Echo Show 5 レビュー 思った以上に使えるスマートディスプレイ スイッチボットで快適

Amazonのプライムデーで「Echo Show 5」を購入していました。
一番安いスマートスピーカーのEcho Dot第3世代を購入しようと思ったのですが注文が多すぎたのか発送が1か月以上先になるとの事で迷っていた所Echo Show 5に目が留まりました。
筆者は書斎にEcho Dot第1世代を使っていてエアコン、照明、TVなどはEcho Dotの音声でコントロールしています。
「ベッドサイドに置けばAmazonプライムビデオも観られて便利かな?」と思い寝室の家電のコントロールも出来て便利だと思って購入。
使ってみたらマイクとスピーカーだけのEcho Dotよりも断然便利でした。
今日は音声アシスタントのAlexaが使えるスマートディスプレイの「Echo Show 5」のレビューをしたいと思います。

Echo Show 5 レビュー 思った以上に使えるスマートディスプレイ

第2世代の「Echo Show 5」もありますが、違いはカメラの画素数が1MP→2MPだけです。
第1世代で十分ですし家電を赤外線でコントールするSwitchBotスマートリモコン付きをオススメします。

特徴

スマートスピーカーは数多くありますがディスプレイが付いているスマートディスプレイの「Echo Show 5」はタッチ操作が可能です。
情報(ニュースや天気など)を音だけでなく目でも確認出来るので使い勝手は向上します。
ニュースや天気だけでなくAmazonプライムビデオやYouTubeを観る事が出来ます。
キッチンなどで使えば「クックパッド」と連携してレシピや作り方を教えてくれます。
これが音声だけだと分量などでメモが必要ですよね?
ディスプレイが付いているだけでメモは不要になります。

他に良くある使い方だと高齢になった両親などと距離的に離れていてもネット環境さえあれば顔を見ながら通話が可能です。
もちろん電話料金はかかりません。
外出中にペットの様子を見るなどスマートフォンから確認が出来ます。
使い勝手はスピーカーだけよりも一気に増えます。

外観、内容物

SwitchBotスマートリモコン付きEcho Show 5になります。

Echo Show 5

Echo Show 5の中身や外観を見て行きます。

Echo Show 5本体、説明書、専用電源アダプターとなっています。

付属の電源は見て分かるように15Wの専用アダプターになります。
USB端子の給電では無いので注意ですね。

上部にボタン類があります。
左からマイク/カメラのON/OFFボタン、音量ダウン、音量アップ、カメラを「物理的に」閉じるカメラカバーとなっています。
ボタンだけだと「盗撮されるんじゃないか」と心配な方にも安心できる配慮がされています

カメラカバーでカメラを閉じた状態。
赤くなって分かりやすくなっています。

背面は端子類があります。
左から電源ポート、Micro USBポート(電源用では無くメンテナンス用みたいです)、3.5mmオーディオジャック(出力)となっています。

SwitchBotスマートリモコン

SwitchBotスマートリモコンは赤外線で家電をコントールしてくれる商品になります。
Amazon スマートプラグがセットになっているのもありますが、こちらはコンセントのON/OFFをするものなのでベッドサイドの照明などスイッチを入れて使う場合には使えますがエアコンのON/OFFなどのコントロールは出来ないので注意です。

外箱を見てもエアコンなどのコントロールが出来るのが分かると思います。
筆者は初めてEcho Dot第1世代(最初のEcho:スマートスピーカー)を買った時に最初は音声で音楽をかけてくれたりニュースや天気など「音声」で答えてくれて「未来感」を感じましたがしばらくすると声で音楽やラジコが聴けて「便利」だな程度で落ち着きましたが部屋のライトやエアコンを声だけでON/OFF出来る事で利便性が上がる事を知り今では欠かせないものになっています。
想像している以上に便利です。
家に帰る時に帰る10分前にスマホでエアコンをONにしておくなどかなり快適に使えます。

内容物は左上からUSB電源ケーブル、SwitchBotのサポートなどのQRコード集、赤外線が届きにいなどでどこかに張り付けたい時の両面テープ、SwitchBotハブミニの取扱説明書、SwitchBotハブミニ本体。

裏面はネジで壁などに固定する時の「穴」が付いていますがネジは付いていません。
両面テープは強力な3M製なので両面テープで良いと思います。
ただ取り付け場所は部屋中のリモコンで操作できる家電に赤外線がちゃんと届く場所に設置する必要があります。
付属のUSBケーブルは付いていますが電源アダプタは付属していないので余っているスマホの電源アダプタなどを使えば良いと思いますが(5V、1Aなので古いUSB電源アダプタでも使えます)

簡素でセッティング用のボタンが1つあるだけです。
このスイッチを正面から見た状態でスイッチの上面付近にLEDがあります。
このLEDの点滅でリモコンの登録などをします。

USB端子はMicro USB Type Bです。
設置場所をよく考えて動作する場所が決まったらケーブルを繋いでから両面テープなどで張らないと後からケーブルを挿すのは難しいと思います。
ベッドサイドなら問題無くすべての家電に赤外線が届くでしょうがリビングなどだと部屋が広く家電も多いと思うのでコントロールできる場所を確認してから設置が良いでしょう。

Echo Show 5 単体での操作方法

Echo Show 5のディスプレイはタッチ操作が可能なのでスマートフォンと同じような操作が出来ます。
音声の操作の方が楽ですが場合によってはタッチ操作の方が簡単な場合もあります。

上から下にスワイプすると簡単な設定画面が出てきます。
左から「ホームに戻る」「明るさ調整」「おやすみモードON/OFF」「設定」となっています。
「おやすみモード」は決まった時間22時~06時までなど、で通知をしなくなります。上の画面上ではOFFの状態。
この辺りの「簡単な」メニュー操作は使いやすく直感的で使いやすいです。

右から左へスワイプするとスマートホーム関連や音楽、ビデオなどが直接操作が出来ますが「簡単では無いです」。

色々な動画ストリーミングにアクセス出来ますがAmazonプライムビデオで選んでも検索能力は皆無と言って良いでしょう。

その他のカテゴリーからカテゴリーは選べますが横1列で一度に表示されるのが3つと少なくスマホと同じ操作感を考えているとかなり面倒なイメージを受けます。
反応も悪いのでカテゴリー「SF」映画などで探していた時に誤タッチして再生される事もしばしばあります。
スマホと違って「戻る」ボタンなども無いために最悪な気分で最初からやり直しになる事も多いです。
やはり声で操作が一番良いでしょうね。
普段Amazonプライムビデオなどを見ているなら「アレクサ SF映画でおすすめは?」などと聞けば今までの視聴を元にオススメ表示してくれます。
ページ送りも「アレクサ 次」で送ってくれるので声の方が現実的で使いやすいです。

YouTubeを観る事が出来ますがご覧の通りAmazonお得意のsilkブラウザでの表示になります。
ただスマホにあるような最大化ボタンもあるので画面いっぱいには出来ます。

画面いっぱいの様子。
ただ「YouTubeにログイン」しても使いにくさは変わらないのでスマホと同じ感覚でやれると思うと残念な結果になります。

スマートディスプレイEcho Show 5

ディスプレイとカメラがあるだけで飛躍的に使いやすさが増します。

スマホをカーテンに向かって置いた状態でのビデオ通話時の状態。
Echo Show 5側には一応「ぬいぐるみ」を置いてやったのですが同じテーブルだとEcho Show 5はやや斜め上に角度が付いているので水平より下はまず映りません。
ペットなどを見守る時はいたずらされないためにやや高い位置に普通置くでしょうが角度調節が出来るスタンドがあると便利です。
Amazon Amazon純正 角度調節スタンド (チャコール)
第二世代用となっていますが第二世代との違いはカメラの画素数だけなので問題はありません。
スマートフォンのAlexaアプリからいつでも様子が見られて便利です。
ペットに対して声をかける事もペットの声を聞くことも可能なので凄く便利になります。
躾の良いペットならペット目線に置いておいても良いでしょうね。

ネット回線があるのなら「スマホが苦手な高齢者」の方とも通話料がかからず便利です。
スマホでも「LINE」などのアプリでビデオ通話は可能ですが「スマホが苦手」な方でも簡単なのがEcho Show 5の強みですね。
部屋が散らかっていても「物理的にカメラをOFF」に出来る点も便利です。

Echo Dotとの比較になってしまいますがご了承下さい。
サイズの大型化により低音がかなり強くなっています。
音だけでもかなり違いがあります。
ディスプレイが付いているので目で見る情報があり、かなり便利です。
見ようと思えば動画も観られますが動画視聴ならEcho Show 8以上をオススメします。
ステレオスピーカーで画面操作もしやすくなっていると思います。
別売りになっているのが惜しい角度調整スタンド。
このスタンドを取り付けるだけで音質まで変わります。
Echo Show 5の音の出口がスタンドにより塞がれる事が無くなり音質が変わります。
聞いた内容がディスプレイに表示されるのは考えている以上に便利です。
ベッドサイドには置いておきたい1台ですね。

スイッチボットで一気に世界が変わるEcho Show 5

スイッチボットがあれば赤外線リモコンとして機能できる事で生活が一変するほどの便利さがあります。
この辺りはスピーカーだけのEcho Dotでも同じです。

  • 「アレクサ ○○のアルバムをかけて」でAmazonミュージックを聴くことが出来ます。(プライム会員である事が必要ですがEchoを買う方は既に会員でしょう)
    プライム会員:200万曲、Unlimitedプラン:7,000万曲となっていて希望のアルバムが聴けない場合もありますがプライムで十分だと思います。
  • 特にAmazonミュージックですが「アレクサ 2000年代Jポップを「1時間」かけて」と言えば1時間だけかけてくれます。
    これを応用すれば「アレクサ 眠れる音楽を1時間かけて」と言えば眠りやすい音楽を1時間かけてくれます。
  • 声だけで家電のコントロール。
  • 家に帰る途中でAlexaアプリから「エアコンをON」にする事により家に着いたら快適な温度で出迎えてくれます。
  • 夜中にトイレに起きた時など「アレクサ ライトを付けて」などでリモコンを探さずに明かりをつけてくれます。
    戻った時も「アレクサ ライトを消して」で消灯。 かなり便利です。
  • ほとんどの方は毎日起きる時間が同じでしょうが毎日でも単発でも目覚まし時計代わりに起こしてくれます。
    どうしても明日はいつもの7時よりも1時間早い6時に起きなければいけない場合も「アレクサ 明日朝6時に起こして」と言えば良いだけです。

ディスプレイ付きで情報量が変わる。

  1. 定型アクションを使えばまとめて情報が声と画面で確認が出来ます。
    例えば「アレクサ おはよう」で今日の天気、ニュースなどの定型アクションを作れば「アレクサ おはよう」と言うだけで今日の天気やニュースを声とディスプレイで確認できます。
    天気などは時間で区切って表示してくれるのでディスプレイ付きのEcho Show 5の便利さが分かる1面ですね。
    逆に「アレクサ おやすみ」でライトをOFFにして眠れる音楽を30分かけるなどの動作を定型アクションにより動作が可能です。
    定型アクションは細かく設定が可能なので使ってない方は使ってみたら便利さが良く分かるでしょう。
  2. 筆者は自宅の書斎が仕事場なので「アレクサ おはよう」でその日の話題、フラッシュニュース、天気予報、エアコンON、換気扇ON(煙草を吸うので)を定型アクションにしています。換気扇のみ手動操作なのでコンセント式のスマートプラグを使っています。
  3. アレクサのスキルにクックパッドがあるのですがスピーカーだけのEcho Dotでは微妙でしたがディプレイ付きのEcho Showになると分量などが文字で分かるのでかなり実用的になります。
    キッチンに1台置いておくと音楽を聴きながら料理をするなどや、レシピを見ながら料理をするなどディスプレイがあるだけで実用的になります。
    料理が出来て2階の子供を呼び出すのも2階にEchoがあればその場から動いて呼び出す必要性が無くなります。
  4. ディスプレイ付きなので映画やドラマが観られます。 YouTubeも観れますが正直微妙です。

「検索」に関しては「お粗末」だと感じます。
Amazonお得意のsilkブラウザが内蔵されているのですが「YouTube専用」と言って良いでしょう。
「アレクサ YouTubeを開いて」でsilkブラウザが立ち上がりますがURLに直接検索文字を入力する必要があります。
文字は音声で入力できますが不便です。
アレクサに直接「○○を検索して」で検索した方がはるかに便利ですが「言葉が複雑になるほど」「ごめんなさい、ちょっと分かりませんでした」になります。
単純な言葉でも「iPhone 12を検索して」と聞くと「AmazonでiPhone 12をお探しですか?」と購入について検索を返して来ます。
「iPhone 12について教えて」と聞き直すと「iPhone 12」の情報について音声と写真、文字で教えてくれます。
「検索」については検索のワードによっては聞き方を「こちらが」変える必要があります。
「アレクサ ユーチューブを開いて」でYouTubeを検索する事は出来ますがチャネル名やタイトルを正しく言葉で言わないと自分が求めている情報を見つけるのは困難です。
横長のディスプレイなので縦の情報量が少ないのでスクロールしてタッチする必要があります。
通常の検索に戻るには「アレクサ ホームに戻って」と言ってホームに戻る必要があります。

Amazon Echo Show 5+スマートホーム 学習リモコン Hub Mini

Amazon SwitchBot スイッチボット スマートホーム 学習リモコン

設定方法については下記ページを参考にして下さい。
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感想まとめ

他にも色々出来ますが全部を書くのが難しいほど色々な事が出来ます。
スピーカーだけのEcho Dotでも赤外線リモコンとして機能する「SwitchBotハブミニ」があるだけで赤外線が届く範囲の家電のコントロールが「声だけ」で出来るのはかなり便利です。
そこにディスプレイ付きのEcho Showとなれば「目で確認や情報」が見られるので一気に利便性があがります。
離れたおじいちゃん、おばあちゃんといつでもコミュニケーションが出来るので子供も喜びますし、何よりも祖父母の方が嬉しいでしょうね。
声だけでは無く「顔を見ながら会話が出来る」のは誰でも嬉しいと思います。
操作も簡単なので高齢の方でも使うのには不便は無いでしょう。
マイク、カメラ、ディスプレイ、を使った一番の使い方だと感じます。
他には防犯用やペットの様子を見るためのカメラですね。
この辺りはかなり実用的です。
音声アシスタントの「アレクサ」により声だけで家電のON/OFFが出来るだけでも便利ですがディスプレイが付くだけでここまで便利になるとは思いませんでした。
スピーカーだけだと読み上げるだけですが天気だけでも時間で区切って表示してくれるので一日の天気が一目でわかります。
スマートホームに興味があるならEcho DotよりもEcho Showで始めるほうが使いやすいと感じました。
筆者はラジコなどを書斎で聞き流し程度の使い方が多い(Echo Dot)ですがディスプレイが付いていると目で色々確認が出来るので書斎にもう1台Echo Showに買い換えるか思案中です。
それほどディプレイ付きは便利だと感じます。