Reno3 Aが5位に 今売れてるスマートフォンTOP10 11/15

相変わらず好調なiPhoneで1位から4位までをiPhoneが占めています。

1位のiPhone SE(第二世代)はiPhone 12の6.1インチモデルの発売があった週に1位を奪われましたが先週から1位に戻り王者の貫禄ですね。

2位から4位までのiPhoneも先週と変わりのないランクとなっています。

新型iPhoneの好調さがうかがえます。

来週のランキングにはiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxの発売後の3日間の影響が出てきます。

特にiPhone 12 miniは注目度も高くコンパクトなのにiPhone 12シリーズの中でも一番安い価格なのでかなり売れる事が予想できます。

今週のシリーズ別ランキングを見て行きます。

 

今売れてるスマートフォンTOP10

 「BCNランキング」2020年11月2日~8日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 iPhone 11(アップル)
5位 Reno3 A(OPPO)
6位 AQUOS sense3(シャープ)
7位 Galaxy A41(SAMSUNG)
8位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
9位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
10位 A5 2020(OPPO)

参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201115_199163.html 様

 

1位はiPhone SE(第二世代)

先週の1位をキープ。

2週連続の1位になります。

iPhoneのラインナップの中でも一番安くて1世代前のA13チップを搭載、唯一の指紋センサー搭載のiPhoneになります。

コスパは最強ですが来週のランキングには売りである「コンパクト」なiPhone SE(第二世代)の上を行くiPhone 12 miniの影響が出てきます。

発売直後の3日間だけでもかなり売れる事が予想出来るために1位の座を奪われるのも予想できます。

最新でコンパクトなiPhone 12 mini、指紋センサーとコストパフォーマンスのiPhone SE(第二世代)でどこまで戦うのか注目です。

2位はiPhone 12

先週の2位をキープ。

3週連続の2位になります。

iPhone 12シリーズでも基本モデルになるiPhone 12。

スマートフォンのディスプレイの大型化は止まりませんが一度大きい画面に慣れると小さい画面には戻れないのも事実です。

持ち歩くスマートフォンのトレンド的には6.4インチが多いですが6.1インチで抑えている所は流石Appleと言いたくなる大きさです。

個人的にiPhone 12シリーズは長い目で見るとiPhone 12とiPhone 12 miniで落ち着くと思います。

3位はiPhone 12 Pro

先週の3位をキープ。

2週連続の3位になります。

発売直後は1位になったiPhone 12 Proには驚きました。

Apple好きのお祭り状態だったのですかね。

来週のランキングに登場するiPhone 12 Pro Maxは6.7インチとiPhone史上最大のディスプレイサイズになります。

ディスプレイサイズだけならiPhone 12 Proで良いのですが、ディスプレイサイズ以外にも差別化されているので気になります。

iPhone 12 Pro Maxにしか無い機能が広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載、暗所撮影が87%向上とセンサーシフト手振れ補正(センサー自体を動かして補正)とディスプレイサイズ以外にも差別化をしてきました。

特にセンサーシフト手振れ補正は動画ではっきりと分かるほどの「性能差」があります。

正直な所iPhone 12 Proは微妙な立ち位置に見えます。

Apple好きやiPhone好きならばiPhone 12 Pro Maxが一番のオススメモデルになります。

4位はiPhone 11

先週の4位をキープ。

3週連続の4位になります。

来週のランキングに登場するiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxの影響を受けてランクは落とすでしょう。

まだまだ戦えるスペックがあるiPhone 11ですが3Gからの買い替えなどで0円で売られているiPhone SE(第二世代)ようにセールが無いとランクは下がると思います。

1万円余分に出せばiPhone 12 miniが購入できる価格は微妙とも言えます。

ラウンド形状のボディは見た目こそiPhone 12シリーズの方が良いでしょうが手に取った時の馴染みやすさは良いと思います。

またラウンド形状なので同じサイズでもiPhone 11の方が角が無い分片手で持った時にiPhone 12よりも親指が届く範囲が広くなります。

これ案外知られて無い事なのですが重要ですよね。

5位はReno3 A

先週の8位から5位へランクアップ。

SIMフリーランキングで1位になったReno3 Aがシリーズ別でもAndroidスマートフォンの最高ランクに返り咲きました。

いやぁ売れていますねー、ここまで売れるとは思っていませんでした。

ただし、ランクは安定していない印象があります。

ランクインの常連なので売れているのは事実なのですがいまいち安定感がありません。

ドコモからスペックアップされたAQUOS sense4が発売されたので全部入りとして売れているReno3 Aの大きなライバル出現になります。

6位はAQUOS sense3

先週の圏外から6位へランクイン。

「優等生スマホ」と名高いAQUOS sense3は全く安定していません。

圏外から上位へのランクインなどSIMフリーランキングでも見られる傾向です。

後継機のAQUOS sense4も発売されたことで世代交代の時期に入っていますがまだドコモからだけです。

SIMフリーモデルの発売も待たれますが発売はまだの様です。

かなりコストパフォーマンスが高く、Snapdragon 720G搭載になりAQUOS sense3のような「シニアから普段使いの方まで」の範囲を超えてガジェット好きにまで売れそうなスペックです。

AQUOS sense3は各所で安売りも目立っているのでランクは安定しませんがまだまだ売れている印象です。

7位はGalaxy A41

先週の5位から7位へランクダウン。

Androidスマートフォンの最高ランクからランクダウンしたGalaxy A41。

37,224円で購入出来てもそこそこのスペックを持ちゲーム性能だとSnapdragon 665を超えるHelio P65 MT6768を搭載したスマートフォン。

この値段AQUOS sense4と同じ価格なのですよね。

今後はAndroidスマートフォン全機種に言えますがAQUOS sense4にどこまで戦えるのかが注目です。

8位はAQUOS sense3 basic

先週の7位から8位へランクダウン。

正直オススメ出来ない機種No.1なほどスペックが削られているAQUOS sense3の派生モデルです。

その分、1万円前半という安さで売れてはいます。

後継機種であるAQUOS sense4 basicがワイモバイルより発売されます。

AQUOS sense3 basicで機能を削り過ぎたと考えたのか、AQUOS sense4 basicでAQUOS sense4と大きく違うのは広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、RAMを4GBから3GBへ減少で済んでいます。

個人的にRAM3GBはキツイと感じましたが実質17,160円と言う価格は安すぎます。

AQUOS sense3 basicの販売はソフトバンクは法人向けなのでauとUQモバイルが中心になります。

5千円程余分に出せば新型でおサイフケータイもあるAQUOS sense4 basicの方が段違いに魅力的でしょう。

9位はXperia 10 II

先週の6位から9位へランクダウン。

独特の21:9のディスプレイを持つXperia 10 II。

SIMフリー版も10月から発売されて購入しやすくなりました。

電池の持ちも良く使い勝手も悪くないスマートフォンです。

Galaxy A41にAndroidスマートフォンの最高ランクだった3位を奪われてからはランクダウンが酷くなって来ています。

iPhone 12シリーズ発売で更に落ちてきて9位ですか、、、

SIMフリーモデルも発売されて盛り上がると思っていたら結果は逆だったようです。

AQUOS sense4発売で今後は圏外も見えて来ました。

10位はA5 2020

先週の10位をキープ。

楽天モバイルの一番の主力機でもあります。

「実質0円スマホ」の1台で他のセールでも「1円スマホ」が定着したぐらいに低価格で売られています。

 

圏外へ行ったのは?

先週9位だったBASIO4が圏外へ行きました。

シニア向けなスマートフォンですが、おサイフケータイと生体認証に非対応とかなり割り切ったモデルです。

1万円前半で購入出来るのが大きかったですがついに圏外へ。

 

今週のピックアップ

話題のAQUOS sense4シリーズを紹介したいと思います。

 

AQUOS sense4 スペック

※横にスクロール出来ます。

発売日(日本)ドコモオンライン 2020年11月6日
CPU Snapdragon 720G
GPU Adreno618
ディスプレイ 5.8インチIGZO液晶ディスプレイ 2,280×1,080解像度
OS Android 10
RAM 4GB
ROM 64GB
サイズ(高さ/幅/厚さ) 148mm、71mm、8.9mm
重量 177g
メインカメラ 12M、12M超広角、8Mズーム 3眼
サブカメラ 8M
充電とバッテリー 4,570mAh USB Type-C
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1
おサイフ系 NFC、FeliCa おサイフケータイ対応
ヘッドフォンジャック
生体認証 指紋/顔
SIM nanoSIM
microSD 最大1TB
防水/防塵 IPX5、IPX8/IP6X
価格(税込) 37,224円

※横にスクロール出来ます。

ドコモオンラインで先行発売されたAQUOS sense3の後継モデル。

11月12日から通常発売されています。

Snapdragon 720G搭載で大幅にスペックアップしました。

カメラも12MP標準、12MP超広角、8MP望遠とトレンドに乗っています。

もちろんおサイフケータイと防水に対応で隙がありません。

税込37,224円なので大ヒット間違いなしのスペックと価格になります。

 

AQUOS sense4 lite楽天モバイル専売モデルで11月12日発売になります。

超広角カメラを除いたスペックダウンがされていますがnanoSIM、 eSIM対応のDSDV対応のSIMフリーモデルになります。

価格は32,800円(税込)になりAQUOS sense4より安く抑えられています。

 

AQUOS sense4 basicは現状、ワイモバイルのみの販売になります。

11月19日発売予定でスペックダウンは超広角カメラ非搭載、RAMが3GB、指紋センサー非搭載になります。

現在の価格は20,160円~(プランにより変動)となっておりキャンペーン中のPayPayボーナス3,000円相当プレゼントを加味すると実質17,160円(税込)とかなり安いです。

 

今週の動向

1位から4位までは変動が無くiPhoneが占めています。

Androidスマートフォンは変動が結構ありましたね。

来週はiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxに加えてAQUOS sense4も登場予定ですね。

特にiPhone 12 miniの発売を待ちわびていた方は多いのではないでしょうか?

現在は1位を取り戻したiPhone SE(第二世代)ですがiPhone 12 miniが1位を取るか注目です。

日本はiPhoneのシェア率が世界一なので当分の間はiPhone 12シリーズとiPhone SE(第二世代)のランクインになるでしょう。

Androidスマートフォンは現状でも10個の枠の内6つしか無いわけですが来週は4つに減るかもですね。

その4つにAQUOS sense4がランクインしたら、3つの枠の取り合いになる訳ですね。

iPhoneが落ち着けばiPhone SE(第二世代)、iPhone 12、iPhone 12 miniが上位ランクを占めてiPhone 12 Proが下位ランクに位置するような気がします。