Rakuten Handが先週に続いて1位をキープしています。
「実質0円以下スマホ」なので当然の結果かもしれません。
1月29日の楽天モバイル新料金プラン発表でかなりお得な料金設定になり、格安SIM全滅と言えるほど驚きのプランです。
1月22日(金)9:00~2021年2月2日(火)8:59までの「さらに2,000ポイントプレゼント」とスマートフォンの値下げや端末ポイントの変更により楽天モバイルの躍進が良く分かるランキングとなっています。
SIMフリースマートフォンランキングになります。
今売れてるSIMフリースマホTOP10 1/30
「BCNランキング」2021年1月18日から24日の日次集計データによると、SIMフリーAndroidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
2位 A5 2020(OPPO)
3位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
3位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
5位 AQUOS sense4 SH-M15(シャープ)
6位 A73(OPPO)
7位 P40 lite 5G CDY-NX9A(Huawei Technologies)
8位 Rakuten Mini(Tinno Mobile Technology)
9位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
10位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210130_210761.html 様
1位はRakuten Hand。
先週の1位をキープ。
2週連続の1位になります。
楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台で、他には6.9インチの5G対応のRakuten BIG、3.6インチのRakuten Miniがあります。
Rakuten Handは5.1インチ有機ELディスプレイで丁度中間サイズになります。
この3台の楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの特徴はすべてeSIMのみの対応な所です。
Rakuten Handの特徴は丁度持ちやすい大きさにSnapdragon 720Gを搭載しているのでゲームまで出来ちゃうスペックのある所ですね。
またRakuten Miniの様に「バンド縛り」が無くソフトバンク回線以外では快適に使える対応バンドとなっています。
これが2万円で購入出来て26,999円のポイント還元な所です。6,999円得する事になります。(執筆時点2/2まで、それ以降は24,999円のポイント還元だと思われます)
コスパ抜群のモデルになります。
2位はA5 2020。
先週の4位から2位へランクアップ。
A5 2020も楽天モバイルを支えてきた主力機ですね。
現在は2月2日まではだれでもポイントを含めると「実質20円スマホ」になっています。(2月2日以降は2,020円スマホになると思います)
売れているReno3 Aと同じSnapdragon 665搭載なのでおサイフケータイと防水に非対応な部分に不便が無ければオススメな1台です。
一時は端末ポイントが無くなりお得感が無くなった時期がありましたが現在は端末ポイントも付きお得な1台となっています。
3位はReno3 A(Y!mobile版)。
先週の2位から3位へランクダウン。
ワイモバイルの主力機になっていて安く購入出来ます。
10,800円~ですがPayPayボーナスが最大で端末セットだと最大17,000円相当分もらえるので逆に得してしまいます。
これが大きな要因でしょう。
3位はAQUOS sense3 lite。
先週の3位をキープ。
Reno3 A(Y!mobile版)と同一3位です。
2週連続の3位になります。
楽天モバイルの専売モデルです。
AQUOS sense3のダウングレードモデルですが広角カメラの削除以外はスペックに変わりはありません。
あれだけ売れたAQUOS sense3シリーズなので人気があります。
2月2日までは「実質3,,980スマホ」(それ以降は実質5,980円になると思います)ですが「実質0円以下スマホ」があってもAQUOS sense3 liteは売れている印象です。
5位はAQUOS sense4。
先週の6位から5位へランクアップ。
待っていた人が多いSnapdragon 720G搭載で新しくなったAQUOS sense4のSIMフリーモデル。
バッテリーの持ちはモバイルバッテリーが必要無いぐらいに持ちます。
スペックの高いCPUとバッテリー持ちに重点をおいている方にはオススメなモデルです。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しているので全部入りのスマートフォンです。
カメラ性能を重視してなくスナップ写真程度が多いなら筆者一押しのモデルです。
まぁミドルレンジで実売価格が2万円以下なのでそこまでのスペックを求める人は少ないと思いますが。
6位はA73。
先週の5位から6位へランクダウン。
2月2日に発表される「Xiaomi Redmi 9T」が同じSnapdragon 662で価格は税抜15,900円と予想出来ているのでA73の優位性が無くなりつつあります。
レザー調のポップなデザインは良いと思いますが、eSIM+物理SIMの特性上、気軽にSIMの入れ替えが出来ない点も個人的に良くないポイントです。
普通の方は1枚のSIMで良いでしょうが、色々な格安SIMの検証や2枚のSIMを使いたい時に現状ではRakuten UN-LIMITかIIJmioのデータSIMしかeSIM対応が無いのでeSIMを持て余している印象が強いです。
キャリアの20GBプランの始まる3月以降ならeSIM対応で使い勝手は良くなるでしょうが現状は物理SIM1枚と思った方が良いでしょうね。
7位はP40 lite 5G。
初ランクインで7位です。
GMS(Google Mobile Services)が使えないP40 lite 5G。
5G対応でスペックの高いモデルになります。
Kirin820搭載でAnTuTuベンチマークスコアは35万の実力モデルです。
このスペックで4万円以下で購入出来ます。
ランクイン中飛びぬけたスペックがあります。 ランクインしているほとんどのスマートフォンがAnTuTuベンチマークスコアで18万点以下です。
Rakuten HandとAQUOS sense4がSnapdragon 720G搭載で25万点ぐらいです。
問題はGMS(Google Mobile Services)が使えないのでHMS(HUAWEI Mobile Services)、AppGalleryでアプリをインストールする事になります。
コスパは抜群ですが中々手を出しにくいスマートフォンです。
8位はRakuten Mini。
先週の圏外から8位へランクイン。
世間を色々な意味で騒がせた楽天モバイルのオリジナルスマートフォンの1台です。
現在の価格は1円で「だれでも5,000ポイント還元」、「さらに2,000ポイント」で合計「7.000ポイント還元」されるので6,999円分のポイントが得になります。
ただオリジナルスマートフォンがRakuten Miniだけだった時とは違うのでわざわざRakuten Miniを「安さ」で選択すると痛い目を見るでしょう。
現行のRakuten MiniはRakuten UN-LIMITにしかバンド対応していないので解約すると使い道が音楽プレイヤーぐらいにしか使えません。
小型なのでバッテリーの持ちも悪く、eSIMのみの対応なので使い勝手は良くないです。
買うならバンド対応が広いRakuten Handであればスペックも高く同じeSIMのみの対応でも差が出ます。
支払いが1円済むRakuten Miniは価格的には魅力でポイント還元で6,999円分のポイント得をしますが、2万円の支払いでポイント還元が26,999円のRakuten Handの方が実用的で解約や機種変更後も使えるスマートフォンと言えます。
9位はReno3 A(UQ mobile版)。
先週の圏外から9位へランクイン。
UQモバイルのラインナップでは一番安くまともだと思います。
11,880円~で購入出来て回線品質も良いのでおススメです。
UQモバイルは格安SIM殺しな価格改正をして来たので安く抑えたいなら2月1日から始まる「くりこしプラン」がオススメです。
格安SIM並みの価格で通信品質はキャリア品質です。
10位はBASIO4(UQ mobile版)。
先週の10位をキープ。
安さだけが取り柄のBASIO4ですがWEBだと15,840円と現在は価格が上がっています。(去年の12月に入るまではスペックが低いけどラインナップで一番安いのが売りでした)
UQモバイルのラインナップはReno3 A以外は正直、魅力的なスマートフォンは無いです。
どうしてここまでラインナップを酷くするのか理解に苦しみます。
購入先が店頭や家電量販店なので選べなく言うままにオススメされているのでしょうが、シニア向けとして売られているのでしょうね。
圏外へ行った機種は?
先週7位だったnova lite 3+が圏外へ行きました。
先週9位だったnova 5Tが圏外へ行きました。
先週10位だったReno3 A(無印)が圏外へ行きました。
今週のダブルランクイン
Reno3 Aが31週連続のダブルランクインになります。
今週のピックアップ
初ランクインのP40 lite 5Gを紹介したいと思います。
7位 P40 lite 5G スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2020年6月19日 |
CPU | Kirin820 |
GPU | Mali-G57 MP6 |
ディスプレイ | 6.5インチ TFT 2400 x 1080解像度 |
OS | EMUI 10.1 (Android 10) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 162.3mm、75mm、8.58mm |
重量 | 189 g |
メインカメラ | 64M、8M超広角、2Mマクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 4,000mAh USB Type-C 40W急速充電 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nano SIM x 2 DSDV対応 |
microSD | 非対応 NMカード最大対応容量256 GB |
防水/防塵 | 非対応 |
カラーバリエーション | スペースシルバー、クラッシュグリーン、ミッドナイトブラック |
価格(税抜)IIJmio | 37,800円 |
※横にスクロール出来ます。
5G対応で4万円以下で購入可能。
画面内指紋センサーでは無く電源ボタン一体式の指紋センサーを搭載。
スペックも高くミドルレンジのほとんどがAnTuTuベンチマークスコア18万程度な所でAnTuTuベンチマークスコアは35万と飛びぬけたスペックになります。
カメラ性能もこの価格帯とは思えない程のスペックがあります。
ファーウェイ製スマートフォンのコスパの良さは周知されていますが、ナイトモードの写真も変に明るくなりすぎるとかも無く自然なAI補正がかかり優秀です。
問題はGMS(Google Mobile Services)が使えない所でしょう。
メインで持つにはオススメ出来ませんがサブでならかなりオススメ出来るスマートフォンです。
IIJmioで売られていますがAmazonで購入した方が回線契約が無く安いかもです。
今週の動向
楽天モバイルの扱っているスマートフォンが多くランクインしています。
2月2日(火)8:59までは「さらに2,000ポイントプレゼント」で契約者獲得にキャンペーン中です。
ここで1月29日の楽天モバイル新料金プラン発表で月間1GB以下なら0円で通話かけ放題で運用出来る事が分かり現在サポートに繋がらない程、殺到していると思われます。
300万人まで1年間無料キャンペーンは筆者の予想では3月でしたが2月中には終わりそうな勢いです。
ランクインしている機種のAQUOS sense4、P40 lite 5G、BASIO4以外はすべて楽天モバイルで取り扱いがあるのも注目ですね。
AQUOS sense4についてはAQUOS sense4 liteがあるので区別しにくいですが人気のSIMフリースマートフォンのほとんどの取り扱いがあるのは注目です。
最近ファーウェイのスマートフォンがランクインと圏外を繰り返していますが、nova lite 3+、nova 5Tはなんとなく分かりますがP40 lite 5Gのランクインには驚きましたね。
全くのノーマークでスペックが価格の割に高いのは知ってはいましたがGMSが使えない機種のランクインですからね。
JCBギフトカード最大10,000円分プレゼントキャンペーンの購入期間の1/11は過ぎてますし、なぜ売れているのかわかりません。