Xiaomiは予定通りの2021年6月24日14時に「Xiaomiオンライン発表会06.24」を行い「Mi 11 Lite 5G」を発表しました。
日本版「Mi 11 Lite 5G」が発表されるのはわかっていましたがOPPO Reno5 AやiPhone 12と比較するなどXiaomiらしい発表会でした。
Miスマートバンド6もFitbit Inspire2と比較して優位性をアピール。
サプライズとしてはエントリーモデルのRedmi 9Tのストレージが128GBのモデルが追加されました。
Xiaomiオンライン発表会06.24
2021年6月24日14時にオンラインで日本向けのデバイスを発表したイベント。
YouTube Xiaomi Japan Xiaomiオンライン発表会06.24 URL
Mi 11 Lite 5G スペック
Xiaomi日本公式 Mi 11 Lite 5G URL
グローバルで発売されていたMi 11 Lite 5Gを日本向けにしたモデル。
基本的にはグローバルモデルをバンド対応させたモデルですが日本仕様だけおサイフケータイ対応です。
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2021年7月2日 |
CPU | Snapdragon 780G 5G |
GPU | Adreno 642 |
ディスプレイ | 6.55インチ有機ELディスプレイ 2,400x 1,080解像度 アスペクト比20:9 リフレッシュレート90Hz タッチサンプリングレート240Hz |
OS | MIUI12(Android 11) |
RAM | LPDDR4X 6GB |
ROM | UFS2.2 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 160.53mm、75.73mm、6.81mm |
重量 | 159g |
メインカメラ | 64MP標準 F1.79 8MP超広角 F2.2、FOV119° 5MPテレマクロ F2.4 光学2倍 3眼構成 |
サブカメラ | 20MP F2.24 |
充電とバッテリー | 4,250mAh USB Type-C 33W急速充電 |
バンド | 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66 |
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/ B26/B28/B32/B38/B40/B41/B66 |
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3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 非対応 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応 SIM2はmicroSDと排他利用 |
microSD | 容量不明 |
防水/防塵 | IP53 |
カラーバリエーション | トリュフブラック シトラスイエロー ミントグリーン |
その他 | デュアルスピーカー IRブラスター(赤外線リモコン) |
価格(税込) | 43,800円 |
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付属品としてAC アダプタ、USB Type-C ケーブル、SIMピン、Type-C to 3.5 mm イヤホン アダプタ、保護ケースが付いてきます。
特徴
CPU
SoCにはSnapdragon 780Gを搭載しているのでかなりスペックが高いです。
AnTuTuベンチマークスコア(Ver9)は56万7千をマークします。
これでミドルレンジなので驚きですね。
今年のミドルハイの指標になりそうです。
軽さ
「Lite」の名が付くようにシリーズ中スペックを落としていますが軽さもかなり強調されています。
プレゼンでもかなり軽さをアピールしていました。
4,250mAhのバッテリーを搭載して厚さ6.81mm、重量159gです。
最近は大きくて200gを超えるスマホも珍しくはありませんが軽くて薄いのは良いですね。
ディスプレイ
6.55インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
リフレッシュレートも90Hz、タッチサンプリングレート240Hz、解像度は2,400x 1,080に対応しています。
HDR10+、忠実に色を表現するのにDCI-P3に対応により幅広いコンテンツとの互換性があります。
搭載されている有機ELディスプレイは8bitカラーでは無く10bitカラーに対応しています。これは最近のトレンドですが税込み43,800円のスマホに搭載しています。
また画面の明るさの調整に360度ライトセンサーにより偏った明るさを補正してくれます。
カメラ
カメラは3眼構成で64MP標準 F1.79、8MP超広角 F2.2、FOV119°、5MPテレマクロ F2.4 光学2倍を搭載しています。
8MP超広角と5MPテレマクロはRedmi Note 10 Proと同じ仕様なので期待が出来ます。
Redmi Note 10 Proの売りでもあった1億800万画素までは行きませんが64MP標準を搭載しており4つのピクセルを1つのピクセルにする事により多くの光を取り込んで撮影が出来る4-in-1スーパーピクセルに対応しています。
まとめ
33Wの急速充電やデュアルスピーカー、おサイフケータイ対応など防水がIP53の防滴程度ですがOPPO Reno5 Aと同じ価格でこのスペックです。
恐れ入ります。
OPPO Reno5 AとiPhone 12との比較のスクリーンショットです。
iPhone 12はA14 BionicなのとOSが違うので比較対象としてはちょっとと思いますが発売されたばかりのOPPO Reno5 Aは防水性能以外はMi 11 Lite 5Gに勝てる要素がありません。
AnTuTuベンチマークスコア(Ver9)でも20万近い差をつけられて気の毒に思えますね。
ただOPPOは日本でCMを流して販路も多いのでその辺りでどこまでMi 11 Lite 5Gに対抗するのかが見ものですね。
税込み43,800円でここまで来るとは流石に思いませんでしたね。
もう片足をハイエンドに突っ込んでいるようなスペックなので、これから1年のAnTuTuベンチマークスコア(Ver9)ではミドルハイが50万越え、ミドルが30万越えな時代に突入ですね。
OPPO Reno5 Aでも十分なスペックがありますがディスプレイが液晶なのと(個人的には問題無いとは思います)モノラルスピーカーが痛い所です。
Mi 11 Lite 5Gは防水性能以外はそんなネガティブな所をすべて潰して来たスマホですね。
Mi 11 Lite 5Gの販路は上のスクリーンショットの様になります。
MVNOではgoosimseller(OCNモバイルONE)、IIJmio、ビックローブモバイルが取り扱います。
goosimseller(OCNモバイルONE)では既に発売記念特価で20,000円(税込)を7月2日からセット販売します。
相変わらずぶっ飛んでますね(笑)
OCNモバイルONEのキャンペーン、セール情報をまとめています。 スマートフォンが安く購入出来るOCNモバイルONEは頻繁にセールを行っています。 安くスマートフォンを購入して賢く運用しましょう。 OCNモバイルONEセール、キャンペ[…]
家電量販店などで売られます。
Mi スマートバンド6
同時に発表されたのがMi スマートバンド6です。
ディスプレイの表示領域が1.1インチから1.56インチへ大幅にアップして視認性が向上しています。
表示領域が多いので通知の情報量が多くなり、操作性も向上します。
Mi スマートバンド5だと機能をスクロールするのに1つしか表示されませんでしたが3つまでギリギリ表示が可能になっています。
これは操作性がかなり快適になります。
特に感じるのは音楽再生などでMi スマートバンド5だと小さい画面での操作にストレスを感じている方は多いでしょうがボタンが大きくなったMi スマートバンド6は操作も快適です。
心拍数の異常検出が出来るので「もしも」の時の安心感が高まります。
発売は7月9日。
価格は税込み5,990円とかなり安いです。
Mi スマートバンド5も安かったですが新しいMi スマートバンド6の方が良いに決まっていますよね。
ただ気になるのは14日間のバッテリー持ちをアピールしていますが色々な機能をONにすると4日間ぐらいですね。
同条件のMi スマートバンド5は8日間です。
まぁ4日間持てば十分とも言えます。
Redmi 9T128GBのモデル追加
エントリーモデルの(Snapdragon 662でエントリーな時代なんですね)Redmi 9Tに4GB+128GBモデルが追加されました。
価格は21,800円でストレージ以外のスペックは変わりません。
MVNOでの販路は無いようですが家電量販店での安売りに期待ですね。
感想まとめ
Mi 11 Lite 5Gがおサイフケータイ対応で発表されるのは分かっていましたし価格も税込み43,800円と公式でツイートしていましたが、あらためて発表されると「ついに来たか感」がありますね。
OPPO Reno5 Aが最近のSIMフリーランキングで初ランクインで1位、シリーズ別ランキングで初ランクインでAndroidスマートフォンの最高ランクの5位とかなり売れた事が分かりますがMi 11 Lite 5Gが発売されたらどうなるのか注目です。
ガジェット好きならMi 11 Lite 5Gでしょうが、実際売れるのは「安いから」とか「聞いたことがあるから」、「メーカー名」などで選ぶのが普通です。
iPhoneが良い例ですね。
今週のシリーズ別ランキングでAQUOS sense3 basicが7位になっているのもau、UQモバイルで発売されていますがAQUOS senseシリーズなら店員さんも勧めやすいですよね。
スペックを知っている方なら世代は古い上にAQUOS sense3よりも酷いダウングレード版でオススメ出来ないスマートフォンの代名詞ですが、それでも売れています。
ダウングレードでRAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、ストレージ64GB→32GBは理解出来ますが指紋センサー非搭載、おサイフケータイ非搭載は酷いと思いませんか?
AQUOS sense3の名前とシャープ製で売れているのだと思います。後は安さですね。(AQUOS sense3とは別物ですが、、、)
Xiaomiの日本での知名度はまだ高くないと思います。
今回一番気になっていたのは「SIMフリー版の販売があるのか」でしたが完全なSIMフリー版だったのが嬉しい所ですね。
LINEMOの広告でMi 11 Lite 5Gのチラ見せがあったのでとても気になっていました。
Mi 11 Lite 5Gの様なスペックで税込み43,800円なのでガジェット好きはもちろんですが普通の人にもオススメ出来るスマートフォンです。
最強のミドルレンジなスマートフォンです。