相変わらず強いiPhoneの6機種が1位から6位までを占めています。
iPhone SE(第二世代)が1位に返り咲いています。
1位のiPhone SE(第二世代)のコスパを考えると順当なランクですが2位がiPhone 12 miniでなくiPhone 12なのも注目したいですね。
iPhone 11以外は価格の安い順に落ち着いていくのが予想ですが、まだiPhone祭りが続いているのでしょうか。
今売れてるスマートフォンTOP10 12/6
「BCNランキング」2020年11月23日から29日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
11月23日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、「iPhone SE」が3週ぶりに1位を獲得した。「iPhone 12」シリーズ発売以降、首位争いはiPhone同士で繰り広げられている。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 mini(アップル)
4位 iPhone 12 Pro(アップル)
5位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
6位 iPhone 11(アップル)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 AQUOS sense4(シャープ)
9位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
10位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201206_202614.html 様
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の2位から1位へランクアップ。
3週ぶりの1位になります。
iPhone SE(第二世代)はやっぱりコスパが高いですね。
ラインナップ中一番安く、唯一の指紋センサー搭載機になります。
上下にベゼルのあるデザインは指紋センサーとトレードオフになりますが現在のマスクが必要な時代では有難いiPhoneですよね。
欠点はバッテリーの弱さだと思います。
2位はiPhone 12。
先週の3位から2位へランクアップ。
iPhone 12 miniを抑えての2位は意外ですね。
基本モデルになるiPhone 12は現在のスマートフォンの大画面化の中使いやすい6.1インチで今まで使っていたiPhoneがスタンダードな画面サイズなら中々ディスプレイサイズを落とせないんですよね。
文字の大きさや動画の迫力などディスプレイサイズは大きいほど快適です。
問題は大きすぎると普段持ち歩くのに面倒になるのと片手操作がし辛いので6.1インチは絶妙なバランスだと考えます。
3位はiPhone 12 mini。
先週の1位から3位へランクダウン。
前評判も良く発売されてからも評価の高いiPhone 12 miniがiPhone SE(第二世代)に抜かれるのはわかるのですが、iPhone 12に抜かれるのは意外ですね。
日本では好まれる最新のiPhone 12シリーズの中で一番安く、小型モデルであるiPhone 12 miniは一番売れると思うのですけどね。
思ったよりもディスプレイサイズを落としたくない人が多いのでしょうか。
それとも小型モデルで被っているiPhone SE(第二世代)と2つに分かれたのかもしれません。
4位はiPhone 12 Pro。
先週の4位をキープ。
2週連続の4位になります。
個人的にiPhone 12シリーズで一番微妙に感じるモデルです。
しかしiPhone 12 Pro Maxの6.7インチは大きすぎるので現実的に普段持てる6.1インチサイズでの新しいiPhoneを楽しむなら良いチョイスだとも思えます。
iPhone 12 Pro Maxとディスプレイサイズ以外に差別化された点が微妙に思えるモデルです。
5位はiPhone 12 Pro Max。
先週の5位をキープ。
2週連続の5位になります。
iPhone史上最大サイズの6.7インチディスプレイを搭載してカメラも最高性能でAppleファンなら一押しのモデル。
広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正があります。
手振れ補正はかなり強力で動画になるとその違いに驚くほど補正してくれます。
カメラ性能はダントツのiPhone 12 Pro Maxですが難点はその大きさでしょうね。
6位はiPhone 11。
先週の6位をキープ。
3週連続の6位になります。
1万円余分に出せばiPhone 12 miniに手が届きますがディスプレイサイズを落としたくない場合iPhone 12になり2万円差になります。
スペックや見た目を考えればiPhone 12になりますが、iPhone 7ぐらいからの買い替えになるとラウンド形状の持ちやすさや価格を考えると良い選択肢になります。
普通に使うのには十分なスペックがあるので今からiPhone 11でも長く使える名機です。
7位はReno3 A。
先週の7位をキープ。
3週連続の7位になります。
Androidスマートフォンの最高ランクを得たReno3 Aは良く売れています。
おサイフケータイと防水に対応して6.44 インチ有機ELディスプレイ、RAM6GB、ストレージ128GB、4眼カメラとトレンドを掴んでいます。
SIMフリーランキングでも常連のモデルでダブルランクインするほど売れています。
最近の価格はかなり安くなり実質を含めると2,000円~1万円前半で売られています。
8位はAQUOS sense4。
先週の9位から8位へランクアップ。
Snapdragon 720G搭載で思ったよりも安い価格で売られて断続的に在庫切れが出るほど売れています。
AQUOS sense3の時はシニアから普段使いまでと言われていましたが、ガジェット好きにまで範囲を広げてきた感じがあります。
しかしタッチ感度に不具合があってアップデートでストレスの無いレベルにまで直りましたが別の機種と比較すると違和感は残ります。
またカメラ性能もオートフォーカスが定まらないなど動画だと見て分かるレベルの問題もあります。
夜間になるとより顕著に違いが分かるでしょう。
AI補正も明るくし過ぎている感じもあります。
更なるアップデートに期待ですね。
9位はAQUOS sense3 basic。
先週の8位からランクダウン。
AQUOS sense3の廉価モデルですがスペックダウンが酷いです。
RAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージ64GB→32GB、おサイフケータイ非搭載とオススメ出来ないスマートフォンの筆頭に挙げられるぐらい酷いです。
安さだけが売りになっていると考えます。 MNPだと550円という安さです。
ソフトバンクは法人向けなのでau、UQモバイルの発売になりますが、AQUOS sense4 basicをラインナップに加えないのは不思議ですね。
在庫が多いのでしょうか、、、
10位はAQUOS sense3 lite。
圏外から10位へランクイン。
SIMフリーランキングで今週1位になった常連です。
楽天モバイルの専売モデルで「実質0円スマホ」だった機種になります。
実質ですが3,000円程で購入する事が出来ます。
楽天モバイルの主力機でもあります。
AQUOS sense4 liteも発売されましたが実質3,000円程で買えるのは大きな魅力です。
圏外へ行ったのは?
先週10位だったXperia 10 IIが圏外へ行きました。
シリーズ別ランキングでAndroidスマートフォンの最高ランクであった3位を12週連続でキープした名機でしたがGalaxy A41に抜かれてからはランクが下がりiPhone 12発売でどんどん下がってついに圏外へ、、、
スペックの割には定価が高かったですが実売価格は結構安かったのですけど他にも安い機種が多いためランクを落として行きましたね。
今週のピックアップ
SIMフリーも発売されてこの先売れて行くのが予想できるAQUOS sense4シリーズの違いについて紹介したいと思います。
AQUOS sense4シリーズの違い
※横にスクロール出来ます。
AQUOS sense4(SIMフリー版) | AQUOS sense4 lite | AQUOS sense4 basic | |
販売先 | ドコモ(各MVNO) | 楽天モバイル | ワイモバイル |
発売日(日本) | 2020年11月6日ドコモオンライン SIMフリー版は11月27日 |
2020年11月12日 | 2020年11月19日 執筆時点で予約中 |
RAM | 4GB | 4GB | 3GB |
重量 | 177g | 176g | 176g |
メインカメラ | 12M、12M広角、8Mズーム 3眼 | 12M、8Mズーム 2眼 | 12M、8Mズーム 2眼 |
生体認証 | 指紋/顔 | 指紋/顔 | 顔 |
Payトリガー | 〇 | 〇 | 非対応 |
SIM | nanoSIM(SIMフリー版はnanoSIMx2) | nanoSIM、 eSIM DSDV対応 | nanoSIM |
通信速度 | 受信時最大: 350Mbps 送信時最大: 75Mbps |
受信時最大: 200Mbps 送信時最大: 75Mbps |
受信時最大: 250Mbps 送信時最大: 46Mbps |
カラーバリエーション | ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー ドコモオンラインショップ限定カラー:レッド、ブルー、イエロー SIMフリー版はライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
ライトカッパー 、シルバー 、ブラック | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
価格(税込) | 37,224円(ドコモ) MVNOの価格は下記参照 |
32,800円 1万円相当のポイント還元あり。 実質22,800円 |
20,160円~23,760円 プランにより変動 PayPayボーナス3,000円相当キャンペーン2020年12月20日まで 実質17,160円~20,760円 |
※横にスクロール出来ます。
AQUOS sense4 SIMフリー価格
32,780円(税込)で購入出来ます。
音声SIM同時契約でギフト券3,000円分キャンペーンあり。
IIJmio会員の方は端末のみ購入出来ますがキャンペーンは受けられません。
11月27日11時~12月23日11時までセール価格。
19,800円(通常価格27,280円)ともに税込みと抜群に安いです。
対象オプション(ノートン モバイルセキュリティ)加入で1,000円値引き。
他社からの乗り換え(MNP)で5,000円値引き。
同時併用可能。
となっていて最大6,000円の値引きもされます。
今週の動向
iPhone 12のお祭りはまだまだ続きそうです。
1位から6位までのiPhoneは当分続きそうですね。
首位争いはiPhone同士というのも続きそうです。
以前のラインナップだとiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone SE(第二世代)の3機種で夏ぐらいからはiPhone 11 Proも圏外へ行きiPhone SE(第二世代)が1位、iPhone 11が2位といった構成でしたが落ち着いてもiPhone SE(第二世代)、iPhone 12 mini、iPhone 12の構成は残るでしょうね。
春ぐらいまでは現状のiPhone 6機種が残りそうですがiPhone 11とiPhone 12 Pro Maxがどこまで残るのかも注目ですね。
AQUOS sense3とiPhone SE(第二世代)が首位争いをしていたのが懐かしく思えます。
期待したいAQUOS sense4ですが好調に売れてはいますがキャリア販売はドコモだけなのが気になります。
auは5G、UQモバイルは4GとしているのでUQモバイルでいつかはAQUOS sense4を取り扱う気がしますが現状だとMVNOのSIMフリーになりますね。
AQUOS sense3は取り扱いも多かったですが、AQUOS sense4はまだまだ少ない印象です。
AQUOS sense4はiPhoneに割って入るほどの人気になりそうなので注目したいですね。