9月11日発表から発売まで結構待たされたAQUOS sense4が11月6日に先行発売でドコモオンラインで発売されましたよね。
税込みで37,224円は「思ってたよりも安い」が第一印象でした。
11月12日から通常発売されています。
AQUOS sense4シリーズで気になるのはAQUOS sense4 liteとAQUOS sense4 basicの存在でしょう。
どちらもAQUOS sense4の派生モデルでAQUOS sense4の一部をスペックダウンしたモデルになります。
SIMフリー版のAQUOS sense4が11月27日に発売されます。
他にもAQUOS sense4の上位モデルになるAQUOS sense4 plusもあります。
これらのモデルの違いと価格を整理していきます。
AQUOS sense4シリーズ
基本モデルになるのはAQUOS sense4になります。
AQUOS sense4 スペック
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発売日(日本)ドコモオンライン | 2020年11月6日(通常発売は11月12日) |
CPU | Snapdragon 720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 5.8インチIGZO液晶ディスプレイ 2,280×1,080解像度 |
OS | Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 148mm、71mm、8.9mm |
重量 | 177g |
メインカメラ | 12M、12M広角、8Mズーム 3眼 |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 4,570mAh USB Type-C |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
Payトリガー | 〇 |
SIM | nanoSIM |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
FMラジオ | 〇 |
カラーバリエーション | ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー ドコモオンラインショップ限定カラー:レッド、ブルー、イエロー |
価格(税込) | 37,224円 |
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コスパモンスターのRedmi Note 9Sと同じSnapdragon 720Gを搭載しています。
もうシニアから普段使いまでとは言わせないぐらいのスペックアップです。
カメラも12MP標準 F値 2.0、12MP広角 F値 2.4 広角121°、8MP望遠 F値 2.4 光学2倍
すべて電子式手ブレ補正を搭載しています。
待望のナイトモードやAIモードも追加されカメラの強化がされています。
もちろんおサイフケータイと防水に対応。
RAM4GB、ストレージが64GBなのがシャープらしいコストカットです。
Payトリガーはロック解除をして、電子決済アプリを起動する操作が指紋センサーだけで出来るようになります。
執筆時点ではドコモだけの販売でドコモオンラインショップ限定カラーのレッド、ブルー、イエローがあります。
AQUOS sense4シリーズの違い
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AQUOS sense4(SIMフリー版) | AQUOS sense4 lite | AQUOS sense4 basic | |
販売先 | ドコモ(各MVNO) | 楽天モバイル | ワイモバイル |
発売日(日本) | 2020年11月6日ドコモオンライン SIMフリー版は11月27日 | 2020年11月12日 | 2020年11月19日 執筆時点で予約中 |
RAM | 4GB | 4GB | 3GB |
重量 | 177g | 176g | 176g |
メインカメラ | 12M、12M広角、8Mズーム 3眼 | 12M、8Mズーム 2眼 | 12M、8Mズーム 2眼 |
生体認証 | 指紋/顔 | 指紋/顔 | 顔 |
Payトリガー | 〇 | 〇 | 非対応 |
SIM | nanoSIM(SIMフリー版はnanoSIMx2) | nanoSIM、 eSIM DSDV対応 | nanoSIM |
通信速度 | 受信時最大: 350Mbps 送信時最大: 75Mbps | 受信時最大: 200Mbps 送信時最大: 75Mbps | 受信時最大: 250Mbps 送信時最大: 46Mbps |
カラーバリエーション | ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー ドコモオンラインショップ限定カラー:レッド、ブルー、イエロー SIMフリー版はライトカッパー 、シルバー 、ブラック | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
価格(税込) | 37,224円(ドコモ) MVNOの価格は下記参照 | 32,800円 1万円相当のポイント還元あり。 実質22,800円 | 20,160円~23,760円 プランにより変動 PayPayボーナス3,000円相当キャンペーン2020年12月20日まで 実質17,160円~20,760円 |
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それぞれ通信速度の違いはありますが気にならないと思います。
重さもAQUOS sense4より1g軽くなっています。 この2点は大きな違いではありません。
カラーバリエーションはドコモオンラインショップ限定カラー:レッド、ブルー、イエローに加えて店頭販売でもライトブルーが追加されています。
大きな違いは以下になります。
AQUOS sense4 SIMフリー
- スペックはドコモ版と変わりはありません。
- nanoSIMx2のDSDV対応。
- もちろんバンドはすべてのキャリアの電波を掴みます。
- ドコモ版をSIMフリーにして物理2枚のDSDV対応と考えれば良いと思います。
カラーバリエーションはライトカッパー 、シルバー 、ブラックになりますがスペックはドコモ版と変わらない。
バンド縛りもなくすべてのキャリアの電波を掴む事が出来ます。
物理SIM2枚のnanoSIMx2のDSDV対応。
以上の事からドコモ版をフルスペックにした感じになります。
待望のSIMフリー版でしょう。
価格
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予約開始 | 価格(税込) | |
NifMo | 本日19日より | 37,290円(新規の場合) 33,990円(機種変更の場合) |
IIJmio | ― | 32,780円 音声SIM同時契約でギフト券3,000円分キャンペーンあり。 |
gooSimseller(OCN モバイル ONE) | ー | 19,800円(通常価格27,280円) 11月27日11時~12月23日11時までセール価格。 対象オプション(ノートン モバイルセキュリティ)加入で1,000円値引き。 他社からの乗り換え(MNP)で5,000円値引き。 同時併用可能。 |
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音声契約したくないのならIIJmioだと思います。
ありならgooSimseller(OCN モバイル ONE)がかなりお得です。
※執筆時点ではラインナップにはありません。 発売の11月27日まで待つ必要があります。
IIJmioはトップページの「キャンペーン」から見る事は出来ます。
gooSimsellerはリンクがOCNモバイルONEになっているのでgooSimsellerの「お知らせ」から見る事は出来ます。AQUOS sense4 販売開始について
AQUOS sense4 lite
- 12MPの広角カメラ非搭載。
- nanoSIM、 eSIMのデュアルSIMに対応 DSDV対応。
- 唯一、SIMを2つ使ってもSDカードが使えます。 (eSIMとのトレードオフですがDSDVしたくてSDカードを使い方には良い選択かもです。ただし物理SIM+eSIMになります)
- SIMフリー
- 価格(税込) 32,800円
- 1万円相当のポイント還元あり。 実質価格22,800円
ダウングレードは12MPの広角カメラになりますが、nanoSIM、 eSIMのデュアルSIMに対応というアップグレードもあります。
個人的には広角カメラでは無く望遠カメラのダウングレードだったら神機になっていたでしょう。
広角カメラは使用頻度が高いですが望遠カメラはデジタルズームで済みますしね。
SIMフリーでnanoSIM、 eSIMのデュアルSIMに対応 Rakuten UN-LIMIT VはeSIMに対応しているので今ドコモなどと契約していてもRakuten UN-LIMIT VをeSIMで契約してドコモのSIMをそのまま挿せば電話番号2つの状態で使用できます。
例えば、ドコモのSIMをギガホからギガライトに変更して通話専用にします。Rakuten UN-LIMIT VのeSIMを通話とデータ専用にすればかなり節約出来ます。
Rakuten UN-LIMIT Vは事務手数料が無料で1年間無料なので0円で1年間楽しむことが出来ます。「Rakuten Link」アプリを使う事により「通話も無料」「SMSも無料」です。
楽天エリアは拡大中なのでRakuten UN-LIMIT Vだけでの運用はオススメしません。
無料期間中の1年間使ってみてダメなら解約でも良いですし1年後に楽天エリアが広がっていたらRakuten UN-LIMIT Vを解約してメインのドコモなどからMNPでRakuten UN-LIMIT Vに加入が良い流れだと思います。 2,980円/月(税抜)です。
AQUOS sense4 basic
- 12MPの広角カメラ非搭載。
- RAMが4GB→3GB。
- 指紋認証非搭載。
- 指紋センサーが無いために「Payトリガー」が使用できません。
- 価格(税込) 20,160円(プランS) 23,760円(プランM/R)
- PayPayボーナス3,000円相当キャンペーン2020年12月20日まで 実質価格17,160円(プランS) 20,760円(プランM/R)
AQUOS sense3 basicの時の様におサイフケータイ非搭載とストレージ容量32GBのようなダウングレードは避けたみたいですね。
カメラのダウングレードはAQUOS sense4 liteと同じですが、指紋センサー非搭載が一番わかりやすいダウングレードかもです。
「Payトリガー」は便利ですが、便利さが分からないために気にはならないと思います。
ただ現在のようなマスク社会での指紋センサー非搭載は痛いかもですね。
個人的にはRAM3GBが痛いと思うのですがコスパが良いので何とも言えないです。
プランで価格が変わりますが3GB/月で足りる方は毎月1,000円の通信費が違うのでスマートフォン代を3,600円安くするだけのためにプラン選びはやらないように!
ただプランMは個人的にオススメです。 きっちり月のデータ通信量が3GBに収まるのなら良いですが60%の人が3GB/月です。
プランMの利点は10GB/月のコースですが10GBを使い切っても「1Mbpsの通信が出来ます」1Mbpsの通信スピードは分かりやすいのがYouTubeをスマホで見る時に480pで観れる程のスピードがある所がかなり大きいです。 流行りのmusicサブスクリプションなどの音楽ストリーミングなら余裕です。
もちろんTwitterやブラウザなども余裕です。 プランSの制限時の通信スピードは300kbpsなのでその違いは分かるでしょう。
AQUOS sense4シリーズが安く欲しい方はRakuten UN-LIMIT V未加入なら契約事務手数料が無料なのと1年間無料なので0円で始められます。
「Rakuten Link」アプリを使う事により「通話も無料」「SMSも無料」です。
スペックもAQUOS sense4 basicよりも高いAQUOS sense4 liteの方が幸せになれると思います。
Rakuten UN-LIMIT V加入済みで回線品質も求めてキャリアよりも安く抑えたいのならワイモバイルでAQUOS sense4 basicもアリだと思います。
AQUOS sense4 plus スペック
価格未定でAQUOS sense4の上位版になりますがスペックが大幅に違います。
一応AQUOS sense4シリーズなので載せておきます。
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発売日(日本) | 2020年11月25日(楽天モバイル) |
CPU | Snapdragon 720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 6.7インチ 2,400×1,080解像度 90Hzのリフレッシュレート |
OS | Android 10 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 166mm、78mm、8.8mm |
重量 | 197g |
メインカメラ | 48M、5M広角、1.9Mマクロ、1.9M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 8M、1.9M深度測定 |
充電とバッテリー | 4,120mAh USB Type-C |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応(SDカードと排他使用)(楽天モバイル) |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
カラーバリエーション | パープル、ホワイト、ブラック |
価格(税抜) | 39,819円 |
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現在まだ価格は未定です。 楽天モバイルより発売予定。
スペックがAQUOS sense4と大きく違うのでフルスペック表にしました。
CPUこそSnapdragon 720Gで同じですが「別物」と思った方が良いです。
ディスプレイサイズは6.7インチに大型化して90Hzのリフレッシュレートを持ちます。
カメラ構成もAQUOS sense4は3眼ですがAQUOS sense4 plusは4眼構成になります。
ただし48MPの標準カメラ、5MP広角カメラ、1.9MPのマクロカメラ、1.9MP深度測定用カメラになり48MPの標準カメラ以外はAQUOS sense4の方がスペックは高いです。
個人的にAQUOS sense4のカメラ構成の方が良いと思います。
RAMが8GB、ストレージは128GBとSnapdragon 720Gの性能を底上げしています。
指紋センサーはありますが「Payトリガー」は使えません。
ステレオスピーカーになっており全体的にゲーム性能に対して重視したスペックになります。
執筆時点のAQUOS sense4シリーズで唯一物理SIM2枚のDSDV対応になっています。(SIMフリー版登場で11月27日発売まで待つのも良いかも)
※11/25追記 記載からnanoSIMになっていて現時点では物理SIM2枚対応か分かりません。
※11/29追記 物理SIM2枚のDSDV対応です。(SDカードと排他使用)
楽天モバイルから発売されるのでSIMフリーモデルになります。
この性能なのでAQUOS sense4よりも価格が上がるのは分かるでしょう。
物理SIM2枚のDSDV対応が欲しくて安く買いたいのならAQUOS sense4のSIMフリーモデルを待ちましょう。
まとめ
AQUOS sense4 plusはゲーム用なのでそれほど気にしていませんがAQUOS sense4のSIMフリーモデルが待ちきれない自分がいます((笑)
SIMフリーモデルはドコモ版をより強化したモデルとも言えます。
回線を気にすることなくどこの通信会社でも使える点は大きいのと物理SIM2枚対応は大きな利点です。
Rakuten UN-LIMIT V加入済みなのでお得にAQUOS sense4 liteを購入する手段がありません。
AQUOS sense4 basicもAQUOS sense3 basicほど酷いダウングレードはしなかったので魅力的ではありますがnanoSIMx1なのでメイン機には出来ません。
それにワイモバイルのプランは高いので(品質は良いです)スマートフォンを買うためにだけに通信契約も増やしたくないですしね。
それにしてもAQUOS sense4 liteとAQUOS sense4 basicはなぜ12MPの広角カメラ非搭載にしたのか、、、望遠カメラの方が需要が無いでしょうに、、、
筆者の場合物理SIM2枚が必要なのでAQUOS sense4のSIMフリーモデルになりそうですが、楽天モバイルのAQUOS sense4 liteでも良いかなぁなんて思っています。
Rakuten UN-LIMIT Vの物理SIMをeSIMに交換する手数料も無料になりましたし、ドコモSIMとRakuten UN-LIMIT VのeSIM運用でも支障が無いです。
32,800円かぁ安いのでけどね。
物理SIM2枚に対応したSIMフリーが発売決定になったので一番最強なのは間違いないですが音声SIM契約が必要など考えるとIIJmioで購入も検討したほうが良いですね。
AQUOS sense4は良く出来たスペックを持つ「優等生スマホ」です。
ドコモで買い増しでも後悔はしないでしょう。 ただしSIMロックを解除してもバンドがドコモ回線になるので格安SIMで運用したい場合にはドコモ系の格安SIMになります。
Rakuten UN-LIMIT V未加入ならばAQUOS sense4 liteが一押しです。 通信契約しても損は無いですし1年間無料は大きいです。 ただしメイン回線のMNPは止めた方が良いです。
上で書いたように無料期間にAQUOS sense4 liteでメイン回線とRakuten UN-LIMIT V回線の同時使用が出来るので1年間無料で使って1年後に決めた方が良いです。
最後の砦はワイモバイルのAQUOS sense4 basicになりますが、通信契約で月額が格安SIMよりも高くドコモなどのキャリアよりは安いのでMNPでの購入になるでしょう。(通信品質も良いです)
筆者のようなガジェット好きでも購入したくなるほどAQUOS sense4シリーズは良く出来たスマートフォンです。
参考になれば幸いです。