Rakuten Handが先週に続いて1位になり「実質0円以下スマホ」の中でも人気の高い機種となります。
キャリア20GBプランやサブブランドの低価格化で追い詰められた楽天モバイルがまさかの1GBまでなら0円、3GBまでなら980円、20GBまでなら1,980円、無制限なら2,980円のインパクトの強い階段状プランを発表して、一番お得なキャンペーンである「300万人まで1年間無料キャンペーン」に現在、駆け込み需要で加入数を伸ばしています。
ランキングにも楽天モバイルの専売モデルや取り扱い端末が多くなっています。
SIMフリースマートフォンランキングになります。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 2/6
「BCNランキング」2021年1月25日から31日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
2位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
3位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
4位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
5位 A5 2020(OPPO)
6位 Rakuten Mini(Tinno Mobile Technology)
7位 AQUOS sense4 plus SH-M16(シャープ)
8位 A73(OPPO)
9位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
10位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210206_212195.html 様
1位はRakuten Hand。
先週の1位をキープ。
3週連続の1位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
3台ともにeSIMのみの対応になります。
執筆時点で税込み価格は2万円丁度、24,999ポイントの還元で「実質0円以下スマホ」の1台で楽天モバイルのラインナップではお買い得感が高いです。
Snapdragon 720Gを搭載して5.1インチ有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋認証と顔認証にも対応。
おサイフケータイに対応とトレンドを掴んでいます。
eSIMのみの対応なので気軽にSIMの入れ替えが出来ないのは懸念材料ですが圧倒的なコスパの良さがあります。
防水には対応していません。 防滴程度ですが気にはならないでしょう。
2位はAQUOS sense3 lite。
先週の3位から2位へランクアップ。
楽天モバイルの専売モデルです。
AQUOS sense3のダウングレードモデルですが広角カメラの削除以外はスペックに変わりはありません。
あれだけ売れたAQUOS sense3シリーズなので人気があります。
2/3の端末ポイントの変更により執筆時点では実質20,980円で全くお得感がありません。
楽天モバイルを長く支えてきたAQUOS sense3 liteですが後継機のAQUOS sense4 liteが実質12,800円と新型の方が安くなっています。
「実質3,,980スマホ」から実質20,980円とは、、、来週は2日間のデータでランクイン出来るのかも怪しいですね。
3位はAQUOS sense4。
先週の5位から3位へランクアップ。
待っていた人が多いSnapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4のSIMフリーモデル。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能を重視してなくスナップ写真程度が多いなら筆者一押しのモデルです。
まぁミドルレンジで実売価格が2万円以下なのでそこまでのスペックを求める人は少ないと思いますが。
動画性能はお世辞にも褒められません。
4位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の3位から4位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
執筆時点で価格は10,800円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大11,555円相当もらえるので損では無いですね。
先週のポイントよりも減りましたがそれでもお買い得です。
有機ELディスプレイ搭載、画面内指紋、顔認証、RAM6GB、ストレージ128GB、もちろんおサイフケータイと防水に対応と余裕があります。
販路も多く、発売されてからすぐにSIMフリーランキングの常連になっています。
ただ最近はシリーズ別ランキングでも元気が無くなってきた気がします。
5位はA5 2020。
先週の2位から5位へランクダウン。
A5 2020も楽天モバイルを支えてきた主力機ですね。
執筆時点では実質2,020円で後継機のA73が実質5,800円なのでお得感が薄れてきましたね。
2019年5月13日発売ながらSnapdragon 665搭載とReno3 Aと同じCPUです。
おサイフケータイと防水が必要無ければ良いスマートフォンでしたが他でも「1円スマホ」が定着し古さを感じるスマートフォンになっています。
ただ物理SIM2枚対応のDSDV対応なので安く2枚の物理SIMを使いたいなら良い選択肢かもです。
ちなみにAndroid 10にメジャーアップデートは可能です。
6位はRakuten Mini。
先週の8位から6位へランクアップ。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台です。
「1円スマホ」で騒がれて、バンド問題で騒がれたRakuten Miniは先週、圏外からランクインしました。
執筆時点の価格は1円で5,000円相当のポイント還元です。
支払うお金を1円で済ませられるために、とにかく「支払いをなるべくしたくない」ならオススメ出来ますが、eSIMのみの対応と現行モデルはバンドが狭いので解約後は使えないと思っていた方が良いでしょう。
Rakuten UN-LIMITプランを極限までお金の支払を抑えて、確保するには良いかもです。
300万人まで1年間無料キャンペーンはもうすぐ終わるでしょうから無駄にお金を支払いたくない人向けになります。
7位はAQUOS sense4 plus。
先週の圏外から7位へランクイン。
AQUOS sense4の上位モデルでAQUOS sense4とは大きく異なります。
まぁ正直別モデルですね。
CPUは同じSnapdragon 720Gを搭載していますがディスプレイは6.7インチと大型でIGZO液晶ディスプレイでも無いです。
90Hzのリフレッシュレート、ステレオスピーカーなど家でゲームをやる方にはオススメな1台になっています。
ただカメラ性能は酷く、特に広角カメラが酷かったですが現在はアップデートでかなり改善はしています。
8位はA73。
先週の6位から8位へランクダウン。
レザー調のポップなデザインは良いと思いますが、eSIM+物理SIMの特性上、気軽にSIMの入れ替えが出来ない点も個人的に良くないポイントです。
Snapdragon 662搭載でおサイフケータイと防水には非対応です。
「Xiaomi Redmi 9T」が同じSnapdragon 662で価格は税抜15,900円で発売セールでは「1円スマホ」となっているのでA73の優位性があまり無いですね。
eSIM+物理SIM対応は意欲的ですが3月以降にサービス開始のキャリア20GBプランでeSIM対応は増えて行くでしょうが現在はeSIMを持て余しているように思えます。
9位はBASIO4(UQ mobile版)。
先週の10位から9位へランクアップ。
まさかのおサイフケータイ非対応!生体認証も非対応。
Antutuベンチマーク スコアで6万5千ほどと驚きの低スペックです。
シニア向けなのでしょうが、普通の方ならスペックを見ただけで避けるスマートフォンです。
しかもランクインした当初は安さを売りにしていましたが、現在は当初よりも価格が上がっています。
14,400円なので十分安いですが、普通は古くなるほど安くなるでしょうが逆に値上げという不思議。
購入先が店頭や家電量販店なので選べなく言うままにオススメされているのでしょうが、納得できないですね。
10位はReno3 A(UQ mobile版)。
先週の9位から10位へランクダウン。
なんとか今週もダブルランクインです。
UQモバイルのラインナップでは一番安くまともだと思います。
2月1日から始まった「くりこしプラン」は格安SIM殺しとも言えるプランで特にくりこしプランSは3GBで税込み1,628円と圧倒的に安いです。
これで回線品質はキャリア並みなのでオススメプランです。
Reno3 Aの価格も11,880円~なのでオススメです。
圏外へ行った機種は?
先週7位だったP40 lite 5Gが圏外へ行きました。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが32週連続のダブルランクインになります。
強いですね。
今週のピックアップ
8位のA73とライバルになるであろうXiaomi Redmi 9Tを紹介したいと思います。
8位 A73 スペック
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発売日(日本) | 2020年11月20日 |
CPU | Snapdragon 662 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.44インチ有機EL 2,400×1,080解像度 アスペクト比20:9 |
OS | ColorOS7.2 Android 10 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 159.8mm、72.9mm、7.45mm |
重量 | 162g |
メインカメラ | 16M、8M超広角、2Mモノクロ、2Mポートレート 4眼 |
インカメラ | 16M Sony IMX471 |
充電とバッテリー | 4,000mAh USB Type-C QuickCharge 3.0(9V/2A) |
バンド | 4G: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B41 |
3G:WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | 非対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
SIM | nanoSIM、eSIM DSDV対応 |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | 非対応 |
価格(税込) | 30,800円 |
※横にスクロール出来ます。
Androidスマートフォンでは珍しいeSIM+物理SIMのDSDV対応モデルです。
おサイフケータイと防水には非対応です。
上の写真の様に背面はレザー調に仕上がっていてケースに入れるよりも裸で使いたい一台です。
カメラは4眼構成で16MPの解像度を持つメインカメラに8MPの超広角カメラ、2MPのモノクロカメラ、2MPのポートレートカメラを搭載しています。
OCN モバイル ONEでは「人気のスマホセール」で税込6,710円で購入出来ます。2/17まで。
Redmi 9T スペック
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発売日(日本) | 2021年2月5日 |
CPU | Snapdragon 662 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.53インチIPS 2340×1080解像度 アスペクト比 19.5:9 |
OS | MIUI 12 ( Android 10) |
RAM | 4GB、6GB |
ROM | 64GB、128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 162.3mm、77.3mm、9.6mm |
重量 | 198g |
メインカメラ | 48M標準、8M超広角、2Mマクロ、2M深度測定 4眼 |
インカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 6,000mAh USB Type-C 18W急速充電 |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41 |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | 非対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | デュアルnanoSIM DSDV対応 トリプルスロット |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | 防滴 |
カラーバリエーション | カーボングレー、オーシャングリーン |
価格(税抜) | 15,900円 |
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相変わらず低価格のXiaomi製スマートフォン。
カメラは4眼構成で48MPの標準カメラ、8MPの超広角カメラ、2MPのマクロカメラ、2MPの深度測定用カメラ。
なんとか4眼構成にした感じが大きいですが、8MPと言えど超広角カメラを搭載しているのは嬉しいですね。
おサイフケータイと防水には非対応です。
6,000mAhの大容量バッテリーを搭載。
ボディも溝があり指紋が目立たない様に加工されています。
A73と比べると価格表記が税込み、税別ですが倍近く価格差があります。
カメラ構成も良く似ているもののRedmi 9Tは48MPの標準カメラが強いですね。
これで売れない訳が無いと思います。
OCN モバイル ONEでは発売記念で「1円」です。2/18まで。
今週の動向
楽天モバイルの扱っているスマートフォンが多くランクインしているのは相変わらずですね。
実質0円とかスマートフォンに目が行きがちですが一番美味しいキャンペーンは「300万人まで1年間無料キャンペーン」です。
現在、駆け込み需要と4月1日からアップデートされるRakuten UN-LIMIT VIで0円運用できることが分かりサポートに繋がらない程契約者が増えていますね。
キャリア20GBプランやUQモバイルの「くりこしプラン」で追い詰められて楽天モバイルはどうするのかと思ったら1GBまでなら0円と驚きのプランです。
3GBまでなら980円、20GBまでなら1,980円、無制限で従来の2,980円です。
300万人まですぐ行きそうなので「サブ回線」で確保した方が良いです。
今週2位のAQUOS sense3 liteは来週はランクを落とすか圏外でしょうね。
他のスマートフォンはそれほど変動は無いと思いますが、Reno3 Aのダブルランクインがどこまで続くのか注目したいです。