シャープは、SIMロックフリーの4GスマートフォンAQUOS sense4 plusを12月25日に発売します。
2020年11月25日から先行して発売されている楽天モバイルAQUOS sense4 plusとはスペックは同じです。
起動時に「Rakuten」ロゴが出ますがスペックに変わりはありません。
AQUOS史上最大のディスプレイサイズになる6.7インチディスプレイを搭載して、Snapdragon 720Gを搭載しています。
売れているAQUOS sense4 SIMフリーモデルの上位版になるAQUOS sense4 plus SIMフリーモデルの登場です。
AQUOS sense4 plus SIMフリー版
スペック自体は楽天モバイルと変わらない為楽天モバイル版のスペックシートになります。
AQUOS sense4 plus スペック
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発売日(日本) | 2020年11月25日(楽天モバイル) |
CPU | Snapdragon 720G |
GPU | Adreno618 |
ディスプレイ | 6.7インチ 2,400×1,080解像度 90Hzのリフレッシュレート アスペクト比20:9 |
OS | Android 10 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 166mm、78mm、8.8mm |
重量 | 197g |
メインカメラ | 48M、5M広角、1.9Mマクロ、1.9M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 8M、1.9M深度測定 |
充電とバッテリー | 4,120mAh USB Type-C USB PD Revision 3.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応((SDカードと排他使用)(楽天モバイル) |
microSD | 最大1TB |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
カラーバリエーション | パープル、ホワイト、ブラック(パープル、ホワイトは12月上旬以降) |
価格(税抜) | 39,819円(楽天モバイル) |
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特徴などは以下の記事を参照して下さい。
楽天モバイルから11月10日に発表があったAQUOS sense4 plusですが発売日と価格は11月下旬以降と未定でした。 昨日の11月25日から発売が開始され価格を見た時の感想は表題でもあるように「思ったよりも安い」でした。 […]
ディスプレイサイズが6.7インチと大きいので普段使いにはかなり大きいです。
同じCPUのSnapdragon 720Gを搭載したAQUOS sense4の不満点に挙げられるRAM容量、ストレージ容量が4GB→8GB、64GB→128GBとスペックが高くなっています。
家の中でゲーム用としては優れているAQUOS sense4 plusですがその大きさから普段使いにはギリギリ持てる範囲だと思った方が良いでしょう。
AQUOS sense4 plusとAQUOS sense4の違い
AQUOS sense4 plusはAQUOS sense4の上位グレードになる為に大きく違いがあります。
別モデルと考えた方が良いので比較するのはちょっと違うと思いますがAQUOS sense4は現在とても売れているので気になる方も多いでしょう。
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発売日(日本) | 2020年11月25日(楽天モバイル) | 2020年11月27日(SIMフリーモデル) |
ディスプレイ | 6.7インチ 2,400×1,080解像度 90Hzのリフレッシュレート アスペクト比20:9 | 5.8インチIGZO液晶ディスプレイ 2,280×1,080解像度 アスペクト比19:9 |
RAM | 8GB | 4GB |
ROM | 128GB | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 166mm、78mm、8.8mm | 148mm、71mm、8.9mm |
重量 | 197g | 177g |
メインカメラ | 48M、5M広角、1.9Mマクロ、1.9M深度測定 4眼 | 12M、12M超広角、8Mズーム 3眼 |
サブカメラ | 8M、1.9M深度測定 | 8M |
充電とバッテリー | 4,120mAh USB Type-C USB PD Revision 3.0 | 4,570mAh USB Type-C |
カラーバリエーション | パープル、ホワイト、ブラック(パープル、ホワイトは12月上旬以降) | ライトカッパー 、シルバー 、ブラック |
価格(税抜) | 39,819円(楽天モバイル) | 32,780(IIJmio) |
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AQUOS sense4 plusはIGZO液晶ディスプレイではありません。
AQUOS sense4は驚くほどに電池持ちが良く、100%の状態で家を出て帰宅時には80%なんてぐらい電池持ちが良いです。
省電力にIGZO液晶ディスプレイも貢献しているので「AQUOS sense4だから電池持ちが良い」はAQUOS sense4 plusには当てはまりません。
バッテリー容量も小さい筐体のAQUOS sense4の方が4,570mAhと大きいです。
AQUOS sense4 plusは90Hzのリフレッシュレートを持ちパネルも10点タッチですがAQUOS sense4は5点タッチです。
しかもAQUOS sense4は筆圧も低くAQUOS sense4 plusの0.56に対して0.11と5倍以上違います。
AQUOS sense4はアップデートで「タッチ操作のパフォーマンス」や「タッチパネルが意図せず動作する」を改善して筆圧は0.2程度に改善はしています。
ディスプレイに関してはAQUOS sense4 plusの方が総合的に考えて優秀です。
家でゲーム用になら欠点にはなりませんが普段持ち歩くのならディスプレイサイズの大きな6.7インチはギリギリ持てる範囲と思っておいた方が良いでしょう。
カメラ性能
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AQUOS sense4 plus | AQUOS sense4 | |
標準カメラ | 48MP F値1.8 画角79° | 12MP F値 2.0 画角83° |
広角カメラ | 5MP F値2.2 画角115° | 12MP F値 2.4 画角121° |
望遠カメラ | ー | 8MP F値 2.4 画角45° 光学2.2倍 |
マクロカメラ | 1.9MP F値2.4 画角83° | ー |
深度測定カメラ | 1.9MP F値2.4 | ー |
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カメラ性能はどちらも高くは無いですがAQUOS sense4の方が標準、広角、望遠と使いやすい構成になっています。
AQUOS sense4 plusは標準、広角、マクロ、深度測定となっており実質3眼カメラになっています。
ここで気になるのは広角カメラですがF値2.2とAQUOS sense4の広角カメラよりも明るいですが画素数は5MPと少なくなっています。
また標準カメラが48MPとAQUOS sense4の12MPよりも大幅に画素数が増えたセンサーを使用していますが設定で12MPまでしか使う事が出来ません。
カメラ構成のバランスはAQUOS sense4の方が良いと思います。
AQUOS sense4 plusの標準カメラが設定で12MPまでしか使う事が出来ない仕様はアップデートで直るかもしれませんが現状を知っておいた方が良いでしょう。
AQUOS sense4 plusのカメラ性能はスペック上では悪くない性能ですが実際は酷評されるほど酷いです。
AQUOS sense4 plus SIMフリー版 価格
楽天モバイルもSIMフリーモデルですが起動時の「Rakuten」ロゴが気になるとか価格的に他が安いなら欲しい場合に選択肢が増える事になります。
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価格(税抜) | |
Rakuten UN-LIMIT V(楽天モバイル) | 発売中。 39,819円 初めての契約なら5,000ポイントの還元あり。 端末ポイント1,000と合わせると6,000ポイントになります。 |
OCNモバイルONE(goo Simseller) | 12月25日発売 通常価格:32,800円 発売記念特価:25,800円(2020年12月25日~2021年1月12日) |
IIJmio | 12月25日発売 39,800円 |
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相変わらず安いOCNモバイルONE(goo Simseller)では25,800円から購入出来ますが対象オプション「ノートン モバイルセキュリティ」の同時加入で1,000円値引き、MNPなら5,000円値引きがあり同時併用可能なので19,800円~購入可能です。
感想まとめ
ディスプレイが6.7インチと大きく、90Hzのリフレッシュレート、ステレオスピーカーなど家でゲームをやる方にはオススメな1台になっています。
それ故、大きさがギリギリ持てる範囲なのは仕方が無いですが、毎日持ち歩くには慎重に考えた方が良いでしょう。
カメラ性能もAQUOS sense4よりも覚悟しておいた方が良さそうです。
AQUOS sense4も夜間の撮影は苦手ですが日中の撮影ならそれほど気にする所はありません。
もちろんハイエンドな10万円近い機種と比べれば見劣りはします。
カメラ性能をある程度重視したいけど安いミドルレンジスマートフォンが欲しい場合はGoogle Pixel 4a税込み42,900円を検討した方が良いです。
AQUOS sense4 plusは広角カメラが酷すぎます。
ソフトウェア(AI補正)が良くないのだと思いますが標準カメラと見比べた場合暗い画質になります、また魚眼レンズとまでは言いませんが画像の端側は歪んで撮影されます。
スナップ写真でも広角カメラはちょっと良くない印象です。
標準カメラが48MPあるのに12MPでしか設定出来ないのも問題です。(アップデートで修正されるかもですが)
48MPあるのでデジタルズームで良いとの判断だと思われますが望遠カメラでは無くマクロカメラ搭載も気になる点です。
背景をぼかした撮影などは上手く撮る事が難しいです。
動画撮影になるとより顕著に「悪さ」が出ます。
フォーカスが定まらないなどがあり早めのアップデートに期待したい所です。 (SIMフリーモデル発売で直るかもですが現時点では分かりません)
AQUOS sense4の上位モデルになるAQUOS sense4 plusですがカメラ性能にはお世辞にも良いとは言えません。
OCNモバイルONE(goo Simseller)で12,000円(税抜)~、12月23日までセールで購入出来るAQUOS sense4の方がトータル的なコストパフォーマンスでは良いと思われます。
ただし家でゲーム用にならオススメ出来る1台です。