相変わらず強いiPhone SE(第二世代)が1位で後にiPhone 12シリーズが続きます。
1位から5位はiPhoneが占めていて、もう鉄板構成になっています。
先週3位から4位へランクダウンしたiPhone 12 miniもそのままで日本でも人気が薄い事が分かります。
シリーズ別ランキングになります。
今売れてるスマートフォンTOP10 1/24
「BCNランキング」2021年1月11日から17日の日次集計データによると、スマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 iPhone 12 mini(アップル)
5位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
6位 AQUOS sense4(シャープ)
7位 Reno3 A(OPPO)
8位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
9位 Galaxy A41(SAMSUNG)
10位 Xperia 10 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
参照:https://www.bcnretail.com/research/detail/20210124_209147.html 様
1位はiPhone SE(第二世代)。
先週の1位をキープ。
8週連続の1位になります。
次のSEの噂まで出てきました。 SE Plusとの噂もありますが現在では定かではありません。
唯一の「Touch ID」指紋センサーを搭載しているので現在のコロナ禍では使いやすいiPhoneです。
またラインナップ中最安の44,800円(税抜)~と手が出しやすい価格なのも1位の理由でしょう。
販路も多く、キャリアはもちろんですが格安SIMでも安く売られていて3万円ぐらいで手に入ります。
3Gからの乗り換えだとキャリアでは0円も珍しくなく、これも後押ししている要因ですね。
欠点はバッテリーの弱さですが毎日充電をしているならそれほど問題にならないでしょう。
コスパ最強なiPhoneです。
2位はiPhone 12。
先週の2位をキープ。
8週連続の2位になります。
iPhone 12シリーズ中最も売れているiPhone 12。
新しいiPhoneで一番「無難」なモデルと言えます。
大きさは6.1インチと持ちやすいサイズで「無駄」に大型化してなく最新のiPhoneを楽しめます。
Proシリーズは魅力ですが普段使いや、ゲームでも困らないスペックがあり望遠カメラが必要無ければ堅実な選択と言えます。
望遠カメラとApple ProRAW、LiDARスキャナ使いますか?
それ以外のスペックは変わらないので一番売れる理由もわかると思います。
LiDARスキャナは使い道がまだそれほどなく、Apple ProRAWは一般的には使わないでしょう。
望遠カメラの有無でProシリーズにするかの判断になると思います。
3位はiPhone 12 Pro。
先週の3位をキープ。
2週連続の3位になります。
iPhone 12 miniを先週抜いて3位になったiPhone 12 ProはiPhone 12シリーズ中最も微妙に思えるモデルですね。
もちろん、普段使いとして6.7インチは大きすぎるけど最高性能が欲しいならiPhone 12 Proですね。
ただし、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxで悩んでいるならiPhone 12 Pro Maxをオススメします。
理由は画面サイズ以外で「差別化」してきた所になります。
特にスマートフォンで動画を撮るならiPhone 12 Pro Max一択です。
手振れ補正がかなり違うので悩んでいるならiPhone 12 Pro Maxを選択した方が後悔が無いです。
4位はiPhone 12 mini。
先週の4位をキープ。
2週連続の4位になります。
先週iPhone 12 Proに抜かれてランクダウンしたiPhone 12 miniは今週もランクアップする事なく4位です。
日本で喜ばれるコンパクトモデルですが、現在ではiPhone 12 Proにも抜かれる始末、、、
コンパクトな筐体にiPhone 12と同性能のスペックを詰め込んだモデルですが、アメリカのCIRPによるiPhone 12シリーズの販売レポートで低調な売れ行きから次期iPhone 13(仮)ではモデルから削除される噂まで出て来るほど売れていないようです。
コンパクトなiPhoneを求める声に発売されたiPhone 12 miniですがiPhone 12シリーズ中最も安い価格なのになぜ売れないのでしょう?
1つはiPhone SE(第二世代)の存在でしょう。
コンパクトなiPhoneが欲しいだけならコスパ最強なiPhone SE(第二世代)にすれば実売価格でiPhone 12 miniの半額以下で購入出来ます。
2つ目はコンパクトなiPhoneが欲しいユーザーは「コンパクトで安いiPhoneが欲しかった」でしょう。
通常、大きなディスプレイに慣れると小さなディスプレイには戻れないものです。
11,000円余分に出せばiPhone 12を購入出来ます。
コンパクトなiPhoneを求めるユーザーは「コンパクトで尚且つ安さも求めている」のですよね。
大きな価格差があるなら選択に入りますがそれほど価格差が無いならiPhone 12にした方が「無難」です。
5位はiPhone 12 Pro Max。
先週の5位をキープ。
もうどれだけ5位をキープしたかわからない程キープしていると思います。
最高のiPhoneを楽しみたいなら一押しのモデルです。
価格もサイズも最高ですが、それに見合ったスペックを持ちます。
iPhone 12 Proとの違いにサイズ以外に大きく違うのは広角カメラに47%大型化した1.7μmピクセルのセンサーを搭載してセンサーシフト手振れ補正している点です。
手振れ補正はかなり強力で動画になるとその違いに驚くほど補正してくれます。
同じ「Pro」ですが別次元の性能になります。
iPhone 12 Proと「大きさ」で悩んでいるならiPhone 12 Proで良いと思います。
毎日持ち歩くモノなので大きすぎると感じるなら大きさで判断しても良いでしょう。
しかし、大きさが許容出来て悩んでいるなら迷わずiPhone 12 Pro Maxを選んだ方が後悔が無いです。
6位はAQUOS sense4。
先週の7位から6位へランクアップ。
現在のAndroidスマートフォンの最高ランクになります。
発表されてから発売を待ちわびていた方も多かったSnapdragon 720G搭載で大きくスペックアップしたAQUOS sense4。
充電を100%の状態で家を出て普通に使っても自宅に戻った時に80%のバッテリー残量があるなんて良くある話です。
CPUとバッテリー重視の方には一押しのモデルです。
ただキャリアからはドコモしか販売しておらず、遅れて出たSIMフリー版も販路が多いとは言えません。(前機種のAQUOS sense3と比べて)
価格が思っていたよりも安くドコモ版でも37,224円(税込)でSIMフリー版で35,900円(税込)です。
格安SIMのセールによっては14,300円で購入可能です。(執筆時点)
goo Simsellerでセールをやっています。 今回のセールは本店ではやっていません。 goo Simseller 楽天市場店、goo Simseller PayPayモール店で開催しています。 対象オプションで安くな[…]
賛否両論あるカメラ性能ですが普通にスナップ写真なら問題の無いレベルです。
ただ動画は褒められません。
AQUOS senseと聞くと年配の方なイメージでしょうが筆者一押しのオススメモデルです。
7位はReno3 A。
先週の6位から7位へランクダウン。
相変わらず売れている印象が強いですね。
SIMフリーランキングでも常連のモデルです。
中国スマホに抵抗のある方にはオススメ出来ませんがおサイフケータイと防水に対応してRAMやストレージも多くバランスの良いスマートフォンです。
3大キャリ以外からはどこでも買えるんじゃないかと思うぐらい販路も多いです。
価格も1万円前半が多くポイント還元で実質0円まであります。
8位はAQUOS sense3 basic。
先週の圏外から8位へランクイン。
お世辞にも良いスペックとは言えません。
個人向けに販売しているのはUQmobileとauでAQUOS sense3の廉価モデルですがスペックダウンが酷いです。
RAM4GB→3GB、広角カメラ非搭載、指紋センサー非搭載、ストレージ64GB→32GB、おサイフケータイ非搭載とオススメ出来ないスマートフォンの筆頭に挙げられるぐらい酷いです。
もう1世代前のモデルですし、安くスペックの高いスマートフォンはいくらでもあるのでオススメ出来ませんが恐らくですが購入しているのは店頭での購入でしょうね、、、
選ぶ余地が無く購入していると思います。
9位はGalaxy A41。
先週の9位をキープ。
コスパの良さから一時はAndroidスマートフォンの最高ランクまで行った事のあるモデルになります。
定価も37,224円(税込)と安くHelio P65 MT6768を搭載してコストダウンをしています。
同じ価格でAQUOS sense4が登場したのでランクを下げています。
同じ価格ならAQUOS sense4の方が幸せになれます。
10位はXperia 10 II。
圏外から10位へランクイン。
久々のシリーズ別ランキングへのランクインになります。
Xperia特有の21:9のディスプレイを搭載した縦長ボディが特徴のミドルレンジモデル。
縦長ボディなので幅が狭くグリップ感が良く見た目も安っぽく無いです。
シリーズ別ランキングでAndroidスマートフォンの最高ランク(当時は3位)を12週連続でキープした実力モデルです。
ただ欠点もあります。
縦長ボディ故の幅の狭さがYouTubeなどの動画では通常16:9なので両端に黒帯が出来て動画サイズが小さくなり迫力に欠けます。
映画などのストーリングで21:9に近いサイズなら無駄が無く迫力のある横長の視聴には向いていますが、TVなどもそうですがほとんど観るのは16:9なので結果として小さいサイズで観る事が多いです。
マルチウィンドウには適しているので上でYouTubeを再生しながら下でブラウザで調べものするなどには適したサイズで視聴出来ます。
圏外へ行ったのは?
先週8位だったAQUOS sense3 liteが圏外へ行きました。
SIMフリーランキングでは今だ強く今週も3位を獲得しています。
楽天モバイルの専売モデルでRakuten UN-LIMIT Vサービス開始から強い人気があります。
2月2日までは「実質3,,980スマホ」として購入出来ます。
2月2日以降は恐らく実質5,980円になるでしょう。
先週10位だったGalaxy A21が圏外へ行きました。
UQモバイルの主力の一台でスペックは低いですがおサイフケータイと防水に対応してバランスが良いです。
MNPだと一括550円なのも魅力ですね。
今週の動向
1位から5位までのiPhoneが強すぎて固定化されてきた感じが強いですね。
2週連続でiPhone 12 Proに抜かれて4位になっているiPhone 12 miniは日本でも売れにくいのでしょうか。
個人的に気になるiPhone 12 miniですが、価格差が3万円以上あるiPhone 12 Proにまで抜かれるのが2週連続となると日本でも思ったほど売れていないのですね。
日本ではiPhoneのシェア率が高く年齢が若い程その傾向は強くなります。
その中でもProシリーズは価格が10万円越えなので春頃になり落ち着いて来るとランクを落として行くのが恒例です。
iPhone 12シリーズ中一番安いminiが10万越えのProに抜かれるのは意外ですね。
Androidスマートフォンも変動は少ないです。
10位ですがXperia 10 IIが久々にランクインしたぐらいです。
2020年11月29日のランクインからずっと圏外でしたからね。
圏外へ行った機種やランクインした機種はお馴染みの顔ぶれです。
もう少し色々変動があると面白いのですが、まだまだこの状態は続きそうです。