moto g100 レビュー コスパの良いSnapdragon 870機

Snapdragon 870という準ハイエンドSoCを搭載したモトローラ「moto g100」を6月4日に購入していました。
発売日は5月28日で定価は58,800円(税込)
セール価格で27,208円でした。
これは買うしかないと思って購入、今回は「moto g100」のレビューをしたいと思います。

moto g100 レビュー

モトローラ・モビリティ・ジャパンが日本向けに5月28日に発売した5G対応SIMフリースマートフォン。
特徴は何と言っても準ハイエンドSoCのSnapdragon 870搭載機。

moto g100 スペック

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発売日(日本) 2021年5月28日
CPU Snapdragon 870
GPU Adreno 650
ディスプレイ 6.7インチLCDディスプレイ
2,520x 1,080解像度
アスペクト比21:9
リフレッシュレート最大90Hz
OS Android 11
RAM 8GB
ROM 128GB
サイズ(高さ/幅/厚さ) 168.38mm、73.97mm、9.69mm
重量 215g
メインカメラ 64MP標準 F1.7
16MP超広角  F2.2、FOV:117°/マクロ
2MP深度測定
3眼構成
インカメラ 16MP F2.2
8M超広角 PF2.4 FOV:118°
充電とバッテリー 5,000mAh
USB Type-C
20W急速充電
バンド
非公開
5G :Sub-6 n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/
B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66
3G:WCDMA B1/B2/B4/B5/B8
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
WiFi6対応
Bluetooth 5.1
おサイフ系 NFC
ヘッドフォンジャック
生体認証 指紋
SIM nanoSIMx2 DSDV対応
SIMスロット2はmicroSDと排他利用
microSD 最大1TB
防水、防塵 非対応
カラーバリエーション イリディセントスカイ
価格(税込) 58,800円

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同梱物と外観

箱の表はいたってシンプル。
裏はマクロカメラ用のリングライトやパソコンの様にモニターに繋いで使える「Ready For」をアピール。
もちろんSnapdragon 870もアピール。
箱には右下に2色あるように見えますが日本では「イリディセントスカイ」1色です。

moto g100本体は最初から透明なTPUケースに入れられた状態。
付属品は20W充電器、USB Type-A to Type-Cケーブル、最近では珍しいヘッドセットイヤホン、SIMピン、ペラ紙の説明書類。
ちなみに中国スマホの良くある「最初から保護フィルムが張られている」は無いです。
ディスプレイを保護したいなら別で買う必要があります。

付属の充電器は20Wを強調してますね。

moto g100本体重量は214.5g、公称値215gととても重いです。
ガジェットブロガーさんなら分かるでしょうが計っている最中にスマホがすべって動くのどうにかならないですかね、、、
付属のTPUケースの重さは19gなので合わせると234gになります。
元々筆者は透明なTPUケースがあまり好きでは無いので別で買っていますが付属のケースは内側がザラザラしたドット加工がしてあって外側は良くある指紋がベタベタになるケースです。
なぜ逆にしなかったのかモトローラに聞いてみたいぐらいです。

ディスプレイは6.7インチの液晶ディスプレイでインカメラが2つパンチホール型で搭載されています。
ディスプレイのアスペクト比は21:9でXperiaと同じ比率になっているので縦長ボディになっています。
なぜかスペックの低いXperia 10 IIがメイン機になっている筆者としては重いとわかっていても違和感なく移行出来そうと思い購入。
(移行するにはアプリが多いので多分しませんが、、、)
インカメラは16MPの標準カメラに加えて8Mの超広角カメラが搭載されています。
自撮りするのには良いかもしれませんが1個にして欲しかった所です。
自撮りする方がmoto g100を選ぶとは思えないのでシングルにしてステレオスピーカーするか価格を安くするか考えなかったモトローラは独自路線を走っている印象。

インカメラは上の写真の様にカメラの周りがうっすらと光ってどちらのカメラを使っているのか見て分かるようになっています。
左は超広角、右は標準。
ディスプレイを見ればわかる事ですが演出的には面白いですね。

カメラは3眼構成で64MP標準(左上)、16MP超広角&マクロ(左下)、2MP深度測定用カメラ(右上)、ToFセンサー(右下)になります。
写真で分かるようにマクロ撮影する時にスマホ自身が陰になった時に照らしてくれるマクロ用のリングライトが搭載されています。

上部はマイクのみ。
残念ながらスピーカーはありません。

下部は左からイヤホンジャック、Type-C端子、マイク、スピーカーとなっています。
ぜひステレオスピーカーにして欲しかった所ですね。モノラルスピーカーが残念ポイントです。
モノラルですが音量、音質は問題無いです。ただ、動画視聴などでは音に広がりが無いのは当たり前でmoto g100の一番の弱点かもです。

右側面は上からボリューム、電源ボタン兼指紋センサーとなっています。
指紋センサーは爆速です。

左側面には上からGoogleアシスタントキー、SIMスロットとなっています。
サイドはアルミ素材で見て分かるようにディスプレイ側はフラットですが背面は丸くエッジになっているのでグリップ感は良いです。

背面はサラサラしたプラスチックで指紋も付きません。
質感も高く安っぽさはありません。

SIMスロットは2枚の物理SIMが使えるDSDV対応です。
SIMスロット2はmicroSDと排他利用。最大1TBのmicroSDが使用可能。

液晶ディスプレイと大きさ

大きさの比較、左からXperia 10 II、moto g100、Redmi note 10 Pro。
すべて明るさは最大にしています。
今さらですがXperia 10 IIの壁紙を明るめにした方が比較しやすかったですね。
moto g100だけ液晶ディスプレイですが有機ELディスプレイのXperia 10 II、Redmi note 10 Proと比べても遜色がありません。

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サイズ(高さ/幅/厚さ) 重量
Xperia 10 II 6インチ 157mm、69mm、8.2mm 151g
moto g100 6.7インチ 168.38mm、73.97mm、9.69mm 215g
Redmi note 10 Pro 6.67インチ 164mm、76.5mm、8.1mm 193g

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moto g100は6.7インチと言えど高さ、幅は許容範囲ですが厚さと重さがヤバいですね。
知ったうえで購入していましたので重さは気にしていませんでしたが厚みを考えていませんでした。
並べて撮影する時に厚さに驚きました(笑)

Xperia 10 IIは気に入っていますが文字打ちの時にQWERTY入力だと狭いので誤入力が良くあってmoto g100なら快適になるかな~って考えていましたが厚さが10mmに近いですね、、、
サブ機の段階ですが考えちゃいますね。
重さについては筆者はそれほど気になっていませんでしたし今まで厚さを気になっていなかったから平気なのかな、、、

液晶の明るさなどを気にしていましたが有機ELディスプレイと比べても遜色のない明るさだと思います。
Xperia 10 IIはノングレアフィルムを張ってあります。
Redmi note 10 Proは買った時のままで純正?のままですね。

左がmoto g100、右がRedmi note 10 Pro。

左がmoto g100、右がRedmi note 10 Pro。
どうでしょうか?視野角は特に問題無いと思います。
Redmi note 10 Proは元々明るいので比較にどうかなとも思いましたが実際に肉眼で見ても液晶ディスプレイながらmoto g100は明るいです。

リフレッシュレート最大120HzのRedmi note 10 Proと比べるとリフレッシュレート最大90Hzのmoto g100を使うと違いが分かりますが単体で使う分には快適です。(デフォルトのオートで良いかもです)
一気にスクロールしてもSnapdragon 870なので表示も滑らかです。

初期状態

色々いじっていたのでインストールしていたアプリのアップデートをしてしまいストレージは21.54GB使用となっていますが20GBを切るぐらいだったと思います。
インストールされているアプリも最小限でFacebookとモトローラのアプリぐらいですね。
アップデートをしてもシステムで20GBとなっています。
この辺りは好みが分かれるでしょうがピュアAndroidなmoto g100に筆者は好印象です。
ツインアプリやセカンドスペースなどの機能はありません。

ベンチマーク

AnTuTuベンチマークスコアはVer9への移行期なのでVer9とVer8両方で計測。
左がVer9、右がVer8。
ある程度のアプリをインストールして67万点に近いスコアは流石Snapdragon 870。
ゲームも快適に動作できるスコアですね。

PCMark for Android Benchmarkの計測結果。
ディスプレイの明るさ50%、リフレッシュレート90Hz、音量50%、Wi-FiをONで計測。
5,000mAhのバッテリーだけあって17時間17分と十分なバッテリー持ちで0%までは21時間36分とかなりバッテリー持ちが良いです。
performance scoreも12,363とスコアは高いです。

PUBGでのグラフィック設定での画面。
FHD、ウルトラまで設定が可能です。
HDRなら極限でプレイ可能です。
Snapdragon 870の性能で快適に遊べます。

カメラ性能

容量の関係上横800ピクセルまでに圧縮した写真なので参考程度にお願いします。
moto g100には64MP標準 F1.7、16MP超広角&マクロ  F2.2、FOV:117°、2MP深度測定用カメラがあります。
実際に撮影した写真で見て行きます。
なお標準カメラは64MPの解像度がありますが16MPのクアッドピクセルで撮影しています。(なるべくデフォルトで撮影したかったため)
RAW撮影や64MPのUltra-Res撮影はしていません。

日中に標準カメラで撮影したものになります。
moto g100はSnapdragon 870と搭載していながら安い価格なので各所でコストダウンをしていますが標準カメラの画質には正直驚きました。
解像感もあり見たままに近い撮影が出来ました。
次に100%にして切り取った写真を見てみます。

明るい所は明るく、暗い部分は暗く自然に表現されています。細かい木の葉っぱもしっかりと撮影できています。

望遠カメラは無いのでデジタルズームですが8倍まで撮影が可能です。

次に同じ場所で超広角で撮ったものを見てみます。

超広角撮影。
見た目そんなに悪くない写真に見えます。
撮影した時はmoto g100のディスプレイで見ていたので十分画角も広く綺麗な写真だと思いましたが実際に見てみると後ろの木の葉っぱや右側に写っている時計がぼやけているのが分かります。
歪は酷く無いのですが全体的に細部はぼやけています。
100%の状態で見てみると酷いのが分かります。

超広角100%での切り取った写真。
思いっきりブレブレです。
撮り直しに晴天を待っていたのですが梅雨が続き仕方なしに雨の日に撮影してきました。

暗めなのは雨の日に撮ったものだからです。
しっかりとピントを合わせてからシャッターを切った写真になります。
100%で切り取って見てみます。

雨天だったので暗めですがピントを合わせた青や黄色の部分は鮮やかに撮れていますが細部はちょっと苦手なようです。
遊具の一番上の緑色の部分はノイズでは無く雨のしずくですね。
まさかこんな風景写真でピントを合わせないとダメとは思わず違う場所で山を撮っても同じだったのでおかしいと思い近所で中心部分だけでもタッチしてピントを合わせるとハッキリとした写真が撮れました。
人物とか近くで撮影するのならわかりますがmoto g100の超広角カメラはピントが迷う感じがありますね。
遠い風景でもピントを合わせないとダメですが思った以上の写真が撮れます。

こちらは晴れの日の同じ日に撮ったものになります。
カメラコスパ最高のRedmi Note 10 Proの超広角カメラでの撮影。
やや青っぽいですが8MP超広角でこの解像感は素晴らしい。画角も1°の違いですが118°と広いです。
Redmi Note 10 Proはインスタ映えする写真になりますが細部までキッチリ撮れている印象。

Redmi Note 10 Pro超広角100%での切り取った写真。
moto g100は117°、Redmi Note 10 Proは118°なので1°違うだけでこれだけ違っちゃいますが100%の切り取り画像。

標準カメラによる逆光での写真。
曇り空から太陽が出た瞬間だったと思いますが明暗差のある撮影もしっかり表現できていると思います。
標準カメラは出来が良いですね。

ポートレート撮影。
しっかりとボケてくれて被写体との境界も不自然さはありません。

これぐらいの明るさだと夜間でも不自然さは無くしっかりとした撮影が出来ます。
ただスペックの高いカメラと比べると暗めな印象ですがわずかな差です。

ただ明るさがあるのにナイトモードにしてしまうとまるで開店しているかのような写真になるのはどのスマホでも同じですね。(Redmi Note 10 Proなどでも試しましたが同じ様な写真です)
夜中なのでこのパチンコ屋さんは閉店中です。 看板の電飾も光ってはいません。

ほぼ真っ暗な過酷な状態でもそれなりの写真が撮れます。

ほぼ真っ暗な状態でのナイトモード撮影。
縮小した画面でも分かるほどにざらついたノイズだらけの画像になります。
薄っすらとある雲がザラついているのが分かると思います。

同条件でのRedmi Note 10 Proの写真。
これだけ暗くても自然な仕上がりに驚くほどシャープに撮れます。

同条件でのRedmi Note 10 Proのナイトモード写真。
若干の手振れをしていますが自然な仕上がりと星までも捉えているのに驚きです。

カメラ性能の感想

標準カメラは期待以上の出来です。
自然な感じで好感が持てます。
夜間撮影も最後に載せたビルの写真だと本当に真っ暗なんですよ。
それでも普通に撮れていますがハイエンドなカメラ性能とは言えないです。
日中やある程度の明るさのある所なら自然な感じの撮影が出来ます。
ただ超広角カメラはピントをしっかり合わせないと残念な仕上がりになります。
moto g100をカメラ性能で選ぶ人は居ないと思いますが標準カメラは十分な性能があります。
超広角カメラはピントが迷うのが残念です。
細部の表現も苦手ですね。
最近はAI補正でインスタ映えする写真になるのがトレンドで多いですがmoto g100の標準カメラ、超広角カメラは自然な仕上がりで好印象です。
動画性能ですが手振れ補正は優秀ですが暗い場所になるとピントが迷う印象です。
超広角カメラは特に暗い場所ではピントが合いません。

マクロカメラ

moto g100のアピールポイントの一つであるマクロカメラのリングライト。
被写体を変えれば良かったと思いましたが「これだけ明るくなるんだよ」と思ってそのままにします。

被写体はロジクールのUnifyingレシーバー。
スマホが陰になっているのが分かりますよね?
これを専用のリングライトをONにすると!

あら明るい!
反射して微妙と思いましたがこれだけ明るくしてくれます。
本当なら花とかを撮りたかった所ですがご勘弁を!(花の写真を撮ったのですが晴天で微妙過ぎました)
下のフェルト生地まで存在感が変わります!

moto g100を買うならOCNモバイルONEが安いです。最近はセールが終わってもすぐ次のセールがあるのが多いです。
下記ページはセールがあれば更新して毎日在庫もチェックしているので分かりやすいと思います。(前回のセールとの価格差も載せています)

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回線契約が嫌な方は高くなっちゃいますが良ければ下記ページからお願いします。

Amazon moto g100 イリディセントスカイ

こんな方にオススメ

  1. ハイスペックなSnapdragon 870搭載で動作はサクサク。Snapdragon 888ほど爆熱では無いのも良い所。
  2. Xiaomi Mi 11 Lite 5Gと悩んでいる方。特にゲーム。
    Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは特定のゲームでカクつくなどOS周りが不完全です(アップデートで直ると思いますが執筆時点ではゲーム向きでは無いと思います)
    Mi 11 Lite 5Gはかなり熱を持ちます。
  3. ピュアAndroidは軽い。電源OFFからの起動も速いです。MIUIなどは便利ですがその分、設定が複雑で起動も遅いです。(ツインアプリやセカンドスペースが無いと困る方はMi 11 Lite 5Gの方が良いかもです)
    設定で迷う事は無いでしょう。
  4. バッテリーの持ちは良い。ベンチマーク結果でも分かるように100%から20%までで17時間越えです。
  5. 思っている以上にカメラ性能が良い。 これは意外でしたが考えている以上にカメラ性能は良かったです。
  6. 「Ready For」機能に興味のある方。 家にネット環境がありパソコンがあるなら「あえて使う機能では無い」ですが一人暮らしでネット環境がスマホだけの方ならTVはあるでしょうからゲームや動画では大画面で楽しめます。
    「Ready For」機能については「感想まとめ」途中にレビュー記事リンクがあります。(この下の方)
  7. 重いのを承知で迷っている方。 正直言って「慣れます」
    筆者はケース(社外品)に入れてMOFT Xを付けて使っています。かなりの重量級になりますが慣れます。
    MOFT Xについては過去にRedmi Note 10 Proでレビューしています。普通のスマホリングよりも重いですがスタンドにもなって便利です。
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  8. 価格が安い。回線とセットなら更に安い。
  9. 液晶ディスプレイ。これは賛否分かれると思いますがレビュー写真で分かるように視野角も広く明るいです。
    有機ELディスプレイの焼き付きを気にしている方はもちろんオススメ。
    ただ有機ELディスプレイと比べると明暗差のあるシーンでは「比べれば」違いは分かります。

感想まとめ

ここまで見てくれた方はmoto g100の購入を迷っている方だと思います。
moto g100はハッキリ言って知名度は高くないのでハイエンドのCPU性能があるけどおサイフケータイと防水には非対応、モノラルスピーカーなどのスペックが分かった上で悩んでいる方だと思います。気になる部分は「重さ」「モノラルスピーカー」「液晶ディスプレイ」「カメラ性能」でしょう。
結論を先に言うと悩んでいるなら買った方が良いです。十分に背中を押せます。
Snapdragon 870と準ハイエンドSoCを搭載していながらコストカットされたスマートフォンのイメージが強いmoto g100ですが意外にネガティブな部分が少ないと感じました。
もちろんSIMフリーなので2枚の物理SIMが使えてどのキャリア回線でも使えます。
Xperia 10 IIのSIMフリー版を使っているので21:9のアスペクト比は慣れているのもありますが情報量が増えるのでアプリを2つ分割表示させてもしっくりきます。
6.7インチと大画面ですが幅が抑えられているのでグリップ感が良いです。
ディスプレイも液晶なのでと思っていましたが明るくリフレッシュレートも90Hzまで対応なのでヌルサクです。
確かにリフレッシュレート120Hzと比べると違いは分かります。
でも「比べないとわからない」程度です。視野角も広く綺麗です。逆にリフレッシュレート60Hzのスマホを使っているなら比べなくても分かるほどサクサクです。
GPU性能も高いのでTwitterのタイムラインでも快適にスクロール出来ます。
出来れば有機ELディスプレイと思っていましたが遜色ない表現がされています。
ただ有機ELディスプレイと比べると明暗差のあるシーンの映画などでは違いは分かります。(これも比べて分かる程度です)
確かに重いですがスマホリングかMOFT Xを使うので問題無いレベルと感じました。(これは個人差があるので重い事実だけは知っておいた方が良いかも)
カメラは全く期待していなかったのですが標準カメラの画質はハイエンドクラスに匹敵するほど総合的に良いです。
超広角カメラも「ピントさえ合わせれば」普通にキレイな写真が撮れます。
細部の描写が苦手な超広角カメラと思っておけば良いかと思います。
マクロカメラのリングライトは楽しいですがすぐ飽きます(笑)便利かな程度です。
「Ready For」はPCがある筆者は微妙な機能ですが一人暮らしでPCの無い環境ならTVに繋いで動画鑑賞すると満足出来ると感じました。
それ以外の使い方は正直微妙です。(クローンモードでゲームはアリだと思います、これも個人差がありますが筆者は特に左の黒帯が気になります)
画像が多くなるので「Ready For」機能については下記ページでレビューしています。

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無くなりつつあるイヤホンジャックがあるのも嬉しい所ですね。
ピュアAndroidも意見が分かれると思いますが操作性が変わらないのは筆者は好印象です。
ツインアプリは普通使わないし、セカンドスペースも普通は使わない。Twitterとかならアプリ自身でアカウントが切り替えれるしLINEアカウントを2つ使っている人ぐらいにしかメリットが感じられない。それよりも違和感なく新しいスマホに買い換えられる利点の方がはるかに大きいと感じます。
動作も独自UIよりも動作が明らかに軽いです。
重いけどその分バッテリーの持ちは良いです。
ここからは筆者の感じたデメリットを考えます。
重いスマホですがケースとガラスフィルムなどは必須です。(絶対に落とさない自信があれば別です)
余計に重くなりますが出来ればスマホリングなどもあった方が良いです。
moto g100は「Gorilla Glass 3」を採用しています。Gorilla Glass Victusとは言いませんがせめてGorilla Glass 5ぐらいには対応して欲しかったですね。
重くて弱い規格のガラスを採用していれば落下ですぐ割れます。(フレームが弱いのかもしれません)
ネットでは既に落下で破損したのを見かけます。
裸で使うのはかなり危険です。
モノラルスピーカーな所。(モノラルスピーカーですが音量、音質は良い方です。しかしモノラルなので音の広がりはありません)
インカメラなんて2個もあると邪魔なだけだから1個にしてステレオスピーカーに対応して欲しかったですね。
重さは慣れますがこの2点が一番ネックな部分だと感じました。
おサイフケータイと防水が欲しい方はmoto g100は選ばないと思いますのでmoto g100とケースの間にSuicaカードなどを入れておけばおサイフは何とかなります。
moto g100の良さはSnapdragon 870搭載で安いのにカメラ性能も割と良い所です。
質感も悪くないです。
CPUスペックが高いスマホが欲しいが価格は安い方が良い方にはオススメ出来るスマートフォンです。