mm |
重量 | 143 g |
メインカメラ | 12.2M |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 3,140 mAh 18W急速充電 USB Type-C3.1 Gen 1 |
Wi-Fi | 802.11 1a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIM、eSIM DSDV対応 |
microSD | 非対応 |
防水/防塵 | 非対応 |
価格(税込)Googleストア | 42,900円 |
Google頑張ったって言うのが第一印象ですが遅れに送れたので発売時期としては微妙です。
iPhone SE(第二世代)と比べて
CPUは間違いなくiPhone SE(第二世代)でしょう。 ただPixel 4aはSnapdragon 730GなのでAntutuスコアで25万を超える程度なので数値で言えばiPhone SE(第二世代)の方がかなりスコアは上ですがAndroidスマートフォンのミドルレンジとしてはストレスの無いスコアです。
ただしゲームだとiPhone SE(第二世代)です。
ディスプレイはPixel 4aは5.81 インチの有機ELで解像度も2,340 x 1,080と高いのでPixel 4aの方が見やすさや解像度でかなり上を行ってます。
またパンチホールカメラなので上下のベゼルも無くスッキリとしたデザインで情報量も多いです。
カメラはPixel 4同等のカメラ性能があり、Pixel 4のズームカメラが無くなった感じですね。
ポートレートやナイトモードなど圧倒的にPixel 4aの方が勝ります。
防水/防塵は対応しているiPhone SE(第二世代)に軍配が上がります。
RAMは6GBありますがこの辺りはOSの違いもあり互角と言って良いでしょう。
ストレージは128GBありiPhone SE(第二世代)と比べると値段を含めてもPixel 4aがコスパが良いです。
どちらもmicroSDでの増設が出来ないためiPhone SE(第二世代)の128GBモデルと比べるのが正しいのかもしれませんが64GBモデルの値段でもPixel 4aの方がコスパが良いです。
サポートについてはGoogleが3年のアップデートに対してiPhoneは5年なのでiPhoneが勝ります。(Androidスマートフォンとして長いのですけどね、、、)
- CPUは圧倒的にiPhone SE(第二世代)。Antutuスコアで2倍近くの45万超えるぐらい。
- カメラはPixel 4a。
- ディスプレイは圧倒的にPixel 4a。 情報量も多い。
- デザインは好みが多いけどディスプレイの見た目は上下にベゼルの無いPixel 4a。 筐体はiPhone SE(第二世代)の方が高級感があります。
- 防水/防塵はiPhone SE(第二世代)。
- 3年以上使うならiPhone SE(第二世代)。
- コスパはPixel 4a。
- オーディオ系はPixel 4a。ヘッドフォンジャックがあり、ステレオスピーカーです。
どちらも悩ましいですね。
CPU性能に差がありすぎるのでiPhone SE(第二世代)と言いたい所ですがゲームしないならPixel 4aですかね。
ミドルレンジスマートフォンとしてはPixel 4aは優秀なんですよね。Snapdragon 730Gでこの値段ですから。
ミドルレンジAndroidスマートフォンのライバル
iPhone SE(第二世代)と比べると勝る部分も多いですがCPUは圧倒的にiPhone SE(第二世代)なので比べる基準が違うかもしれません。
事実、日本でのiPhoneのシェア率は高いのでiPhone SE(第二世代)と比べるのが間違いかもです。
ブランド力が違い過ぎますからね。
ライバルと思えるのはOPPO Reno3 Aかもしれません。
なぜこの機種なのかと言うとおサイフケータイ対応だからです。
価格も似ています。 Xperia 10 IIもライバルになるかもしれません。 定価で言えば54,000円(税込)ですが2万円引きで売られているのが多いからです。
Pixel 4a、OPPO Reno3 A、Xperia 10 II
CPUはSnapdragon 730Gを搭載するPixel 4aの一人勝ち。
OPPO Reno3 A、Xperia 10 IIはSnapdragon 665で特にOPPO Reno3 Aはチューニングの不味さから「もっさり」でストレスがマッハです。
カメラはXperia 10 IIが勝ります。 OPPO Reno3 A、Xperia 10 II共に多眼カメラですがXperia 10 II>Pixel 4a>OPPO Reno3 Aだと思います。
防水/防塵はPixel 4aは非対応なので、OPPO Reno3 A、Xperia 10 IIに軍配が上がります。
実売価格で言えばXperia 10 II>OPPO Reno3 A>Pixel 4a。
ただしXperia 10 IIにSIMフリーは存在しないので格安SIMも考えるとOPPO Reno3 A>Pixel 4a>Xperia 10 IIになるかも。
全部入りで安い機種ならOPPO Reno3 A。
全部入りでキャリア契約ならXperia 10 II。
防水が無くてもコスパが良くてSIMフリーならPixel 4a。
Pixel 4aはキャリア(Softbank)から発売予定なのでキャリアでも格安SIMでも行けます。
Pixel 4aの惜しいポイント
日本でのスマートフォンはおサイフケータイと防水に対応なのが好まれます。
防水非対応なのは残念ポイントです。
eSIM対応なのは現行iPhoneと同じですが日本ではRakuten UN-LIMITプランとIIJmioのデータプランゼロしかありません。
Rakuten UN-LIMITプランは立ち上がったばかりでエリアも狭くサブSIMならオススメ出来ますが300万人まで無料は1人限定なのでまだ未加入ならeSIM契約も良いかも。
IIJmioはデータ専用なのですが使い勝手が良いプランとは言いにくく1GBの従量課金なのでオススメ出来ないです。
PixelシリーズもiPhoneと同じで物理SIM1枚+eSIMなのですが現状使えるプランが2社しかないため物理SIMなら使い勝手が良くなるのですがこれは仕方ないかも、、、
筆者はDSDVで物理SIM2枚使っていますが、普通は1枚が多いでしょうからそこまで気にする必要は無いかもしれません。
日本では事実上eSIMはキャリアの都合上まだ先ですね。
秋にはPixel 5も
秋にはPixel 5、Pixel 4a 5Gが出る予定です。
5G普及にはまだまだ2年以上先でしょうが5Gエリアの方は待った方が良いかもですね。
Pixel 4a 5Gで6万ほどだそうです。
感想
Google Pixel 4aはかなり価格的に頑張っているのがスペックを見ても分かります。
またカメラ性能もPixel 4と同等なのでかなり良いです。
iPhoneと比べるのはOSもブランド力も違うので日本では事情が違いますね。
ただミドルレンジAndroidスマートフォンの中ではコスパがかなり良いです。
OPPO Reno3 Aの多眼カメラよりも性能は上です。
物理SIM2枚なら欲しかったのが個人的な感想です。
日本のeSIM事情が悪いのですけどね。