先週に続いてAQUOS sense3 liteが1位をキープしました。
楽天モバイルの機種が3機種ランクインしており相変わらずのキャンペーン効果が出ているのがわかります。
先週とはあまり変わりが無いかと思ったのですが圏外から戻った機種や新たにランクインした機種も見受けられます。
ランクインした機種があれば圏外へ行った機種があるのは当たり前ですがその辺りも考えたいと思います。
今売れてるSIMフリースマホTOP10
「BCNランキング」2020年7月27日から8月2日の日次集計データによると、SIMフリースマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
2位 A5 2020(OPPO)
3位 P30 lite(Y!mobile)(Huawei Technologies)
4位 Galaxy A7 SM-A750C(SAMSUNG)
5位 Galaxy A20(UQ mobile)(SAMSUNG)
6位 Reno3 A(OPPO)
7位 AQUOS sense3 SH-M12(シャープ)
8位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
9位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
10位 A5 2020(UQ mobile)(OPPO)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20200806_185392.html 様
楽天モバイルのキャンペーン期間中のランキングになるので先週よりも1週間丸ごと集計データされておりキャンペーン効果がある事がうかがえます。
キャンペーンは8月5日に終了しており来週のSIMフリースマホTOP10では「3日」でどこまで食い込んで来るのかも注目です。
1位はAQUOS sense3 liteで先週に続いての首位ゲットです。
「実質0円以下」でキャンペーン中での1位になります。
AQUOS sense3「lite」となっていますが中身はカメラ性能を落とて楽天モバイル専用端末になっています。
12Mの広角カメラが無くなり、シングルSIMとなっています。 しかしそれ以外はSIMフリー版AQUOS sense3と変わりません。
2位はOPPO A5 2020で先週の3位から2位へアップしています。
こちらも「実質0円以下」でキャンペーンでの影響でのランクインになります。
3位はP30 liteでOPPO A5 2020との入れ替わりで2位から3位へのダウンになります。
4位はGalaxy A7で先週と変わらず4位をキープしています。
楽天モバイルのキャンペーンは8月5日に終わりましたが元祖「実質0円以下」のGalaxy A7はこの先も「実質0円以下」なのでランクインは間違いないでしょう。
5位はGalaxy A20で先週の7位から5位へアップしました。
6位はOPPO Reno3 Aで先週と変わらず6位のキープです。
7位はAQUOS sense3で先週の圏外から7位へのランクインです。
先週の圏外が異常だったと思うのですが、色々な要因は考えられますがずっと売れているAQUOS sense3ですので喜ばしいですね。
8位はBASIO4で先週の圏外からの復帰で8位にランクインです。
9位はOPPO Reno3 A(UQ mobile版)で先週の8位からランクダウンしています。
10位はここにもOPPO A5 2020(UQ mobile版)で初ランクインになります。
圏外へ行った3機種は何でしょう先週の順位で見てみましょう。
5位 nova lite 3
9位 ZenFone Max (M2) 64GB
10位 Redmi Note 9S 6GB+128GB
この3機種です。
nova lite 3、ZenFone Max (M2) 64GBは性能もそろそろなのと安売りで無ければそんなにこの先も売れるとは思えません。
Redmi Note 9S 6GB+128GBは相変わらず在庫問題でしょうね。
非常に良いスマートフォンなのですが在庫が安定するまではランクインも安定しない印象です。
次に驚くことは今週もOPPO Reno3 Aがダブルランクインをしています。
6週連続のダブルランクインはかなり売れている事がわかります。
当ブログでは前機種であるOPPO Reno Aの方が優位性が高いと評価していますが、ここまで売れているとOPPO Reno3 Aは第二のベストセラー端末として評価しても良いと思います。
そして今回はOPPO A5 2020もダブルランクインをしている事も注目です。
OPPO Reno3 Aと同じCPUのSnapdragon 665搭載でOPPOの廉価版に位置するスマートフォンですが「1円」で売られていたり、楽天モバイルのキャンペーンで「実質0円以下」で売られていた事が重なり今回の結果になった事がうかがえます。
OPPO Reno3 A、OPPO A5 2020を合わせると4機種のランクインになり順位こそ違いますがシリーズ別のiPhoneのような勢いが感じられます。
ただし現時点で楽天モバイルのキャンペーンは終了し、しばらくはGalaxy A7で戦う事が予想されるためにOPPO A5 2020は瞬間的なランクインだと思います。
来週のランキングにも影響は出るでしょうがその次は圏外が予想されます。
今週のピックアップ
先週は楽天モバイルの3機種を選んだので今週はそれ以外で選びたいと思います。
3位 P30 lite
楽天モバイル機種を除くとダントツで売れているHuawei P30 lite。
Y!mobileの主力機種で売られています。
スペック
発売日(日本) | 2019年5月13日 |
CPU | Kirin 710 |
GPU | Mali-G51 MP4 |
ディスプレイ | 6.15インチ 2312 x 1080解像度 |
OS | EMUI 9.0 (Android 9) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 159.8mm、76.8mm、7.5mm |
重量 | 168g |
メインカメラ | 24M、8M、2M 3眼 |
サブカメラ | 24M |
充電とバッテリー | 3,340 mAh 18W急速充電 USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.2 |
おサイフ系 | 未対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用 ※nanoSIMx2は通信会社によります。 |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | 非対応 |
価格(税込)Yモバ | 11,520円 |
Antutuスコアで12万を超えるぐらいと頑張っていますが、もう後継機も出ているためなんとも言えない機種になっています。
アメリカの制裁によりGMS(Google Mobile Service)は使えないため古い機種で今後も頑張らなければならないファーウェイですがその穴を上手く埋めたのがOPPOでしょうね。
正直な意見としてHuawei P30 liteは安さ以外は魅力を感じませんがそれでも3位は見事です。
6位、9位 Reno3 A
売れに売れているReno3 Aはダブルランクインを6週連続です。
CPUがSnapdragon 665なのは残念ですがそれ以外は正常進化したスマートフォンです。
スペック
発売日(日本) | 2020年6月25 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.44 インチ有機EL 2400×1080解像度 |
OS | ColorOS 7.1(Android10) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 160.9mm、74.1mm、8.2mm |
重量 | 175g |
メインカメラ | 48M、8M広角、2Mモノクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 4025mAh、USB Type-C、Quick Charge 2.0急速充電 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋認証/顔 |
SIM | nanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用 |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜) | 36,182円 |
スペックを見てもバランスが良いのが分かります。
おサイフケータイと防水に対応でカメラ、急速充電、有機ELと今ある技術をバランスよくまとめたスマートフォンです。
惜しむべきはCPUがSnapdragon 665な所でしょうか、Reno Aからのスペックダウンだけ惜しいです。
せめて同じSnapdragon 710なら良かったのですが「もっさり」しているReno3 Aは残念としか言えません。
7位 AQUOS sense3
戻って来たAQUOS sense3。
シリーズ別ではあのiPhone SEと首位を争った事がある格安スマホです。
ただ最近は安売り機種も多く押されているのは間違いないです。
スペック
発売日(日本) | 2019年11月2日 |
CPU | Snapdragon 630 |
GPU | Adreno 508 |
ディスプレイ | 5.5インチ 2,160 x 1080解像度 |
OS | Android 9 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 147mm、70mm、8.9mm |
重量 | 167g |
メインカメラ | 12M、12M 2眼 |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 4,000mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIM |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜) | 21,600円 |
安心感があるのは間違いないです。
スペックもガジェット好き以外には満足できると思います。
電池持ちが良いのも特徴です。
ターゲット層がスマートフォンに慣れていない方向けなので「AQUOS かんたんホーム」で簡単操作が出来るのも大きな特徴でしょう。
ただ最近のSIMフリーランキングでは先週は圏外へ行くなど安定していないのも事実です。
「優等生」なスマホには間違いないでしょうが周りに押されている感が強いです。
なおシリーズ別ではXperia 10 IIに3位を譲ったままです。
1位iPhone SE 2位iPhone 11は変わらないですが、、、、
感想
OPPO Reno3 Aの6週連続のダブルランクインには驚かされます。
UQ mobile版でもずっとランクインしているのですが特別安かったのは発売当初で今でもランクインしているのは驚きですね。
瞬間的なランクインなのはわかっていてもOPPO A5 2020もダブルランクインをしている事にも驚きました。
OPPOは上手く日本市場に食い込んだのが分かるランキングだと感じます。
また製品名だけでなく「サブブランド」が力を増しているのも注目したいです。
Y!mobileはP30 lite1機種ですが、UQ mobileは4機種のランクインを果たしてます。
UQ mobileは正確に言えばまだサブブランドではありませんがサブブランド化が決まっているのでサブブランドとして扱います。
逆に楽天モバイルの3機種はキャリアなのですが、格安SIM会社に見えてしまう不思議です、、、
この事からも格安SIM会社は苦戦していますよね。
実際、IIJmioが減収になったと報告しています。
コロナウィルスの影響もあるとは思いますがキャリア、サブブランド、格安SIMで見ると格安SIM会社はつらい立場でしょうね。