今売れているSIMフリースマートフォンランキングです。
先週は発表が無かったため2週間前との比較になります。
ついにOPPO Reno3 Aが1位になりました。
顔なじみのランクインになっていますが今週は前回よりもランクが変動しています。
OPPO Reno3 Aは相変わらず売れていますが最近ではセール次第では1万半ばでの価格も多くなってきました。
ずっと強かった楽天モバイルの「実質0円スマホ」を抑えての1位は素晴らしいです。
今売れてるSIMフリースマホTOP10
「BCNランキング」2020年10月19日から25日の日次集計データによると、SIMフリースマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 Reno3 A(OPPO)
2位 AQUOS sense3 SH-M12(シャープ)
3位 A5 2020(OPPO)
4位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
5位 P30 lite(Y!mobile)(Huawei Technologies)
6位 Reno3 A(Y!mobile)(OPPO)
7位 Redmi Note 9S 6GB+128GB(Xiaomi)
8位 BASIO4(UQ mobile)(京セラ)
9位 ZenFone Max (M2) 64GB ZB633KL-64S4(ASUS)
10位 Reno3 A(UQ mobile)(OPPO)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20201031_197444.html 様
1位はReno3 A。
前回の5位から1位へ大きくランクアップ。
初の首位になります。
トリプルランクインするほど売れていますがサブブランドのワイモバイルやUQモバイルでは無く無印が1位です。
Reno Aの後継機にあたるReno3 AはCPUがSnapdragon 665にスペックダウンしていて個人的には「無いな」と思っていましたがここまで売れると「バランス」って大事なんだなと考えさせられます。
全部入りとして知名度を上げたReno3 Aは販売店からしても売りやすい機種だと思います。
2位はAQUOS sense3 SH-M12。
前回の4位から2位へランクアップ。
まだまだ強いAQUOS sense3ですが最近はランクも安定はしていません。
シリーズ別だと圏外へ行く事も多くなってきました。
「優等生スマホ」として名高いAQUOS sense3はガジェット好きには合いませんが初めてのスマホの方から一般の方まで広く使いやすいスペックになっています。
おサイフケータイと防水に対応、そこそこのスペックで価格も抑えられています。
最近ではセール次第では5,000円前後で購入も可能なほど安くなっています。
後継機のAQUOS sense4は大きくスペックアップしていますが発売日がまだ決まっていません。
ドコモの2020年冬~2021年春モデルの発表会が11月5日に予定されているので期待したい所です。
3位はA5 2020。
前回の1位から3位へランクダウン。
5週連続1位を取るほど売れていましたが急降下ですね。
Reno3 Aと同じSnapdragon 665搭載していながらセールでは「1円スマホ」になっています。
おサイフケータイと防水に非対応ですがその辺りが気にならなければ良く出来たスマートフォンです。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」の1台でもあります。
4位はAQUOS sense3 lite SH-RM12。
前回の2位から4位へランクダウン。
こちらも楽天モバイルの「実質0円スマホ」の1台です。
楽天モバイル専売モデルでAQUOS sense3の2眼カメラを1眼にスペックダウンしている以外は基本性能は変わりません。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」の中でも人気のあるA5 2020とAQUOS sense3 liteがランクダウンしているのは興味深いですね。
楽天モバイルは2021年3月までが勝負の期間ですがちょっと問題もありますね。
5位はP30 lite(Y!mobile版)。
前回の3位から5位へランクダウン。
まだまだ売れているP30 lite。
根強い人気がありますが大きいのは価格でしょう。
1万円程で手に入るP30 liteは時には5千円程で購入も可能でした。
2020年上半期のSIMフリースマートフォンで1位になったほどの名機です。
しかし現在、ワイモバイルでは「入荷未定」になっています。
6位はReno3 A(Y!mobile版)。
前回の8位から6位へランクアップ。
ワイモバイルでは11月6日10:00までセール中で最大18,000円の割引が受けられます。
PayPayボーナスライトも開催中で5の付く日と日曜日に対象のスマートフォンの購入で新規、MNPするともらえます。
OPPO Reno3 A、Xperia 10 II、Android One S7を狙っているならチャンスです。
7位はRedmi Note 9S 6GB+128GB。
前回の9位から7位へランクアップ。
相変わらず4GB+64GBモデルよりも6GB+128GBモデルが売れているRedmi Note 9S。
最近は圏外を繰り返さずに安定したランクインをしています。
このランキングの中でも1つ飛びぬけたスペックのRedmi Note 9S。
Snapdragon720G搭載していながら4GB+64GBモデルで税込み24,800円の定価です。
恐らくガジェット好きにしか認知されていないと思われるRedmi Note 9Sですが販路が家電量販店や格安SIMでしか取り扱いが無いのがネックですね。
それでここまで売れるのは流石です。
goo Simseller 楽天市場店、goo Simseller PayPayモール店では11月16日11:00までセール中で4GB+64GBモデルなら400円~と頭がおかしいのじゃないかと思えるぐらいの安売り中です。
8位はBASIO4(UQ mobile版)。
前回の7位から8位へランクダウン。
堅実にランクインしているBASIO4ですが昔は圏外か10位をうろついていたのが懐かしいです。
シニア向けスマホとして売られていますが生体認証、おサイフケータイに非対応と割り切った仕様になっています。
初めてスペックを調べた時は2度見する程驚きました。
せめて指紋認証ぐらいは付けて欲しいですね。
前回は在庫切れになっていましたが、現在はUQモバイルで復活しているようです。
価格も14,400円と安いです。
9位はZenFone Max (M2) 64GB。
前回の6位から9位へランクダウン。
「1円スマホ」で売られている事が多いZenFone Max (M2) 64GB。
goo Simseller 楽天市場店、goo Simseller PayPayモール店では11月16日11:00までセール中で正に1円で売られています。
基本スペックは2019年3月15日発売のモデルなので追加された64GBモデルでも同年の11月29日発売で古さが感じられます。
ASUSはZenFone 7を発売したばかりですがこちらはハイエンドモデルになります。
ASUSはミドルレンジスマートフォンを売る気が無いのでしょうかね。
個人的に期待はしているのですが出てくる気配さえないのが実情です。
10位はReno3 A(UQ mobile版)。
前回の10位をキープです。
これで今週もReno3 Aはトリプルランクインを果たした事になります。
UQモバイルでは23,760円で売られています。
安心のサブブランドなので回線速度などには不満は無いでしょう。
UQモバイルのReno3 Aはいつもギリギリのランクインなのでハラハラしますね。
圏外へ行った機種は?
前回のランクインから圏外へ行った機種は今週はありません。
珍しいですね。
今週のダブルランクイン
ダブルランクインも最近は寂しくなって来ました。
Reno3 Aのトリプルランクインが4週連続になります。
以前は3機種ぐらいで賑わっていましたが寂しいですね。
今週のピックアップ
今週は楽天モバイルの扱っている3機種を紹介したいと思います。
1位、6位、10位 Reno3 A スペック
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発売日(日本) | 2020年6月25 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.44 インチ有機EL 2400×1080解像度 |
OS | ColorOS 7.1(Android10) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 160.9mm、74.1mm、8.2mm |
重量 | 175g |
メインカメラ | 48M、8M広角、2Mモノクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 4025mAh、USB Type-C、Quick Charge 2.0急速充電 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 画面内指紋認証/顔 |
SIM | nanoSIMx2(DSDV対応)microSDと排他使用 |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜)楽天モバイル | 36,182円 最大21,300円相当のポイント還元 |
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Reno3 Aは「実質0円スマホ」ではありませんが最大21,300円のポイント還元が受けられます。
トリプルランクインで1位をも勝ち取ったReno3 Aは全部入りの良く出来たスマートフォンです。
おサイフケータイと防水に対応してディスプレイも有機ELディスプレイ搭載、カメラも4眼構成でトレンドに乗った作りになっています。
生体認証も画面内指紋認証と顔認証に対応していてマスクをしているときは指紋で家では顔でと使い分けが出来て便利です。
RAMも6GBストレージは128GBと余裕のある容量があります。
最近はカメラの画素数も上がって64GBだと心持たない場合も出てきたので写真や動画を撮るなら128GBのストレージが標準なトレンドです。
Snapdragon 665を搭載していてゲームをやらないなら困らないスペックになります。
欲を言えばCPUは700番台を搭載して欲しかった所ですが省電力やコストの問題での判断だと思われます。
キャッチコピーの「余裕が進化したスマホ」の名前通りの全部入りで余裕のあるスペックを持ちます。
3位 A5 2020 スペック
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発売日(日本) | 2019年5月13日 |
CPU | Snapdragon 665 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.5インチIPS、 1,600 x 720解像度 |
OS | ColorOS 6.0.1(Android9) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 163.6mm x 75.6mm x 9.1mm |
重量 | 195g |
メインカメラ | 12M、8M、2M、2M |
サブカメラ | 16M |
充電とバッテリー | 5,000mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | 〇/非対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | Nano SIMx2、DSDV、トリプルスロット |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | 非対応/IP5X |
価格(税抜)楽天モバイル | 20,019円 最大26,300円相当のポイント還元 |
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楽天モバイルの「実質0円スマホ」になります。
人気のReno3 Aと同じCPUのSnapdragon 665を搭載しています。
グローバルモデルを日本向けにバンドを合わせただけなのでメジャーアップデートを受けやすいメリットがあります。
安くてもそれなりのスペックが欲しい場合、おサイフケータイと防水が必要無いなら良い選択肢になるでしょう。
5,000mAhのバッテリー搭載なので電池持ちが良いのも魅力です。
カメラも4眼構成です。
これが税抜20,019円で26,300円相当のポイント還元なので「実質0円スマホ」になるわけです。
まぁ驚きますよね(笑)
ただ、2019年5月13日発売のモデルなので古さは感じます。
4位 AQUOS sense3 lite スペック
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発売日(日本) | 2019年10月1日 |
CPU | Snapdragon 630 |
GPU | Adreno 508 |
ディスプレイ | 5.5インチ 2,160 x 1080解像度 |
OS | Android 9 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 147mm、70mm、8.9mm |
重量 | 166g |
メインカメラ | 12M |
サブカメラ | 8M |
充電とバッテリー | 4,000mAh USB Type-C |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIM、シングルSIM |
microSD | 最大512GB |
防水/防塵 | IPX8/IP6X |
価格(税抜)楽天モバイル | 23,619円 最大26,300円相当のポイント還元 |
※横にスクロール出来ます。
楽天モバイルの「実質0円スマホ」になります。
税抜23,619円に対して26,300円相当のポイント還元があります。
カメラが1眼にスペックダウンした以外はAQUOS sense3と変わらないスペックを持ちます。
大ヒットとなったAQUOS sense3は初めてのスマホから一般的な方までカバーできる「優等生スマホ」です。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しています。
バッテリーの持ちも優れています。
1年前に発売された機種になりますが普段使いでは困らないスペックです。
生体認証も顔認証と指紋認証に対応しているのでマスクをつけたままでもロック解除が出来ます。
個人的には大幅にスペックアップした後継機のAQUOS sense4が気になりますが発売しても当分の間は定価に近い値段が予想されるので普段使いなら安くなったAQUOS sense3 liteはオススメ出来ます。
シャープ製なので顧客満足度ではあのiPhoneをも抜くほどです。
今週の動向
前回に言った「1位 A5 2020、2位 AQUOS sense3 lite、3位 P30 liteは鉄板化してきましたね。」を取り消します、、、
まさかReno3 Aが1位になるとは思っても見ませんでした。
AQUOS sense3の2位への躍進も驚きですね。
前回ランクインした機種が全部ランクインしているので圏外とかはなかったのですがランク内の変動はありました。
ここで気になるのは3位のA5 2020と4位のAQUOS sense3 liteです。
どちらも主力は楽天モバイルの「実質0円スマホ」なので楽天モバイルの勢力が落ちてReno3 AとAQUOS sense3が繰り上がったような気がします。
まぁP30 liteが5位なのでReno3 AとAQUOS sense3が売れた週だったのかもしれません。
しかし楽天モバイルは現在「ヤバイ」状況にはなっています。
KDDIのローミングが終了された地域での「圏外」が多発しています。
4月8日から始まったRakuten UN-LIMITプランですが6月30日に100万人を突破しましたが200万人突破のニュースは無いですよね。
地図の上では楽天エリアでも建物の中だと圏外とか良くありますし、スポット的に圏外な場所もあります。
これが悪影響して今後加入者の増加も更に勢いが無くなるでしょう。