先週に続いて楽天モバイルの駆け込み需要が多く在庫切れ多数の中、ほとんど在庫が無いのが現実で契約しようとしても「製品」では在庫があるのに「在庫切れ」で契約が完了しない状態です。
楽天モバイルの勢いは1か月前を考えるとかなり落ちています。
Redmi 9Tが先週に続いて1位をキープしています。
4/1からも新しいセールで安く売られているため、今後も1位をキープするでしょう。
最近Galaxy A21が良く売れているようでUQモバイルを支えている印象です。
SIMフリースマートフォンランキングになります。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 4/3
「BCNランキング」2021年3月22日から28日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
2位 Galaxy A21(UQ mobile)(SAMSUNG)
3位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
4位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
5位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
6位 Reno3 A(OPPO)
7位 A73(OPPO)
8位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
9位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
10位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
Source :BCNランキング
1位はRedmi 9T 4GB+64GB。
先週の1位をキープ。
2週連続の1位になります。
2021年2月5日に発売されたRedmi 9TはSnapdragon 662を搭載して価格は17,490円(税込)と激安価格でデビューし、2月20日に初ランクインしてからは駆け上るように先週1位になりそれをキープしています。
Redmi 9Tはトリプルスロットを搭載しているので2枚の物理SIMに加えてSDカードも使えます。
OPPOのA73と良く似たスペックですがRedmi 9Tの方が価格的にも優位性が高いです。
FMラジオ、デュアルスピーカー、赤外線、6,000mAhの大容量バッテリー、4眼カメラで広角カメラも搭載しています。
各格安SIMでは発売開始から「1円スマホ」で売られていました。
BIGLOBEモバイルでは実質0円で売られています。
筆者は安くてもSnapdragon 662なのでここまで売れるとは思わなかったですね。
嬉しい事に4月1日からは格安SIM各社が新料金プランへ移行するのが多く、IIJMioでは110円、OCNモバイルONEでは1円で販売されています。
IIJmio、OCNモバイルONEのセール情報は下記を参照して下さい。
IIJmioのキャンペーン、セール情報をまとめています。 格安SIMの老舗であるIIJmioではキャンペーンが多く、スマートフォンが安く購入出来るセールもやる事があります。 キャンペーンは継続が多く、初めての格安SIMにはオススメです。[…]
OCNモバイルONEのキャンペーン、セール情報をまとめています。 スマートフォンが安く購入出来るOCNモバイルONEは頻繁にセールを行っています。 安くスマートフォンを購入して賢く運用しましょう。 OCNモバイルONEセール、キャンペ[…]
2位はGalaxy A21(UQ mobile版)。
先週の4位から2位へランクアップ。
2020年12月12日からUQモバイルから発売されたスマートフォンで19,800円と安い価格ですがMNPだと550円と激安です。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は優秀なので特に一番安い3GBの「くりこしプランS」で契約して極力安く済ませたいならGalaxy A21は良い選択肢になるでしょう。
スペックは高くないですがおサイフケータイと防水に対応でゲームなどをしないなら不便は無いでしょう。
Antutuベンチマークスコアで11万点前後なローエンドモデルになります。
新規でUQ学割の場合17,500円のキャッシュバックが受けられるために一番売れていますね。
いつの間にかGalaxy A21がUQモバイルの一番人気になりましたね。
3位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の2位から3位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
執筆時点で価格は14,760円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大10,555円相当もらえるので損では無いですね。
Snapdragon 665搭載、有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
ワイモバイルではキャンペーンが多く、PayPayボーナスがもらえるのには「先にエントリー必須」がある「どこでももらえる特典」には注意です。
学割、家族割で安く抑える事が出来ます。
「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」がワイモバイルだと付いてきます。 これは今月サービス開始されたソフトバンク「LINEMO」に熱望されていて追加されなかった特典です。
Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACOの買い物で最大3%相当(Tポイント1%+PayPayボーナス2%)やスマホの写真や動画など容量無制限でバックアップしてくれる「Yahoo!かんたんバックアップ」、ヤフオク!が安く使えるなどメリットは多くあります。
他にも特典が多くありお得度は高いです。
3月31までの価格より値段が4,000円ほど上がったのとPayPayボーナスも1,000円分減額されたので今後どうなるか注目です。
4位はAQUOS sense4 lite。
先週の6位から4位へランクアップ。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
実質17,800円でも人気のAQUOS sense4から広角カメラを無くしたモデルなのでお得です。
筆者が今、Rakuten UN-LIMITを契約するなら間違いなくAQUOS sense4 liteを選びます。
ただ残念なのは3月9日の端末ポイント変更で3月8日以前よりも5,000円高くなってしまった所です。(以前だと実質12,800円)
それでも今週ランクインしている機種の中でもSnapdragon 720G搭載でスペックが一番高いのとおサイフケータイと防水に対応していて誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。(5位のRakuten HandもSnapdragon 720G搭載)
AQUOS sense4 liteのランクアップの原因は楽天モバイルの「在庫切れ」が大きく関係していると考えられます。
いつも在庫がある中で最も安かった7位のA73も申し込んでいくと「在庫切れ」になります。
楽天モバイルも「製品」と実際の申し込みの在庫をちゃんとして欲しいですね。
5位はRakuten Hand。
先週の7位から5位へランクアップ。
ちょっと前までは1位を8週連続キープするほど売れていました。
圏外やランクダウンの原因は「在庫切れ」です。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
3台ともにeSIMのみの対応になります。
元々税込み2万円丁度で発売されましたがポイントが多く現在のポイントは端末ポイントが19,999ポイント+「だれでも5,000ポイント」で24,999ポイントです。
ただでさえ安いのに4,999ポイント得をしまうのでRakuten Handに人気が集中しています。
スペックもSnapdragon 720Gを搭載しているのでサクサク動きます。
防水は防滴程度ですがおサイフケータイを搭載しているので日本では好まれる仕様になっています。
じゃいつも「在庫切れ」なのになぜランクイン?と思った方も多いでしょう。
実は在庫が不定期にある時があります。
朝の4時~6時頃などに在庫が復活する時が「たまに」あります。
普通24時間張り付いて在庫を確認する方は居ないですが筆者もRakuten Miniで検証しましたがRakuten Miniの場合は火曜日の12:30ぐらいから在庫がある事を確認しました。
まぁ1時間しない内に在庫切れになっていました。
Rakuten Handは初回特典として端末ポイントが19,999ポイントもらえます。
これは結構理解してない人が多く、初めての1回線目にセット購入で色々なスマートフォンが端末ポイントがもらえますがRakuten Miniは2回線目でも1円で購入出来ます。
つまり初めての1回線目はRakuten Handが一番お得で2回線目にRakuten Miniを1円で購入するのが一番お得です。
もちろん気に入ったスマートフォンがあれば1回線目は何でも良いと思いますが1回線目にRakuten Miniを選ばないのが良いですね。
興味のある方は下記の記事を参考にして下さい。
1楽天モバイルRakuten UN-LIMITプランは2022年7月1日から提供される「Rakuten最強プラン」は残念ながら1GBまでなら0円の維持が出来なくなりました。 3GBまでの1,078円が最低料金になります。 しかし注目する[…]
6位はReno3 A。
先週の5位から6位へランクダウン。
無印版のランクインの大きな理由は楽天モバイルでしょう。
Rakuten UN-LIMIT VIの発表と「300万人まで1年間無料キャンペーンが4月7日まで」の影響でRakuten UN-LIMITに注目が集まりお得なスマートフォンが「在庫切れ多数」でなぜか3月9日に端末ポイントが大幅に変更され、そのほとんどは端末ポイント減少で「実質値上げ」で得をする機種はRakuten Hand、Rakuten Miniの2台になりRakuten Handに人気が集中しました。
しかし、Rakuten Hand、Rakuten Miniはいつ見ても「在庫切れ」で余程注意してチェックしないと購入出来ません。
そこで在庫のある機種に人気が集まるのですが今週7位のOPPO A73は「最大限のポイント還元」が受けられるのと元々の価格が安いため実質5,800円で購入出来て現在人気が集中しています。
しかしそのOPPO A73も「在庫切れ」が多くなっていつも在庫があるOPPO Reno3 Aを仕方なしに選んでいる状態だと思われます。
OPPO Reno3 Aはおサイフケータイと防水に対応していてOPPO A73よりも使い勝手は良いので実質14,800円ですがこちらも「最大限のポイント還元」が受けられるので人気があります。
実質14,800円の内訳は端末ポイント20,000と「だれでも5,000ポイント」で現在での最大の25,000ポイントを受けられます。
Reno3 Aは物理SIM2枚のDSDV対応機種です。
スマホのSIM差し替えはやはり物理SIMの方がまだやりやすいです。
7位はA73。
先週の3位から7位へランクダウン。
A73は楽天モバイルの関係で売れていましたが勢いが無くなってきた印象が強いですね。
「在庫切れ」が多い楽天モバイルの中で執筆時点で在庫がある中、一番安い実質5,800円で購入出来ます。
人気の理由は3つあります。 在庫がある、在庫切れのRakuten Miniまたは現在入荷待ちのRakuten Handを除くと一番安い、eSIM+物理SIMのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応である事。
しかしOPPO A73も実際に購入しようとすると「在庫切れ」が多くなってきました。
OPPOのA73は2020年11月20日に発売されたばかりの日本ではA5 2020の後継機と言える機種です。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
レザー調のポップなデザインが特徴で「ケースに入れずに裸で使いたい」1台です。
これからeSIM対応は進むでしょうが、気軽に別の端末に差し替えが出来る物理SIMx2の機種(1位のRedmi 9Tだと同じSnapdragon 662搭載です)の方が使いやすいと個人的には思います。
執筆時点では「ダイナミックオレンジ」の在庫はあるようです。
8位はReno3 A(UQ mobile版)。
先週の9位から8位へランクアップ。
ランクインにより今週もReno3 Aのトリプルランクインが実現しました。
UQモバイルのラインナップで一番まともと思えるReno3 A。
7,920円~購入が出来てキャンペーンによりau PAY3,000円分キャッシュバックがあります。
au PAY カード新規入会特典で最大10,000Pontaポイントプレゼントもあります。
くりこしプランS:3GBは月額1,480円と格安SIMに迫る料金設定です。
これで店頭サービスあり、回線品質も良いのですからお得なプランです。
新規でUQ学割の場合7,200円のキャッシュバックが受けられるために安く購入出来ます。
執筆時点で在庫切れになっています。
9位はBASIO4(UQ mobile版)。
先週の圏外から9位へランクイン。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
UQモバイルのラインナップはAQUOS sense3 basicやBASIO4など低スペックでコストを抑えた機種が多いです。
価格も14,400円~と以前よりも高く、オススメ出来ないスマートフォンです。
10位はAQUOS sense4。
先週の圏外から10位へランクイン。
Snapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
朝、家を出る時に100%の状態で帰宅時に80%なんて事があるほどバッテリーの持ちは最高です。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能は賛否両論ありますが価格相応だと思います。
ただし動画性能は褒められません。
スマートフォンで迷ったらコレと言われるほどに筆者オススメのスマートフォンです。
最近のランクダウンはAQUOS sense5Gと分散されている印象です。
SoCに違いがありますがスペックはほぼ同じです。
圏外へ行った機種は?
先週8位だったP30 liteが圏外へ行きました。
久々のランクインに先週驚きましたが圏外は見えていましたよね。
先週10位だったAQUOS sense3 liteが圏外へ行きました。
楽天専売モデルですが後継機のAQUOS sense4 liteがあるのでわざわざ選ぶ理由も見つかりません。
特別に安い訳でも無いですしね。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが40週連続のダブルランクインになります。
今週もトリプルランクインを果たしています。
今週の動向
楽天モバイルの在庫切れは深刻ですね。
ゲットするには特定の時間や朝早く起きてチェックするしか方法がありません。
これでは新規の顧客を逃してしまうだけですよね。
4位のAQUOS sense4 lite、5位のRakuten Hand、7位のA73がどうにかランクインしていますが楽天オリジナルモデル、専売モデルに限るとRakuten Hand、AQUOS sense4 liteになり以前の勢いは落ちています。
1位のRedmi 9Tはかなり好調ですね。
筆者は4月16日に発売されるRedmi Note 10 Proの方が気になっていますがRedmi 9Tの安売りが3月31日で終わったと思ったら4月1日から再開しているのを嬉しいユーザーは居るでしょう。
IIJmioでは台数を絞って相変わらず時間指定の争奪戦になっています。
今回は期間が長いので焦らなくて良いと思うのですが、、、
OCNモバイルONEでは在庫がありますが、ネットを見ると到着まで時間がかかるようです。
来週は4月からの集計も含まれるので4月1日から新料金プランがスタートした格安SIMの影響でRedmi 9Tは1位キープでしょう。
Reno Aも1円で売られているため古い機種ですがランクインも考えられます。