楽天モバイル東京都のKDDIローミングが2021年3月原則終了

楽天モバイルのパートナーエリア(KDDIローミングエリア)が東京、大阪、奈良の一部エリアで終了した事は10月26日の記事で書きましたが、東京都の一部では無く東京都でも2021年3月で原則終了となるニュースが入ってきました。

現在、楽天モバイルは「ヤバイ」状況だと別の記事で書きましたが東京都で2021年3月で終了したらかなりの混乱が予想されます。

楽天モバイル自身の楽天エリアはまだまだ狭く筆者の地域ではパートナーエリアでしか接続できません。

携帯電話の電波はライフラインです。

これが圏外になるのは「キャリアとしてあり得ない」事を意味します。

私のようなスマホ好きならばサブ回線として使っているので問題は起こりませんがキャリアなどからMNPなどで加入した通信会社が楽天モバイルしか無い方は重要な問題です。

このニュースも楽天モバイルは公表せずにKDDIからのニュースになります。

 

楽天モバイル東京都のKDDIローミングが2021年3月原則終了

東京都全区でKDDIのローミングが終了したら楽天モバイルとしては致命的になりかねないぐらいの混乱が予想されます。

KDDI 楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について

 

東京大阪奈良の一部でauパートナーエリアが終了

10月26の記事で書いたように東京、大阪、奈良の一部エリアでローミングが終了して行っています。

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既に混乱の楽天エリア

東京、大阪、奈良の一部エリアでローミングの終了により圏外が続出しています。

楽天エリアなのに圏外、楽天エリアでも無いのにKDDIローミング終了により圏外。

楽天エリアでも無くKDDIのローミングが終了したエリアの方はお気の毒としか言えません。

上の記事で書いたように「楽天エリアなのにパートナー回線に繋がる現象」は多くありました。

ビルの奥や地下鉄、地下街などはパートナーエリアに繋がる事が多いです。

楽天モバイルのバンドはバンド3しかありません。

Band3は1.7GHz~1.8GHzの周波数帯で高い周波数の為、障害物に弱く楽天エリア内だとしても繋がりにくい事が多いです。

地下などは基地局の設置が無い事が考えられますが、地図上で楽天エリア内だとしても家の中に入ると繋がらないとかスポット的にエリア外である事が多発しています。

要するに基地局が密に設置されていない事がわかります。

楽天モバイル側も認知しているでしょう。

現に、サポートに電話が繋がらない事態まで起きています。

そこでまた、楽天モバイル側の処置にも困るのですが「中々繋がらないのに繋がるとSMSで新しいサポートの電話番号が送られてくる」とか意味不明(圏外なので)な状態です。

それなら新しく電話を設置しないで欲しいと思うのですよ、、、、

楽天モバイルは頻繁に電話番号を新設します。

新しい電話番号を載せておきます。 楽天モバイルコミュニケーションセンター 050-5840-0320

楽天モバイル1回線しか契約が無い場合繋がるエリアまでの移動までしなければなりません。

家に電話があっても楽天モバイルが圏外だとフリーダイヤルでは無いので課金されてしまいます。

楽天LINKアプリを使えば無料になりますが圏外であれば使えません。 (WI-Fi環境があれば可能です)

電話でオペレーターに繋がったとしても当然ですが楽天エリアに繋がるはずがありません。

1年間無料でしょ?と言われればそこまでですが「安かろう悪かろう」のイメージが残ります。

 

筆者はお伝えしたように楽天モバイルの回線は「サブ回線」です。

当然、Rakuten UN-LIMITが始まった時に面白そうだと思い契約しました。

100万人突破のニュースの時だったと思うのですが(違ったらごめんなさい)私の様に面白そうだと思って契約した人がほとんどだと思っていました、しかし70%の人が他社からの乗換えなどメイン回線だったと記憶しています。

メイン回線が繋がらないとなると日常の生活に影響が出るレベルです。

これは総務省から指導の入るレベルの「障害」です。

 

東京都のKDDIローミングが終了したらどうなるか?

現在発生している東京、大阪、奈良の一部エリアでローミングの終了で多くの方が圏外になり混乱している真っ最中です。

これが東京都全域になると「計り知れないレベルの圏外」が発生するでしょう。

また、2021年3月原則終了とある日にちが気になります。

4月8日から始まったRakuten UN-LIMITプランに4月に加入した方の「1年間無料の最後の月」になります。

もし4月に原則終了なら4月に様子を見て1月分課金する事も考えられますが、3月に終了すると月末なら様子見する方も出るでしょうが3月中旬までに終了だと様子を見る事が出来るので圏外ならば迷わずMNPするか、解約するでしょう。

少なとも私ならそうします。

日本の人口の1割近くが住んでいる東京都で使い物にならず圏外で苦情が出れば地方の方も1年間無料期間中にMNPまたは解約する人が大勢出る事が予想できます。

楽天モバイルは基地局の設置が急務です。

しかも現在東京都のほとんどは楽天エリアですがスポット的に圏外になるエリアの整備もしなければなりません。

これも10月26の記事で書いたのですがKDDIとは人口カバー率70%を超えたところで両社で協議をするとなっていますが東京都は無条件で2021年3月に終了する事が予想できます。(原則終了となっているので)

KDDIの手のひらで踊らされている感じが強いですがKDDIから見れば競合相手なのでどうしようもないでしょう。

楽天モバイルにとっても莫大なローミング費用をKDDIに支払っているので自社回線に切り替えたい思惑もあります。

 

「今後の楽天モバイルエリアについて」上にある記事を参照して下さい。

楽天モバイルのジレンマについて書いてあります。

 

楽天モバイルは2021年3月が勝負の日になるでしょう。

4月から始まったRakuten UN-LIMITプランの4月加入者の最後の月。

東京都のKDDIローミングの終了。

契約者数の獲得。

契約者の獲得のために楽天モバイルMVNO(格安SIM)の方へ「直接Rakuten UN-LIMITのSIMを送り付ける」と言う行動にまで出ています。

そのSIMを「楽天モバイルだから」と差し替えるとRakuten UN-LIMITの契約になってしまいます。

気が付いてSIMを捨てようにも第三者の手に渡って使われたら困るので「ハサミを入れて切る」のを忘れずに!

楽天モバイルMVNOは契約者数が241.9万回線(2020年3月末時点)でシェアNo1です。

Rakuten UN-LIMITに移った方も居るでしょう。

現在はMVNOの契約は出来ませんが残っている方は現状が良いから移らない訳で、、、

楽天モバイル側からしてもRakuten UN-LIMITの契約者数が欲しいのはわかりますがやり方が悪いですよね。

 

筆者は楽天モバイルを応援してはいます。

しかし問題が多いのも事実なので今まで多くの問題について書いてきました。

なので当ブログではタグは「格安SIM」に分類しています。

早く「キャリア」として分類したいものです。