米Qualcommは1月19日(現地時間)に新型SoCの「Snapdragon 870 5G」を発表しました。
「Snapdragon 870 5G」はSnapdragon 865+の焼き直しモデルと見られ最大クロックが3.2GHzになっています。
Qualcommはハイエンドモデルの「Snapdragon 888」を2020年12月1日(現地時間)に発表しています。
ハイエンドモデルの廉価版と言った所でしょうか。
またモトローラが「Snapdragon 870 5G」搭載の「Moto Edge S」を発表予告しています。
Snapdragon 870 5G
Snapdragon 865+よりも約3%高速化した新型SoC。
モトローラ、OnePlus、OPPO、Xiaomi、iQOOが採用予定。
Snapdragon 865+と同じ7nmプロセスでクロックを上げただけの様です。
Snapdragon 870 5G | Snapdragon 865+ | |
CPU | Kryo 585 3.2GHz | Kryo 585 3.1 GHz |
GPU | Adreno 650 | Adreno 650 |
約3%高速化をした「Snapdragon 870 5G」ですがこれから活躍するハイエンドモデルの「Snapdragon 888」があるのですから、ハイエンドモデルがちょっとややこしくなりますね。
熱の問題もある「Snapdragon 888」よりも安く購入出来る良い選択肢になるかもです。
モトローラ「Moto Edge S」を予告
早速、モトローラから「Snapdragon 870 5G」搭載の「Moto Edge S」をリリースするようです。
「Snapdragon 870 5G」搭載の「Moto Edge S」を2021年1月26日に発表と予告しています。
OnePlus、OPPO、Xiaomi、iQOOもすぐに後に続くでしょうが「Snapdragon 870 5G」がどのくらいのパフォーマンスを見せるのか楽しみですね。
感想まとめ
Snapdragon 888はAnTuTuベンチマークスコアで73万5千ともはや何に使っても困らないスペックでオーバースペックな状態です。
製造プロセスが5nmのSnapdragon 888ですが最初に搭載された「Xiaomi Mi 11」は発熱が問題視されています。
「Snapdragon810」の発熱問題、再びですかね。
現在ではAnTuTuベンチマークスコアで60万を超えたらもはや「違いが分からない程」なのでSnapdragon 870 5Gの方が安いなら現実的な選択肢になるでしょう。
「Snapdragon 870 5G」搭載の「Moto Edge S」のスペックや価格次第ではハイエンドスマホが安く購入出来て良いのではないでしょうか。