バッファロー ポータブルSSD SSD-PSM960U3レビュー

最近パソコン周りのデータ管理を考え直そうと思いSSDを増設するか考えていたのですがポータブルSSDも安くなってきましたよね。

動画はHDDに貯め込んでいますが編集する時やパソコン間でデータのやり取りをするのに共有のNASにコピーするのも時間がかかるし編集し終わってまたコピーして保存とか面倒です。

そこでポータブルSSDで完結させて保存だけ倉庫HDDにコピーすれば良いかなぁって考えていました。

Samsung T5シリーズを一番に考えていたのですが2017/8/18取り扱い開始にしてはお高い、、、

 

バッファロー ポータブルSSD SSD-PSM960U3-B/N

今回選んだのは960GBのモデルです。

 

選んだ経緯

冒頭で書いたようにSamsung T5シリーズを買おうと思っていましたがお高い!

500GBで8,990円します。(執筆時点)

次に考えたのがSanDiskのポータブルSSD。

SanDiskは種類が多くスタンダードなポータブルSSD、ミドルレンジのExtreme Portable、ハイエンドなExtreme Pro Portableがあるのですが狙ったのはスタンダードなSDSSDE30-1T00-GH25。

これは2020/12/10取り扱い開始で上の3種類と違って別系統なモデルなんですよね。 元々あったスタンダードよりも安くてUSB 3.2に対応となっています。

Amazonの正月のセールで買おうと思ったんですが売れすぎて入荷がかなり先になり断念しました。

ミドルレンジやハイエンドは元々考えていません。 どちらも2万越えなので、、、

1TB、1万円前後、一応USB3.2 Gen1、USB Type-A Type-C両対応で考えていました。

USB3.2 Gen1対応でも速度は430MB/s程度なのでこだわる必要はないんですけどね。

SanDiskのSDSSDE30-1T00-GH25は520MB/sらしいのですが、Amazonのレビューを見る限りそこまでは出ないようです。

そこでバッファローのSSD-PSM960U3-B/Nレビューは速度も公式通りの速度が出ているようでバッファローに決めました。

 

SSD-PSM960U3-B/N スペック

USB規格 USB 3.2(Gen 1)
本体端子 Micro-B
ケーブル端子 Type-A(Type-C変換アダプタ付き)
転送速度 430MB/s
容量 960GB
取り扱い開始日 2020/4/25

 

外観

SSD-PSM960U3-B/N外箱

「この商品は特定販売店向けです」とバッファローのサイトにあるように簡易的なパッケージです。

正式な販売ルートの名称だと「SSD-PSM960U3-MB」になります。

Amazonで安いのなら外箱なんてどっちでも良いですけどね。

 

開いたところ。

 

付属品一式。

SSD-PSM960U3-B/N本体。

USB3.2(Gen 1) Micro-B to Type-Aケーブル。

USB3.2(Gen 1)変換アダプター Type-A to Type-C。

フェライトコア。

らくらくセットアップシート(取扱説明書)(保証書)。

PS4かんたん接続マニュアル。

 

本体と変換アダプタを並べた所。

大きさが分かるでしょうか?

本体がめっちゃ小さいです。

 

本体右側がUSB接続端子側になります。

右上にアクセスランプがあります。

 

SSD本体にケーブルと変換アダプタを接続した所。

このポータブルSSDの一番の欠点が本体接続がMicro-B接続でゴツい所ですね。

USBメモリタイプのポータブルSSDもありますが少しお高いのとType-A接続なんですよね。

Type-C変換アダプタを別途買うのとノートパソコンで利用する時に横のUSBポートに干渉しそうなので自由度の高いケーブル式が良いと感じました。

 

SSD本体端子部。

 

一応ストラップホールもあります。

 

めっちゃ小さいです。

一般的なUSBメモリの薄さで幅も2個分無いぐらいです。

速度テスト

CrystalDiskMark 8.0.0a x64で計測になります。

環境は以下。

  • Windows10 Pro x64
  • Intel Core i9-9900K
  • G.SKILL F4-2666C15D-32GVR
  • ASRock Z390 Extreme4

 

Cドライブ MVMe M.2 SSD CSSD-M2B05GPG2VN

M.2なので高速なのですがついでに計測。

パソコンを組んで1年9か月になるので組んだ時よりも書き込みが遅くなったような、、、

それでもM.2だと速いですね。

ちなみに計測中の温度は50℃ぐらいまで上がりました。

 

Dドライブ HDD WD40EZRZ

HDDなのでお察しな速度ですが一応。

いやぁ遅いですね。

しかしGB単位のコスパは良いのでOK 倉庫ですが85%も使っているので何とかしないと、、、

 

バッファロー ポータブルSSD SSD-PSM960U3-B/N

USB3.0の速度が5Gbps=約580MB/sなので意味が無いとは思いましたがUSB 3.2(Gen 1)対応なのでUSB 3.2(Gen 1)接続とUSB3.0接続で測定しました。

メーカーの公称値が430MB/sです。

USB 3.2接続時

バッファローの公称値よりも速度が少しですが高いですね。

 

USB3.0接続時

やはり変わりは無いですね。

 

31.3GB(13個)の動画ファイルコピー速度

実際に31.3GBのファイルをコピーして時間を計測してみました。

転送元はCドライブのM.2SSDからのコピーです。

31.3GBのファイルをコピーにかかった時間は1分44秒でした。

転送速度は280MB/s~340MB/sぐらいでした。

これぐらいなら動画の編集にも良さそうです。

 

感想まとめ

SanDiskのスタンダードなSDSSDE30-1T00-GH25が買えなくて結果的には良かったと思っています。

先ずSanDiskのSDSSDE30-1T00-GH25にはUSB-C to Aケーブルしか無いようでType-C to Cケーブルまたは変換アダプタが必要なのも面倒ですよね。

余分な出費も増えます。

Amazonの説明には「USB Type-C & Type-Aケーブルを付属しています」とあり、システム条件に「USB Type-A ポートまたはUSB Type-C ポート」とあり誤解を招きやすい書き方ですね。(一番最後に「USB Type-C ポートを使用するには、別途USB Type-C ケーブルまたは変換アダプタが必要です。」と書いてあります)

最大520MB/秒の読出し速度もレビューを見る限りバッファローのSSD-PSM960U3より遅いのが見受けられます。

iPad Air4やスマホなどでもこの先使いたいと思っているので最初からType-C接続が出来た方が便利。

iPad Air4だと64GBモデルか256GBモデルで悩むと思いますが多くのアプリをインストールしないのであれば64GBモデル+ポータブルSSDで良いかなって判断です。

スマホに接続しましたがもちろん認識して使えています。(exFATにフォーマット)

速度も公称値より良いぐらいでレビューも速度は安定しているようです。

MIL-STD準拠 耐衝撃 & 耐振動だそうで、軽いし落としても平気でしょうがMIL規格に対応しているならちょっと嬉しい。

速度テストやコピー速度などをやりましたが、33℃で安定してました。 触ると人肌程度。

もっと速いポータブルSSDが欲しいけど2万円以上になるのでこれで良いかなって感じです。

一時はM.2 SSDをケースに入れて運用も考えましたが予算と熱を考えたら速度もそれほど遅くないしポータブルSSDで良かったと思っています。

1万円程度、1TB、USB Type-A Type-C対応で考えたらお得な選択だったと思います。

オススメです。

Amazon バッファロー SSD 外付け 960GB 超小型 コンパクト ポータブル

2022年12月現在では購入が出来ないようです。
今の人気はUSBメモリの様に使えるコンパクトモデルの「SSD-PUT1.0U3-B/N」が人気の様です。