iPhoneによる4強が崩れてからもiPhone SE(第二世代)、iPhone 12の2強は変わりませんがXperia 10 IIIが好調の様で4位のiPhone 12 Proの上をいく3位をキープしています。
そうかと思うと先週4位だったMi 11 Lite 5Gは圏外へ行き(セールの在庫切れも影響があると思います)あらためてキャリア販売の強さを見た気がします。
上位がiPhoneばかりだと面白くないのでXperia 10 IIIにはこのまま頑張って欲しいですね。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 7/25
「BCNランキング」2021年7月12日から18日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
2021年7月12日週のスマートフォン(シリーズ別)売れ筋ランキングは、ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia 10 III」が先週に続き3位をキープ。2週連続でアップルのTOP3独占を阻止した。
OPPO「A54 5G」は先週11位から5ランクアップして6位に浮上。発売以来初のTOP10入りを果たした。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 Xperia 10 III(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
4位 iPhone 12 Pro(アップル)
5位 AQUOS sense5G(シャープ)
6位 A54 5G(OPPO)
7位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
8位 iPhone 12 mini(アップル)
9位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
10位 Xperia Ace II SO-41B(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
Source:BCNランキング
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の1位をキープ。
コスパ最強のiPhoneでキャリア、サブブランド、格安SIMと販売網が広いのも特徴です。
販売網が広いのでセールなどで更に安く買う事も可能です。
iPhoneラインナップで唯一の指紋センサー「Touch ID」を搭載しているのも特徴で現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
どんな方でも「安く」「スペックが高い」「指紋センサー」と満足の出来るiPhoneなので人気があります。
上下にベゼルのあるデザインは好みが分かれます。今では古い感じがしますよね。
iPhone 8以前の機種からの買い替えだと違和感は無いですがiPhone X以降の全面ディスプレイに慣れていると情報量が少なくなるので「指紋センサー」のためにあえて選ぶ人は少ないと思います。
2020年4月24日発売なのでチップもA13チップと1世代前ですが十分なスペックです。
弱点はバッテリーの弱さです。ここが本当に惜しいポイントです。
2位はiPhone 12。
先週の2位をキープ。
新色パープルが人気で更に売れるようになったiPhone 12は誰にでもオススメ出来るモデルです。
新しくiPhoneが欲しいなら一番無難です。
望遠カメラ使いますか?
デジタルズームで十分ならiPhone 12で大丈夫です。
6.1インチの有機ELディスプレイなのでディスプレイサイズが6.4~6.7インチと大型化している中ではコンパクトと言えるぐらいです。
丁度良い大きさだと個人的には思います。
大きなディスプレイに慣れるとディスプレイサイズは小さいディスプレイに落としにくいものです。
最新のiPhoneを試したいなら一押しのモデルです。
3位はXperia 10 III。
先週の3位をキープ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
6月18日に発売されたXperiaミドルレンジのXperia 10 IIの後継モデル。
Xperiaミドルレンジ初の5G対応モデルでもあります。
Snapdragon 690 5Gを搭載して5Gにも対応したXperia 10 III。
執筆時点ではキャリアとワイモバイルからの販売しかないので手頃な価格でXperiaブランドでそこそこの性能なら問題は無いと思いますがカメラ性能を考えると51,480円はちょっと高い印象です。SIMフリー版は10月頃なんでしょうね。
カメラ性能ですがXperiaシリーズは元々ナチュラルな写真に仕上がる事が特徴ですがカメラ重視で選ぶスマートフォンでは無いです。
4位はiPhone 12 Pro。
先週の5位から4位へランクアップ。
筆者はiPhone 12 ProはiPhone 12シリーズ中一番微妙なモデルだと考えています。
ディプレイサイズ以外に差別化されているからですね。
高額なモデルなのでそこまでお金を出すなら最高モデルのiPhone 12 Pro Maxを買った方が後悔が少ないと考えます。
センサーサイズの大型化やセンサーシフト光学式手ぶれ補正が強力なのが理由です。
動画性能は最高です。
6.7インチの大型ボディが許容出来るのならiPhone 12 Pro Maxをオススメします。
しかし毎日持ち歩くモノなのでサイズや重さが無理なら6.1インチで最高性能なので十分満足は出来ると思います。
5位はAQUOS sense5G。
先週の7位から5位へランクアップ。
SoCは違いますが限りなくAQUOS sense4を5G対応にしたモデルだと思っても間違いないでしょう。
細かく言い出すと差異はありますが大きく異なるのはSoC:Snapdragon 720G、Snapdragon 690 5Gの違いぐらいでボディやディスプレイ、カメラモジュールなどは共通です。(5G端末なのでアンテナ配置が多くなって見た目はちょっと違います)
今からAQUOS sense4を検討していた方にはAQUOS sense5Gも候補に挙がって悩みますね。
5Gが広がるは2年先の話しだと思っているのでどちらでも良いかと思いますが、どうせなら新しいモデルを購入した方が後悔が少ないと思います。
しかしドコモオンラインショップには長くAQUOS sense4が購入出来ない状態です。
6位はA54 5G。
初ランクインで6位です。
2021年6月25日にSIMフリー版も発売されたOPPO A54 5G。
Snapdragon 480 5Gを搭載したエントリーモデルと思いきやAntutuベンチマークスコアVer9で32万点前後を叩き出すスペックがあります。
OPPO A54 5Gは48MP標準カメラを搭載して4眼構成となっています。
おサイフケータイと防水に対応では無いですが十分なスペックを持っています。
7位はAQUOS sense3 basic。
先週の8位から7位へランクアップ。
2020年6月19日に発売されたAQUOS sense3 basicはAQUOS sense3の廉価版です。
結構酷いダウングレードがされていてRAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージ64GB→32GB、おサイフケータイ非搭載とオススメ出来ないスマートフォンの筆頭に挙げられるぐらい酷いです。
AQUOS sense3の名は持っていますがコスト下げるためにダウングレードが酷すぎます。
初めてのスマホやシニア向けだと思われますが指紋センサーやおサイフケータイの搭載ぐらいがあればオススメ出来るんですけどね。
ただ6月17日より新規でも値下げがされていてくりこしプランSで7,488円、くりこしプランM以上だと4,320円なので安くは購入出来ます。
今まではMNPでないと安く購入出来なかったので良いですね。
UQモバイルはこちら
8位はiPhone 12 mini。
先週の9位から8位へランクアップ。
世界でもiPhoneシェア率トップの日本ではコンパクトなモデルが好まれるためiPhone 12 miniも一定の人気はありますがコスパ最強なコンパクトモデルのiPhone SE(第二世代)があります。
iPhone 12シリーズで一番安いと言っても12,000円余分に出せばiPhone 12が購入出来ます。
中途半端な立ち位置なんでしょうね。
今回のランクダウンはiPhone 12 miniの在庫切れも影響していると思います。
新色パープルは補充されてもすぐに売り切れている印象です。
9位はAQUOS sense4 lite。
先週の10位から9位へランクアップ。
楽天モバイルの主力スマートフォンになったAQUOS sense4 lite。
執筆時点では「実質1円スマホ」になり楽天モバイルで一番売れているスマートフォンです。
楽天モバイルの専売モデルでAQUOS sense3 liteの後継モデルです。
このモデルもAQUOS sense4をベースに広角カメラを非搭載した以外はAQUOS sense4と同じスペックですが変わった点が一つあります。
eSIM+物理SIMのデュアルSIMでDSDV対応モデルです。(AQUOS sense4 SIMフリーモデルは物理SIM2枚のDSDV対応)
実質1円で人気のAQUOS sense4から広角カメラを無くしただけのモデルなのでお得です。
筆者が今、Rakuten UN-LIMITを契約するなら間違いなくAQUOS sense4 liteを選びます。(実質17,800円の時でも選ぶと言っていました)
Snapdragon 720G搭載でスペックがミドルレンジでは高いのとおサイフケータイと防水に対応していて誰にでもオススメ出来るスマートフォンです。
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10位はXperia Ace II。
先週の圏外から10位へランクイン。
2021年5月28日にドコモから発売された新モデル。
税込み22,000円とかなり安い価格設定ですがコストを抑えたローエンドモデルになります。
しかしキッチリとおサイフケータイと防水に対応で全部入りスマホに仕上がっています。
ガジェット好きには刺さらないスペックですが普段使いなら問題は無いでしょう。
ただ2年前のCPUなのでXperiaの名はありますが過度の期待はしない方が良いでしょう。
同時に発売されたarrows Be4 Plusの方がCPUスペックが高いわりに数百円ですが安いです。
圏外へ行ったのは?
先週4位だったMi 11 Lite 5Gが圏外へ行きました。
これも驚きでしょうが格安SIMのセールではずっと在庫切れですね。
通信費を払っても単体で購入するよりも安いので仕方が無いかもですね。
先週6位だったXperia 1 IIIが圏外へ行きました。
「高級」なスマホなので瞬間のランクインでしたね。
今週の動向
iPhone 12 miniの8位は中々上がって来ませんが4位のiPhone 12 Proはいつ3位に戻ってもおかしくないですね。
筆者のイメージですが新色パープルは人気ですが楽天モバイルだと1か月は在庫切れのままな気がします。
カラーの人気が偏っている気がします。
iPhone 12のパープルは時々復活しますがminiはそれが無いんですよね。
それ以外のiPhoneは在庫が常にあり、いつでも購入可能な気がします。
ランキングなので変動があるほど面白いので何とかiPhone 3強にならないようにXperia 10 IIIに頑張って欲しいですね。
Mi 11 Lite 5Gも先週の4位からいきなり圏外ですがOCNモバイルONEとIIJmioのセールで在庫切れが続いています。
在庫切れの影響かRedmi Note 10 Proが再び売れてブロンズ以外は在庫切れとかなっていますね。
Reno5 Aはどこでも在庫がある印象です。
分かりやすいですね、、、、
OPPO A54 5Gのランクインは驚きました。
そういえばauでも売ってましたね。(SIMフリーばかり気にしている筆者でした)