3G停波は2022年3月末~2026年3月末
スマートフォン普及率は90%近くでガラケー(フィーチャーフォン)はどんどん普及率は減っては来てますが10%台でじわじわ減っている感じですね。
高齢者の方や一部の「電話とメールが出来ればいい」方の支持を得ています。(会社から渡される場合もありますが割愛します)
しかし、2019年10月にドコモが3G通信サービス「FOMA」を2026年3月末に終了することを発表しました。
auは2022年3月末にソフトバンクは2024年1月下旬に3G通信サービスを終了します。
ガラケーとスマートフォン
そもそもガラケーって何?
ガラパゴスケータイを略してガラケーと呼んでいます。なぜ(ガラパゴス)ケータイなのか?
ガラパゴスとはガラパゴス諸島の事で、ガラパゴス諸島は隔離されて生物が独自の進化を遂げたと言われています。
日本のガラケーは独自機能が多くどんどん進化して行ったのでガラパゴス諸島を引き合いにガラパゴスケータイと呼ばれるようになって行きました。
ガラケー全盛時代にはワンセグ、絵文字、お財布ケータイなどの日本独自の機能を持ちインターネットやメールはもちろん出来、カメラの性能も高性能でした。海外のガジェット好きの方から見ると日本のガラケーはここまで必要なのか?と言わせるような全部入りのパーフェクトなケータイだったようです。
今のスマホのように海外メーカーばかりで無くほとんど日本製のもので各メーカーも似たり寄ったりの性能でしたね。海外製はノキアとブラックベリーぐらい?
カメラの画素数や独自機能で競っていましたよね。
しかし米国で2007年6月に初代iPhoneが発売されて高機能なケータイはガラケーと言われ始めた、、、
iPhone、Android、ガラケーの戦い
iPhoneが米国で発売されてもほとんどの人はガラケーを使ってました。売ってないから仕方ないですよね。
2008年7月11日にソフトバンクからiPhone 3Gが発売されます。しかしガジェット好き以外はまだまだガラケーな時代
2010年4月1日にAndroidのXperia X10がドコモより発売されます。auもAndroid端末を発売していきます。
※2009年7月10日発売のHTC製HT-03Aが先ですが本格的になったのはXperia X10以降だと思います。
これにより日本の携帯電話各メーカーはAndroidスマホを出していきます。
2011年10月14日についにauからiPhone 4Sが発売されます。もちろんソフトバンクも
2013年9月20日にやっとドコモからもiPhone 5s、iPhone 5cが発売。ここからガラケーは一気に減っていきます。
3大キャリアがiPhoneを取り扱う事により日本の各メーカーはガラケーどころかAndroidスマホもどんどん売れなくなって行きました。
3G停波で使えなくなる携帯電話
ドコモのみ一覧表が無いため上記リンクに無い機種は使えなくなる。
ここで3Gガラケーのみでは無くて古いandroidスマホやiPhoneも対象となる事に気を付ける事。
なぜスマホじゃなくガラケーが良いのか?
ガラケーが良いという方も一定数います。その方たちはなぜガラケーが良いのでしょうか?
- 電話とメールさえ出来れば良い。
- スマホにすると料金が高くなる。
- スマホは操作が難しそう。
- 使い慣れてるから。
- 落としても壊れにくいから。
確かに電話とメールしか使ってないならスマホにする利点は無いかも、、、、
電話は受けるほうが多い人なら月2000円切るぐらいでしょうか?
スマホはディスプレイが大きいため画面から落とすとバキバキになる可能性大ですw
スマホに比べるとガラケーは丈夫ですよね。 折り畳み式が主流なので落としてもディスプレイが直接ダメージを受けるのは少ないです。
コンパクトな軽さも壊れにくい要因です。 重くなればなるほど壊れるダメージは大きくなりますので軽いガラケーは壊れにくいです。
しかし3G停波までには買い換えないといけません
買い替えの選択肢
私個人としてはドコモと格安simでスマホを使ってるいるのでスマホ一択なのですが、今まで通りのガラケーのスタイルが良いって方には中古のガラホ(4Gケータイ)に格安simが一番かなぁって思うのです。
しかしMNPとか面倒とか3大キャリアが良い人には次の選択肢になると思います。
- 電話とメールしかしない→ガラホ
- 料金を上げたくない→ガラホ
- スマホに興味があるが操作に自信がない→子供や友達に詳しい人がいるなら、その人と同じスマホにする。(周りにiPhoneを使っている方は多いはず)
- 周りに詳しい人がいないけどスマホは欲しい→らくらくスマートフォン
まぁ個人的にはらくらくスマートフォンは無いんですけどね、、、それならiPhoneの方が良い気が、、、、
現在ガラケーのシェア率は10%ほどで、高齢者の方もスマートフォン率が上回ってきました。でもまだまだ「使い慣れているから」「スマホにしたいけど使いこなせるか自信がない」とか聞きますが3G停波が迫ってきているのでスマートフォンに思い切っ[…]
ガラホとは?
上にガラホという言葉が出てきたのでここで説明します。
ガラケー(3Gケータイ、フィーチャーフォン)の形をしているがOSや部品をスマートフォンから転用したもの
つまり見た目はガラケーだが中身はスマホといった感じ
ガラホは通称になっているがKDDI(au)の呼び名です。ドコモは「spモードケータイ」、ソフトバンクは「進化したガラケー」と呼んでいます。
最後に
ガラケーはガラホとなって生きています。
3Gガラケーを使ってる方は各社の3G停波までにスマホかガラホに買い替えになると思います。
3大キャリアともにガラホなら料金も1200円~+新機種代になってます。(ソフトバンクは安そうだがメールするには通信するために結局1280円~)
今までガラケーで不便がなければガラホで良い気がします。
ただガラケーが少なくなって行くのは当たり前ですが増える事は無いでしょう。