今売れているSIMフリースマートフォンランキングです。
今回のSIMフリーランキングでは結構、変動があります。
相変わらずA5 2020は強く、AQUOS sense3 liteも後を追っています。
しかし先週4位だったP30 lite(無印)は急に圏外へ、、、
そして、ついにReno3 Aがトリプルランクインを果たしました。
今週のSIMフリーランキングを見て行きましょう。
今売れてるSIMフリースマホTOP10
「BCNランキング」2020年9月28日から10月4日の日次集計データによると、SIMフリースマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
9月28日週のSIMフリースマートフォン売れ筋ランキングは、Motorola Mobilityの「moto e6s」が10位にランクインした。同社製品がTOP10に食い込んだのは、2019年9月30日週、「moto g7」が10位に入って以来、ちょうど1年ぶり。
1位 A5 2020(OPPO)
2位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
3位 P30 lite(Y!mobile)(Huawei Technologies)
4位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
5位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
6位 Reno3 A(OPPO)
7位 Redmi Note 9S 6GB+128GB(Xiaomi)
8位 AQUOS sense3 SH-M12(シャープ)
9位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
10位 ZenFone Max (M2) 64GB ZB633KL-64S4(ASUS)
10位 moto e6s(Motorola Mobility)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201010_194755.html 様
1位はA5 2020。
先週の1位をキープです。
Reno3 Aと同じSoCのSnapdragon 665を搭載しています。
楽天モバイル の「実質0円以下スマホ」の1つです。
おサイフケータイと防水が必要無ければ良いチョイスなA5 2020。
日本独自のモデルでは無いのでAndroid 10へメジャーアップデートも出来ます。
グローバルモデルならではのA5 2020ですが「実質0円以下スマホ」や「1円スマホ」で売られている事が多いです。
2位はAQUOS sense3 lite。
先週の2位をキープ。
こちらも楽天モバイル の「実質0円以下スマホ」の1つです。
「優等生スマホ」のAQUOS sense3のカメラをスペックダウンした以外はスペックが変わらない楽天モバイル専売モデルです。
AQUOS sense3は折り紙付きのヒット端末なので不満は少ないでしょう。
A5 2020に抜かれるまでは1位をキープしていました。
3位はP30 lite(Y!mobile版)。
先週の3位をキープ。
ワイモバイルでは一番人気なP30 liteですが一番価格が安いからだと思われます。
先週4位だったP30 lite(無印)は圏外へ行きましたね。
P30 liteは確かに名機ですがちょっと古さを感じます。
P40シリーズがGMS(Google Mobile Services)が使えないし、記念に1台欲しい機種ですね。
4位はBASIO4。
先週の6位から4位へランクアップ。
UQモバイルで一番売れているSIMフリースマートフォンになります。
まぁ一番安いですから。
最近は安定したランキングですがスペックを調べて驚いたのは生体認証、おサイフケータイに非対応な所です。
割り切り方も凄いですが生体認証ぐらい搭載しても良かったのでは?と思ってしまいます。
5位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の5位をキープ。
安定しています。
昔はワイモバイルでは回線は良いけど、スマートフォンのラインナップが寂しかったですが、Reno3 A、Xperia 10 II、iPhone SE(第二世代)と人気機種が揃ってきました。
P30 liteぐらいしか無かったですからね。
6位はReno3 A。
先週の7位から6位へランクアップ。
ほんと売れてますね。
おサイフケータイと防水に対応。
Snapdragon 665を搭載と有機ELディスプレイ。
カメラも4眼で日本人に合わせたミドルレンジスマートフォンで最近では2万円を切る価格で売られています。
7位はRedmi Note 9S 6GB+128GB。
圏外から7位へランクイン。
圏外とランクインを繰り返していますね。
相変わらず4GB+64GBモデルよりも6GB+128GBモデルが売れているRedmi Note 9S。
良いスマートフォンですが販路が少な過ぎます。
在庫も安定していません。
それでランクインなのでガジェット好きに支えられている珍しいスマートフォンです。
スペックはSIMフリーランキングではぶっちぎりの高性能です。
8位はAQUOS sense3。
先週の8位をキープ。
以前のような勢いが無くなってきた感じはありますが、「優等生スマホ」はまだまだ健在です。
バランスも良く、優しいUIにも出来るスマートフォンです。
AQUOS sense4の発売が楽しみです。
9位はReno3 A(UQ mobile版)。
長い時間をかけ圏外から戻って来たReno3 A(UQ mobile版)。
9位へランクインです。
これで初トリプルランクインを果たしました。
なぜかBASIO4のランク上昇とともに圏外へ行ったっきりだったのですよ。
良いスマートフォンで売れているはずなんですけどね。
10位はZenFone Max (M2) 64GB。moto e6s。
ZenFone Max (M2) 64GBは先週の10位をキープ。
moto e6sは初ランクインになります。
ZenFone Max (M2) 64GBは最近は「1円スマホ」の定番になっちゃいました。
ASUSのミドルレンジは周期が狂っちゃいましたね。
ハイエンドのZenFone 7も良いですがミドルもちゃんと出して欲しいです。
moto e6sは「うーん」なのですが、、、、
どうしてランクインしたのか、、、これだけは買わない方が絶対に良いです。
詳しくは、、、下の記事を参照してください。
2020年9月4日に発売された「moto g8 power lite」と「moto e6s」。スペックや価格も気になる方が居るでしょう。正直言いますとそれほどスペックは高くないのでブログに書くほどじゃないかなって思っていまし[…]
圏外へ行った機種は?
新しくランクインした機種があるという事は圏外へ行った機種があるという事です。
P30 lite(無印)が先週の4位から圏外へ。
圏外とランクインを繰り返している気がしますね。
GMS(Google Mobile Services)が使えるファーウェイ製スマートフォンで2020年上半期で最も売れたSIMフリースマートフォンです。
Galaxy A20が先週の9位から圏外へ。
下位ランクで落ち着いていたのですがReno3 Aと入れ替わりをしたようです。
今週のダブルランクイン
先週のP30 liteは消えました。
しかし、Reno3 Aがトリプルランクインを果たしました。
売れてはいましたがやっとトリプルランクインですね。
今週のピックアップ
トリプルランクインを果たしたReno3 Aとランクインを果たしたmoto e6sに加えてRedmi Note 9Sがいかに高コスパかをスペックを見てみましょう。
Reno3 AとRedmi Note 9Sの値段はOCNモバイルONEのセール価格です。セール名は「秋の人気スマホSALE」です。
一度見に行ってください頭がおかしいのかと思うほど価格が安いです。
5位、6位、9位 Reno3 A
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発売日(日本) | 2020年6月25 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.44 インチ有機EL 2400×1080解像度 |
OS | ColorOS 7.1(Android10) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 160.9mm、74.1mm、8.2mm |
重量 | 175g |
メインカメラ | 48M、8M広角、2Mモノクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 4025mAh、USB Type-C、Quick Charge 2.0急速充電 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋認証/顔 |
SIM | nanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用 |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜) | 12,300円~ |
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Snapdragon 665搭載で有機ELディスプレイ、4眼カメラ、おサイフケータイと防水に対応と隙の無いスペックです。
CMもやっていてOPPOの名も知られるようになってきました。
惜しいのはCPUを700番台にして欲しかったですね。
ちなみにAntutuスコアは18万ぐらいです。
7位 Redmi Note 9S
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発売日(日本) | 2020年6月9日 |
CPU | Snapdragon720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400 x 1080解像度 |
OS | MIUI 11(Android10) |
RAM | 4GB、6GB |
ROM | 64GB、128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 165.75mm、76.68mm、8.8mm |
重量 | 209g |
メインカメラ | 48M、8M広角、5Mマクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 5020mAh、USB Type-C、18Wの急速充電 |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/38/40/41 |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | 未対応、おサイフケータイ未対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2(DSDV対応) |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | 防滴のみ |
赤外線 | 搭載 |
価格(税抜) | 800円~、5,800円~ |
Antutuスコア | 25万ぐらい、28万超えるぐらい |
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Amazonでずっと1位の売れ行きです。(4GB+64GBモデル税込み24,800円)
4GB+64GBモデルなら条件次第で800円からと信じられない価格で売られています。
もちろん音声SIMとセットになりますがそれを差し引いても安いです。
しかしランキングでわかるように売れているのは6GB+128GBモデルです。
Snapdragon720G搭載でこの価格なら納得でしょう。
10位 moto e6s
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発売日(日本) | 2020年9月4日 |
CPU | MediaTek Helio P22 |
GPU | GE8320 |
ディスプレイ | 6.1インチIPS液晶 1560×720解像度 |
OS | Android 9.0 |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 155.6mm、73mm、8.5mm |
重量 | 160g |
メインカメラ | 13M、2M深度測定 2眼 |
サブカメラ | 5M |
充電とバッテリー | 3,000mAh micro USB Type-B |
バンド(参考グローバル版) | 4G:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B40 |
3G:WCDMA:B1/B2/B5/B6/B8 | |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
おサイフ系 | 非対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応 トリプルスロット |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | 防滴 |
価格(税抜) | 15,360円 |
※横にスクロール出来ます。
見て分かるようにローエンドモデルです。
シニア向けとかでも無くおサイフケータイと防水に対応とかでもありません。
今時、RAM2GB、ストレージ32GBです。
MediaTek Helio P22搭載でAntutuスコアは10万をはるかに下回る7万6千です。
ブラウザで調べものをするだけでもストレスを感じるレベルです。
安かろう悪かろうの典型です。
今週の動向
P30 lite(無印)とRedmi Note 9S 6GB+128GBは圏外やランクインを繰り返していますがなかなか落ち着かないですね。
今週の驚きはなんと言ってもReno3 Aのトリプルランクインでしょう。
P30 liteはファーウェイ、Redmi Note 9Sはシャオミ、Reno3 Aはオッポとどれも中国メーカーですが立ち位置は大きく変わりましたね。
ファーウェイはアメリカの制裁によりこの先は難しいと感じますが、オッポは上手く日本市場を開拓しています。 OPPO日本法人は「オウガ・ジャパン」に社名変更しましたね。
そこからもファーウェイの穴を埋めるべく積極的に日本向けのスマートフォンを開発しています。
シャオミはグローバルスマートフォンをそのままバンドだけ合わせた形で日本市場に入って来ていますが販路が少ないです。
コスパは良いのですが、ガジェット好き以外には認知されるのは難しいでしょう。
Reno Aの後継機として発売されたReno3 Aですが周期も早くSoCをSnapdragon 665にスペックダウンしたのでここまで売れるとは思いませんでした。
CMなどの効果もあるのでしょうが、おサイフケータイと防水に対応はやっぱり日本では好まれるんですね。
シャオミもおサイフケータイと防水に対応したスマートフォンでオッポと争ってくれたら面白いと思うのですがそこまでして開拓する市場とは思ってないように思えますね。
Reno3 Aのトリプルランクインで締めた今週のSIMフリーランキングでした。