楽天モバイルが12月8日に大幅にポイント改正を行い、「実質0円」端末が変更されましたが、本日2020年12月25日よりポイントの増量が行われています。
具体的には「だれでも5,000円ポイント還元」が「だれでも8,000円ポイント還元」に期間が短いながら増量しています。
Rakuten UN-LIMIT V動作端末をお持ちなら事務手数料無料で300万人まで1年間無料キャンペーン中なので1年間0円でRakuten UN-LIMIT Vが使えます。
iPhone 12などをお持ちならRakuten UN-LIMIT VはeSIMに対応しているので現在の契約中のキャリアなどの物理SIMはそのままで2回線使えるわけです。
楽天エリアならばデータ容量無制限なので(10GB/日制限はあります)キャリアのプランを見直して安く抑える事も可能です。
Rakuten UN-LIMIT V 年末年始大感謝祭
期間が短いながらプラス3,000ポイントで「だれでも8,000円ポイント還元」は大きいでしょう。
期間
2020年12月25日~2021年1月7日木)8:59まで
期間を過ぎると5,000ポイントになります。
オススメなスマートフォン
実質価格は端末ポイント+8,000ポイントを加味しています。
※横にスクロール出来ます。
対象機種 端末ポイント | 価格(税込) | 実質価格(税込) |
Rakuten Mini 15,000ポイント | 18,700円 | -4,300円 |
Galaxy A7 15,000ポイント | 18,700円 | -4,300円 |
AQUOS sense3 lite 20,000ポイント | 25,980円 | -2,020円 |
Rakuten Hand 10,020 ポイント | 20,000円 | 1,980円 |
※横にスクロール出来ます。
Rakuten MiniとRakuten HandはともにeSIMのみの対応です。
eSIMのみの対応な為にRakuten UN-LIMIT V解約後はデータ通信のみのIIJmioぐらいしか契約が出来ません。
Rakuten Handはドコモ回線で必要なバンド1,3,19,auで必要なバンド1,18(26)ソフトバンク回線で必要なバンド1、3,8の内バンド1、3、18,19,26には対応しているのでドコモ回線とau回線は使えますがソフトバンク回線のバンド8(プラチナバンド)には対応していないので繋がりにくい場所が出て来て現実的には使えません。
IIJmioのeSIM契約の時にはソフトバンク回線以外での使用になります。(データ通信のみです)※執筆時点
しかしながら5.1インチ有機ELディスプレイとSnapdragon 720Gを搭載、おサイフケータイ対応とスペックが高くコンパクトで使いやすいスマートフォンに仕上がっています。
このスペックで実質1,980円は安いです。
1年後を考えると不安かもですが話題の「ahamo」プランに対抗してソフトバンクの「SoftBank on LINE」はeSIMに対応しているのでドコモの「ahamo」プランもeSIM対応すると考えられます。
Rakuten Miniはバンド3,18,19,26ぐらいしか当てはまらない為Rakuten UN-LIMIT V解約後はWi-Fi専用でしか使えません。
以上の事からRakuten Miniは購入しても実質4,300円得はするので小さいスマートフォンでおサイフケータイにも対応しているのを楽しみたい方以外にはオススメ出来ません。
残るスマートフォンはGalaxy A7、AQUOS sense3 liteになりますがSIMフリーランキングで2位になっている程売れているAQUOS sense3 liteが一番オススメになります。
理由はおサイフケータイと防水に対応な所ですね。
実質980円でもランクインしているAQUOS sense3 liteは誰にもオススメ出来るスマートフォンに仕上がっています。
AQUOS sense3 liteのAnTuTuベンチマークスコアは9万程度です。
おサイフケータイと防水が必要無くて6.0インチの有機ELディスプレイを楽しみたいのならGalaxy A7もオススメ出来ます。
AnTuTuベンチマークスコアで14万程度出るのでAQUOS sense3 liteよりは快適に使えますが海外では2018年10月に発売されていたモデルで日本での発売は2019年10月1日になります。
micro USB Type-B端子なので古さも感じるかもしれません。
しかし実質ですが4,300円得をするので良いチョイスかもです。
利点
事務手数料無料、300万人まで無料キャンペーン中なので1年間0円で使用できます。
また楽天エリアなら容量無制限(10GB/日制限はあります)でデータ通信が行えます。
「Rakuten Link」アプリ使用で24時間通話がかけ放題です、(0570などの有料通話は課金されます)SMSも無料です。
スマートフォンを買わなくてもiPhone XR以降の機種ならeSIM+物理SIMなので物理SIMを使用していてもeSIMで契約すれば現在のプランを1年間安くすることも出来ます。
スマートフォンを買わないので支払いは0円で8,000ポイント丸々もらう事が出来ます。
生活圏が東京などの都会で十分ならMNPを検討しても良いかもですが、まだまだ楽天エリアは広いとは言えないので1年間0円で使ってみてから考えた方が良いと思います。
1年後のエリア状況を見てからMNPを検討しても無料の1年間で判断出来ると思います。
注意点
楽天モバイル公式サイトで確認すれば手順は分かりますが一応注意するべき所を書いておきます。
スマートフォンと同時に回線契約が原則になります。(もちろん回線契約だけで8,000ポイント丸々もらう事の方がお得です)
ポイントをもらうためには「Rakuten Link」アプリの使用が必要です。
具体的には
「Rakuten UN-LIMIT V」お申し込みの翌月末日23:59までに「Rakuten UN-LIMIT V」をお申し込みした回線で「Rakuten UN-LIMIT V」を開通、且つ「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話、メッセージ送信をそれぞれ1回以上利用
ポイントの付与
「Rakuten UN-LIMIT V」の開通および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日までに付与となっています。
ポイント有効期間
ポイント付与日を含めて6カ月。
忘れないうちに使いましょう。
感想まとめ
期間が2021年1月7日までと短いですがポイント増量は嬉しいですね。
AQUOS sense3 liteが実質980円から-2,020円と2020円得をするキャンペーンになっています。
Rakuten Miniは仕様が良く分かっている方以外には絶対にオススメ出来ません。
「実質得をするから~」と購入すると解約後にただのiPod Touchになります。
Rakuten Handは解約後もIIJmioでデータ通信専用としては使えるのと5.1インチ有機ELディスプレイとSnapdragon 720Gを搭載しているのでストレスなくほとんどのゲームが出来るスペックがあります。 AnTuTuベンチマークスコアで25万ぐらい。
防水性能は防滴程度ですがおサイフケータイには対応しているので普段使いからゲームまでコンパクトで使いやすいと思います。
欠点はeSIMのみの対応ですね。
携帯電話として使いたくても解約後はIIJmioぐらいしか無いのでデータ通信専用になります。(総務省はeSIMを勧めているので話題のアハモプランなどがeSIM対応は十分にあります、アハモ対抗プランの「SoftBank on LINE」はeSIM対応です、その時にソフトバンク回線だけは使えないので注意です)
残ったGalaxy A7ですが個人的にはmicro USB Type-B端子な時点で却下ですね。
OPPO Reno3 Aまで範囲を広げると実質11,800円で購入可能なので物理SIMが2枚使えて人気の機種な所からもオススメです。
物理SIM2枚使える利点は大きいです。
他にも多くのスマートフォンが楽天モバイルにはありますが個人的にはOPPO Reno3 Aの実質11,800円ぐらいまでが選択の範囲でお得だと思います。
ドコモの「ahamo」プラン登場でRakuten UN-LIMIT Vプランは窮地に立っています。
日本のスマートフォンの月間データ通信量は80%の方が7GB以下です、20GB以下で見ると90%になります。
1年間無料で、事務手数料も無料なので1年間0円な訳で、基地局を急ピッチで設置している楽天モバイルは大きな赤字を出しています。
1年間無料期間が終わると「ahamo」プランと同じ2,980円になるので楽天エリアに少しでも不満があるユーザーは解約かMNPするでしょう。
しかし楽天エリアであればデータ容量無制限(10GB/日制限はありますA)と「Rakuten Link」アプリで24時間かけ放題な利点は大きいです。
MNPしてまではオススメ出来ないですがiPhoneなどのDSDV(2つのSIMが使える)対応ならばeSIMで契約して1年間0円で使えるので試してみるのが良いと思います。
既にSIMフリーのスマートフォンがあって物理SIM2枚のDSDV対応機種でも同じ理由でお得です。
DSDV非対応でも実質0円以下のスマホを同時購入でサブ機として使えば1年間は無料ですし、通話がし放題なのでメリットはあります。
お得なキャンペーンな内に1年間無料を使い倒すが得策だと思われます。